5 / 5
新しい仲間
しおりを挟む
「あんたらが欲しい情報かは知らねえが、俺に依頼を出したのは、あんたと同じ王族だよ」
その言葉に、痴話喧嘩のように仲良く?言い合っていた二人は同時に振り返った。
「おいおい、それは驚いたぞ」
「うん、私も驚いた」
二人ともに、言った言葉通り純粋に驚いていた。
「はあ?そんなに驚く内容か?」
二人の驚きに逆に冷静になったキリルは、二人がそこまで驚くことかとつい反射で言ってしまった。
「そりゃな、俺を殺すことに直接的に王族が関わってるなんてそいつはあほかばかのどっちかって思うだろうが」
二人の気持ちを先に言葉に出したのは、暗殺対象にされたアシュタールだった。
「主さまの言う通り。暗殺者に直接依頼する王族なんてばか以外の何物でもない、例え言い訳を考えたところで暗殺者に名指しされるようなこと不名誉なことでしかない、まして、今は王位争い中で足の引っ張りあいをしてるんだから、敵となる者たちにスキを与えるようなばかが今も王位争いに参戦しているなんて、どれだけ悪運が強いのかな?」
アシュタールもなかなかにひどいことを言っているが、見た目は可愛いらしい子供の口から、もっと辛辣な言葉が出てきた。
「お前ら、どっちもひでえこと言ってるぞ」
この場で最も常識人(あくまでこの場にいるものの中で)であるキリルが最もな突っ込みを入れる。
「は?そんなひどくねえだろ」
「は?そんなひどくない」
二人同時に同じようなことを喋る。
「いやいや、本当のことでも結構ひでーよ」
しかし、キリルの口からでたこの言葉が無自覚で一番きつかった。
「まあいいや、お前これからどーすんの?もう雇い主の方にはいけねえよな?」
「うっ」
アシュタールはこれからどうするかをキリルに問う。
しかし、キリルはここでもう死ぬことを覚悟していたので、死ななかった時のことなど考えていなかった。
「主さま、こいつ雇っちゃえば?」
そこに爆弾発言?を投下する一言が出た。
「はあ?あんた何考えてるんだ」
初めに言葉を発したのは当事者ではあるが、この場で一番発言力のないと思っている、キリルである。
「使えるんだ?」
キリルの言葉をガン無視して、アシュタールはルカに問う。
「うん、結構優秀、気配の消し方うまかったし、なんか潔いから、信頼したら裏切らないと思う」
「へえー?ルカがそこまで言うなんて珍しいじゃん」
「別に優秀なのに遭遇しなかったからってだけ」
「まあいいか、おい、そこのえーと名前何だっけ?」
「キリルだ」
「じゃキリル、お前に選ばせてやるよ、俺の下僕になるか?」
その言葉に、痴話喧嘩のように仲良く?言い合っていた二人は同時に振り返った。
「おいおい、それは驚いたぞ」
「うん、私も驚いた」
二人ともに、言った言葉通り純粋に驚いていた。
「はあ?そんなに驚く内容か?」
二人の驚きに逆に冷静になったキリルは、二人がそこまで驚くことかとつい反射で言ってしまった。
「そりゃな、俺を殺すことに直接的に王族が関わってるなんてそいつはあほかばかのどっちかって思うだろうが」
二人の気持ちを先に言葉に出したのは、暗殺対象にされたアシュタールだった。
「主さまの言う通り。暗殺者に直接依頼する王族なんてばか以外の何物でもない、例え言い訳を考えたところで暗殺者に名指しされるようなこと不名誉なことでしかない、まして、今は王位争い中で足の引っ張りあいをしてるんだから、敵となる者たちにスキを与えるようなばかが今も王位争いに参戦しているなんて、どれだけ悪運が強いのかな?」
アシュタールもなかなかにひどいことを言っているが、見た目は可愛いらしい子供の口から、もっと辛辣な言葉が出てきた。
「お前ら、どっちもひでえこと言ってるぞ」
この場で最も常識人(あくまでこの場にいるものの中で)であるキリルが最もな突っ込みを入れる。
「は?そんなひどくねえだろ」
「は?そんなひどくない」
二人同時に同じようなことを喋る。
「いやいや、本当のことでも結構ひでーよ」
しかし、キリルの口からでたこの言葉が無自覚で一番きつかった。
「まあいいや、お前これからどーすんの?もう雇い主の方にはいけねえよな?」
「うっ」
アシュタールはこれからどうするかをキリルに問う。
しかし、キリルはここでもう死ぬことを覚悟していたので、死ななかった時のことなど考えていなかった。
「主さま、こいつ雇っちゃえば?」
そこに爆弾発言?を投下する一言が出た。
「はあ?あんた何考えてるんだ」
初めに言葉を発したのは当事者ではあるが、この場で一番発言力のないと思っている、キリルである。
「使えるんだ?」
キリルの言葉をガン無視して、アシュタールはルカに問う。
「うん、結構優秀、気配の消し方うまかったし、なんか潔いから、信頼したら裏切らないと思う」
「へえー?ルカがそこまで言うなんて珍しいじゃん」
「別に優秀なのに遭遇しなかったからってだけ」
「まあいいか、おい、そこのえーと名前何だっけ?」
「キリルだ」
「じゃキリル、お前に選ばせてやるよ、俺の下僕になるか?」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
番を辞めますさようなら
京佳
恋愛
番である婚約者に冷遇され続けた私は彼の裏切りを目撃した。心が壊れた私は彼の番で居続ける事を放棄した。私ではなく別の人と幸せになって下さい。さようなら…
愛されなかった番。後悔ざまぁ。すれ違いエンド。ゆるゆる設定。
※沢山のお気に入り&いいねをありがとうございます。感謝感謝♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる