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アフターストーリー③
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次の日、ヴィクトールとキスをしながら朝を迎えた。アリスティドはまさしく有頂天で、人生最良の日を更新し続けていた。
朝食を食べたのち、ヴィクトールが出かけるのを見送ってからアリスティドも着替えて実家へ向かう支度をした。
「…ねぇ。アリス」
着替え終わって、鞄を持ち上げた所でビクトリアに話しかけられた。なんとなく、聞いて良いものか、聞きづらいな、と言う雰囲気が漂っている。その後ろでヴィクリスは苦笑し、トラヴィンに至ってはビクトリアが何を言うのか不思議そうにしている。
「なぁに?ビィ。クリスもヴィンも、どうしたの?」
もうそろそろ出発しなくては、着くのは早くても夕方なのだ。夕食の時間には間に合わせたいのであまり長居はできない。
それでも三人がジリジリと聞きたそうにしているなら急かすわけにはいかない。ビクトリアが決意して言葉を発するまで待ち続けた。
「…あの、ね。アリス…怖くて、とてもじゃないけど、怖くて聞けなかったの」
「うん?」
「…えっと…」
ちら、とビクトリアはヴィクリスに目を向ける。ヴィクリスは何が起きているのかよく分かっている様でずっと苦笑している。
言いにくそうにしているヴィクリスが、ビクトリアに代わって尋ねる。
「アリス、父上に…実家に一週間帰ること、伝えてある?」
「言ってないよ?いつも言わないし」
「あああああ…やっぱりぃいいぃ」
アリスティドは首を傾げた。婚約してから実家に帰るのは定番だった。いつも一緒の三人の子供達には、一ヶ月に一回、母に呼ばれて実家に帰るのは知られているし、子供達に伝えればそれで良いと思っている。
家令のエイベンにも伝えてあるし、特に問題はないはず。
ガックリとこれ以上ないほど地に膝と手をついて落ち込んでいるビクトリアを見て驚く。一体何がそこまで彼女を落ち込ませる話になったのか、アリスティドには理解できなかった。
「あー!そう言うことかよ!やっと分かった」
トラヴィンが事態をアリスティドよりも早く理解したらしかった。不思議に首を傾げるアリスティドのためにトラヴィンは説明してくれた。
「母さんは実家に帰るときは一ヶ月前から親父にいつも伝えてたぜ?アリスもそうしないとマズイって話だろ?」
二人はトラヴィンの説明にこっくりと深く頷いた。何がマズイのかやっぱりよく分からないアリスティドは益々首を傾げた。
「でも、エイベンは『畏まりました。ゆっくりと休まれてください。今回帰ってくる時は必ず、かならず、お伝えください』としか言わなかったし…」
「…まぁ、主人の言うことに従うのが家令の仕事だからね…それにエイベンはどちらかというとアリスの味方だから…」
よく分からないが、とりあえず今回はもう時間もないし行くことはやめるわけにいかない。
なんたって、もう母には今日帰ると伝えてしまっている。取り消しは少し面倒だし、今まで自由にさせてくれていたヴィクトールが怒るとも思えない。
「次からそうするよ。今日はもう行かないと、夕食に間に合わないから。もし聞かれたら三人から伝えておいて」
「ええ…そうね。そうよね…行ってらっしゃい、アリス…気をつけてね。絶対一週間で帰ってきてね。一週間と言わず、一日でも三日でもいいから、早く帰ってきてくれて良いのよ…」
「?一週間で帰ってくるよ。早く帰る時も連絡するね、行ってきます」
微妙な顔をした三人に、笑顔で手を振って部屋を出て、馬車はゆったりと出発した。
実家に帰ると、出迎えてくれたのは使用人達…ではなく、兄四人だった。
次々におかえりと言われ、もみくちゃにされるのは毎度のことだった。やっぱり甘やかされていると感じるが、アリスティドは嬉しいのでなすがままだ。
家に入り、アリスティドの父母のいるガーデンテーブルに向かった。
「母上、父上、ただいまです」
「お帰りなさい!アリス!ささ、早く座ってちょうだい!」
「おかえりアリス。今日も子供達は来れなかったのかい?」
母は待ってましたと言わんばかりにガーデンチェアをすすめてくる。よっぽど話し相手が欲しかったようだ。
父は少し苦笑しながら、フェリオス家の三兄妹がいつ来てくれるのかと待ち望んでいた。
父も母も、子供好きで、アリスティドが成人してからは孫を見るのを楽しみにしている。
長男の子供は、構われすぎて実家に寄り付かなくなってしまったらしい。流石のアリスも苦笑した。きっとフェリオス家三兄妹もうんざりしてしまうかも知れない。
そんなこんなで長時間話を聞いていると、母が突然、アリスティドの首をジッと見てきた。
「どうしたんですか?」
「…アリス。あなた。処女じゃなくなったわね?」
紅茶を吹き出した。持っていたティーカップを落としかけた。
そういえば昨夜ヴィクトールに所有印というなのキスマークをつけられたことを思い出す。
「な、な、んな…!」
「やっぱり…そうなのね!これはお祝いしなくちゃいけないわ!今すぐケーキの準備をするように伝えてちょうだい!」
「ひ、ひいいぃい!やめて下さい母上!恥ずかしすぎます!」
家族全員の前で『処女を散らしたので今日はお祝いのケーキです』なんて公言は嫌すぎる。
父は苦笑して、メイドに向かって指示をする母を宥めている。
「まぁまぁ、やめなさい。二十歳でケーキは恥ずかしいだろう。七面鳥にしよう」
宥める方向性が違う。この母あってこの父だ。このズレた感性に、兄達は話し相手になるのを諦めているのだ。必然的にアリスティドが呼び出される。
アリスティドは昔からそうだった。この母と父を相手するのが疲れるので、兄達は嫌がり、その埋め合わせとばかりに兄はアリスティドを甘やかしてくる。
「アリスが幸せそうで良かったわぁ、結婚式、今からでもやらないかしら」
「母上、やりませんから…」
「ふふふ、そうなのかしらねぇ?」
「…母上?」
兄達が一番苦手なのは、この母だ。
「もうすでに『結婚式しないとアリスは実家から出しません!』ってお手紙出しといたわ!」
「母上!!」
なんてことをしやがるのか!つい口調が荒くなってしまうくらいには気が動転している。
母のこういう突飛もない行動が、兄達が辟易としている部分だ。人のことをまるでハリケーンの中に放り込んでは楽しむ、人としてあってはならない一面を持っているのだ。
つまり、勘弁してほしい。
「ヴィ、ヴィクトールは二度目ですし、そう言うのはやめようって話にしていたんです!僕も恥ずかしいしやりたくないんです!聞いてますか母上!」
「あーん、ヴェールは私が刺繍しちゃおうかしら!きゃー!楽しみね、あなた!」
「じゃあ僕はウェルカムボードなんていうのを作っちゃおっかな」
話にならない浮かれた二人を見て、ああ…自分もこんな感じで浮かれていたのか…とここまでとは言わないが、過去を振り返って遠い目をしてしまった。
両親の話はなんとか終わらせ、すぐさまアリスティドは手紙を出した。
母が言っているのは出鱈目で、一週間後に必ず戻る。真に受けないでほしい、と。出してから気づいたのだが、こんな突飛もない話をあの冷静なヴィクトールが信じるとはとても思えない。
出さなくても平気だったかも、とは思い直したが、出したものは仕方ないので諦めることにした。
朝食を食べたのち、ヴィクトールが出かけるのを見送ってからアリスティドも着替えて実家へ向かう支度をした。
「…ねぇ。アリス」
着替え終わって、鞄を持ち上げた所でビクトリアに話しかけられた。なんとなく、聞いて良いものか、聞きづらいな、と言う雰囲気が漂っている。その後ろでヴィクリスは苦笑し、トラヴィンに至ってはビクトリアが何を言うのか不思議そうにしている。
「なぁに?ビィ。クリスもヴィンも、どうしたの?」
もうそろそろ出発しなくては、着くのは早くても夕方なのだ。夕食の時間には間に合わせたいのであまり長居はできない。
それでも三人がジリジリと聞きたそうにしているなら急かすわけにはいかない。ビクトリアが決意して言葉を発するまで待ち続けた。
「…あの、ね。アリス…怖くて、とてもじゃないけど、怖くて聞けなかったの」
「うん?」
「…えっと…」
ちら、とビクトリアはヴィクリスに目を向ける。ヴィクリスは何が起きているのかよく分かっている様でずっと苦笑している。
言いにくそうにしているヴィクリスが、ビクトリアに代わって尋ねる。
「アリス、父上に…実家に一週間帰ること、伝えてある?」
「言ってないよ?いつも言わないし」
「あああああ…やっぱりぃいいぃ」
アリスティドは首を傾げた。婚約してから実家に帰るのは定番だった。いつも一緒の三人の子供達には、一ヶ月に一回、母に呼ばれて実家に帰るのは知られているし、子供達に伝えればそれで良いと思っている。
家令のエイベンにも伝えてあるし、特に問題はないはず。
ガックリとこれ以上ないほど地に膝と手をついて落ち込んでいるビクトリアを見て驚く。一体何がそこまで彼女を落ち込ませる話になったのか、アリスティドには理解できなかった。
「あー!そう言うことかよ!やっと分かった」
トラヴィンが事態をアリスティドよりも早く理解したらしかった。不思議に首を傾げるアリスティドのためにトラヴィンは説明してくれた。
「母さんは実家に帰るときは一ヶ月前から親父にいつも伝えてたぜ?アリスもそうしないとマズイって話だろ?」
二人はトラヴィンの説明にこっくりと深く頷いた。何がマズイのかやっぱりよく分からないアリスティドは益々首を傾げた。
