前世は仕事のやりすぎによる過労死を経験したので次の人生ではのんびり生きたい

ライ

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学園入学編

コクラン先生の正体

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自分の適正属性がわかったので、コクラン先生にはお帰りいただいた。
その日の夕食は仕事が早く片付いた父と一緒に食べることになった。
父に聞きたいことがあったので、食事をしながら、聞くことにした。
「父上、お伺いしたいことがあるのですが」
「うん、なんだい?」
「コクラン先生ってどんな人なんですか?最初に会ったときは、びくびくおどおどしていたのに、2回目に会ったときは別人のようでとても驚いたのですが」
「あー、あいつのことか。コクランはちょっと、あ、いやかなり人見知りで人嫌いでね、初対面だとああなるんだ。何度も会うと変わるんだけど、グレーティのときは、二回目で変わったらしいね。あいつは魔術中毒で、魔術師長は天職なんだろう。魔術に関してはすごく食いつくから」
「な、なるほどだから、あんな人なんですね」
私は「あんな」のところで質問ぜめされた時を思いだしていた。
あれ、でも魔術師長って魔術の最高責任者のことだよね?長っていうくらいだし。
「あの、父上魔術師長って偉い人ですよね?」
「ああ、そうだよ、コクランは我が家と同じ、侯爵家の血筋で、魔術省の筆頭魔術師だよ。私とは幼なじみになる。じゃなきゃ、かわいい娘にあんなむちゃくちゃな授業をしたやつを僕が生かしておくはずないだろう?」
そう言った父の顔はにっこり笑顔だ。
柔らかい顔に似合うとびきりの笑顔のはずなのに、うすら寒く感じるのは私の気のせい?
気がつけば、手をつけていないスープは、冷え冷えに冷えていた。
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