前世は仕事のやりすぎによる過労死を経験したので次の人生ではのんびり生きたい

ライ

文字の大きさ
1 / 71

教えて!紫皇さん。本編ではありません

しおりを挟む

注意、こちらの話は、本編ではありません。
こちらの話は、本編に出てくる予定の幻獣の特徴や能力を、紫皇が語る話です。(紫皇とは当作品の主人公の契約獣)
作者も語ります。(語るだけでなく、ケンカもします)
では、お楽しみください。


教えて!紫皇さん
『ということで俺がいろいろ教えることになったが普通、こういうことって作者が語るんじゃねえの?』
「そんなの作者は知りません。作者の方が語るのもいいかもしれませんが、作者は嫌だからやらないんです。紫皇くんに白羽の矢が当たったのは、主人公はまだなにも知らないし、ご両親もあまり出ないからです。消去法で紫皇くんに決まりました。そして、これから作者が質問をするのでそれに答えてください~」
『はあ文句言っても意味無さそうだなこりゃ』
「その通り~では質問タイムスタート」

「ファルーア王国では幻獣にランクをつけています。そのランク付けは以下の通り」
上から特S級、ドラゴン。S級、グリフォン、ガルーダ、フェニクスなど。A級、ナーガ、キメラなど。B級、ペガサス、ユニコーン、サラマンダーなど。C級がグレートボアやアイスラットなど。
「上がドラゴンだけど、これはもう伝説レベルで、次が紫皇くんの種族であるグリフォンやガルーダ、フェニクスだね。その次がナーガやキメラで、その次が、ペガサス、ユニコーン、になるわけだ。それで質問は幻獣の特性や能力だよ」
『ふむまず、ドラゴンについては、俺もあまり知らん。なんせ、伝説級だからな。で、グリフォンの特徴は黄色に近い体毛に目の色は、個体によって違うな。力の強さで色が、上から紫、赤、茶色で最後が、青だな。その四段階の強さで目の色も決まる。次が能力だな、グリフォンの能力はざっくり言えば、風を操る能力だ。翼に風をあてて飛ぶ。他に風を刃として武器にすることもできる。これでグリフォンについては終わりだ。そんで、次がガルーダだな。ガルーダの見た目は、人の形をした鳥みたいなもんだな、顔と手足は鳥でそれ以外が人間、そんな感じの見た目で能力は風を刃のように扱う。グリフォンに似ているが、ガルーダの方は風の鋭さが違う。そんで次が、フェニクスか、フェニクスも鳥っぽいけど、炎をその身に纏っていてその炎を攻撃や防御に利用する。体高が二メートルくらいで、体長が三メートルくらいかな。これでS級の幻獣の説明は終わり。A級の幻獣の説明だな。ナーガには四種の属性があって、一番個体数が多いのが水属性、次が風、土、火になる。属性によって強さが違くて個体数に比例するわけじゃないのが面白いところだな、一番強いのが水属性で火、風、土の順になる。で、キメラだが、こいつは獅子の頭に山羊の胴体、毒蛇の尾を持つ獣で、強さ的にS級に分類してもよさそうに思われるが、知能が低く契約をするのが難しいから、A級に分類されてる。能力は獅子の頭から火を吹き毒蛇の尾から毒を吐く。そんで次がB級だな。ユニコーンは角を持つ馬で誇りが高く、脚力は普通の馬の五倍くらいかな。  特殊な能力はないけど、重宝される幻獣だ。ペガサスは翼を持つ馬で空を大地のように駆ることができる。こっちも特殊な能力はないけど、ユニコーンと同じくらい重宝されるな。次がサラマンダーだが、こいつは炎を纏うトカゲで火を操る。最後がC級、グレートボアは身体能力に魔力を使うだけで魔法は使えないでかい猪だな。でアイスラッドは水と風の魔力を持ってて氷属性に変えてる、混合属性だが魔力も弱いし身体も小さいやつだな。とりあえずこれで、終わりか?』
「そうですね~幻獣の種類や能力関係はこれで終わりだね~。次は契約したあとについてかな、まあこれはまた後でがいいかな、今は君についてだよ、紫皇くん」
真顔になる作者と怪訝な顔をする紫皇
『なんだよ改まって』
「なんで、君はそんなに性格が悪いかについて談義しよう」
『いや、俺の性格のモデルってあんただろ』
紫皇の言葉をがん無視する作者
『だいたい、なんでそうなる。さっきまで幻獣講義してたのにいきなり別の話しに切り替わるのは』
「幻獣講義はまたこの次やる。今重要なのは、主人公をいじめちゃう、君の底意地の悪さについて談義すべきだ」
鋭い眼差しで紫皇を見つめる作者
『いやだから俺の性格の悪さはあんたに似せたせいだろ』
また無視
「君が主人公をいじめちゃうのは、好きな子をいじめて自分のほうに向かせたい、そんな感情だろう。だが、それは子供の行為だ。君は大人の男なんだから、直球で…」
作者が言い終わる前にその場は真っ赤に染まった。
『大きなお世話だ』

次回の教えて紫皇さんは幻獣と契約したあとについてです。
お楽しみに。
しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS

himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。 えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。 ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ! アルファポリス恋愛ランキング入りしました! 読んでくれた皆様ありがとうございます。 *他サイトでも公開中 なろう日間総合ランキング2位に入りました!

【改稿版】夫が男色になってしまったので、愛人を探しに行ったら溺愛が待っていました

妄夢【ピッコマノベルズ連載中】
恋愛
外観は赤髪で派手で美人なアーシュレイ。 同世代の女の子とはうまく接しられず、幼馴染のディートハルトとばかり遊んでいた。 おかげで男をたぶらかす悪女と言われてきた。しかし中身はただの魔道具オタク。 幼なじみの二人は親が決めた政略結婚。義両親からの圧力もあり、妊活をすることに。 しかしいざ夜に挑めばあの手この手で拒否する夫。そして『もう、女性を愛することは出来ない!』とベットの上で謝られる。 実家の援助をしてもらってる手前、離婚をこちらから申し込めないアーシュレイ。夫も誰かとは結婚してなきゃいけないなら、君がいいと訳の分からないことを言う。 それなら、愛人探しをすることに。そして、出会いの場の夜会にも何故か、毎回追いかけてきてつきまとってくる。いったいどういうつもりですか!?そして、男性のライバル出現!? やっぱり男色になっちゃたの!?

家の全仕事を請け負っていた私ですが「無能はいらない!」と追放されました。

水垣するめ
恋愛
主人公のミア・スコットは幼い頃から家の仕事をさせられていた。 兄と妹が優秀すぎたため、ミアは「無能」とレッテルが貼られていた。 しかし幼い頃から仕事を行ってきたミアは仕事の腕が鍛えられ、とても優秀になっていた。 それは公爵家の仕事を一人で回せるくらいに。 だが最初からミアを見下している両親や兄と妹はそれには気づかない。 そしてある日、とうとうミアを家から追い出してしまう。 自由になったミアは人生を謳歌し始める。 それと対象的に、ミアを追放したスコット家は仕事が回らなくなり没落していく……。

村娘になった悪役令嬢

枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。 ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。 村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。 ※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります) アルファポリスのみ後日談投稿しております。

処理中です...