12 / 23
第十一話 これから
しおりを挟む
飯も食い終わって、軽くサンリと談笑していたらリュータが起きてきた。
「・・・・・。」
しかしリュータは何も話そうとしない。
「どうしたんだ?飯もできているし食っておけよ。」
「そうね~冷めないうちに食べちゃって~。」
「・・・・・・・・。」
一体どうしたと言うのだろう。まさかどこか体調が悪いのだろうか?ならば少し不安だが、、、。
しかしその心配は要らなかったらしい。
「どうしたもこうしたもねえよ!なんだこの状況!?なんで俺たちは生きている?なんで起きたら横にあのガキがいる?いつの間にこの場所に移動した?教えろ!」
「まあまあ、落ち着いてくれ。1から説明してやるからとりあえずそこに座れ。」
ああ。そういって席についた。リュータ。無理もない。俺もさっき同じことを言ったからな。
そうして俺は今まで起きたことを教えていった。
「なるほどな。しかしよく生きて帰れたな。奇跡みたいなもんだぞ。あんな状況では全滅もありえた。」
そこまで話してリュータはあることに気づいた。そしてあたりをキョロキョロ見回して言った。
「そういえば俺のビックアックスどこに行った!?あれがなかったら今日死にかけた意味があないのだが・・。」
「あ~。それならあっちの部屋に置いてあるよ~。もしかしてあれリュータさんのものだったの?盾溶かされた代わりに持ってきちゃった~。」
あのビックアックスを簡単に運ぶとは・・・。やはりサンリは恐ろしい。というか。。。
「なんで盾が溶かされたことを知っているんだ?戦いを見ていたわけじゃないだろ?」
「あ~それはね~。盾の溶かされた残骸を見たからよ。」
ピキッ。ちょっと空気が凍りついた。もしかしなくても怒っているのかも知れない。
「サ、サンリ?怒っているのか?」
俺がそう聞くと
「いや~別に怒ったわけじゃないだけど~。あの盾結構、見た目が好きだったから嫌がらせをしようかな~って。」
続けてサンリが言う。
「あ!別にリュータさんを責めているわけじゃないからね!気にしないで!」
・・・まあ少し怖かったが、無事ビックアックスが戻ったんだ。とりあえずそのことを喜ぼう。
「なら安心した。人から借りたものを失ったことは少し心残りだったからな。」
安心してリュータはまた席についた。そして神妙な面持ちでこう言った。
「話は変わるが、俺たちこのままでは死ぬかも知れねえな。」
「どう言うことだ?」
全く話が変わることに驚く。
「簡単な話だ。俺らには圧倒的にサポート役が足りていない。次こんなことが起きたら、今回みたいに生き残れるとは限らない。今回のこともサポートがいないから死に瀕した。今後はより激戦となるだろう。そんな中で俺たちだけで生き残れると思うか?」
もっともな意見だ。いずれ4人集めなければならないのだからこのチームに足りていない要素を付け足す方が良い。
撹乱役。回復役。様々なサポート役があるが、俺たちに必要なものはこれくらいだろう。この二つが揃えば戦術の幅も圧倒的に広がる。
撹乱役ならば、そいつが相手を翻弄している隙にリュータが一撃叩き込むようなことができる。俺がその時間で戦略を考えることもできる。
回復薬ならば、敵からの致命傷を恐れる必要がなくなる。もちろん即死級のものを喰らうとなれば話は別だが。またあまりしたくはないが、ゾンビアタックを仕掛けることもできるだろう。
これからの課題は仲間探しだな。
「・・・・・。」
しかしリュータは何も話そうとしない。
「どうしたんだ?飯もできているし食っておけよ。」
「そうね~冷めないうちに食べちゃって~。」
「・・・・・・・・。」
一体どうしたと言うのだろう。まさかどこか体調が悪いのだろうか?ならば少し不安だが、、、。
しかしその心配は要らなかったらしい。
「どうしたもこうしたもねえよ!なんだこの状況!?なんで俺たちは生きている?なんで起きたら横にあのガキがいる?いつの間にこの場所に移動した?教えろ!」
「まあまあ、落ち着いてくれ。1から説明してやるからとりあえずそこに座れ。」
ああ。そういって席についた。リュータ。無理もない。俺もさっき同じことを言ったからな。
そうして俺は今まで起きたことを教えていった。
「なるほどな。しかしよく生きて帰れたな。奇跡みたいなもんだぞ。あんな状況では全滅もありえた。」
そこまで話してリュータはあることに気づいた。そしてあたりをキョロキョロ見回して言った。
「そういえば俺のビックアックスどこに行った!?あれがなかったら今日死にかけた意味があないのだが・・。」
「あ~。それならあっちの部屋に置いてあるよ~。もしかしてあれリュータさんのものだったの?盾溶かされた代わりに持ってきちゃった~。」
あのビックアックスを簡単に運ぶとは・・・。やはりサンリは恐ろしい。というか。。。
「なんで盾が溶かされたことを知っているんだ?戦いを見ていたわけじゃないだろ?」
「あ~それはね~。盾の溶かされた残骸を見たからよ。」
ピキッ。ちょっと空気が凍りついた。もしかしなくても怒っているのかも知れない。
「サ、サンリ?怒っているのか?」
俺がそう聞くと
「いや~別に怒ったわけじゃないだけど~。あの盾結構、見た目が好きだったから嫌がらせをしようかな~って。」
続けてサンリが言う。
「あ!別にリュータさんを責めているわけじゃないからね!気にしないで!」
・・・まあ少し怖かったが、無事ビックアックスが戻ったんだ。とりあえずそのことを喜ぼう。
「なら安心した。人から借りたものを失ったことは少し心残りだったからな。」
安心してリュータはまた席についた。そして神妙な面持ちでこう言った。
「話は変わるが、俺たちこのままでは死ぬかも知れねえな。」
「どう言うことだ?」
全く話が変わることに驚く。
「簡単な話だ。俺らには圧倒的にサポート役が足りていない。次こんなことが起きたら、今回みたいに生き残れるとは限らない。今回のこともサポートがいないから死に瀕した。今後はより激戦となるだろう。そんな中で俺たちだけで生き残れると思うか?」
もっともな意見だ。いずれ4人集めなければならないのだからこのチームに足りていない要素を付け足す方が良い。
撹乱役。回復役。様々なサポート役があるが、俺たちに必要なものはこれくらいだろう。この二つが揃えば戦術の幅も圧倒的に広がる。
撹乱役ならば、そいつが相手を翻弄している隙にリュータが一撃叩き込むようなことができる。俺がその時間で戦略を考えることもできる。
回復薬ならば、敵からの致命傷を恐れる必要がなくなる。もちろん即死級のものを喰らうとなれば話は別だが。またあまりしたくはないが、ゾンビアタックを仕掛けることもできるだろう。
これからの課題は仲間探しだな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる