大人の階段登れなかったおっさんと黒ギャルの同棲日記

くろすけ

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デリヘルスタッフ始めました!

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 今日は僕の初出勤。茉莉まつりも今日は出勤予定ですが、スタッフは準備など色々あるので先に出勤します。

 茉莉まつりとは色々話し合いましたが、お店では同棲してる事など全て秘密。知り合いという事で通す事にしました。

 キャスト同士は色々面倒くさい事がある点と風紀ルールがあるのでそれに合わせる事にしました。

 お店に出勤し準備も整ってキャストの出勤を待っていると続々とキャストが出勤してきました。

「おはようございます!」
 と声を掛けると
「あ!新しいスタッフさん?よろしくね!」
 とか声を掛けてもらい
「佐々木です!よろしくお願いします。」
 と自己紹介しながらバタバタと時間が過ぎていきました。

 風俗とか少し舐めてたけど、割としっかりしたシステムとかあってちょっとびっくりしました。

 スケジュール管理、予約管理、入客管理、売上管理、キャスト管理などなど。これがオフィシャルサイトや広告サイトと連動してたり、ちょっとニッチな分野だけど想像以上にちゃんとしてました。

 あと、風俗では常識らしいのですが、指名と本指名ってのがあって僕は違いが判らなくて質問したら、店長と近くに居た数人のキャストさん全員が目を丸くして驚いて大笑いされてしまいました。

 営業が開始されると予約時間に合わせ順次キャストを送り出しながらPCでスケジュール確認して電話対応するなど忙しく動いていました。

 割と大変だったのがドライバーの稼働を把握してないといけない点でした。これが出来ていないと、送迎業務に支障が出てしまいスケジュール進行が破綻してしまうからです。

 予約も捌き電話も一段落してひと息ついていると、キャストのももちゃんという女の子が目の前に来ました。

「佐々木さん。体重計貸してください!」
 と言われたので棚にあった体重計をももちゃんに手渡しました。

 するとももちゃんはその場で体重計を置き、着ていた服を脱ぎ始めました。

 僕は不思議そうな顔をして
「何やってるの?」
 とももちゃんに話しかけると

 ももちゃんは
「え?体重を計るんだよ?」
 と言ってきました。

「え?体重を計るのに何で服を脱いでるの?」
 と自分的には割と真っ当な疑問を口にしたつもりだったのだが

「は?服がどんだけ重いと思ってるの?」
 と、むしろ私が常識!と言わんばかりの口調で返されました

 それでも驚いて
「え?ブラも脱ぐの?」
 と思わず口にしてしまった。

 それを聞いたももちゃんは、ハァ?という顔をしながら
「当たり前でしょ?」

 とごくごく普通に返されてしまった。

 僕の目の前で女の子が全裸で体重を計ってる訳ですが、びっくりしてるのは僕だけで誰も気にする気配もありませんでした。

 これがここでは普通なんか?早く慣れなきゃなと自分に言い聞かせながら、もう一つだけ気になった事を口にしました。

「あ、パンツは脱がないの?」
 と言うと

 ももちゃんは僕をジッとみながら恥ずかしそうに
「えっち」
 と一言だけ呟きました。

 うーん。全く解せない。

 初日は何事もなく無事終了しました。茉莉まつりは人気があるらしくほぼ待機が無かったので仕事中は殆ど会う事が有りませんでした。

 帰宅後、茉莉まつりと今日の初出勤の感想とか色々話しました。

「なんかさ、こうやって一緒に仕事の話しとか出来るの楽しいね」
 と僕が言うと

「そーだね。なんか佐々木ささっちと一緒にお仕事やるようになるとは思いもよらなかったよw」
 と茉莉まつりも少しだけ楽しそうに話してくれました。

「そういえばさ、桃ちゃんて居るじゃん?」
 と言うと茉莉まつりの表情が少し険しくなった。

「あの子がどうしたの?」
 と少しイラっとした声で聞いてきた

「体重計貸してください。って言われたから貸したらさ目の前で脱ぎ始めてびっくりしたよ」
 と言うと予想の範囲内だったらしく

「あーあの子裸族だからね」
 と簡単に答えました。

「裸族・・・?」
 と聞き慣れない種族の名前を聞き、ボソっと呟きました。

 茉莉まつりいわく狙われてるから気を付けろとの事。

 桃ちゃんは狙いを付けた男の前で意味なくやたらと脱ぐらしい。

 ちょっと話しの意味がわからな過ぎてビビってしまった。

「あ、あとさ瑠璃るりちゃんて居るでしょ?ギャルっぽい子。

 なんか睨まれたような気がするんだよね。初日から嫌われたのかな?」
 と、ちょっとしょぼんとして話すと

「あー瑠璃るりね。今度会った時に話しといてあげるよ」
 と茉莉まつりに言われ

 なんとなく気になったので
茉莉まつり瑠璃るりちゃんと仲良いの?」
 と聞いてみると

「仲良かったけど今はライバルっぽいかな?あの子は今お店のナンバー1だからね」
 と話してくれた。

 なんだかんだでデリヘルスタッフの初日を無事に終えたのだった。
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