8 / 19
8.新しい関係
しおりを挟む
翌日、モナンジュに戻った私は、エイダと共に、そおっと二回の休憩室に向かい、レオニーに会った。
それと言うのも、店には多くのドレスを求める女性達がいて、賑わっていたからである。
「アレシア様、朝からひっきりなしに、ドレスの注文をいただいております。
次々と貴族の方達がいらして、大忙しです。
それもこれもアレシア様のおかげです。」
「そう?
それなら良かったわ。」
レースを多くあしらうことで露出を控えたい方は割とたくさんいる。
そう思って、新しいドレスを作った。
露出を抑える分、女らしい曲線を丁寧に引き立てることに重点を置いている。
想像以上に、そうした控えめなスタイルを求める女性が多いということだ。
そして、あえて地味な色味のドレスを選ぶお客様には、はっきりとそちらは縁を切りたい、距離を置きたい時に選ぶドレスだと伝えることで、このドレスを選んだらどうなるかを本人達に認識してもらうことが狙いだ。
自らくすんだドレスを選び、それを着て男性に好かれず、関係がうまくいかなかったのは、あくまで自分の責任だと。
それを意識してもらうために、あえて名前をつけて、明確に方向性を分けることにしたのだ。
もちろん、そういった控えめな女性を好む男性もいるだろうし、くすんだドレスを着た雰囲気に惹かれて選ばれる場合もあるだろう。
けれどそれは、あくまで少数派であるというだけで、そのドレスを着たい人や気分を否定するつもりはない。
ただ、出会いの場において、好まれにくい現実を伝えることも、大切だと思うのだ。
「ところで昨日は、邸の方に泊まられたんですね?」
「ええ、トラヴィス様にこちらに泊まることを反対されたわ。
どうしても、私がここに住みたいのなら、自分も一緒に住むと言い出したの。」
「えっ、それはさすがに勘弁してください。
そんなことになったら、緊張して私達の身がもちません。」
「大丈夫よ。
夜は邸に戻るということで、話はまとまったから。
さすがにこの大きさのお部屋でトラヴィス様と暮らすのは、無理があるわ。」
「それならいいのですが、アレシア様が思っている以上に、オフリー公爵に愛されているのですね。」
「これは愛されていると思っていいのかしら?」
「もちろんです。
だって、アレシア様はご自分の意志で邸を飛び出して来たんですよ。
普通なら怒って、離縁になってもおかしくありませんし、酷い男性だと、手を上げたり、出て行かないように邸に閉じ込める方もいます。
アレシア様は、今日もこうして何事もなく、ここに来れています。
しかも、久しぶりに戻ったのに邸の雑事に追われるでもなく。」
「そう言わてみれば、確かにそうね。
トラヴィス様に会った時、最初は硬い表情をしていたけれど、怒鳴ったり、声を荒げることは一切なかったわ。
元々、邸の雑事は彼やヨルダンがすべて取り仕切っていて、私には何もさせてくれなかったのよ。
一度、手伝いたいと申し出た時もあったけれど、君はしなくていいと言われたわ。
それに、リベルト王子にも私が家を出たことを話していて、これからは早く邸に戻るようにするって言ってくれたの。」
「えっ、リベルト王子に?
おおごとじゃないですか?」
「私もそれには驚いたわ。
トラヴィス様が早く帰ることは、リベルト王子にも関わることで、私のために彼が仕事を減らすとは思わなかったわ。
私が何をしてもトラヴィス様は気にしないと思っていたのに。
どうやら違ったみたいね。」
「何を呑気なことを言っているんですか。
リベルト王子に不敬だとみなされるかもしれないのに、早く帰ると宣言しただなんて、いくら王子と従兄弟同士だとしても、許されるとは限りません。
場合によっては家の存続に関わる問題になるかもしれなかったんですよ?」
エイダが珍しく、私に強い口調で意見する。
彼女は侍女として、オフリー邸の者達との繋がりも深い。
トラヴィス様が王家に刃向かっていると見なされたら、オフリー公爵家の立場が危うくなり、そこで働く使用人達も安泰ではいられない。
「そうね。
みんなに迷惑をかけるつもりは全くなかったの。
ごめんなさい。」
たとえお飾りの妻でも、私の行動が周囲に影響を及ぼしてしまう。
私自身はただ、現状がつらくて、少し逃げ出しただけなのに。
もちろん、その先に離縁があることも覚悟していた。
「まぁ、いいじゃないですか?
