24 / 27
24 僕は君が嫌いだよ
しおりを挟む
「あの女・・・?それってクラレットのこと?」
ビアンカがクラレット貶める言葉を吐いたその瞬間、ジェードの気配が変わった。
その変化にビアンカがジェードの顔を見ると、そこにあったのはいつもの優しい気な雰囲気はなく──冷たく嫌なものを見るような瞳。
「じ、ジェード様?」
「今日は機嫌がよかったんだよ。だから君の口から何度僕の名が紡がれようとも許そうと思っていたんだが、いい加減不快だからやめてくれないか?大体許可も得ずに人の名を呼ぶなんて、君は本当に貴族なのか?」
ビアンカが何も言えずにいることに構いもせずジェードは続ける。
「で、なんだっけ?『無表情で感情のない人形』?クラレットの笑顔は僕だけのモノなんだよ。君なんかに向けられるわけがないだろう。
そして『あの年まで婚約者のなり手がいなかった』だっけ?
君は本当に考え無しだな。
次男三男があふれている貴族社会で当時頭角を現していたメイズ伯爵家の一人娘への婿入りだよ。誰もいなかったなどと本気で思っていたのか?」
ジェードはビアンカを冷たく見下ろすとその頃を思い出すかのように薄く笑って言った。
「──そんな話メイズ伯爵家に届く前に、僕がつぶしていたに決まっているじゃないか」
「!」
ビアンカはもうどうしたらよいのか分からなかった。
憧れ、好きだと思っていたジェード像が音を立てて崩れていく。
「いいかい?物わかりの悪い君にもわかるように話してあげるよ。
君が何をどう伝え聞いたのかは分からないけれど、さっきも言ったように僕は「商会を持つ家への婿入り」を望んだのではなくて、「クラレットがいるから商会への婿入り」を望んだんだよ」
実際は「大小関わらず当時商会を持つ貴族家で婚約者がいない令嬢がクラレットだけになるように手を回したうえで両親に商会を持つ家への婿入りを望んだ」のだがそこまで説明する義理も必要も無いだろう。
別に親の権力を遣わずとも誰だってそれくらい容易にできるだろうから。
今度こそ話が終わったとばかりにジェードがビアンカに背を向けようとする。
ジェードが行ってしまう。
ビアンカはジェードに向かって苦しまぎれの言葉を投げかけた。
「メイズ伯爵令嬢もあなたの容姿を好ましく思っているのではないですか?」
──『気持ち悪い』のでしょう?と。
ジェードは残念な者を見るような目をビアンカに向けた。
「クラレットが僕の容姿を?──もしそうだとしたら嬉しいに決まっているじゃないか」
好きな令嬢が自身の容姿を好いてくれる──嬉しい以外に何があるというのか。
「・・・まぁ、残念ながらクラレットは僕のことなんか、なんとも思ってないけどね」
いつでも彼女の一番はキャナリィだ。
「そんな子のどこがいいのですか!!!?」
「どこ」がいいのか。
そもそも人を好きになるならないは感情論のはずである。
明確な理由があるものは全て打算だ。
ジェードは理由を並べて好きだと言われる度にそこに令嬢の打算が見えて不快な思いをしてきた。
「何故それを君なんかに話して聞かせないといけないんだ?」
「でもっ・・・」
そのしつこさにジェードは大きなため息をついた。
断ってもしつこく釣書を送り付け、学園でも集ってきてはいたが、ここまで言っても食い下がってくるとは正直思わなかった。
「しつこいなぁ・・・ああ──」
その時ジェードが何か閃いたと言わんばかりに笑顔になった。
こんな時でもビアンカは自身に向けられたジェードの笑顔に期待してしまっていた。
わずかに頬が染まる。
「こう言ったら君にも分かるんじゃないかな」
ジェードはそのままビアンカの方に顔を寄せ、笑顔のまま耳元で囁いたのだ。
そして──
「僕は君が嫌いだよ」
「え?」
「もう顔も見たくないほどに、大嫌いなんだ」
ジェードはビアンカにしか届かない声で、そう言った。
ジェードのその言葉に余程ショックを受けたのか、ビアンカは放心している様だった。
ジェードはそのまま項垂れ動かなくなったビアンカを確認した。
そしていつの間にかそばに来ていたスカーレットに視線を向けると、目を向け微笑み、言外に任せたよと告げ、会場から退出するため今度こそ踵を返した。
どれくらい時間が経ったのか──夢、だったのだろうか。
全く会うことの出来ない、愛するジェード様に会う夢。
(悪夢だったけれど──)
ビアンカはふと顔を上げた。
「あら。ビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢、お目覚め?」
ビアンカは目の前で優雅に微笑むスカーレットを目にすると「夢の続き・・・?」と呟いた。
「残念ながら現実よ」
