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4章:荳也阜縺ッ繝ッ繧ソ繧ッ繧キ縺ァ蜃コ譚・縺ヲ縺?k?
わたしにはこの新異世界ハーレムが合わなかった件③
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「おらあっ! キティ大丈夫!? 助けに来たぜぃ!」
「ばふっ!」
「結局カチコミやないか!」
やっぱりわたしには暗殺なんて無理だったんだ! 主人公らしくないし!
盛大にドアを蹴破って威風堂々と突入するジーナとメルト。ヒロインのピンチに颯爽と登場するとか、こっちの方がなんか主人公っぽいんだけど! いや、どっちかというとギャングに近いかも! と、とにもかくにも、ドアと一緒にぶっ飛ばされてるけど、わたしが主人公よ!
サテン煌めく藍色のミニドレス、それに、ときおりバチバチと周りに小さく放たれる紫電が、数本の燭台と暖炉が照らすだけの薄暗い室内によく映えている。拳を突き出してファイティングポーズのジーナ、完全に戦闘態勢。セクシーさとカッコよさが相まって殺る気満々!
そして、二足歩行の巨大な獣となったメルトは大きなドアはおろか、部屋の壁ごと入り口をぶち壊しながら灼熱の焔を吐き出す咆哮を上げる。あのもふもふの白く輝く毛が今は激情に鋭く逆立っている。ビリビリと震える城内、こっちも本気と書いてマジのモードだ、あの時の屈辱を晴らしてやりなさい!
「うわ、あのクソ雑魚魔獣、キミのだったのか」
「メルトはこの世界の情熱を司っているの、高性能を舐めてもらっちゃ困るわ」
わたしの怒りに灼血が呼応したのか、共感するメルトの機能なのか、いや、もしかしたら、ただただ野生の勘なのか、とにかく今は2人(1人と1匹)の加勢がうれしい。やっぱり、隣にだれかがいてくれるのは心強い。
マナカはこの状況にも関わらず、わたし達を一瞥するだけで依然としてゆったりと椅子に腰掛けているし、まるでこの襲撃に動揺しているようにも見えない。腰が抜けているってわけではまずなさそう。彼がどこまでを予測していたのかわたし達には計り知れない。
「あ、そうだ、魔物に転生した物好きが作った国があるんだけどさ、そこは同盟国でね、もうちょっとしたら国対抗の武芸大会が開かれるんだ、」
「は? 何言って……」
「そうだ、この状況、予行演習にもってこいじゃないか?」
「ふざけんな!」
「アハッ、キミ達みたいなこの世界の住民の相手なんて親衛隊で十分だよ」
わたし達のことも自身を慕う親衛隊すらも見下すその言葉に呼応するかのように、どこからともなく美少女達が現れ……現れ、えっと、現れ……て……、現れて……
いや、多いな、親衛隊! 普通に4人くらいかなあ、って思ってたよ! どこに隠れてたんだよ、すごい出てくるじゃん! つまり、わたし達は初めからマナカの手のひらの上でころころ転がされていたわけだ、ああ、腹立たしい。くそお、マナカは確かに、この部屋には自分しかいない、とは言っていたけど、その周囲にはばっちり親衛隊がいたのか。
「マナカ様、ここは私達にお任せを!」
「勝手にぼくを護衛するのはちょっと鬱陶しいな、って思ってたけど、うん、今回は助かるよ。雑魚の相手するのも面倒だし」
「こいつら、自主的な護衛かよ! というか、そんなんただのストーカーじゃんか!」
「じゃ、頑張ってー」
わたし達のことなんてすっかり興味を失ってしまったのか、ふらりとその場から立ち去ろうとするマナカ。あくびと共にその場から消える。逃げる? いや、最強を自負しているマナカがわたし達から逃げるはずがない。飽きたのか、眠いのか、面倒になったのか、武器を取りに行ったのか。そのどれでも結局ムカつく。
「待て!」
すぐに追いかけようとした。けど、
「通しません、親衛隊の名のもとにあなた達を排除します!」
「アンタはマナカを! こっちの雑魚はアタシ達でなんとかするから!」
マナカがどこに行ったのかわからないけど、とにかく、殺到する美少女の群れからは離れなきゃいけない。彼女達に構ってられるほどの戦力はない。なにせ3対多数だ。時間も体力もないわたし達が叩くのはラスボスだけ。
「ばふっ!」
「結局カチコミやないか!」
やっぱりわたしには暗殺なんて無理だったんだ! 主人公らしくないし!
