転生したので悪役令嬢に夜這いを仕掛けたら♂だった件

ひぽぽたます

文字の大きさ
5 / 18
第1話 旅立ち

1-5

しおりを挟む
その後、部屋に戻った私はベッドの上で横になる。

(まさか告白されるとは思わなかったなぁ……)

正直、今でも信じられない。私が誰かに好かれるなんて……しかも相手は同性である。

(でも、不思議と違和感はなかったな……)

ミーシャは私のことを好きと言ってくれた。それに対して嫌悪感を抱くことはなかったし、むしろ嬉しいと思った。私が元男だからだろうか。これが恋なのかはまだわからないけど、彼女となら付き合ってもいいと思っている。

「でも、どうすればいいんだろう……」

問題はそこだ。私は隣国の王子様と結婚することになっている。ミーシャとはあまり会えなくなってしまうだろう。それはとても寂しいことだ。私は一体どうしたらいいのだろう……?

「セリス様?」

「わっ!?」

突然声をかけられたので驚いてしまった。振り向くとそこには浴衣姿のミーシャがいた。彼女は少しだけ頬を赤くさせている。

「セリス様、どうしたんですか?」

「いえ、少し考え事をしていただけです」

「そうですか……」

「どうかされましたか?」

「いえ、なんでもありません」

そう言うと彼女は私の隣に腰掛ける。そして、そのまま寄り添ってきた。

(うおっ!これはヤバいぞ!)

今は私も彼女も浴衣姿で下着をつけていない。つまりノーブラ状態である。彼女の柔らかい胸が押しつぶされている感覚がする。彼女の体温や匂いを感じるたびに心臓が激しく脈打つ。このままだと心臓が持たないかもしれない……

私は慌てて彼女から離れる。すると、ミーシャはとても悲しそうな表情を浮かべた。

「セリス様……どうして離れて行ってしまうのですか?」

「そ、その……恥ずかしくて……」

「大丈夫ですよ?ここには私とセリス様しかいないのですから」

「そ、そういう問題ではなくてですね……、キスだけで我慢するのではなかったのですか?」

「もちろん我慢しましたよ?さっきは……ね?」

「え?」

ミーシャは私の身体を押し倒してくる。そして、そのまま覆いかぶさるようにしてきた。

「ちょ、ちょっと待ってください!」

「待ちません。それに私はもう十分待ちました。これ以上は待てません」

「でも、まだ心の準備が……」

「安心してください。優しくしますから……」

そう言って、ゆっくりと顔を近づけてくる。彼女の吐息が顔にかかるほど距離が近くなる。私は覚悟を決めて目を閉じた。やがて柔らかいものが唇に触れる感触がする。

(ああ……女の子同士なのに……)

私はミーシャとのキスに夢中になって応える。

しばらくして、ようやく解放された。

「セリス様……愛しています」

「ミーシャ……」

私たちは見つめ合う。彼女の瞳には熱情的な光が宿っていた。その視線に耐えられなくなり、思わず目を閉じると再びキスをされる。今度はさっきよりも激しく情熱的なもので、何度も角度を変えてキスをされた。

(気持ちいい……)

頭の中でぼんやりと考える。

もっとしてほしいという感情が芽生え始めた時、ようやく解放してくれた。

「はぁ……はぁ……ミーシャ……」

「可愛いです……セリス様……」

「んっ!?」

「ちゅっ……じゅる……」

ミーシャは私の首筋に吸い付くようにキスをする。その度にゾクッとした快感に襲われた。

「ふふ……セリス様はここが弱いみたいですね?」

「ち、違います……」

「では、試してみましょうか?」

ミーシャは再び私の首元へ舌を伸ばす。ペロっと舐められた瞬間、私はビクンと反応してしまった。

「やっぱり敏感なんじゃないですか……?」

「だって……」

「可愛すぎです……セリス様……私だけのものしたいです……」

「あっ!?」

ミーシャは浴衣の中に手を入れてきた。そして、直接胸に触れられる。

「セリス様の胸、すごく柔らかいです……」

「そんなこと言わないでください……」

「どうしてですか?こんなにも綺麗で魅力的なのに……」

「はぅっ……」

ミーシャは指先で先端の部分をつまむ。それだけで私の口からは甘い声が出てしまう。

「感じてくれているんですね……。嬉しいです……」

そう言うと、ミーシャはもう片方の先端を口に含んできた。

「ひゃあん!」

「ん……美味しい……」

彼女はまるで赤ちゃんのようにチュウチュウと音を立てて吸ってくる。時折甘噛みをして刺激を与えてくる。

「あぁ……だめぇ……」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい

咲桜りおな
恋愛
 オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。 見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!  殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。 ※糖度甘め。イチャコラしております。  第一章は完結しております。只今第二章を更新中。 本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。 本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。 「小説家になろう」でも公開しています。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日7時•19時に更新予定です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...