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顔合わせ
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ムューラ行きつけのカフェに入る3人。客は居らず店内にはゆったりとした曲が流れている。
「あらムューラちゃんいらっしゃい。それからお友達かしら」「はいそうです!それに仕事仲間です」
席に着き運ばれてきたメニュー表を開く。
「な、なぁムューラ……俺こんな綺麗な店にいてもいいのか」「カフェノールの店長はオリーストです。逆に高っ鼻の方を嫌いますよ」
料金設定は大通りに面するだけあり、少し高いが味は申し分なく。また隠蔽魔術の権威であるノール・オリーストが店長を務めるだけあり、この店は特無官の寮より情報漏洩のリスクが低いのだ。
「ラズにゃんはまだ来ませんねぇ、好都合ですが。フィナにはルナの正体や力を知ってもらいましょうか。何をしたのかわからない事が多かったでしょう?」「確かに謎めいているが、カラスの力を明かしてもいいのか」「えぇ。私はフィナを信頼してムューラに説明を頼んだのよ」
ルナ・イア―この公共都市の情勢について詳しい人ならすぐに分かるがイア区は存在しない。正確には取り壊しされ、名乗ることは許されなくなった。
ではなぜそう語るのか。ただの語呂合わせと禁忌的めいたお遊びである。
「ルナ、いえ……彼女がアイルナーです」「え?えぇ?!どういうこと」「トップがのうのうと歩いているなんて誰も思わないですよね?そういう意表をついた事をするのが好きな人なんですよ」
フィナは開いた口が塞がらない様子だ。
「でもただ出向いてるわけでは無いのですよ。アイルナーの特筆すべき力が無ければ本作戦は安全に遂行出来ないのです」「そんなに危険なのか、それで……その力とは」
アイルナー・ホームガーデン・サウズ
特無官第三特殊統括本部長、及び貴族区調査大隊長。階級は4位である。
通称は歩く防衛網である。
参加作戦及び経歴だけを保存する図書館があるとか無いとか。
そんな彼女がなぜ、ここまで登り詰めたのかと言えばその特殊体質だ。
「アイルナーは魔力が使えない。その代わりに呪いが使えるんですよ」「特無官であるからそれは大体察知していたけど、呪い……呪い?」「一番分かりやすく言えば、殺したいと願うだけで人を殺せるような力ですね」「っ、そんな能力が。下手な魔力より危険じゃないか」
呪いは範囲や効果が定められている事が多い、しかしアイルナーの呪いはそんな枠組みではない。
大雑把に区分してアイルナーが認識した者と、アイルナーを認識した者。
「アイルナーの呪いは全員が対象であり、発動時に対象となったもの全てがその時発動したい呪いを受けます。例えば一個小隊がアイルナーと対峙した場合、みんなはアイルナーを敵としてみますよね?その時点で効果対象になり、呪いを受けます」「条件が敵意を向けるだけという事か?」「いえ、例えば無意識の観測でも殺せます。詳しい点はアイルナー本人にもわからないのですが……私が説明しているのは記憶になるべくアイルナーという存在を入れない為であると認知しておいて貰いたいです」
この効果はカラスにも適応される。その為、カラスは二羽で一体として動く。片方が常にアイルナーを護衛して、片方がアイルナーの呪いで伏せた時に起こす役目である。
では、仲間すら危険に陥るこの力をなぜムューラは受けないのか。
「見張りをやった時にムューラがルナを意識するなと言った意味はわかった。でも俺より親しくて直前まで話していたムューラは対象に含まれないのがすごく不思議だ」「そこが不思議なんですよね。私がアイルナーと仲良くなった理由の一つがソレなんですよ」「でも大体把握した、能力を使う時にルナさんを認識しなければ自分に効果が及ばないという事ですよね?」「そうなります。いえ、そうでは無いですが……当面はそれで良いと思います。さて、次は」
ムューラが机の上にカードを提示する。特無官無能鑑定書というものだ。
「私の場合は魔力エーテル体による魔術行使不可、と言った場合ですね……まぁ一応任務を共にするので開示を」「俺はそんなの無いぞ。戦闘したムューラなら分かると思うが、針と事故、それから体術だ」「私のは説明出来ないから変わった無能鑑定書にはなるけど。これね、サウズ家の呪いによる魔力の呪力変換による魔術行使不可だ。あぁそうだ、フィナのも作っておいた」
臨時特無官無能鑑定書-フィナ・ムーテ
特無官階級4位許可済 国軍FD.No Name一尉許可済
ムーテ地区特有の魔力変異により、魔力構築が不可能であり全ての魔力が身体能力と治癒能力に直結する為、魔術行使不可である事をここに証明する。
「俺みたいな犯罪者が特無官になってもいいのか?」「臨時であることと、私の認識下にあるからだ。それに運がいいぞ、暗殺対象の九割が国家安全に支障をきたすとされていた者ばかりだったから」
フィナは特無官無能鑑定書を嬉しそうに眺めている。玩具箱を見つけた子供のようだ。
「ムューラはあんなに喜ばなかったんだが。全く、私直々の認可は二度と出さないぞ。ゴミ軍どもめが」「よく言いますよ、それ私の時も言っていましたよね」「はっは!それもそうか」
話が終わるタイミングをうまく掴んでいる。結界を割ったかのように料理の香りがしだしてノールが配膳を開始し出す。
「わっ、いつの間に?!」「あらあら、そんなに殺気立てないで。あなたはまだ若いんだから」
国政反対運動派の記者でさえ受け入れるほど許容の広いこのカフェは、その店主の強さがゆえなのだ。
まだ知らないフィナは突如現れたノールに殺意を飛ばし、あっけなくおられてしまった。
「気配だけで4回も殺された……」「いい経験になりますよ」「ノーラはなんたって私の同期だ。知る限り私を殺せるのはノールくらいだろうな」「おっと、もう隠さなくていいのかい?久々だねぇアイルナー!毎度言ってるがノールだよあたしゃ。それから前線は引いたよ。フィナだったかな若いの、気配で殺しても実践ではもっとも速度がねぇ」「ここにいるときはアイルナーで良いと言ってるのにな」
頼んだランチを食べながらラズガーニャを待つ3人。
「そうだムューラちゃん、今日は寄っていくのかい?」「それが最低でも一週間は戻れない任務になるようで。お代を一週間分渡すのでまたお願いします」
アイルナーに目を向ける。作戦についてどこまで話して良いかという確認だ。
「隣国へ行く。ノーラ、私も行くから何かあれば例の」「だからわたしゃもうただのカフェ店員だよ。路頭に迷ったり追われている子がいるなら、匿いながら雇ってやってもいいがね」「ならそれでいい」
そうこうしていると店の扉が開けられた。黒い軍服だ。
「お待たせしたわ。アンタらのせいでこっちも大変だったんだから!」「ラズニャンお久しぶりだにゃん」「誰ですかこの馴れ馴れしい奴は!その呼び方するのはムューラとアイルナーくらいですわ。それより軍からの派遣は2名固定だから、今更文句言われてももう無理なんですが」
ラズガーニャともう1人、オドオドした水色髪の少女がいた。
「ほら、アンタ自己紹介しな」「あ、あひゅ!わたしや、FD.しょぞくのエダ・ノンテム三等曹れしゅ!」「FD.はいつからふ抜けてしまったんですか。特無官のムューラ・オリーストです」
ラズガーニャがフィナとルナを交互に見て頭にハテナを浮かべる。
「どっちが特無?というかFD.の存在を知られたら結構めんどくさいんですが?」「くっくっ、ルナ面白すぎて死にそうです」「私もなぁ。自己紹介するか。噂のソレだ、ラズにゃん」「ひっえ?!えぇ!あのトシマババァがこんなに若いわkkk」
顔面を持ち上げられて足をパタパタさせるラズガーニャ。
「んで、こっちの少年がフィナだ。うちら3人出すで軍は一名と言ったんだがなぁ」「軍は3日前から支度していたんですわ!3日分2名を私1人では無理ですから!ってかギブギブ!」
ようやく手を離してもらい地面に足をついたラズガーニャ。エダはいまだにオドオドしている。
「では改めて、この5名が隣国。呪われた国アルビスタへの潜入調査を致します」「お、おー!」「ぉー」
意気込んだフィナとエダ。3人だけは神妙な顔をしている。
「あらムューラちゃんいらっしゃい。それからお友達かしら」「はいそうです!それに仕事仲間です」
席に着き運ばれてきたメニュー表を開く。
「な、なぁムューラ……俺こんな綺麗な店にいてもいいのか」「カフェノールの店長はオリーストです。逆に高っ鼻の方を嫌いますよ」
料金設定は大通りに面するだけあり、少し高いが味は申し分なく。また隠蔽魔術の権威であるノール・オリーストが店長を務めるだけあり、この店は特無官の寮より情報漏洩のリスクが低いのだ。
「ラズにゃんはまだ来ませんねぇ、好都合ですが。フィナにはルナの正体や力を知ってもらいましょうか。何をしたのかわからない事が多かったでしょう?」「確かに謎めいているが、カラスの力を明かしてもいいのか」「えぇ。私はフィナを信頼してムューラに説明を頼んだのよ」
ルナ・イア―この公共都市の情勢について詳しい人ならすぐに分かるがイア区は存在しない。正確には取り壊しされ、名乗ることは許されなくなった。
ではなぜそう語るのか。ただの語呂合わせと禁忌的めいたお遊びである。
「ルナ、いえ……彼女がアイルナーです」「え?えぇ?!どういうこと」「トップがのうのうと歩いているなんて誰も思わないですよね?そういう意表をついた事をするのが好きな人なんですよ」
フィナは開いた口が塞がらない様子だ。
「でもただ出向いてるわけでは無いのですよ。アイルナーの特筆すべき力が無ければ本作戦は安全に遂行出来ないのです」「そんなに危険なのか、それで……その力とは」
アイルナー・ホームガーデン・サウズ
特無官第三特殊統括本部長、及び貴族区調査大隊長。階級は4位である。
通称は歩く防衛網である。
参加作戦及び経歴だけを保存する図書館があるとか無いとか。
そんな彼女がなぜ、ここまで登り詰めたのかと言えばその特殊体質だ。
「アイルナーは魔力が使えない。その代わりに呪いが使えるんですよ」「特無官であるからそれは大体察知していたけど、呪い……呪い?」「一番分かりやすく言えば、殺したいと願うだけで人を殺せるような力ですね」「っ、そんな能力が。下手な魔力より危険じゃないか」
呪いは範囲や効果が定められている事が多い、しかしアイルナーの呪いはそんな枠組みではない。
大雑把に区分してアイルナーが認識した者と、アイルナーを認識した者。
「アイルナーの呪いは全員が対象であり、発動時に対象となったもの全てがその時発動したい呪いを受けます。例えば一個小隊がアイルナーと対峙した場合、みんなはアイルナーを敵としてみますよね?その時点で効果対象になり、呪いを受けます」「条件が敵意を向けるだけという事か?」「いえ、例えば無意識の観測でも殺せます。詳しい点はアイルナー本人にもわからないのですが……私が説明しているのは記憶になるべくアイルナーという存在を入れない為であると認知しておいて貰いたいです」
この効果はカラスにも適応される。その為、カラスは二羽で一体として動く。片方が常にアイルナーを護衛して、片方がアイルナーの呪いで伏せた時に起こす役目である。
では、仲間すら危険に陥るこの力をなぜムューラは受けないのか。
「見張りをやった時にムューラがルナを意識するなと言った意味はわかった。でも俺より親しくて直前まで話していたムューラは対象に含まれないのがすごく不思議だ」「そこが不思議なんですよね。私がアイルナーと仲良くなった理由の一つがソレなんですよ」「でも大体把握した、能力を使う時にルナさんを認識しなければ自分に効果が及ばないという事ですよね?」「そうなります。いえ、そうでは無いですが……当面はそれで良いと思います。さて、次は」
ムューラが机の上にカードを提示する。特無官無能鑑定書というものだ。