「でも、エイベンは『畏まりました。ゆっくりと休まれてください。今回帰ってくる時は必ず、かならず、お伝えください』としか言わなかったし…」
「…まぁ、主人の言うことに従うのが家令の仕事だからね…それにエイベンはどちらかというとアリスの味方だから…」
よく分からないが、とりあえず今回はもう時間もないし行くことはやめるわけにいかない。
なんたって、もう母には今日帰ると伝えてしまっている。取り消しは少し面倒だし、今まで自由にさせてくれていたヴィクトールが怒るとも思えない。
「次からそうするよ。今日はもう行かないと、夕食に間に合わないから。もし聞かれたら三人から伝えておいて」
「ええ…そうね。そうよね…行ってらっしゃい、アリス…気をつけてね。絶対一週間で帰ってきてね。一週間と言わず、一日でも三日でもいいから、早く帰ってきてくれて良いのよ…」
「?一週間で帰ってくるよ。早く帰る時も連絡するね、行ってきます」
微妙な顔をした三人に、笑顔で手を振って部屋を出て、馬車はゆったりと出発した。
実家に帰ると、出迎えてくれたのは使用人達…ではなく、兄四人だった。
次々におかえりと言われ、もみくちゃにされるのは毎度のことだった。やっぱり甘やかされていると感じるが、アリスティドは嬉しいのでなすがままだ。
家に入り、アリスティドの父母のいるガーデンテーブルに向かった。
「母上、父上、ただいまです」
「お帰りなさい!アリス!ささ、早く座ってちょうだい!」
「おかえりアリス。今日も子供達は来れなかったのかい?」
母は待ってましたと言わんばかりにガーデンチェアをすすめてくる。よっぽど話し相手が欲しかったようだ。
父は少し苦笑しながら、フェリオス家の三兄妹がいつ来てくれるのかと待ち望んでいた。
父も母も、子供好きで、アリスティドが成人してからは孫を見るのを楽しみにしている。
長男の子供は、構われすぎて実家に寄り付かなくなってしまったらしい。流石のアリスも苦笑した。きっとフェリオス家三兄妹もうんざりしてしまうかも知れない。
そんなこんなで長時間話を聞いていると、母が突然、アリスティドの首をジッと見てきた。
「どうしたんですか?」
「…アリス。あなた。処女じゃなくなったわね?」
紅茶を吹き出した。持っていたティーカップを落としかけた。
そういえば昨夜ヴィクトールに所有印というなのキスマークをつけられたことを思い出す。
「な、な、んな…!」
「やっぱり…そうなのね!これはお祝いしなくちゃいけないわ!今すぐケーキの準備をするように伝えてちょうだい!」
「ひ、ひいいぃい!やめて下さい母上!恥ずかしすぎます!」
家族全員の前で『処女を散らしたので今日はお祝いのケーキです』なんて公言は嫌すぎる。
父は苦笑して、メイドに向かって指示をする母を宥めている。
「まぁまぁ、やめなさい。二十歳でケーキは恥ずかしいだろう。七面鳥にしよう」
宥める方向性が違う。この母あってこの父だ。このズレた感性に、兄達は話し相手になるのを諦めているのだ。必然的にアリスティドが呼び出される。
アリスティドは昔からそうだった。この母と父を相手するのが疲れるので、兄達は嫌がり、その埋め合わせとばかりに兄はアリスティドを甘やかしてくる。
「アリスが幸せそうで良かったわぁ、結婚式、今からでもやらないかしら」
「母上、やりませんから…」
「ふふふ、そうなのかしらねぇ?」
「…母上?」
兄達が一番苦手なのは、この母だ。
「もうすでに『結婚式しないとアリスは実家から出しません!』ってお手紙出しといたわ!」
「母上!!」
なんてことをしやがるのか!つい口調が荒くなってしまうくらいには気が動転している。
母のこういう突飛もない行動が、兄達が辟易としている部分だ。人のことをまるでハリケーンの中に放り込んでは楽しむ、人としてあってはならない一面を持っているのだ。
つまり、勘弁してほしい。
「ヴィ、ヴィクトールは二度目ですし、そう言うのはやめようって話にしていたんです!僕も恥ずかしいしやりたくないんです!聞いてますか母上!」
「あーん、ヴェールは私が刺繍しちゃおうかしら!きゃー!楽しみね、あなた!」
「じゃあ僕はウェルカムボードなんていうのを作っちゃおっかな」
話にならない浮かれた二人を見て、ああ…自分もこんな感じで浮かれていたのか…とここまでとは言わないが、過去を振り返って遠い目をしてしまった。
両親の話はなんとか終わらせ、すぐさまアリスティドは手紙を出した。
母が言っているのは出鱈目で、一週間後に必ず戻る。真に受けないでほしい、と。出してから気づいたのだが、こんな突飛もない話をあの冷静なヴィクトールが信じるとはとても思えない。
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