社畜サラリーマンの優雅な性奴隷生活

文字の大きさ
59 / 244

虎くんと狼くん

しおりを挟む
「人間のオスに興味は?」

レイノルドが問いかける。虎くんと狼くんは互いに顔を見合わせて暫しの沈黙を守った後、ふたり同時に頷いた。

「「そりゃ、あります」」

けど、と狼の方が言葉を続ける。

「恐れながら、我々の生殖器では其方の方を壊してしまいます。下手をすれば殺してしまいかねません」
「勿論加減はしてもらう。ある程度の魔力は持っているだろう?」
「それは、当然多少はありますが…それでも人間が我々のペニスを受け入れられるとはとても思えません」
「だ、そうだよ?リュウ」

お前はどう思う?と話の矛先を向けられ龍之介は即答する。

「はあ、無理ですね」
「でもお前は私のものを毎晩受け入れているだろう?」
「それは、俺に合わせたサイズでの話だろ」
「ほら、大丈夫だそうだよ」

はっ!?と龍之介はレイノルドの顔を二度見する。今の会話の流れの何処でそういう帰結となるのかまるでわからない!

だがレイノルドのその発言を切欠に、目の前の獣人ふたりの目の色があきらかに変わったのを感じた。
あっ、もしかしてその気に…?と思ったその瞬間、後ろからレイノルドの手が伸びてきた。そのまま簡単に龍之介の体は羽交締めされてしまう。

「え、えっ?」
「まずは口でご奉仕してやれ」

口淫は得意だろう?とレイノルドが背後で微笑う。この野郎、と龍之介は顔だけを後ろに向けてレイノルドを睨みつけた。

(この、顔…!)

非常にむかつく顔をしている。目と目が合った瞬間にニイッと喜色満面の笑みで微笑まれ、龍之介は本気で嫌な気分になった。本当に、何処までも悪趣味な主人である。




(………あ、)

気がつけば、目の前に虎と狼が立っていた。
ちょうど龍之介の顔のあたりにふたりの股間がある。なんというか…山、である。

(それ以外の感想が出てこない)

こんな巨大なテント見たことがない。漫画でもない。思わず笑ってしまいそうになる絵面だが、それが現実逃避であることはよくわかっていた。

「リュウ」
「…急かすなよ」

背後から名前を呼ばれ、意を決する。無言のまま突き出されたそれを、龍之介は緩慢な動作で取り出していった。

カチャカチャと音を鳴らしながらベルトをゆるめ、ジッパーをおろす。すると、弾かれるように巨大なちんこがブルン!とスラックスの中から勢い良く飛び出してきた。

「でっ、か!」

思わず、そう口に出してしまった。すると、先に取り出した方の狼くんが頭上で微かに笑う気配がする。
それは馬鹿にした笑いというよりは思いがけず出た、といった類いのもののようで、何故だかそれを聞いた龍之介は彼に親近感を覚えたのであった(むしろ、好印象ですらあった)


「じ、自分のも…!」

あまりのデカさに狼くんのちんこと暫し見つめ合いをしていると、隣りから急いた感じで虎くんの股間も押しつけられてきた。
あんま焦んなよと言いたくなったが、顔を見たらそんな軽口は叩けなくなってしまう。何故ならその顔はまごうことなき虎だからである。

黄褐色で黒い縞模様が特徴的な典型的な雄虎だった。
その目は橙色で、瞳孔は黒い。間近で見ると、途轍もない迫力である。正直、怖い。
しおりを挟む
感想 33

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。

mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】  別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

異世界のオークションで落札された俺は男娼となる

mamaマリナ
BL
 親の借金により俺は、ヤクザから異世界へ売られた。異世界ブルーム王国のオークションにかけられ、男娼婦館の獣人クレイに買われた。  異世界ブルーム王国では、人間は、人気で貴重らしい。そして、特に日本人は人気があり、俺は、日本円にして500億で買われたみたいだった。  俺の異世界での男娼としてのお話。    ※Rは18です

処理中です...