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第一章 江戸編
ヒカリ姫誘拐とネズミ医者
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江戸の姫君の嫁入りの護衛となった桃太郎達だったが何者かに姫を誘拐されてしまった。そして犯人の手掛かりである血文字の内容に一行は唖然とするのだった。
一方その頃
霧深い江戸城の牢獄……
見張りが回ってくる瞬間に太い腕で見張りを掴み、気絶させた。
「急がなければ」
見張りから衣服を剥ぎ取り変装し、急いで外に出ようとするが門番に見つかってしまった。
「おやテメェみねぇ顔だな新入りか?」
「えっとはい…」
(どうしましょう…門番さんに見つかってしまいましたどう切り抜けましょうか)
「きいつけろよ ここには今月捕まった凶悪犯がいるんだ 皮剥ぎ取られないように気をつけろよ~ははっ」
門番は陽気に笑いかける。
「ははっそうですね~」
笑いながら去ろうとするが…すぐに引き止められた。
「どこにいくんだ?仕事中だろ」
「ええっと」
困り果てたその時、1匹の茶色いネズミが足元を走り回り門番は「うわぁ!!」と驚き足を滑らせ倒れてしまった。
「なんだよ腰抜けめ」
ネズミはすんとする。
「ネズミさん?あなた喋れるんですか」
「図体がバカデケェお前がいるんだ オイラみたいなやつがいても別に不思議じゃないだろ
それよりお前ここから出てんだよな 案内してやるよ」
ネズミはニヒッと笑いながら誰にも見つからない抜け穴に案内をする。
「はい…あの…ありがとうございます……私は」
「知っているぜ 江戸の犯罪者 怪僧芥子
オイラはチュウスケ 気ままな医者だ」
ネズミことチュウスケはこの監獄の外への門の隣にある人一人通れる穴の中を見せたが怪僧の体が入れるのかで頭を抱えていたが……
「大丈夫ですよ」
怪僧は間接を外し穴をすんなりと入っていく。
「ふぅ」ぼきぼき
間接を外し、チュウスケを見る。
「すげぇ……」
「間接外しは私の得意技ですから……」
怪僧は照れていたがすぐに元の服に着替え、狐面をつけた。
「そんなことより早く行かなければいけません
姫様が!!」
怪僧は素早い足で駆け巡った。
「……まてよ オイラを置いていくな」
チュウスケは後を追う。
場所は変わり護衛一行がいる場所。
「この刀…妖怪クセェな……」
孫悟空の手にはサクヤの血に濡れかけた愛刀。
シノは匂いを嗅いだ。
「……かすかに蛇の匂いがしますね」
シノが鼻を嗅ぎ、犯人のいる居場所を炙り出そうとし、周辺の土屋地の匂いを嗅ぎ分けた。
「皆さんわかりました 姫様はあの山にいます」
シノが指を刺すと黒い木が生えた恐ろしい山が聳え立つ。
「あんなところに姫様が!!」行者が叫ぶと桃太郎とスサノオは一直線に走り出す。
「ウォォォォヒカリひめぇぇぇ」
サスケとシノは呆れながら二人を見ていた。
「待て!!モモ!!」
孫悟空は筋斗雲でついていき、金太郎は重い斧を担いだ。
一行は魔の山に向かう。
一方その頃
霧深い江戸城の牢獄……
見張りが回ってくる瞬間に太い腕で見張りを掴み、気絶させた。
「急がなければ」
見張りから衣服を剥ぎ取り変装し、急いで外に出ようとするが門番に見つかってしまった。
「おやテメェみねぇ顔だな新入りか?」
「えっとはい…」
(どうしましょう…門番さんに見つかってしまいましたどう切り抜けましょうか)
「きいつけろよ ここには今月捕まった凶悪犯がいるんだ 皮剥ぎ取られないように気をつけろよ~ははっ」
門番は陽気に笑いかける。
「ははっそうですね~」
笑いながら去ろうとするが…すぐに引き止められた。
「どこにいくんだ?仕事中だろ」
「ええっと」
困り果てたその時、1匹の茶色いネズミが足元を走り回り門番は「うわぁ!!」と驚き足を滑らせ倒れてしまった。
「なんだよ腰抜けめ」
ネズミはすんとする。
「ネズミさん?あなた喋れるんですか」
「図体がバカデケェお前がいるんだ オイラみたいなやつがいても別に不思議じゃないだろ
それよりお前ここから出てんだよな 案内してやるよ」
ネズミはニヒッと笑いながら誰にも見つからない抜け穴に案内をする。
「はい…あの…ありがとうございます……私は」
「知っているぜ 江戸の犯罪者 怪僧芥子
オイラはチュウスケ 気ままな医者だ」
ネズミことチュウスケはこの監獄の外への門の隣にある人一人通れる穴の中を見せたが怪僧の体が入れるのかで頭を抱えていたが……
「大丈夫ですよ」
怪僧は間接を外し穴をすんなりと入っていく。
「ふぅ」ぼきぼき
間接を外し、チュウスケを見る。
「すげぇ……」
「間接外しは私の得意技ですから……」
怪僧は照れていたがすぐに元の服に着替え、狐面をつけた。
「そんなことより早く行かなければいけません
姫様が!!」
怪僧は素早い足で駆け巡った。
「……まてよ オイラを置いていくな」
チュウスケは後を追う。
場所は変わり護衛一行がいる場所。
「この刀…妖怪クセェな……」
孫悟空の手にはサクヤの血に濡れかけた愛刀。
シノは匂いを嗅いだ。
「……かすかに蛇の匂いがしますね」
シノが鼻を嗅ぎ、犯人のいる居場所を炙り出そうとし、周辺の土屋地の匂いを嗅ぎ分けた。
「皆さんわかりました 姫様はあの山にいます」
シノが指を刺すと黒い木が生えた恐ろしい山が聳え立つ。
「あんなところに姫様が!!」行者が叫ぶと桃太郎とスサノオは一直線に走り出す。
「ウォォォォヒカリひめぇぇぇ」
サスケとシノは呆れながら二人を見ていた。
「待て!!モモ!!」
孫悟空は筋斗雲でついていき、金太郎は重い斧を担いだ。
一行は魔の山に向かう。
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