アレシア様が離縁されるより、公爵夫人でいてくれた方が、貴族達にドレスをアピールできますし、売り上げも伸びる。
結果的にいいことづくめなんですから。」
「まあ、そうね。」
レオニーは商売から離れたいと言っていたけれど、考え方はやっぱり根っからの商人だ。
私がただの民でいるより、公爵夫人として存在する方が、モナンジュのためになるし、資金が枯渇することもない。
「とにかく、今は新しいドレスの注文で手がいっぱいなんです。
話している暇があったら、動きましょう。」
「ええ、そうね。」
「トラヴィス、順調そうだな?」
王宮の執務棟で僕を見つけたリベルト王子がすぐに近づいてくる。
「おはようございます、リベルト様。」
僕は少しでも早く邸に戻るために、手当たり次第書類を処理しているところだった。
「これを一人でやったのか?
そんなに仕事が早いと、ますます周りの者が追いつけなくなるぞ。」
「リベルト様がいらっしゃる前にできるだけ片付けておこうと思いまして。」
「夫人とのことがうまくいっているなら、早く帰る必要ないだろ?」
「いいえ、僕が邸にいないと、妻は邸に戻る必要がないと考えているようで。」
「えっ?
自分の家に帰るのは、当たり前じゃないか。
それに公爵夫人としての務めだってあるはずだ。」
「その役目は、以前から僕と執事で分担しておりまして、今もそのままです。」
「では、少しは夫人に任せたらどうなんだ?」
「彼女にオフリー邸の雑務を押し付けるのは、気がひけて。
できれば、彼女にはゆったりと暮らしてほしいと思っていたのです。」
「そうだったな。
トラヴィスは早くに両親を亡くして、若い頃から君一人で公爵家を背負って来たんだよな。」
「はい、姉には子供らしく自由に暮らしてもらいたかったので、僕と執事ですべてこなしてきました。
今は妻にも、雑事に追われる日々を送らせたくないと思ったもので。
僕なら一日で済む仕事でも、他の者がやると三日はかかるのがわかっていますし、それに僕には、引き継ぐために教える時間すらなかったですから。」
「そのことを、夫人に話したのか?」
「いえ、僕がやった方が効率的だと伝えるのも気が引けて。
この王宮でも、僕が早く仕事を片付けることを面白く思わなかった大臣達に、よく思われていないのは承知しておりました。
彼女も僕と比べて速さの違いに気づいたら、気を落とすでしょうから。
彼女にはそんな思いをさせたくなくて。」
「だとしても、急ぎのものでなければ、夫人のペースでやらせればいいんだよ。
彼女なりに公爵夫人としての責任感が生まれるだろうし、少なくとも自分が不要だなんて思わなくなるさ。」
「そうかもしれませんね。」
「だから、夫人にオフリー家のことは任せて、トラヴィスは王宮にいてくれよ。」
「リベルト様、それはできません。
僕は以前のように王宮に詰めすぎるつもりはないんです。
昨日ようやく、妻が僕を受け入れてくれたと感じました。
結婚してから、初めてですよ。
だから、もっと彼女と過ごしたい。
リベルト様もそれに慣れてほしいと思っています。」
「トラヴィスがいた方が何かと事が円滑に進むんだけどね。
いっそのこと夫人と離縁したらどうだ?
どうせ自分から出て行くような人だろ。
いなくなったって構わないだろ?」
「このまま無理を続けていけば、いずれ僕が先に倒れて、リベルト様をお助けできなくなると思いますが?」
「それは一番困る。
トラヴィスは、私にならあっさりと説得するよな。
だから、本当は夫人を邸に縛りつけるぐらい本当は容易いんだろ?
何故しないんだ?」
「彼女には自分の意志で僕を受け入れて欲しかったから、無理強いをしたくなかったんです。
たとえ、僕を受け入れてくれなくても、そばにいて彼女らしく生きてくれたらそれでいいと思っていました。
僕から離れない限り、何でも許してしまう。
それに、元々は僕と正反対で、いつも楽しそうにしている彼女を好きになったものですから。」
「へぇ、トラヴィスも惚気るんだな。」
「彼女が邸に戻ったので、浮かれているんです。」
リベルト王子はこれだけ話しているのにも関わらず、一向に書類を片付けるスピードが衰えないトラヴィスが、浮かれているとは誰も思わないと内心思ったが、あえて言わなかった。
それと言うのも、店には多くのドレスを求める女性達がいて、賑わっていたからである。
「アレシア様、朝からひっきりなしに、ドレスの注文をいただいております。
次々と貴族の方達がいらして、大忙しです。
それもこれもアレシア様のおかげです。」
「そう?
