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おはなし
二話 企み
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「あっごめんなさい…」
大きな図体で涙ながらに訴えてる。
その場からぱっと離れると紫色の肌をした執事?の1人が自分にあの毛玉のことについて説明された。
「この方は現魔王のLeon・GLIM(リオン・グリム)殿下でございます 殿下の失礼な態度につきましてはこのセバスチャンが代わりに謝罪させていただきます」
セバスチャンはメイの前にひざまづいた。
「大丈夫ですわ…」
メイはうじうじしたリオンを冷たい目で見ていた。
後から聞いた話だが現魔王リオンは戦士(♂)
と駆け落ちしたお義兄様の代わりに王位についたらしい。
でもそんなことなど今更どうでもよかった。
「初めまして 聖女May・Rose(メイ・ローズ)と申しますわ どうぞお見知り置きを」
私にとってはこの結婚は契約でもあり…奴らへの復讐のための道具である。
(…今に見てろよ聖女ロマン)
一方その頃
マスカス王国の城内
第二王子Leonard・Rays(レオナード・レイス)と婚約し豪華な暮らしをしていた聖女ロマン
しかしそんな彼女を陰ながら不快な目で見る1人の男性。
「…」
彼は Carios・marmalade(カリオス・マーマレード)
彼は王宮道化師でありメイの幼馴染であり同時に聖女ロマンの本性を知る1人でもある。
(メイ様…)
メイからもらったペンダントを持ち歩きながら
その場を去る。
そんなことなどつゆ知らない聖女ロマンは豪遊の限りを尽くしていた。
「聖女って楽できるし人生イージーモード…あたし勝ち組じゃんやっぱり乙女ゲームの主人公って最高ね」
下品な笑い声をあげていた。
聖女 roman・Rouge(ロマン・ルージュ)
光の聖女にして容姿端麗才色兼備まさにヒロインに相応しい逸材の1人だがその正体は
乙女ゲーム(ロマンティック・ラブガール)の主人公として転生した庶民の大学生である。
(前世のあたしは男とって友達に刺されて殺害されたから今世では金持ちと結婚してハーレム作って幸せに暮らすんだ~それを隔てる邪魔な令嬢やその関係者を潰さないと…メイはあたしの代わりに魔物の嫁になったからラッキー 今ごろデブで臭い魔物に犯されまくっているんだろうね)
ニヤニヤしながらグラスの水を飲む。
そんな思惑などはつゆ知らないメイは、リオンの寝室で魔王リオンと2人きりになっていたがなかなか進展しなかった。
「リオン様」
近づいただけで逃げられてしまう。
メイはそんなリオンを睨みつけている。
「…」
カーテン裏でフルフル震えているリオン。
「…リオン様…お願いがあるのですが…このお願いを聞いていただければ私との婚約は無かった
ことにできますが…」
その言葉を聞き、リオンはカーテン裏から出てきた。
「…」
「後一年後 ラピス魔法学院を卒業をするあたりでレオナード王子と…聖女ロマンの結婚式を国を挙げて開催すると思われますわ…
私はその結婚式をぶち壊して…ロマンと魔物達の契約違反をしたマスカス王国の貴族どもに復讐したいのです…それまでに私と協力していただけませんか」
悪魔のような黒笑いにリオンはビクッとなるが
すぐにコクリと了承した。
「ではおやすみなさい」
ドアを開け自室に戻るメイ…その目には復讐の炎で燃えあがっていた。
(今までの事倍に返してやる…待っていろ
roman・Rouge)
大きな図体で涙ながらに訴えてる。
その場からぱっと離れると紫色の肌をした執事?の1人が自分にあの毛玉のことについて説明された。
「この方は現魔王のLeon・GLIM(リオン・グリム)殿下でございます 殿下の失礼な態度につきましてはこのセバスチャンが代わりに謝罪させていただきます」
セバスチャンはメイの前にひざまづいた。
「大丈夫ですわ…」
メイはうじうじしたリオンを冷たい目で見ていた。
後から聞いた話だが現魔王リオンは戦士(♂)
と駆け落ちしたお義兄様の代わりに王位についたらしい。
でもそんなことなど今更どうでもよかった。
「初めまして 聖女May・Rose(メイ・ローズ)と申しますわ どうぞお見知り置きを」
私にとってはこの結婚は契約でもあり…奴らへの復讐のための道具である。
(…今に見てろよ聖女ロマン)
一方その頃
マスカス王国の城内
第二王子Leonard・Rays(レオナード・レイス)と婚約し豪華な暮らしをしていた聖女ロマン
しかしそんな彼女を陰ながら不快な目で見る1人の男性。
「…」
彼は Carios・marmalade(カリオス・マーマレード)
彼は王宮道化師でありメイの幼馴染であり同時に聖女ロマンの本性を知る1人でもある。
(メイ様…)
メイからもらったペンダントを持ち歩きながら
その場を去る。
そんなことなどつゆ知らない聖女ロマンは豪遊の限りを尽くしていた。
「聖女って楽できるし人生イージーモード…あたし勝ち組じゃんやっぱり乙女ゲームの主人公って最高ね」
下品な笑い声をあげていた。
聖女 roman・Rouge(ロマン・ルージュ)
光の聖女にして容姿端麗才色兼備まさにヒロインに相応しい逸材の1人だがその正体は
乙女ゲーム(ロマンティック・ラブガール)の主人公として転生した庶民の大学生である。
(前世のあたしは男とって友達に刺されて殺害されたから今世では金持ちと結婚してハーレム作って幸せに暮らすんだ~それを隔てる邪魔な令嬢やその関係者を潰さないと…メイはあたしの代わりに魔物の嫁になったからラッキー 今ごろデブで臭い魔物に犯されまくっているんだろうね)
ニヤニヤしながらグラスの水を飲む。
そんな思惑などはつゆ知らないメイは、リオンの寝室で魔王リオンと2人きりになっていたがなかなか進展しなかった。
「リオン様」
近づいただけで逃げられてしまう。
メイはそんなリオンを睨みつけている。
「…」
カーテン裏でフルフル震えているリオン。
「…リオン様…お願いがあるのですが…このお願いを聞いていただければ私との婚約は無かった
ことにできますが…」
その言葉を聞き、リオンはカーテン裏から出てきた。
「…」
「後一年後 ラピス魔法学院を卒業をするあたりでレオナード王子と…聖女ロマンの結婚式を国を挙げて開催すると思われますわ…
私はその結婚式をぶち壊して…ロマンと魔物達の契約違反をしたマスカス王国の貴族どもに復讐したいのです…それまでに私と協力していただけませんか」
悪魔のような黒笑いにリオンはビクッとなるが
すぐにコクリと了承した。
「ではおやすみなさい」
ドアを開け自室に戻るメイ…その目には復讐の炎で燃えあがっていた。
(今までの事倍に返してやる…待っていろ
roman・Rouge)
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