失禁カウンセラー

たちばなさとし

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仕組まれた夜 美咲と莉緒編

仕組まれた夜 ③ ショッピング中の出来事

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🌸 美咲(みさき)26歳 外資系企業のマーケティング担当
性格:落ち着いた大人びた雰囲気を持つが、親しい人には甘え上手。世話焼きな一面もあり、人の悩みを親身に聞くタイプ。
外見:長めの黒髪、スラリとしたスタイル。シンプルで洗練されたファッションを好む。
趣味:ワイン・カクテル作り、読書、料理
秘密:莉緒に対して長年密かな感情を抱いており、関係を深めようと考えている。

莉緒(りお)25歳 アパレルショップ店員
性格:明るく社交的で、誰とでも仲良くなれるタイプ。少しドジなところがあり、愛嬌がある。
外見:ショートボブの茶髪、柔らかい印象の丸い目。カジュアルでフェミニンなファッションが好き。
趣味:ショッピング、カフェ巡り、SNSでファッションコーデを投稿すること
弱点:お酒が好きだが、酔うとすぐに眠くなり無防備になる。
秘密:美咲の本当の思惑には全く気づいておらず、ただの「親友」だと思っている。


「最近ちょっと便秘気味なんだよね。」

カフェでドリンクを片手に、莉緒がぽつりとつぶやいた。

「そうなんだ。大丈夫?」

美咲が気遣うように尋ねると、莉緒は小さくため息をついた。

「うん、でも何日か出てなくて……お腹張ってる感じがする。」

それを聞いた美咲は、バッグの中を探る。翔太からもらった小さな瓶がそこにあった。

「これ、取引先で営業の人にもらったんだけど、便秘によく効くらしいよ。すごく自然に出るタイプみたいだから、急にお腹が痛くなったりもしないって。」

美咲は何気ない調子で、さりげなく差し出した。莉緒は少し考えた後、

「へえ、そんなのあるんだ。じゃあ、ちょっと試してみようかな。」

と、グラスの水に混ぜて一気に飲んだ。

「苦くないし、普通に飲めるね。」

莉緒はそう言いながら、特に気にすることもなく、そのままショッピングに向かった。

それから1時間ほど、二人はショッピングモールの中を歩き回っていた。お気に入りの服を見たり、雑貨を眺めたりして、楽しい時間を過ごしていた。

そして、ふとした瞬間、莉緒は何かを探るようにお腹をさすった。

「……なんか、ちょっとお腹の張りが楽になった気がするかも。」

莉緒がぼそっと呟いた。

「え? さっきの薬、効いてきたのかな?」

美咲が尋ねると、莉緒は少し考え込んだ後、

「うーん……でも、お腹痛くなったりはしてないし、普通に歩いてるだけなんだけど……。」

と、不思議そうに答えた。

だが、次の瞬間、莉緒はお尻に違和感を覚える。

「……あれ?」

莉緒は何かを確かめるように、そっと立ち止まる。しかし、その直後、顔色がさっと変わった。

「ちょっと待って……。」

美咲が莉緒を見つめると、彼女は動揺したように小さく息を飲んだ。

「え、ちょっと、もしかして……?」

莉緒の表情は次第に青ざめていく。

「……も、もう出てる……?」

自分でも気づかないうちに、何かが起こっていたことに莉緒は愕然とした。

「莉緒……まさか……?」

美咲がそっと声をかけると、莉緒はうつむいたまま、小さく震えながら口を開いた。

「……うそ、気づかなかった……。」

美咲はすぐに莉緒を支え、近くのトイレに誘導した。個室に入ると、莉緒は小さくしゃがみ込み、顔を両手で覆った。

「最悪……こんなの、ありえない……。」

か細い声でそう呟く莉緒の肩が小さく震えていた。美咲は、そんな莉緒を見て、そっと肩に手を置いた。

「莉緒、ここでちょっと待っててね。」

そう言って、美咲はすぐにトイレを出ると、近くのショップへ向かった。そこにはちょうどいいスカートや下着が並んでいた。美咲は急いで選び、会計を済ませると、トイレに戻った。

「莉緒、これ、着替えて。」

個室のドア越しに、そっと袋を差し出す。しばらく沈黙が続いたが、やがてドアが少しだけ開き、莉緒が袋を受け取った。

「……ありがとう……。」

莉緒の声は少し震えていたが、美咲の優しさを感じ取ったのか、どこかほっとしたようでもあった。

それ以来、莉緒はこれまで以上に美咲を頼るようになった。

「ねえ、美咲、今度の週末、一緒に買い物行かない?」

「うん、いいよ。でも、お腹の調子には気をつけないとね。」

美咲がくすっと笑うと、莉緒は頬を赤らめながらむくれた。

「……もう、あんなことにはならないからっ!」

そう言いながらも、莉緒は美咲の腕をしっかりと掴んでいた。
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