異世界転生したら魔王になったんだが、とりあえず部下の魔物娘を孕ませたったwww

ひぽぽたます

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第9話

9-2

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「どうぞ、入ってください」

ソフィアさんに続いて俺とミケ、ルーナ、そしてスライムが家の中に入る。

「失礼しま~す」
「お邪魔します……」
「エルフのおうちだ~♪」
「ぷるん♪」

家の中に入るとたくさんの本棚が目に入った。そこには魔導書と思われる本がたくさん収められている。その他には生活に必要な最低限の家具しかない。掃除が行き届いているためか綺麗な印象がある。窓からは湖と花畑が見える。

家の中には甘い匂いが立ち込めていた。香水やアロマの香りではない。これはハーブティーだろうか……?心を落ち着かせるような香りだった。

「適当に座って待っていてね……」

そう言い残すと、ソフィアさんがキッチンへと向かった。俺たちはその言葉に従ってテーブルに着く。

しばらくして、ソフィアさんがお茶の入ったカップを持ってきた。

「はい、どうぞ……」

「ありがとうございます」

俺たちはお礼を言って受け取る。ソフィアさんがいれたお茶は爽やかな味わいで飲みやすい。なんだか身体が温まる気がした。

「美味しいですね……」

「ふふ……、それはよかった……」

ソフィアさんは嬉しそうな表情を浮かべた。彼女の笑顔を見ると、長旅の疲れが取れていくように感じる。

俺がホッと一息ついていると、ソフィアさんは椅子に腰かけた。

「私は幼い頃から魔法の勉強ばかりしてきたの……、だから友達と呼べる人はほとんどいないわ……」

「そうなんですか?」

「えぇ……。だから、今日はあなたたちと出会えたことをとても喜んでいるの……」

「いえ、俺たちこそ、ソフィアさんみたいな素敵な人と出会えて良かったです」

「ふふ……、キョウタさんは褒め上手ね……。そんな風に言われたら照れてしまうわ……」

そう言って彼女は頬を赤く染めた。その様子が可愛らしく見えてドキッとしてしまう。

「そうだ……。ソフィアさん。回復魔法を習得するにはどれくらい時間がかかるものなんですか?俺はまだ魔法が何も使えないんですけど……」

「そうね……。まずは基礎から学んでもらう必要があるから……。早くても1年くらいはかかるかもしれないわ……」

「1年ですか……」

思っていたよりも長い期間だった。もっと簡単に習得できるものだと思っていたのだが……

「でも、キョウタさんは魔法の素質がありそうだから、すぐに覚えられると思うけれど……」

「だと良いんですけど……。あの……、俺のスキルには【全魔法習得可能】っていうのがあるんですけど、具体的にどういう効果なのかよく分からなくて……」

「なんですって……!?」

ソフィアさんは驚いた様子を見せた。

「あの……、どうかしました?」

「ごめんなさい……。ちょっとびっくりしてしまったの……。まさか、そんなスキルが実在するなんて思わなかったから……」

「そうなんですか……?」

「えぇ……。文字通り全ての魔法を覚えることができるというスキルのはずよ……。それなら回復魔法も早く使えるようになると思うわ……」

「そうですか……。それは嬉しい情報です」

俺はホッとした。1年も修行していたらその間に行商許可証の期限が切れてしまうからだ。

ソフィアさんは優しい笑みを見せると、俺の手を握った。

「キョウタさん……。これからよろしくね……」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

「うふふ……。私に敬語は必要ないのよ……。私たち、もうお友だちでしょう……?」

「そっか……。じゃあ、遠慮なく……」

「えぇ……。それでいいのよ……」

こうして、俺はソフィアさんの元で回復魔法を学ぶことになったのだった。
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