それなら良かったわ。」
レースを多くあしらうことで露出を控えたい方は割とたくさんいる。
そう思って、新しいドレスを作った。
露出を抑える分、女らしい曲線を丁寧に引き立てることに重点を置いている。
想像以上に、そうした控えめなスタイルを求める女性が多いということだ。
そして、あえて地味な色味のドレスを選ぶお客様には、はっきりとそちらは縁を切りたい、距離を置きたい時に選ぶドレスだと伝えることで、このドレスを選んだらどうなるかを本人達に認識してもらうことが狙いだ。
自らくすんだドレスを選び、それを着て男性に好かれず、関係がうまくいかなかったのは、あくまで自分の責任だと。
それを意識してもらうために、あえて名前をつけて、明確に方向性を分けることにしたのだ。
もちろん、そういった控えめな女性を好む男性もいるだろうし、くすんだドレスを着た雰囲気に惹かれて選ばれる場合もあるだろう。
けれどそれは、あくまで少数派であるというだけで、そのドレスを着たい人や気分を否定するつもりはない。
ただ、出会いの場において、好まれにくい現実を伝えることも、大切だと思うのだ。
「ところで昨日は、邸の方に泊まられたんですね?」
「ええ、トラヴィス様にこちらに泊まることを反対されたわ。
どうしても、私がここに住みたいのなら、自分も一緒に住むと言い出したの。」
「えっ、それはさすがに勘弁してください。
そんなことになったら、緊張して私達の身がもちません。」
「大丈夫よ。
夜は邸に戻るということで、話はまとまったから。
さすがにこの大きさのお部屋でトラヴィス様と暮らすのは、無理があるわ。」
「それならいいのですが、アレシア様が思っている以上に、オフリー公爵に愛されているのですね。」
「これは愛されていると思っていいのかしら?」
「もちろんです。
だって、アレシア様はご自分の意志で邸を飛び出して来たんですよ。
普通なら怒って、離縁になってもおかしくありませんし、酷い男性だと、手を上げたり、出て行かないように邸に閉じ込める方もいます。
アレシア様は、今日もこうして何事もなく、ここに来れています。
しかも、久しぶりに戻ったのに邸の雑事に追われるでもなく。」
「そう言わてみれば、確かにそうね。
トラヴィス様に会った時、最初は硬い表情をしていたけれど、怒鳴ったり、声を荒げることは一切なかったわ。
元々、邸の雑事は彼やヨルダンがすべて取り仕切っていて、私には何もさせてくれなかったのよ。
一度、手伝いたいと申し出た時もあったけれど、君はしなくていいと言われたわ。
それに、リベルト王子にも私が家を出たことを話していて、これからは早く邸に戻るようにするって言ってくれたの。」
「えっ、リベルト王子に?
おおごとじゃないですか?」
「私もそれには驚いたわ。
トラヴィス様が早く帰ることは、リベルト王子にも関わることで、私のために彼が仕事を減らすとは思わなかったわ。
私が何をしてもトラヴィス様は気にしないと思っていたのに。
どうやら違ったみたいね。」
「何を呑気なことを言っているんですか。
リベルト王子に不敬だとみなされるかもしれないのに、早く帰ると宣言しただなんて、いくら王子と従兄弟同士だとしても、許されるとは限りません。
場合によっては家の存続に関わる問題になるかもしれなかったんですよ?」
エイダが珍しく、私に強い口調で意見する。
彼女は侍女として、オフリー邸の者達との繋がりも深い。
トラヴィス様が王家に刃向かっていると見なされたら、オフリー公爵家の立場が危うくなり、そこで働く使用人達も安泰ではいられない。
「そうね。
みんなに迷惑をかけるつもりは全くなかったの。
ごめんなさい。」
たとえお飾りの妻でも、私の行動が周囲に影響を及ぼしてしまう。
私自身はただ、現状がつらくて、少し逃げ出しただけなのに。
もちろん、その先に離縁があることも覚悟していた。
「まぁ、いいじゃないですか?
アレシア様が離縁されるより、公爵夫人でいてくれた方が、貴族達にドレスをアピールできますし、売り上げも伸びる。
結果的にいいことづくめなんですから。」
「まあ、そうね。」
レオニーは商売から離れたいと言っていたけれど、考え方はやっぱり根っからの商人だ。
私がただの民でいるより、公爵夫人として存在する方が、モナンジュのためになるし、資金が枯渇することもない。
「とにかく、今は新しいドレスの注文で手がいっぱいなんです。
話している暇があったら、動きましょう。」
「ええ、そうね。」
「トラヴィス、順調そうだな?」
王宮の執務棟で僕を見つけたリベルト王子がすぐに近づいてくる。
「おはようございます、リベルト様。」
僕は少しでも早く邸に戻るために、手当たり次第書類を処理しているところだった。
「これを一人でやったのか?
そんなに仕事が早いと、ますます周りの者が追いつけなくなるぞ。」
「リベルト様がいらっしゃる前にできるだけ片付けておこうと思いまして。」
「夫人とのことがうまくいっているなら、早く帰る必要ないだろ?」
「いいえ、僕が邸にいないと、妻は邸に戻る必要がないと考えているようで。」
「えっ?
