166 / 244
悪者は俺でした
しおりを挟む
「だっ、だいたいねっ!スピネル様は男もイケるかな…?程度のお方だったのよ!こんなにガッツリ男に走るようなそんなお方じゃなかったのよ!!」
「そうよ!男と女なら断然女がいいって仰ってたんだから!そんなお方をいったいどんな方法でたらしこんだのっ!?教えなさいよっ!!」
「お…おう…」
ひぃ、とあまりの勢いに龍之介は仰反る。が、精々動かせたのは首のほんの数ミリ程度であった。この拘束具優秀過ぎぃ…
「大体なんで男の癖にそんなエッチな体つきなのよ!体毛も薄いし色も白いしなのに乳首だけピンク色って!ズルい!垂れないおっぱいなんてズルいわ!!」
「アリス…口が悪いわよ」
「なによ!今更お上品ぶるの?アンタの性癖だってこっちには筒抜けなんだからねっ、スピネル様の掖ばっか舐めたがる変態の癖にっ」
「んなっ…!あっ、アンタだってスピネル様の耳の裏の匂いばっか嗅いでる変態じゃないっ」
「匂い嗅ぐくらいいいでしょう!?減るもんじゃなし!」
「いっつも後ろから抱きついて離れないじゃない!目障りなのよ!」
「スピネル様は構わないって仰ってるわ!」
「スピネル様はお優しいから許して下さってるだけよ!調子に乗らないで!!」
あっ、これ男子が聞いていい会話じゃないわ、と龍之介は心を無にする。いいじゃないか腋フェチ。男にはよく聞くが女にもいるんだな…スピネル嫁に腋舐められてたのか…意外と苦労してそうだな…(しっかり聞いてる)
龍之介が黙ったのをいいことに、女同士で大喧嘩が始まってしまった。やっぱりいくらスピネルが統率してようと一度崩れた女の輪はそう易々と元には戻らないのである。特にそこに男が絡むと最悪だ。結局のところプライドの高い女ほど同担拒否とかしちゃうわけである。
(嫉妬心が強いんだろうなぁ…)
まあハーレムなんて、所詮女側の忍耐の上に出来上がった城なのだ。平等に愛するなんて聞こえはいいが、それって結局みんな一緒、特別感なんてこれっぽっちもないわけで──
(好きな相手には、特別扱いされたいもんだろ)
スピネルを責めるわけではないが、やっぱり一夫多妻制度なんてろくなもんじゃないと思う。本当に本気でそれをやろうとするのなら、政治的なアレコレ度外視で、心の底から好きになった相手とだけ関係を持つべきだろう。その上で結果ハーレムとなるのなら致し方ない。ただし、双方納得しているのなら、だが。
(あー…それにしても、かなり愛されてんなあ、スピネルって。さすが子供より夫優先の女たちだぜ、現役感が半端ねえ…)
喋ることと言えば見た目の話とセックスのことばかりだ。いかに彼女たちの優先事項がスピネルとの性行為に偏っているのかがわかる。まー確かに、スピネルとのセックスはめちゃくちゃ気持ちいいので、気持ちもわからなくはないが…
「そうよ!男と女なら断然女がいいって仰ってたんだから!そんなお方をいったいどんな方法でたらしこんだのっ!?教えなさいよっ!!」
「お…おう…」
ひぃ、とあまりの勢いに龍之介は仰反る。が、精々動かせたのは首のほんの数ミリ程度であった。この拘束具優秀過ぎぃ…
「大体なんで男の癖にそんなエッチな体つきなのよ!体毛も薄いし色も白いしなのに乳首だけピンク色って!ズルい!垂れないおっぱいなんてズルいわ!!」
「アリス…口が悪いわよ」
「なによ!今更お上品ぶるの?アンタの性癖だってこっちには筒抜けなんだからねっ、スピネル様の掖ばっか舐めたがる変態の癖にっ」
「んなっ…!あっ、アンタだってスピネル様の耳の裏の匂いばっか嗅いでる変態じゃないっ」
「匂い嗅ぐくらいいいでしょう!?減るもんじゃなし!」
「いっつも後ろから抱きついて離れないじゃない!目障りなのよ!」
「スピネル様は構わないって仰ってるわ!」
「スピネル様はお優しいから許して下さってるだけよ!調子に乗らないで!!」
あっ、これ男子が聞いていい会話じゃないわ、と龍之介は心を無にする。いいじゃないか腋フェチ。男にはよく聞くが女にもいるんだな…スピネル嫁に腋舐められてたのか…意外と苦労してそうだな…(しっかり聞いてる)
龍之介が黙ったのをいいことに、女同士で大喧嘩が始まってしまった。やっぱりいくらスピネルが統率してようと一度崩れた女の輪はそう易々と元には戻らないのである。特にそこに男が絡むと最悪だ。結局のところプライドの高い女ほど同担拒否とかしちゃうわけである。
(嫉妬心が強いんだろうなぁ…)
まあハーレムなんて、所詮女側の忍耐の上に出来上がった城なのだ。平等に愛するなんて聞こえはいいが、それって結局みんな一緒、特別感なんてこれっぽっちもないわけで──
(好きな相手には、特別扱いされたいもんだろ)
スピネルを責めるわけではないが、やっぱり一夫多妻制度なんてろくなもんじゃないと思う。本当に本気でそれをやろうとするのなら、政治的なアレコレ度外視で、心の底から好きになった相手とだけ関係を持つべきだろう。その上で結果ハーレムとなるのなら致し方ない。ただし、双方納得しているのなら、だが。
(あー…それにしても、かなり愛されてんなあ、スピネルって。さすが子供より夫優先の女たちだぜ、現役感が半端ねえ…)
喋ることと言えば見た目の話とセックスのことばかりだ。いかに彼女たちの優先事項がスピネルとの性行為に偏っているのかがわかる。まー確かに、スピネルとのセックスはめちゃくちゃ気持ちいいので、気持ちもわからなくはないが…
83
あなたにおすすめの小説
【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。
mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】
別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
異世界のオークションで落札された俺は男娼となる
mamaマリナ
BL
親の借金により俺は、ヤクザから異世界へ売られた。異世界ブルーム王国のオークションにかけられ、男娼婦館の獣人クレイに買われた。
異世界ブルーム王国では、人間は、人気で貴重らしい。そして、特に日本人は人気があり、俺は、日本円にして500億で買われたみたいだった。
俺の異世界での男娼としてのお話。
※Rは18です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる