社畜サラリーマンの優雅な性奴隷生活

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顔に出すぎ問題

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「あなた、態度に出し過ぎですよ」
「すいませ…」
「うっかり好きになっちゃいましたとか止めて下さいね?外交問題になりかねませんので」
「ええ…」

そんな大事になりますか?という顔をした龍之介に、エルヴィンは真顔で首を縦に振る。

「セックスはいいですが、心を奪われてはなりません。浮気をすれば怖いですよ、あの人は」
「こわ…、例えば?」
「普通に監禁、凌辱、ですかね」
「それって前の生活と変わんなくないですか?」
「そう言えばそうですね」
「……………」

駄目だもうこれ、と龍之介は思う。思うけれど、まぁ良くないのはこっちだよなぁとも思う。

(明らかに狼くんに会うの、楽しみにしちゃってんだもんなぁ、俺…)

そこに不純な気持ちがあるかないかと言えば、おそらくあるのだ。前回会った時からさほど時間も経っていないことから彼が変化を身につけたとは思わないが、それでも顔を合わせればなんやかんやはじまるだろうという予感はあった。予感というか、最早確信に近いものがある。

「あーもうごめんなさい!ハッキリ言ってタイプなんです!男のタイプとか考えたこともなかったけど、ぶっちゃけ初めて会った時から狼くんのことかなり気に入ってたんです、俺!!」
「そんなにはっきり言われると、こちらとしても対処に困ってしまうところではありますが…」

浮気セックスはいいですが、本気セックスは命取りになりますよ?とエルヴィンは素で恐ろしいことをさらりと口にする。つまり、この場合俺ではなく相手の命が、ということなのだろう…

「レイノルドって案外嫉妬深いんだな…」
「それほどあなたが特別なんだという自覚を持ってもらいたいですね」
「だったら端から浮気すんなって言って欲しいんですけどね?セックスは許して好意は抱くななんて、俺には難しい話っすよ…」
「まあそこは種族間の考え方の相違もあるとは思いますが、レイノルド様が拗らせているいちばんのポイントなのかもしれませんね」
「ですよね?拗らせてますよね?あのひと」
「否定はしません」

ですがそれをのぞけばかなりの優良物件でしょう?とエルヴィンは龍之介に詰め寄ってくる。俺に言わせればまだ文句の付け所は沢山あるのだけれど…と思いながらも苦笑いで誤魔化していると、「まあ冗談はさておき」とエルヴィンは再び龍之介に対して注意を促してくる。

「あなたが獣人国に行くのはあくまで魔人対策の一環であることをお忘れなく。それからくれぐれもかの王に失礼のないように」
「それはちょっと、承諾しかねるなあ…」
「適度に相手をしておけば、悪いようにはされませんよ」
「あのさあ、ライオンのちんこ見たことあります?あんなの素面じゃ無理っすよ、マジトラウマ」
「おや…まさかの挿入済みでしたか…」
「………………」


おやぁ、またしても掘らなくていい墓穴を掘った気がするぞ…?





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