自分の家に帰るのは、当たり前じゃないか。
それに公爵夫人としての務めだってあるはずだ。」
「その役目は、以前から僕と執事で分担しておりまして、今もそのままです。」
「では、少しは夫人に任せたらどうなんだ?」
「彼女にオフリー邸の雑務を押し付けるのは、気がひけて。
できれば、彼女にはゆったりと暮らしてほしいと思っていたのです。」
「そうだったな。
トラヴィスは早くに両親を亡くして、若い頃から君一人で公爵家を背負って来たんだよな。」
「はい、姉には子供らしく自由に暮らしてもらいたかったので、僕と執事ですべてこなしてきました。
今は妻にも、雑事に追われる日々を送らせたくないと思ったもので。
僕なら一日で済む仕事でも、他の者がやると三日はかかるのがわかっていますし、それに僕には、引き継ぐために教える時間すらなかったですから。」
「そのことを、夫人に話したのか?」
「いえ、僕がやった方が効率的だと伝えるのも気が引けて。
この王宮でも、僕が早く仕事を片付けることを面白く思わなかった大臣達に、よく思われていないのは承知しておりました。
彼女も僕と比べて速さの違いに気づいたら、気を落とすでしょうから。
彼女にはそんな思いをさせたくなくて。」
「だとしても、急ぎのものでなければ、夫人のペースでやらせればいいんだよ。
彼女なりに公爵夫人としての責任感が生まれるだろうし、少なくとも自分が不要だなんて思わなくなるさ。」
「そうかもしれませんね。」
「だから、夫人にオフリー家のことは任せて、トラヴィスは王宮にいてくれよ。」
「リベルト様、それはできません。
僕は以前のように王宮に詰めすぎるつもりはないんです。
昨日ようやく、妻が僕を受け入れてくれたと感じました。
結婚してから、初めてですよ。
だから、もっと彼女と過ごしたい。
リベルト様もそれに慣れてほしいと思っています。」
「トラヴィスがいた方が何かと事が円滑に進むんだけどね。
いっそのこと夫人と離縁したらどうだ?
どうせ自分から出て行くような人だろ。
いなくなったって構わないだろ?」
「このまま無理を続けていけば、いずれ僕が先に倒れて、リベルト様をお助けできなくなると思いますが?」
「それは一番困る。
トラヴィスは、私にならあっさりと説得するよな。
だから、本当は夫人を邸に縛りつけるぐらい本当は容易いんだろ?
何故しないんだ?」
「彼女には自分の意志で僕を受け入れて欲しかったから、無理強いをしたくなかったんです。
たとえ、僕を受け入れてくれなくても、そばにいて彼女らしく生きてくれたらそれでいいと思っていました。
僕から離れない限り、何でも許してしまう。
それに、元々は僕と正反対で、いつも楽しそうにしている彼女を好きになったものですから。」
「へぇ、トラヴィスも惚気るんだな。」
「彼女が邸に戻ったので、浮かれているんです。」
リベルト王子はこれだけ話しているのにも関わらず、一向に書類を片付けるスピードが衰えないトラヴィスが、浮かれているとは誰も思わないと内心思ったが、あえて言わなかった。
920
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
もう演じなくて結構です
梨丸
恋愛
侯爵令嬢セリーヌは最愛の婚約者が自分のことを愛していないことに気づく。
愛しの婚約者様、もう婚約者を演じなくて結構です。
11/5HOTランキング入りしました。ありがとうございます。
感想などいただけると、嬉しいです。
11/14 完結いたしました。
11/16 完結小説ランキング総合8位、恋愛部門4位ありがとうございます。
結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました
ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。
ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。
王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。
そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。
「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。
婚約破棄を、あなたのために
月山 歩
恋愛
私はあなたが好きだけど、あなたは彼女が好きなのね。だから、婚約破棄してあげる。そうして、別れたはずが、彼は騎士となり、領主になると、褒章は私を妻にと望んだ。どうして私?彼女のことはもういいの?それともこれは、あなたの人生を台無しにした私への復讐なの?
こちらは恋愛ファンタジーです。
貴族の設定など気になる方は、お避けください。
王子様への置き手紙
あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
旦那様。私が悪女ならば、愛人の女は何になるのかしら?
白雲八鈴
恋愛
我が公爵家主催の夜会の最中。夫が愛人を連れてやってきたのです。そして、私を悪女という理由で離縁を突きつけてきました。
離縁して欲しいというのであれば、今まで支援してきた金額を全額返済していただけません?
あら?愛人の貴女が支払ってくれると?お優しいわね。
私が悪女というのであれば、妻のいる夫の愛人に収まっている貴女は何なのかしら?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる