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世界のためにヤンデレ彼氏と別れた結果
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「私達別れましょう」
そう告げた金髪のショートヘアの女 ミモは幼馴染で白髪の彼氏のウィリアムにそう告げた。
「えっ」
「…………ごめんなさい」
ミモはそそくさと立ち去る。
(これでいいのよこれで)
それは先日のことであった。
「ミモそなたを勇者として任命し魔王討伐の旅に赴くのだ」
ミモは国王から勇者の剣をもらいうけたつまりは魔王を倒す事と同時に世界のために死んでくれと命じられたようなものだ。
「ミモさん………………」
友人の魔法使いのユーリが心配そうに言うがミモは首を横に振る。
「大丈夫よ 世界のために死ねるだなんて嬉しいことじゃん」
「…………………………」
ミモは、そう誤魔化したが本当は死にたくないし
何よりも最愛のウィリアムに悲しい思いをさせたくない…………そう思い今日彼に別れを告げたあと3人の仲間と旅に出かけた。
――――――――――――――――――――――――
そしてついに魔王城の内部に侵入し魔王の玉座に辿り着いた。
「ここが魔王の…………よし」
ミモは扉を開けた。
「魔王!貴様の悪事は今日で終わりだ……えっ」
目の前の光景に目を見開いた。
「ウィリアム?なんでいるの?」
そこにいたのは剣を片手に魔王の体液に塗れたウィリアムの姿
「やあミモちゃん 一年ぶりだね~君がいなくなったから心配になっちゃって」
その笑顔にびくんと恐怖に慄く。
「ミモちゃんの心配なことは俺が排除したから大丈夫」
ミモはガタガタ震えていたが同時にほっとしていた
「じゃあ世界は救われたのね……………これでお国に………………」
「あーその事ね~ミモちゃんが旅している時国は滅びたんだよ」
「えっ??」
「君の救った村や街も全て俺が滅ぼした」
それを聞いたユーリとその仲間はウィリアムを睨みつける。
「!!このゲス外道!!」
「なんで卑劣な」
「お前には人の心がないのかよ」
3人からの罵倒を受けウィリアムは3人を歩くように切り殺した。
「ミモちゃん悪い虫が飛び回っていたよ退治したから」
「!ユーリ!!みんな……………………ウィリアム…………私のせいだ…私が…………」
と自分を責めるミモをぎゅっと抱きしめた。
「ミモちゃん ミモちゃんは悪くないんだよ この世界が俺たちを世界の命運とかなんとかで引き裂いたのがわるいんだ でも安心して………………もうミモちゃんが思い悩まないように…………俺が世界を滅ぼして一からやり直そうねっ」
その言葉にミモの心は壊れ涙が止まらなくなる
こうして世界は新たな魔王ウィリアムに滅ぼされ新たな世界を創造しましたとさ
めでたしめでたし
そう告げた金髪のショートヘアの女 ミモは幼馴染で白髪の彼氏のウィリアムにそう告げた。
「えっ」
「…………ごめんなさい」
ミモはそそくさと立ち去る。
(これでいいのよこれで)
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ミモは国王から勇者の剣をもらいうけたつまりは魔王を倒す事と同時に世界のために死んでくれと命じられたようなものだ。
「ミモさん………………」
友人の魔法使いのユーリが心配そうに言うがミモは首を横に振る。
「大丈夫よ 世界のために死ねるだなんて嬉しいことじゃん」
「…………………………」
ミモは、そう誤魔化したが本当は死にたくないし
何よりも最愛のウィリアムに悲しい思いをさせたくない…………そう思い今日彼に別れを告げたあと3人の仲間と旅に出かけた。
――――――――――――――――――――――――
そしてついに魔王城の内部に侵入し魔王の玉座に辿り着いた。
「ここが魔王の…………よし」
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「やあミモちゃん 一年ぶりだね~君がいなくなったから心配になっちゃって」
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「ミモちゃんの心配なことは俺が排除したから大丈夫」
ミモはガタガタ震えていたが同時にほっとしていた
「じゃあ世界は救われたのね……………これでお国に………………」
「あーその事ね~ミモちゃんが旅している時国は滅びたんだよ」
「えっ??」
「君の救った村や街も全て俺が滅ぼした」
それを聞いたユーリとその仲間はウィリアムを睨みつける。
「!!このゲス外道!!」
「なんで卑劣な」
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