スカーレットにそう言われ、正気に戻る。
周囲を見渡すと周囲の生徒からは注目を浴びている様だったが、遠目にグレイが生徒たちと交流しているようで、ほとんどの生徒はそちらに気を取られているようだった。
しかしスカーレットはいつからそこに立っていたのか。
「お、王女でん──「わたくし、あなたに聞きたいことがあったの」
慌てて挨拶をしようとしたビアンカの言葉を制して、スカーレットは言った。
先ほどのジェードとのやり取りは現実だったのだろうか──
一体どこから聞かれていたのだろうか。
聞かれた内容、そしてこれから話す内容によってはこれまで培ってきた信頼を失ってしまうかもしれない。
「あなたが言っていた二つの品物なのだけど──」
なんだそのことか、そうビアンカは思った。
それならばジェードが今しがた納品したと言っていた。あの商品の情報を提供したとのことでお褒めの言葉でも頂けるのだろうか。
「あの商品を選んだ理由を教えて頂戴」
「?──あれらの品は今我が国で流行り出したばかりで大変珍しい商品です。王太子殿下も喜ばれるかと思いました」
「それだけなの?」
「はい」
それだけではない。
しっかりした他意があるのだが、無事納品されている以上スカーレットには害はないはずだ。
「そう。ではその二つの商品をあなたの商会で納品してわたくしに収めてもらってよろしいかしら」
無理だ。そんなことをしたらルーベルム侯爵家が大打撃を受けてしまう。
ビアンカがクラレット貶める言葉を吐いたその瞬間、ジェードの気配が変わった。
その変化にビアンカがジェードの顔を見ると、そこにあったのはいつもの優しい気な雰囲気はなく──冷たく嫌なものを見るような瞳。
「じ、ジェード様?」
「今日は機嫌がよかったんだよ。だから君の口から何度僕の名が紡がれようとも許そうと思っていたんだが、いい加減不快だからやめてくれないか?大体許可も得ずに人の名を呼ぶなんて、君は本当に貴族なのか?」
ビアンカが何も言えずにいることに構いもせずジェードは続ける。
「で、なんだっけ?『無表情で感情のない人形』?クラレットの笑顔は僕だけのモノなんだよ。君なんかに向けられるわけがないだろう。
そして『あの年まで婚約者のなり手がいなかった』だっけ?
君は本当に考え無しだな。
次男三男があふれている貴族社会で当時頭角を現していたメイズ伯爵家の一人娘への婿入りだよ。誰もいなかったなどと本気で思っていたのか?」
ジェードはビアンカを冷たく見下ろすとその頃を思い出すかのように薄く笑って言った。
「──そんな話メイズ伯爵家に届く前に、僕がつぶしていたに決まっているじゃないか」
「!」
ビアンカはもうどうしたらよいのか分からなかった。
憧れ、好きだと思っていたジェード像が音を立てて崩れていく。
「いいかい?物わかりの悪い君にもわかるように話してあげるよ。
君が何をどう伝え聞いたのかは分からないけれど、さっきも言ったように僕は「商会を持つ家への婿入り」を望んだのではなくて、「クラレットがいるから商会への婿入り」を望んだんだよ」
実際は「大小関わらず当時商会を持つ貴族家で婚約者がいない令嬢がクラレットだけになるように手を回したうえで両親に商会を持つ家への婿入りを望んだ」のだがそこまで説明する義理も必要も無いだろう。
別に親の権力を遣わずとも誰だってそれくらい容易にできるだろうから。
今度こそ話が終わったとばかりにジェードがビアンカに背を向けようとする。
ジェードが行ってしまう。
ビアンカはジェードに向かって苦しまぎれの言葉を投げかけた。
「メイズ伯爵令嬢もあなたの容姿を好ましく思っているのではないですか?」
──『気持ち悪い』のでしょう?と。
ジェードは残念な者を見るような目をビアンカに向けた。
「クラレットが僕の容姿を?──もしそうだとしたら嬉しいに決まっているじゃないか」
好きな令嬢が自身の容姿を好いてくれる──嬉しい以外に何があるというのか。
「・・・まぁ、残念ながらクラレットは僕のことなんか、なんとも思ってないけどね」
いつでも彼女の一番はキャナリィだ。
「そんな子のどこがいいのですか!!!?」
「どこ」がいいのか。
そもそも人を好きになるならないは感情論のはずである。
明確な理由があるものは全て打算だ。
ジェードは理由を並べて好きだと言われる度にそこに令嬢の打算が見えて不快な思いをしてきた。
「何故それを君なんかに話して聞かせないといけないんだ?」
「でもっ・・・」
そのしつこさにジェードは大きなため息をついた。
断ってもしつこく釣書を送り付け、学園でも集ってきてはいたが、ここまで言っても食い下がってくるとは正直思わなかった。
「しつこいなぁ・・・ああ──」
その時ジェードが何か閃いたと言わんばかりに笑顔になった。
こんな時でもビアンカは自身に向けられたジェードの笑顔に期待してしまっていた。
わずかに頬が染まる。
「こう言ったら君にも分かるんじゃないかな」
ジェードはそのままビアンカの方に顔を寄せ、笑顔のまま耳元で囁いたのだ。
そして──
「僕は君が嫌いだよ」
「え?」
「もう顔も見たくないほどに、大嫌いなんだ」
ジェードはビアンカにしか届かない声で、そう言った。
ジェードのその言葉に余程ショックを受けたのか、ビアンカは放心している様だった。
ジェードはそのまま項垂れ動かなくなったビアンカを確認した。
そしていつの間にかそばに来ていたスカーレットに視線を向けると、目を向け微笑み、言外に任せたよと告げ、会場から退出するため今度こそ踵を返した。
どれくらい時間が経ったのか──夢、だったのだろうか。
全く会うことの出来ない、愛するジェード様に会う夢。
(悪夢だったけれど──)
ビアンカはふと顔を上げた。
「あら。ビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢、お目覚め?」
ビアンカは目の前で優雅に微笑むスカーレットを目にすると「夢の続き・・・?」と呟いた。
「残念ながら現実よ」
スカーレットにそう言われ、正気に戻る。
周囲を見渡すと周囲の生徒からは注目を浴びている様だったが、遠目にグレイが生徒たちと交流しているようで、ほとんどの生徒はそちらに気を取られているようだった。
しかしスカーレットはいつからそこに立っていたのか。
「お、王女でん──「わたくし、あなたに聞きたいことがあったの」
慌てて挨拶をしようとしたビアンカの言葉を制して、スカーレットは言った。
先ほどのジェードとのやり取りは現実だったのだろうか──
一体どこから聞かれていたのだろうか。
聞かれた内容、そしてこれから話す内容によってはこれまで培ってきた信頼を失ってしまうかもしれない。
「あなたが言っていた二つの品物なのだけど──」
なんだそのことか、そうビアンカは思った。
それならばジェードが今しがた納品したと言っていた。あの商品の情報を提供したとのことでお褒めの言葉でも頂けるのだろうか。
「あの商品を選んだ理由を教えて頂戴」
「?──あれらの品は今我が国で流行り出したばかりで大変珍しい商品です。王太子殿下も喜ばれるかと思いました」
「それだけなの?」
「はい」
それだけではない。
しっかりした他意があるのだが、無事納品されている以上スカーレットには害はないはずだ。
「そう。ではその二つの商品をあなたの商会で納品してわたくしに収めてもらってよろしいかしら」
無理だ。そんなことをしたらルーベルム侯爵家が大打撃を受けてしまう。
414
あなたにおすすめの小説
『胸の大きさで婚約破棄する王太子を捨てたら、国の方が先に詰みました』
鷹 綾
恋愛
「女性の胸には愛と希望が詰まっている。大きい方がいいに決まっている」
――そう公言し、婚約者であるマルティナを堂々と切り捨てた王太子オスカー。
理由はただ一つ。「理想の女性像に合わない」から。
あまりにも愚かで、あまりにも軽薄。
マルティナは怒りも泣きもせず、静かに身を引くことを選ぶ。
「国内の人間を、これ以上巻き込むべきではありません」
それは諫言であり、同時に――予告だった。
彼女が去った王都では、次第に“判断できる人間”が消えていく。
調整役を失い、声の大きな者に振り回され、国政は静かに、しかし確実に崩壊へ向かっていった。
一方、王都を離れたマルティナは、名も肩書きも出さず、
「誰かに依存しない仕組み」を築き始める。
戻らない。
復縁しない。
選ばれなかった人生を、自分で選び直すために。
これは、
愚かな王太子が壊した国と、
“何も壊さずに離れた令嬢”の物語。
静かで冷静な、痛快ざまぁ×知性派ヒロイン譚。
(完結)相談女とお幸せに!(なれるものならの話ですけども。)
ちゃむふー
恋愛
「私は真実の愛に目覚めたんだ!ミレイユ。君は強いから1人で大丈夫だろう?リリアンはミレイユと違って私がいないとダメなんだ。婚約破棄してもらう!!」
完全に自分に酔いしれながらヒーロー気分なこの方は、ヨーデリア侯爵令息のガスパル。私の婚約者だ。
私はミレイユ・ハーブス。伯爵令嬢だ。
この国では、15才から18才まで貴族の令息令嬢は貴族の学園に通う。
あろう事かもうすぐ卒業のこの時期にこんな事を言ってきた。
できればもう少し早く言って欲しかったけれど…。
婚約破棄?大歓迎ですわ。
その真実の愛とやらを貫いてくださいね?
でも、ガスパル様。
そのリリアンとやらは、俗に言う相談女らしいですわよ?
果たして本当に幸せになれるのかしら…??
伯爵令嬢ミレイユ、伯爵令嬢エミール2人の主人公設定です。
学園物を書いた事があまり無いので、
設定が甘い事があるかもしれません…。
ご都合主義とやらでお願いします!!
【完結】婚約破棄?勘当?私を嘲笑う人達は私が不幸になる事を望んでいましたが、残念ながら不幸になるのは貴方達ですよ♪
山葵
恋愛
「シンシア、君との婚約は破棄させてもらう。君の代わりにマリアーナと婚約する。これはジラルダ侯爵も了承している。姉妹での婚約者の交代、慰謝料は無しだ。」
「マリアーナとランバルド殿下が婚約するのだ。お前は不要、勘当とする。」
「国王陛下は承諾されているのですか?本当に良いのですか?」
「別に姉から妹に婚約者が変わっただけでジラルダ侯爵家との縁が切れたわけではない。父上も承諾するさっ。」
「お前がジラルダ侯爵家に居る事が、婿入りされるランバルド殿下を不快にするのだ。」
そう言うとお父様、いえジラルダ侯爵は、除籍届けと婚約解消届け、そしてマリアーナとランバルド殿下の婚約届けにサインした。
私を嘲笑って喜んでいる4人の声が可笑しくて笑いを堪えた。
さぁて貴方達はいつまで笑っていられるのかしらね♪
【完結】愛され令嬢は、死に戻りに気付かない
かまり
恋愛
公爵令嬢エレナは、婚約者の王子と聖女に嵌められて処刑され、死に戻るが、
それを夢だと思い込んだエレナは考えなしに2度目を始めてしまう。
しかし、なぜかループ前とは違うことが起きるため、エレナはやはり夢だったと確信していたが、
結局2度目も王子と聖女に嵌められる最後を迎えてしまった。
3度目の死に戻りでエレナは聖女に勝てるのか?
聖女と婚約しようとした王子の目に、涙が見えた気がしたのはなぜなのか?
そもそも、なぜ死に戻ることになったのか?
そして、エレナを助けたいと思っているのは誰なのか…
色んな謎に包まれながらも、王子と幸せになるために諦めない、
そんなエレナの逆転勝利物語。
とある令嬢の優雅な別れ方 〜婚約破棄されたので、笑顔で地獄へお送りいたします〜
入多麗夜
恋愛
【完結まで執筆済!】
社交界を賑わせた婚約披露の茶会。
令嬢セリーヌ・リュミエールは、婚約者から突きつけられる。
「真実の愛を見つけたんだ」
それは、信じた誠実も、築いてきた未来も踏みにじる裏切りだった。だが、彼女は微笑んだ。
愛よりも冷たく、そして美しく。
笑顔で地獄へお送りいたします――
婚約破棄されました。
まるねこ
恋愛
私、ルナ・ブラウン。歳は本日14歳となったところですわ。家族は父ラスク・ブラウン公爵と母オリヴィエ、そして3つ上の兄、アーロの4人家族。
本日、私の14歳の誕生日のお祝いと、婚約者のお披露目会を兼ねたパーティーの場でそれは起こりました。
ド定番的な婚約破棄からの恋愛物です。
習作なので短めの話となります。
恋愛大賞に応募してみました。内容は変わっていませんが、少し文を整えています。
ふんわり設定で気軽に読んでいただければ幸いです。
Copyright©︎2020-まるねこ
婚約破棄は夜会でお願いします
編端みどり
恋愛
婚約者に尽くしていたら、他の女とキスしていたわ。この国は、ファーストキスも結婚式っていうお固い国なのに。だから、わたくしはお願いしましたの。
夜会でお相手とキスするなら、婚約を破棄してあげると。
お馬鹿な婚約者は、喜んでいました。けれど、夜会でキスするってどんな意味かご存知ないのですか?
お馬鹿な婚約者を捨てて、憧れの女騎士を目指すシルヴィアに、騎士団長が迫ってくる。
待って! 結婚するまでキスは出来ませんわ!
婚約者に嫌われた伯爵令嬢は努力を怠らなかった
有川カナデ
恋愛
オリヴィア・ブレイジャー伯爵令嬢は、未来の公爵夫人を夢見て日々努力を重ねていた。その努力の方向が若干捻れていた頃、最愛の婚約者の口から拒絶の言葉を聞く。
何もかもが無駄だったと嘆く彼女の前に現れた、平民のルーカス。彼の助言のもと、彼女は変わる決意をする。
諸々ご都合主義、気軽に読んでください。数話で完結予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる