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12話 漆原レナ、覚醒
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武蔵小杉駅。バス乗り場を見つめながらシャウラは満足そうに笑みを浮かべた。
「エルナト、あんたは予定通り家の近くへ向かいなさい。あたしはこれからバスに乗ってエニウスの連中を追っ払っておくわ」
シャウラは通信機で一方的に話すと返事を待たずに切ってしまった。目立たないよう金髪を帽子で隠したままバスを待っている人たちの列に歩み寄り、若いカップルのすぐ後ろに並んだ。そう、エニウスの友美と明の後ろに。
(この二人が報告にあったエニウスの連中に間違いないわね。まるで素人じゃない?)
シャウラは二人を観察していた。二人が行列の前方にいる漆原レナを狙っているのは明白だった。レナの動向ばかりを気にしているようで、それ以外の事は全く見えてない様子だ。
(別にコソコソする必要もなかったわね)
シャウラは暑苦しいと言わんばかりに帽子を脱ぐと、頭を振って髪を整えた。そこへバスが到着する。シャウラは列に続いてバスに乗り込み、友美と明の真後ろの席へ座った。そして、周囲を警戒しエニウスのメンバーらしき者が他にいないかを探った。
(せっかくだし、しばらく様子を見ましょう)
手前に座っているカップル以外に警戒すべき者はないと判断したシャウラは余裕を持って対処する事にしたのだ。
「まもなく発車します」
アナウンスの後にバスが動き出す。
シャウラは二人が能力者なのか見極めようとしていた。緊張した面持ちでポケットに手を入れている女の子とスマートフォンを見つめ続ける男の子。場馴れしているとは思えないこの二人はどう見ても新人だろう。だとしたら、もし能力者だったとしても、あたしの相手にはならない。
(もういいわ、退場してもらいましょう)
これ以上、調べるまでもないと思ったシャウラは行動へ移す事に決めた。両手に淫力を込め、前の座席に座っている友美の肩に手をかけた。そして異能を発動する。
―――『水流活性』―――
「あたしはシャウラ。ブラダーレリックのシャウラよ。あなた達、レナの事、狙っているでしょう?ほら、隣の彼も」
遠回しな言い方が嫌いなシャウラらしい。
「どちら様」と聞かれたことに対し何も隠すことなく堂々と返答した。そして、友美の隣に座っていた明の肩にも手をかける。
(これで二人とも触れたわ)
シャウラの『水流活性』は接触した相手に長時間の利尿作用と催淫作用を引き起こす。これで邪魔者は排除できた。そう確信したシャウラは二人に忠告すると、そのままバスを降りたのだ。
「エルナト!聞こえてる?邪魔者は排除したわ。あたしの仕事は終わり。後はあんたがやっておいてよね」
シャウラにしてみれば今回は張り合いのない仕事だったのだろう。通信機に向かって不機嫌そうな声で報告をすると、すぐにその場を立ち去った。
「はいはい、わかりました。あとはやっておきますよ」
気分屋のシャウラを扱うのには慣れている。エルナトは不機嫌そうなシャウラを適当にいなし、通信を終えた。
(さてと、漆原レナがライブ配信をする時刻まであと一時間か)
エルナトは目的の時刻を確認し着替えを始めた。金髪の髪をセットし、白い手袋、真っ赤なマントを身に着ける。エルナトが憧れるアニメの主人公『孤高の錬金術師』のアレクと同じ衣装だ。物語の主人公アレクは錬金術を使い、どんな逆境においても次々と事件を解決していくヒーローだった。淫力を使えるようになった現在、エルナトはまさに主人公のアレクになった様な気持ちでいる。任務のときにこの格好をするのは譲れないポリシーだった。そして、エルナトの仕事は素早く、豪快だ。
着替えを終えると、レナを強襲するため彼女の自宅付近にあるバス停へと向かった。バス停付近に到着した時、予定通りバスを降りたレナが家の方へ歩いて行く姿が見えた。エルナトはジョギングをするように背後から近づいて行く。そしてスピードにのったエルナトが彼女を追い抜く刹那、人差し指に淫力を込め無防備な脇腹へと突きを入れた。
―――『刺突奔流』―――
「やっ!?」
脇腹に電気が走るような刺激を受け驚いた彼女が声を上げる。
エルナトは彼女の方を振り返る事なく一言発して走り去って行った。
「今日の『わくわく配信』楽しみにしてるよー!」
「こちらエルナト。迎えを頼む」
レナから離れた彼は通信機で迎えを要請しシャウラのいるキャンプへ帰還したのだった。
レナは学校から帰宅するとコスプレ衣装に着替えてライブ配信をするのが日課になっていた。
(―――赤いマントの男。コスプレしてたみたいだし、もしかしてわたしのファンだった?)
そんな事を考えつつ自宅に帰った彼女はさっき脇腹に走った痛みを気にしていた。
(何かぶつかったみたいだし、痕になっていたら嫌だな)
自室で上着を脱いでから脇腹を確認し、さすったりしてみたがなんともないようだった。安心した彼女はライブ配信のために用意していた衣装へ着替えを始める。
(今日はこれ!今度海に来ていく予定の白ビキニ♪)
上下純白の白ビキニは彼女の白い肌と同化して裸と錯覚しそうに見える。長身でスタイルの良い彼女はあえてきわどいコスプレをする事で視聴者を集めていた。鏡に向かってダンスの振り付けを軽く練習したあとレナはライブ配信を始めるのだった。
「おい、シャウラ!はじまったぞ!」
モニターを見ていたエルナトがシャウラを起こすように声をかけた。
「しっかり仕事できてるんでしょうね?」
ソファーで居眠りしていたシャウラがゆっくりと起き上がりエルナトを問いただす。
「もちろん!これから炸裂するんで一緒に見ようぜ!ほら!」
二人はレナのライブ配信を大型モニターで眺めることにした。
ライブ配信が始まりレナがトークしながら衣装を紹介している。上下純白の白ビキニだ。
「うっわ、これが高校生!?どんだけ発育いいのよ。で、あんたどこ突っついたわけ?」
レナのスタイルの良さに興奮するシャウラは、エルナトをからかう様に質問した。
「脇腹だよ、脇腹!変なとこ突っついたりしてないって」
モニターに映るレナのボディーに見入っていたエルナトは、なぜかむきになって答えた。
「白のビキニボトムか、面白い事になるわね」
何を想像したのかシャウラがうっすらと笑みを浮かべた。
「発動まであと少しだぜ」
エルナトはその時を目前に息を飲んで画面に見入っていた。
モニター越しのレナはエクササイズの紹介をしている。真っ直ぐ仰向けに寝た状態から、両手で右膝を抱え込んでいる。ヨガでいう、『仰向けのねじりのポーズ』の恰好だ。ファンサービスなのか、レナの足先から股間がしっかりと映り込むようなカメラワークで配信されていた。
煽情的なポーズをとってから、わずか数秒後の事だった。爆ぜるように、彼女の股間からレモン色の噴水が湧きあがったのだ。
「きゃっ!えっ?なに!?」
レナがびっくりしたように声を上げ身体を起こすと、白いビキニボトムにレモン色のシミがみるみる広がっていった。なぜ自分の股からおしっこが吹き出しているのか理解できないといった様子だ。
「だめっ!とまっ……くぅ」
我に返ったレナは、流れ続けているおしっこを止めようとしたのだろう。股を手で抑え必死に我慢しようとするが、吹き出す勢いは抑えきれない。モニター越しでも「ジョォォォ……」と激しく吹き出す音が聞こえてくるほどだ。
彼女は何よりも早く、ライブ配信を止めたかっただろう。しかし、おしっこが出ている間、尿道口に不思議な快感が走り、身体を動かす事ができない。エルナトの『刺突奔流』はそういう能力だからだ。床に大きな水たまりを作り、ようやくおしっこは終わった。
そして、さらなる惨劇が彼女を襲う。もう出ない筈なのに、尿意はおさまらず、尿道口が疼くのだ。疼きはすぐに突き抜けるような快感に変わり、刺激で腰が大きくくねる。潮吹きの始まりだ。
「ああああああ!ダメっ、なにこれ!目の前が白く!あああっ!気持ちいいっ!気持ちいいい!」
レナは初めて絶頂に達し、そのまま気絶した。レモン色のビキニで潮に浸る彼女の姿は中継がタイムアウトするまでの間、大勢のファンに配信されたのだった。
「俺、ちょっとトイレ行ってくるわ」
中継を見ていたエルナトは席を立ち、そそくさと出ていこうとする。
「あんたいい仕事したじゃない。……ゆっくりシテらっしゃい」
シャウラは満足そうにモニターに映るレナをしばらく眺めていた。
「エルナト、あんたは予定通り家の近くへ向かいなさい。あたしはこれからバスに乗ってエニウスの連中を追っ払っておくわ」
シャウラは通信機で一方的に話すと返事を待たずに切ってしまった。目立たないよう金髪を帽子で隠したままバスを待っている人たちの列に歩み寄り、若いカップルのすぐ後ろに並んだ。そう、エニウスの友美と明の後ろに。
(この二人が報告にあったエニウスの連中に間違いないわね。まるで素人じゃない?)
シャウラは二人を観察していた。二人が行列の前方にいる漆原レナを狙っているのは明白だった。レナの動向ばかりを気にしているようで、それ以外の事は全く見えてない様子だ。
(別にコソコソする必要もなかったわね)
シャウラは暑苦しいと言わんばかりに帽子を脱ぐと、頭を振って髪を整えた。そこへバスが到着する。シャウラは列に続いてバスに乗り込み、友美と明の真後ろの席へ座った。そして、周囲を警戒しエニウスのメンバーらしき者が他にいないかを探った。
(せっかくだし、しばらく様子を見ましょう)
手前に座っているカップル以外に警戒すべき者はないと判断したシャウラは余裕を持って対処する事にしたのだ。
「まもなく発車します」
アナウンスの後にバスが動き出す。
シャウラは二人が能力者なのか見極めようとしていた。緊張した面持ちでポケットに手を入れている女の子とスマートフォンを見つめ続ける男の子。場馴れしているとは思えないこの二人はどう見ても新人だろう。だとしたら、もし能力者だったとしても、あたしの相手にはならない。
(もういいわ、退場してもらいましょう)
これ以上、調べるまでもないと思ったシャウラは行動へ移す事に決めた。両手に淫力を込め、前の座席に座っている友美の肩に手をかけた。そして異能を発動する。
―――『水流活性』―――
「あたしはシャウラ。ブラダーレリックのシャウラよ。あなた達、レナの事、狙っているでしょう?ほら、隣の彼も」
遠回しな言い方が嫌いなシャウラらしい。
「どちら様」と聞かれたことに対し何も隠すことなく堂々と返答した。そして、友美の隣に座っていた明の肩にも手をかける。
(これで二人とも触れたわ)
シャウラの『水流活性』は接触した相手に長時間の利尿作用と催淫作用を引き起こす。これで邪魔者は排除できた。そう確信したシャウラは二人に忠告すると、そのままバスを降りたのだ。
「エルナト!聞こえてる?邪魔者は排除したわ。あたしの仕事は終わり。後はあんたがやっておいてよね」
シャウラにしてみれば今回は張り合いのない仕事だったのだろう。通信機に向かって不機嫌そうな声で報告をすると、すぐにその場を立ち去った。
「はいはい、わかりました。あとはやっておきますよ」
気分屋のシャウラを扱うのには慣れている。エルナトは不機嫌そうなシャウラを適当にいなし、通信を終えた。
(さてと、漆原レナがライブ配信をする時刻まであと一時間か)
エルナトは目的の時刻を確認し着替えを始めた。金髪の髪をセットし、白い手袋、真っ赤なマントを身に着ける。エルナトが憧れるアニメの主人公『孤高の錬金術師』のアレクと同じ衣装だ。物語の主人公アレクは錬金術を使い、どんな逆境においても次々と事件を解決していくヒーローだった。淫力を使えるようになった現在、エルナトはまさに主人公のアレクになった様な気持ちでいる。任務のときにこの格好をするのは譲れないポリシーだった。そして、エルナトの仕事は素早く、豪快だ。
着替えを終えると、レナを強襲するため彼女の自宅付近にあるバス停へと向かった。バス停付近に到着した時、予定通りバスを降りたレナが家の方へ歩いて行く姿が見えた。エルナトはジョギングをするように背後から近づいて行く。そしてスピードにのったエルナトが彼女を追い抜く刹那、人差し指に淫力を込め無防備な脇腹へと突きを入れた。
―――『刺突奔流』―――
「やっ!?」
脇腹に電気が走るような刺激を受け驚いた彼女が声を上げる。
エルナトは彼女の方を振り返る事なく一言発して走り去って行った。
「今日の『わくわく配信』楽しみにしてるよー!」
「こちらエルナト。迎えを頼む」
レナから離れた彼は通信機で迎えを要請しシャウラのいるキャンプへ帰還したのだった。
レナは学校から帰宅するとコスプレ衣装に着替えてライブ配信をするのが日課になっていた。
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そんな事を考えつつ自宅に帰った彼女はさっき脇腹に走った痛みを気にしていた。
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(今日はこれ!今度海に来ていく予定の白ビキニ♪)
上下純白の白ビキニは彼女の白い肌と同化して裸と錯覚しそうに見える。長身でスタイルの良い彼女はあえてきわどいコスプレをする事で視聴者を集めていた。鏡に向かってダンスの振り付けを軽く練習したあとレナはライブ配信を始めるのだった。
「おい、シャウラ!はじまったぞ!」
モニターを見ていたエルナトがシャウラを起こすように声をかけた。
「しっかり仕事できてるんでしょうね?」
ソファーで居眠りしていたシャウラがゆっくりと起き上がりエルナトを問いただす。
「もちろん!これから炸裂するんで一緒に見ようぜ!ほら!」
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レナのスタイルの良さに興奮するシャウラは、エルナトをからかう様に質問した。
「脇腹だよ、脇腹!変なとこ突っついたりしてないって」
モニターに映るレナのボディーに見入っていたエルナトは、なぜかむきになって答えた。
「白のビキニボトムか、面白い事になるわね」
何を想像したのかシャウラがうっすらと笑みを浮かべた。
「発動まであと少しだぜ」
エルナトはその時を目前に息を飲んで画面に見入っていた。
モニター越しのレナはエクササイズの紹介をしている。真っ直ぐ仰向けに寝た状態から、両手で右膝を抱え込んでいる。ヨガでいう、『仰向けのねじりのポーズ』の恰好だ。ファンサービスなのか、レナの足先から股間がしっかりと映り込むようなカメラワークで配信されていた。
煽情的なポーズをとってから、わずか数秒後の事だった。爆ぜるように、彼女の股間からレモン色の噴水が湧きあがったのだ。
「きゃっ!えっ?なに!?」
レナがびっくりしたように声を上げ身体を起こすと、白いビキニボトムにレモン色のシミがみるみる広がっていった。なぜ自分の股からおしっこが吹き出しているのか理解できないといった様子だ。
「だめっ!とまっ……くぅ」
我に返ったレナは、流れ続けているおしっこを止めようとしたのだろう。股を手で抑え必死に我慢しようとするが、吹き出す勢いは抑えきれない。モニター越しでも「ジョォォォ……」と激しく吹き出す音が聞こえてくるほどだ。
彼女は何よりも早く、ライブ配信を止めたかっただろう。しかし、おしっこが出ている間、尿道口に不思議な快感が走り、身体を動かす事ができない。エルナトの『刺突奔流』はそういう能力だからだ。床に大きな水たまりを作り、ようやくおしっこは終わった。
そして、さらなる惨劇が彼女を襲う。もう出ない筈なのに、尿意はおさまらず、尿道口が疼くのだ。疼きはすぐに突き抜けるような快感に変わり、刺激で腰が大きくくねる。潮吹きの始まりだ。
「ああああああ!ダメっ、なにこれ!目の前が白く!あああっ!気持ちいいっ!気持ちいいい!」
レナは初めて絶頂に達し、そのまま気絶した。レモン色のビキニで潮に浸る彼女の姿は中継がタイムアウトするまでの間、大勢のファンに配信されたのだった。
「俺、ちょっとトイレ行ってくるわ」
中継を見ていたエルナトは席を立ち、そそくさと出ていこうとする。
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