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超難関事故_水中洞窟4
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「耳を塞いでタルパ」「へ?」「ありがとうございます。社員も持ち込みは禁止なので」「おいどう言う事だ?!」
コールズが一人虚しく声を上げる。それも仕方がない。
「事前に二人で手紙のやり取りをしていたのです」「事件現場で騒いでいる僕を見た彼女がボン刑事を通して手紙をくれたのでね」
オルレほどの高学歴なら数ヶ国語+スラングでも理解できるだろうと書いた個人的な手紙を理解してくれたようだ。
写真を伏せるのが合図。"理解しているのなら後悔を表せ"とかいたあたりだろう。
「僕達は最初君の言った通り。いや、さらに安全を見越した24.6%と言う数値に辿り着いた。だが、上司がそれを拒んだ。知っての通りオキシゲンとニトロゲン、ニトロゲンの方が高い。安いオキシゲンの濃度を上げて持続時間も伸ばした方が顧客的にも経営的にも良いとね……」「おいおい、事実ならやばいじゃねぇか」「あの日は実際の実験も兼ねてと私が着ける予定でした。友人がどうしても潜りたいと言うので貸したばかりに……試作品をすり替えて私を殺したかったのでしょう。タンクの表記は24.3でしたからそれで死んだ事にすれば」
後任にも高い濃度で納得させられる。と言う寸法。タンク表記はいいとして、メーターも確かに24前後を維持していた。だが、濃度は調べによると79%を超えていた。何かしらの圧で変動した可能性を国政研究者が主張していたので触れなかったが。内部者の告発があれば、また数値のいじり方さえわかれば、勝てない試合ではない。
「では無魔力殺害認定書を発行させていただきます。今件は開示の必要性が極めて高い案件なので証拠人として処分対象内部密告者をオルレ、確認証人として反政派新聞社非正規雇用コールズを立てます。なお開示後の安全は保証し兼ねます」
公開認定受理は一週間。それまでに証人を殺すなんて野蛮な連中もいる。
だが公開認定の理由は、殺人方法に使われた数値偽造と、高数値による死亡の可能性を市民に再認識させるため。警察が他の案件も調べやすくなる。
今回の事件の秘匿事項は本来なら、オキシゲン濃度•タンク数値偽装方法である。
これを秘匿認定をしてしまえば他の案件は有耶無耶になり、今回の殺人事件の手法、タンクのすり替えのみが明るみに出てそれのみの追求しかできない。
「コールズとオルレは同意で大丈夫かな?」「ちゃんと守ってくれるよな?!ならいいが」「僕は大丈夫ですよ」
一応証人は重要人として要人並みの安全がつく。今日中に二人とも荷を纏めて明日には保護官達により安全圏へ連れてかれるだろう。
あまり長居しても危険なので外に出てた。タルパも痕跡ごと消すために近くの計器に監視を兼ねて埋め込んだ。
警察の持っている魔力反応測定器で探しても付近が魔石だらけのため、見つけにくい。仮にバレても何かしらの行使痕だけで精霊と認識することは熟練でも難しいだろう。
「普通に盛り上がったなぁ」「そうですね。まさか入水までさせてもらえるとは」「喜んでくれたなら何よりだよ」
アーペリウム社を出てコールズの車に乗り込む。電源起動と共に魔力が振動して結論から言えば爆発した。
「我が血に記憶された無の根源よ!我等を安全な所へ、移せ」
コールズが咄嗟に魔術を紡ぎ爆熱で若干の火傷を負いつつも難を逃れた。
「言ったでしょう。構えといてと」「二人で飛んだのは初めてだ、成功して良かったぜ」「治癒精霊これで火傷の痛みは引いたはず。完全治癒はしないからちゃんと医者に行く事だよ」「殺された事になってるんじゃないか?」「死体を発見出来なければ殺し損ねたってわかる。オルレには話してあるから問題ないよ」
カフェ近くの公園に飛ばされたようだが、人がいないのは幸いだ。それより今更爆発したことを嘆いているコールズが心配。
