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同じ人種
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ドクン、と心臓が大きく鳴った。身体が熱くなってきて、熱に浮かされる。
「キョウイ……」
僕はキョウイの目を見た。すると、キョウイは吹き出したように笑いだす。
「ふふっ、あはははっ!! 冗談だよ、冗談」
「なんだと! 僕は本気にしたんだぞ!!」
冗談と聞いて不思議と身体の熱は引いた。熱に浮かされてしまったことがバカらしくなってくる。それなのにキョウイは平然としていた。
「あれはただの旅の加護。お守りみたいなものだ」
「……人を騙して楽しいのかよ」
「なんだよ、拗ねちゃって。別に怪しいもんじゃなかったんだからいーじゃねぇか」
「そうやって平気にウソをつくから飼っていたドラゴンも逃げたんじゃないのか」
後半は八つ当たりだったのかもしれない。それでも僕はこの世界のことを知らない人間。キョウイがいなかったらもっと苦労するかもしれない。いいように扱われて、奴隷のようにされるのかもしれない。そう思うと、キョウイから離れることはできなかった。
辺りは暗い夜。焚火の日はパチパチと燃えている。
「俺はただその場を盛り上げようと……」
キョウイは言葉を濁した。
「ウソをついてまで盛り上げてほしくない」
僕はキョウイに背を向ける。現実世界にでも同じような人種がいた。そいつもキョウイと同じで『ウソつき』なやつだった。
「キョウイ……」
僕はキョウイの目を見た。すると、キョウイは吹き出したように笑いだす。
「ふふっ、あはははっ!! 冗談だよ、冗談」
「なんだと! 僕は本気にしたんだぞ!!」
冗談と聞いて不思議と身体の熱は引いた。熱に浮かされてしまったことがバカらしくなってくる。それなのにキョウイは平然としていた。
「あれはただの旅の加護。お守りみたいなものだ」
「……人を騙して楽しいのかよ」
「なんだよ、拗ねちゃって。別に怪しいもんじゃなかったんだからいーじゃねぇか」
「そうやって平気にウソをつくから飼っていたドラゴンも逃げたんじゃないのか」
後半は八つ当たりだったのかもしれない。それでも僕はこの世界のことを知らない人間。キョウイがいなかったらもっと苦労するかもしれない。いいように扱われて、奴隷のようにされるのかもしれない。そう思うと、キョウイから離れることはできなかった。
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「俺はただその場を盛り上げようと……」
キョウイは言葉を濁した。
「ウソをついてまで盛り上げてほしくない」
僕はキョウイに背を向ける。現実世界にでも同じような人種がいた。そいつもキョウイと同じで『ウソつき』なやつだった。
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