そして僕は恋に落ちる

こうめ

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劇が始まった。

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体育館についた頃にちょうど劇が始まった。
この劇は毎回休憩の時間に行われる。
生徒はこの間に休憩して、次にそなえる。
そして特に用がないものはここに見に来るやつも多い。

客は大勢いて、椅子も座る場所もないくらいだった。
立って見ている客持参の椅子を使う客。
いろんな客がいた。

僕はみんなの邪魔にならないように端っこで1人で座った。

ビー
と音がなり電気がついた。

第一部はホラーだった。

「はぁ、はぁ、ここまで来たなら大丈夫。」

本当に走ったような息の切れ方。
想像以上にみんなの演技が上手かった。

「はぁ、余計わかんなくなっちまった。ここはどこなんだ!!」

悔しそうに怒る男。

「知らねぇよ。お前が行こって言ったんじゃないか!!」

責任のなすりつけあいだ。
演技だから許せるがそんなことをしてる時間があるなら解決法が見つかるだろう。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...。」

と言いながらある女が近づいてきた方までの長さの黒髪で顔を隠してよく見えなかった。
ただどこかで見たことあるような小柄な女の子だった。

「お、おい!!やつが来たじゃねーか!!」

さっき悔しそうに起こっていた男は次は焦り出した。

「しらねぇーよ!!お、俺は何も知らない!!」

走って逃げたもうひとりの男は無事逃げ切った。
ただもうひとりの男は


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


死んだ。

そして暗くなった。

再び明かりがつくとさっき逃げた男が部屋で勉強をしているところが映し出された。

カチカチカチカチ...。

「あぁ、くっそ。シャー芯ねぇーじゃねーか。あ、もう1本もねぇーのか。仕方ねぇ買いにいくか 。」

イライラしながらドアを閉めた。
そして階段を降りた瞬間男の子顔色が変わった。

「おい...。なんでお前がここにいるんだよ!!おい!答えろよ!!おい!!来るな!!」

そうビビリながらキッチンへ走って逃げた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

そう言いながら近づいてきたのは...。
置いていって殺された男だった。

「おい!来るな来るな!」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

再び暗くなった。
そして聞こえたのは

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

と響きのある声だけだった。




僕は本当に見入ってしまったようだった。
次は...。いよいよ浜本が主役の劇が始まる。
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