「私の場合は魔力エーテル体による魔術行使不可、と言った場合ですね……まぁ一応任務を共にするので開示を」「俺はそんなの無いぞ。戦闘したムューラなら分かると思うが、針と事故、それから体術だ」「私のは説明出来ないから変わった無能鑑定書にはなるけど。これね、サウズ家の呪いによる魔力の呪力変換による魔術行使不可だ。あぁそうだ、フィナのも作っておいた」
臨時特無官無能鑑定書-フィナ・ムーテ
特無官階級4位許可済 国軍FD.No Name一尉許可済
ムーテ地区特有の魔力変異により、魔力構築が不可能であり全ての魔力が身体能力と治癒能力に直結する為、魔術行使不可である事をここに証明する。
「俺みたいな犯罪者が特無官になってもいいのか?」「臨時であることと、私の認識下にあるからだ。それに運がいいぞ、暗殺対象の九割が国家安全に支障をきたすとされていた者ばかりだったから」
フィナは特無官無能鑑定書を嬉しそうに眺めている。玩具箱を見つけた子供のようだ。
「ムューラはあんなに喜ばなかったんだが。全く、私直々の認可は二度と出さないぞ。ゴミ軍どもめが」「よく言いますよ、それ私の時も言っていましたよね」「はっは!それもそうか」
話が終わるタイミングをうまく掴んでいる。結界を割ったかのように料理の香りがしだしてノールが配膳を開始し出す。
「わっ、いつの間に?!」「あらあら、そんなに殺気立てないで。あなたはまだ若いんだから」
国政反対運動派の記者でさえ受け入れるほど許容の広いこのカフェは、その店主の強さがゆえなのだ。
まだ知らないフィナは突如現れたノールに殺意を飛ばし、あっけなくおられてしまった。
「気配だけで4回も殺された……」「いい経験になりますよ」「ノーラはなんたって私の同期だ。知る限り私を殺せるのはノールくらいだろうな」「おっと、もう隠さなくていいのかい?久々だねぇアイルナー!毎度言ってるがノールだよあたしゃ。それから前線は引いたよ。フィナだったかな若いの、気配で殺しても実践ではもっとも速度がねぇ」「ここにいるときはアイルナーで良いと言ってるのにな」
頼んだランチを食べながらラズガーニャを待つ3人。
「そうだムューラちゃん、今日は寄っていくのかい?」「それが最低でも一週間は戻れない任務になるようで。お代を一週間分渡すのでまたお願いします」
アイルナーに目を向ける。作戦についてどこまで話して良いかという確認だ。
「隣国へ行く。ノーラ、私も行くから何かあれば例の」「だからわたしゃもうただのカフェ店員だよ。路頭に迷ったり追われている子がいるなら、匿いながら雇ってやってもいいがね」「ならそれでいい」
そうこうしていると店の扉が開けられた。黒い軍服だ。
「お待たせしたわ。アンタらのせいでこっちも大変だったんだから!」「ラズニャンお久しぶりだにゃん」「誰ですかこの馴れ馴れしい奴は!その呼び方するのはムューラとアイルナーくらいですわ。それより軍からの派遣は2名固定だから、今更文句言われてももう無理なんですが」
ラズガーニャともう1人、オドオドした水色髪の少女がいた。
「ほら、アンタ自己紹介しな」「あ、あひゅ!わたしや、FD.しょぞくのエダ・ノンテム三等曹れしゅ!」「FD.はいつからふ抜けてしまったんですか。特無官のムューラ・オリーストです」
ラズガーニャがフィナとルナを交互に見て頭にハテナを浮かべる。
「どっちが特無?というかFD.の存在を知られたら結構めんどくさいんですが?」「くっくっ、ルナ面白すぎて死にそうです」「私もなぁ。自己紹介するか。噂のソレだ、ラズにゃん」「ひっえ?!えぇ!あのトシマババァがこんなに若いわkkk」
顔面を持ち上げられて足をパタパタさせるラズガーニャ。
「んで、こっちの少年がフィナだ。うちら3人出すで軍は一名と言ったんだがなぁ」「軍は3日前から支度していたんですわ!3日分2名を私1人では無理ですから!ってかギブギブ!」
ようやく手を離してもらい地面に足をついたラズガーニャ。エダはいまだにオドオドしている。
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