僕の伴侶は最古の竜

ライ

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契約の儀偏

友と生涯の契りを

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「分かったよ、僕は君を受け入れる。そして、僕は君と一緒に生きていくことを、ここで誓う」
僕の、決意した言葉に、黒き竜は歓喜するように、翼を広げて、
「よかった!!あなたが私を受け入れてくれて」
広げた翼に僕を、包みながら言った。
彼女が喜んでいる姿も、とても美しく、僕はその姿に見入ってしまう。
しかし見入ってばかりもいられない、僕は竜との契約の方法を、これっぽちも知らないのだから。
「僕は君と契約することに、決めたけどやり方を知らない、どうすればいいんだい?」
「普通に暮らしている人間が、それを知らないのは道理よ、ちゃんと私が教えるわ。安心して」
と言葉通り安心させるように黒き竜が僕に言ってくれたので
「そうか、よかった。それで僕はどうすればいいの?」
と聞き、やり方の説明を求め、黒き竜が教えてくれた。
「契約の方法は、それほど難しくはないのよ、まず私にあなたの名前の一部を、つけた名前を付けるの、それで下準備は終わりで、次に竜側が決めた口上を、述べて相手の血を、身体に取り込めば完了よ」
と言うので、一つ二つの質問を僕はした。
「質問なんだけど、僕の名前の一部とは、一文字でもいいの?それとも二文字以上?あと血を取り込むのは、経口摂取でもいいのかな?口上に関しては竜にしか、分からない言葉じゃないよね?」
この三つの質問に
「そうね、まず一つ目の、質問はそうよ一文字でも、入っていれば問題ないわ、二つ目の質問もそれで問題ないわね、三つ目の質問はこの口上は人間と契約するために、竜が考えただけだから、
あなたにもちゃんと発音できるはずよ」
と安心できる答えを、返してくれました。
ならば、僕がやることはまず、この黒く美しい竜に、名前をつけることです。
僕の名前が、シャルトだから・・・そうだ!僕のシャをとってシャーティアにしよう。
早速、思い付いたので、黒き竜、ことシャーティアに言いました。
「決めたよ、君の名前は、僕の名の、シャをとってシャーティア、気に入ってくれると、いいんだけど」
僕の決めた名前に、シャーティアは喜んでくれたようです。
「うれしいわ。あなたは私が雌の竜だと、気が付いていたのね。見た目じゃ、同じ竜でも、分からないものもいるのに」
僕は彼女、シャーティアが喜んでくれたのが、うれしかったようで、今までに、したことのない、笑顔で
「当然じゃないか、君みたいに気品漂う竜が、女性だとわからないなんて、あるわけないよ、僕は君が空から降り立ってきたとき、君の美しさに目を奪われてしまったんだから」
僕は、その時、目を奪われたのが、恥ずかしかったけれど、シャーティアが喜んでくれるのなら、その恥ずかしさも嬉しさに代わるようです。
「シャーティア、気を取り直して、二つ目の契約をしよう。僕は君の爪か牙で腕のあたりを傷つけるだけですむけど、君はどうするんだい?」
あまり、彼女に痛いことはさせたくないけど、契約内容に入るのならば仕方ありません。
「それに関しては、大丈夫よ、竜の口の中は血が出やすいから、少し牙で傷つければいいだけだもの、それに言う順番を間違えたけど、契約の時は口上を述べたときにお互いの血を、のむからそれほどの痛みは感じない、らしいのよ、なんか代わりに熱さを感じるみたいで」
彼女の言葉に、僕は安心して息を吐いた。
ふふ、あなたはたった四歳なのに、もう一人前の男なのね、かっこいいわ、そんなところもまた気にいったところ、なのかしらね、シャーティアは、心の中でそう考えていた。
「それじゃあ、契約の口上を始めましょうか」
僕は緊張しながらも、彼女の言葉を待った。
「我、黒竜シャーティアの名において、汝、シャルトと一生涯を共に生きることを竜神の名のもとにここに誓いを立てるものなり」
僕の番だ、確かシャーティアはこう言っていたな。名前を変えて、
「我、シャルトの名において、汝、黒竜シャーティアと共に生涯を生きることを、竜神の名のもとに誓い、この誓いを受諾するものなり」
僕が口上を述べた後、すぐに僕とシャーティアは、お互いの血を、飲みあい、それが終わると、
僕らは黒い光に包まれた。
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