「俺の、俺のローン組んだばっかの新車が……静音式魔石使用で排熱も少なくてすごい乗り心地の良かった……」「この一件が終わったらアーペリウム社を訴えてもっと高いのに乗ろう」
コールズが一人虚しく声を上げる。それも仕方がない。
「事前に二人で手紙のやり取りをしていたのです」「事件現場で騒いでいる僕を見た彼女がボン刑事を通して手紙をくれたのでね」
オルレほどの高学歴なら数ヶ国語+スラングでも理解できるだろうと書いた個人的な手紙を理解してくれたようだ。
写真を伏せるのが合図。"理解しているのなら後悔を表せ"とかいたあたりだろう。
「僕達は最初君の言った通り。いや、さらに安全を見越した24.6%と言う数値に辿り着いた。だが、上司がそれを拒んだ。知っての通りオキシゲンとニトロゲン、ニトロゲンの方が高い。安いオキシゲンの濃度を上げて持続時間も伸ばした方が顧客的にも経営的にも良いとね……」「おいおい、事実ならやばいじゃねぇか」「あの日は実際の実験も兼ねてと私が着ける予定でした。友人がどうしても潜りたいと言うので貸したばかりに……試作品をすり替えて私を殺したかったのでしょう。タンクの表記は24.3でしたからそれで死んだ事にすれば」
後任にも高い濃度で納得させられる。と言う寸法。タンク表記はいいとして、メーターも確かに24前後を維持していた。だが、濃度は調べによると79%を超えていた。何かしらの圧で変動した可能性を国政研究者が主張していたので触れなかったが。内部者の告発があれば、また数値のいじり方さえわかれば、勝てない試合ではない。
「では無魔力殺害認定書を発行させていただきます。今件は開示の必要性が極めて高い案件なので証拠人として処分対象内部密告者をオルレ、確認証人として反政派新聞社非正規雇用コールズを立てます。なお開示後の安全は保証し兼ねます」
公開認定受理は一週間。それまでに証人を殺すなんて野蛮な連中もいる。
だが公開認定の理由は、殺人方法に使われた数値偽造と、高数値による死亡の可能性を市民に再認識させるため。警察が他の案件も調べやすくなる。
今回の事件の秘匿事項は本来なら、オキシゲン濃度•タンク数値偽装方法である。
これを秘匿認定をしてしまえば他の案件は有耶無耶になり、今回の殺人事件の手法、タンクのすり替えのみが明るみに出てそれのみの追求しかできない。
「コールズとオルレは同意で大丈夫かな?」「ちゃんと守ってくれるよな?!ならいいが」「僕は大丈夫ですよ」
一応証人は重要人として要人並みの安全がつく。今日中に二人とも荷を纏めて明日には保護官達により安全圏へ連れてかれるだろう。
あまり長居しても危険なので外に出てた。タルパも痕跡ごと消すために近くの計器に監視を兼ねて埋め込んだ。
警察の持っている魔力反応測定器で探しても付近が魔石だらけのため、見つけにくい。仮にバレても何かしらの行使痕だけで精霊と認識することは熟練でも難しいだろう。
「普通に盛り上がったなぁ」「そうですね。まさか入水までさせてもらえるとは」「喜んでくれたなら何よりだよ」
アーペリウム社を出てコールズの車に乗り込む。電源起動と共に魔力が振動して結論から言えば爆発した。
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コールズが咄嗟に魔術を紡ぎ爆熱で若干の火傷を負いつつも難を逃れた。
「言ったでしょう。構えといてと」「二人で飛んだのは初めてだ、成功して良かったぜ」「治癒精霊これで火傷の痛みは引いたはず。完全治癒はしないからちゃんと医者に行く事だよ」「殺された事になってるんじゃないか?」「死体を発見出来なければ殺し損ねたってわかる。オルレには話してあるから問題ないよ」
カフェ近くの公園に飛ばされたようだが、人がいないのは幸いだ。それより今更爆発したことを嘆いているコールズが心配。
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