前世は仕事のやりすぎによる過労死を経験したので次の人生ではのんびり生きたい

ライ

文字の大きさ
30 / 71
学園入学編

学園の現状

しおりを挟む
ファルーア王立キルト魔法学園。
この学園は、魔法を使える者、あるいは幻獣と契約した者が通う、ファルーア王国直轄の学園である。
この学園の入学条件は前述したとおり、魔法を使える者、幻獣と契約した者で貴族も平民も関係ない。
だが、幻獣と契約する機会も、魔法を使えるようになるのも、平民には厳しい。
なぜなら、貴族は平民と違って幻獣と契約する機会が多い。
この国では、幻獣の契約を国が管理している。
管理しているといっても、幻獣と合う機会を国がコントロールしているというだけで、契約するしないは幻獣とその人の問題だ。
このように幻獣と契約する方法が定められ、王都に近いほどその機会は多く、逆に地方や辺境などの地域の平民は機会が少ない。
国が管轄する幻獣と契約する機会のことを、契りの儀という。
契りの儀は、王都では毎日のように行われているが、地方や辺境では、年に一年か二度ほどしか行われない。
しかし、地方や辺境に住んでいても、貴族は王都に行く機会が多く、平民よりは多く契りの儀を行うことができる。
その理由からか、近年の生徒の割合は平民が一割で残りの九割が貴族の図式ができている。
魔法を使える者の入学率は、入学者の一割といっていい。
そもそも魔法とは、体内にある魔力を使って行使する「魔法」と精霊の力を借りて行使する「自然魔法」の二通りがある。
自然魔法の方は、ある程度修練すれば多少は使えるようになる。
だがその修練がとても長い。
平民の場合、才能があれば十年くらいで習得出来るだろう。
普通ならば、約二十年はかかってしまう。
学園へ入学するための上限を越えているのだ。
それに、自然魔法は精霊の力を借りるからか、自然に近い力しか使えない。
例えば、風をおこすや水を移動させたりなど。
これらの力も個人の力と精霊との感度が重要になってくる。
だから個人の力がそれなりでも、精霊との感度がよくないと、あまり力がでない。
それでも、平民として暮らすならばその程度でも、問題はない。
そういった事情が学園の今の状態を作り上げていた。
しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。

亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。 しかし皆は知らないのだ ティファが、ロードサファルの王女だとは。 そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

治癒魔法で恋人の傷を治したら、「化け物」と呼ばれ故郷から追放されてしまいました

山科ひさき
恋愛
ある日治癒魔法が使えるようになったジョアンは、化け物呼ばわりされて石を投げられ、町から追い出されてしまう。彼女はただ、いまにも息絶えそうな恋人を助けたかっただけなのに。 生きる希望を失った彼女は、恋人との思い出の場所で人生の終わりを迎えようと決める。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS

himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。 えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。 ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ! アルファポリス恋愛ランキング入りしました! 読んでくれた皆様ありがとうございます。 *他サイトでも公開中 なろう日間総合ランキング2位に入りました!

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」

卒業パーティーで魅了されている連中がいたから、助けてやった。えっ、どうやって?帝国真拳奥義を使ってな

しげむろ ゆうき
恋愛
 卒業パーティーに呼ばれた俺はピンク頭に魅了された連中に気づく  しかも、魅了された連中は令嬢に向かって婚約破棄をするだの色々と暴言を吐いたのだ  おそらく本意ではないのだろうと思った俺はそいつらを助けることにしたのだ

処理中です...