王道学園の堅物風紀委員長は天然無知なヤンキー君が好きらしいです。

逢流

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海が綺麗ですね。

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 「その蟲の家について蛇島から何か聞いた事はないんですか?」
 「それも試したよ、けれど、神楽は家の話を極端に嫌がるんだ。」
 「嫌がる……とは?」
 「具体的に言うと、その場から逃げたり、はぐらかしたり、しまいには怒ってたな。」
 (蛇島が怒るか……。普段はあまり感情の起伏が見られないのに、一体何があったんだ……。)
 
 蟲の家というのは聞いた事がない。

 ある程度の名家ならば全て把握しているはずだが、情報が遮断されているのだろうか、そうだとしても明らかに尋常ではない。

 「調べても何も出てこないし、父に聞いても何も教えてもらえない、蛇島も同様に……悩みもんだな…」
 「………蛇島に、今一度聞くという手段は?」
 「は?いや、それは無理だと思う。今では僕に近付かれるのも避けてるし、神楽自身の雰囲気も随分変わってしまったから…。」

 悲しそうに顔を歪めながら話す先輩は、なんだかこちらまで悲しくなってくる。

 「それでも、俺は蛇島の口から聞きたいんです」

 「………もし、それによって神楽を傷付ける事になっても?」

 「確かに、それは嫌です。蛇島には笑っていてほしい。穏やかに過ごしてほしい。………けど…きっと、今何もしなかったら、蛇島に平穏なんて永遠と訪れないと思うんです。そんなのはもっと嫌だ。だから、俺は蛇島に問いたいんです」

 “お前は一体何に怯えているんだ?”

 ただ、その一言を



















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