邪剣を片手に、呪いを身体に

ソラ

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第十一話 これから

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飯も食い終わって、軽くサンリと談笑していたらリュータが起きてきた。

「・・・・・。」

しかしリュータは何も話そうとしない。

「どうしたんだ?飯もできているし食っておけよ。」

「そうね~冷めないうちに食べちゃって~。」

「・・・・・・・・。」

一体どうしたと言うのだろう。まさかどこか体調が悪いのだろうか?ならば少し不安だが、、、。
しかしその心配は要らなかったらしい。

「どうしたもこうしたもねえよ!なんだこの状況!?なんで俺たちは生きている?なんで起きたら横にあのガキがいる?いつの間にこの場所に移動した?教えろ!」

「まあまあ、落ち着いてくれ。1から説明してやるからとりあえずそこに座れ。」

ああ。そういって席についた。リュータ。無理もない。俺もさっき同じことを言ったからな。

そうして俺は今まで起きたことを教えていった。



「なるほどな。しかしよく生きて帰れたな。奇跡みたいなもんだぞ。あんな状況では全滅もありえた。」

そこまで話してリュータはあることに気づいた。そしてあたりをキョロキョロ見回して言った。

「そういえば俺のビックアックスどこに行った!?あれがなかったら今日死にかけた意味があないのだが・・。」

「あ~。それならあっちの部屋に置いてあるよ~。もしかしてあれリュータさんのものだったの?盾溶かされた代わりに持ってきちゃった~。」

あのビックアックスを簡単に運ぶとは・・・。やはりサンリは恐ろしい。というか。。。

「なんで盾が溶かされたことを知っているんだ?戦いを見ていたわけじゃないだろ?」

「あ~それはね~。盾の溶かされた残骸を見たからよ。」

ピキッ。ちょっと空気が凍りついた。もしかしなくても怒っているのかも知れない。

「サ、サンリ?怒っているのか?」

俺がそう聞くと

「いや~別に怒ったわけじゃないだけど~。あの盾結構、見た目が好きだったから嫌がらせをしようかな~って。」

続けてサンリが言う。

「あ!別にリュータさんを責めているわけじゃないからね!気にしないで!」

・・・まあ少し怖かったが、無事ビックアックスが戻ったんだ。とりあえずそのことを喜ぼう。

「なら安心した。人から借りたものを失ったことは少し心残りだったからな。」

安心してリュータはまた席についた。そして神妙な面持ちでこう言った。

「話は変わるが、俺たちこのままでは死ぬかも知れねえな。」

「どう言うことだ?」

全く話が変わることに驚く。

「簡単な話だ。俺らには圧倒的にサポート役が足りていない。次こんなことが起きたら、今回みたいに生き残れるとは限らない。今回のこともサポートがいないから死に瀕した。今後はより激戦となるだろう。そんな中で俺たちだけで生き残れると思うか?」

もっともな意見だ。いずれ4人集めなければならないのだからこのチームに足りていない要素を付け足す方が良い。

撹乱役。回復役。様々なサポート役があるが、俺たちに必要なものはこれくらいだろう。この二つが揃えば戦術の幅も圧倒的に広がる。

撹乱役ならば、そいつが相手を翻弄している隙にリュータが一撃叩き込むようなことができる。俺がその時間で戦略を考えることもできる。

回復薬ならば、敵からの致命傷を恐れる必要がなくなる。もちろん即死級のものを喰らうとなれば話は別だが。またあまりしたくはないが、ゾンビアタックを仕掛けることもできるだろう。

これからの課題は仲間探しだな。
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