盛大にドアを蹴破って威風堂々と突入するジーナとメルト。ヒロインのピンチに颯爽と登場するとか、こっちの方がなんか主人公っぽいんだけど! いや、どっちかというとギャングに近いかも! と、とにもかくにも、ドアと一緒にぶっ飛ばされてるけど、わたしが主人公よ!
サテン煌めく藍色のミニドレス、それに、ときおりバチバチと周りに小さく放たれる紫電が、数本の燭台と暖炉が照らすだけの薄暗い室内によく映えている。拳を突き出してファイティングポーズのジーナ、完全に戦闘態勢。セクシーさとカッコよさが相まって殺る気満々!
そして、二足歩行の巨大な獣となったメルトは大きなドアはおろか、部屋の壁ごと入り口をぶち壊しながら灼熱の焔を吐き出す咆哮を上げる。あのもふもふの白く輝く毛が今は激情に鋭く逆立っている。ビリビリと震える城内、こっちも本気と書いてマジのモードだ、あの時の屈辱を晴らしてやりなさい!
「うわ、あのクソ雑魚魔獣、キミのだったのか」
「メルトはこの世界の情熱を司っているの、高性能を舐めてもらっちゃ困るわ」
わたしの怒りに灼血が呼応したのか、共感するメルトの機能なのか、いや、もしかしたら、ただただ野生の勘なのか、とにかく今は2人(1人と1匹)の加勢がうれしい。やっぱり、隣にだれかがいてくれるのは心強い。
マナカはこの状況にも関わらず、わたし達を一瞥するだけで依然としてゆったりと椅子に腰掛けているし、まるでこの襲撃に動揺しているようにも見えない。腰が抜けているってわけではまずなさそう。彼がどこまでを予測していたのかわたし達には計り知れない。
「あ、そうだ、魔物に転生した物好きが作った国があるんだけどさ、そこは同盟国でね、もうちょっとしたら国対抗の武芸大会が開かれるんだ、」
「は? 何言って……」
「そうだ、この状況、予行演習にもってこいじゃないか?」
「ふざけんな!」
「アハッ、キミ達みたいなこの世界の住民の相手なんて親衛隊で十分だよ」
わたし達のことも自身を慕う親衛隊すらも見下すその言葉に呼応するかのように、どこからともなく美少女達が現れ……現れ、えっと、現れ……て……、現れて……
いや、多いな、親衛隊! 普通に4人くらいかなあ、って思ってたよ! どこに隠れてたんだよ、すごい出てくるじゃん! つまり、わたし達は初めからマナカの手のひらの上でころころ転がされていたわけだ、ああ、腹立たしい。くそお、マナカは確かに、この部屋には自分しかいない、とは言っていたけど、その周囲にはばっちり親衛隊がいたのか。
「マナカ様、ここは私達にお任せを!」
「勝手にぼくを護衛するのはちょっと鬱陶しいな、って思ってたけど、うん、今回は助かるよ。雑魚の相手するのも面倒だし」
「こいつら、自主的な護衛かよ! というか、そんなんただのストーカーじゃんか!」
「じゃ、頑張ってー」
わたし達のことなんてすっかり興味を失ってしまったのか、ふらりとその場から立ち去ろうとするマナカ。あくびと共にその場から消える。逃げる? いや、最強を自負しているマナカがわたし達から逃げるはずがない。飽きたのか、眠いのか、面倒になったのか、武器を取りに行ったのか。そのどれでも結局ムカつく。
「待て!」
すぐに追いかけようとした。けど、
「通しません、親衛隊の名のもとにあなた達を排除します!」
「アンタはマナカを! こっちの雑魚はアタシ達でなんとかするから!」
マナカがどこに行ったのかわからないけど、とにかく、殺到する美少女の群れからは離れなきゃいけない。彼女達に構ってられるほどの戦力はない。なにせ3対多数だ。時間も体力もないわたし達が叩くのはラスボスだけ。
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