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聖女シャイニー
「そもそもダンジョンで人探しって、どうしてその女性はダンジョンに入ったの?」
ナナは気になったことを胸の内で燻らせることを好まない。こんな不気味な場所に女性が入るなんて、絶対訳アリに決まっているが、気になったことははっきり聞くタイプだ。
ナナとエイト──実は二人共貴族の末端に籍を置いている。
はっきりものを言うナナは貴族社会では敬遠されがちだが、貴族特有の“絶対腹に一物あるだろう”といった会話が苦手なエイトには好ましく映っており、こうして行動を共にしている。
『まだ先は長いから、歩きながら昔話をしようか』
アースははっきりとモノを言うナナに苦笑したものの、協力してもらう以上事情は話すべきかと語り始めた。
*――*――*――*――*――*
学園に稀代の大聖女と呼び声の高い男爵令嬢のシャイニーが新入生としてきた年、この国の王太子であるクライムとその婚約者である公爵令嬢のリリーは三学年であった。卒業後、婚姻することが決まっている二人はシャイニーの自由すぎる言動に戸惑いを隠しきれなかった。
クライムは甘いマスクの美丈夫で、第一王子とはいえ側妃の子でありながらも王妃をはじめとする主だった貴族に認められこの国の王太子になった完璧な王子様だ。当然彼に憧れる令嬢は後を絶たない。
しかし直接的にアプローチをかけてくる者など、これまで一人もいなかったのだ。
シャイニーがクライムとリリー、そしてクライムの側近を務める侯爵令息を見つけ、「クライム様~」と言って駆け寄った時だった。
何かに躓いたシャイニーは、リリーの真横で派手に転倒してしまった。
(まさかリリー様が!?酷いっ!!)
クライムの前で転倒なんて・・・!とシャイニー憤ったが、でもこれはチャンスなのではと思い直した。
散々アプローチをしているがリリーに遠慮してか、クライムはシャイニーに少しも触れようとはしない。しかし、王族と教会の関係は良好だとアピールする必要はあるはず。聖女が助けてほしいと伸ばした手を無視することなど出来ないはずだ。リリーの目の前、衆人環視の中でシャイニーの手に触れるクライム・・・その姿を思い浮かべたシャイニーは心の中でニヤリと笑うと、儚げに見えるようにクライムに手を差し出した。
「申し訳ありません、クライム様。一人では立てませんわ。手を、貸しては頂けないでしょうか。(──聖女の差し出した手を払うことなんか出来ないでしょう?さぁ、この手を取りなさい)」
だが、クライムは床に座り込んだままのシャイニーを申し訳なさそうに見下ろした。目線を合わせたくとも王族が膝をつくわけにはいかないからだ。
「・・・私にはリリーという大切な婚約者がいるからね。助けてあげたくとも君の手を取ることは出来ないのだよ」
クライムは申し訳なさそうに婚約者であるリリーの手を取ると優しく自身の方へ引き寄せ、後ろに控える側近のディジットに視線を投げた。
ディジットは一礼してクライムの前に進み出ると、自分を立たせろと言わんばかりに王子に向かって伸ばされたシャイニーの手の前に自身の手を差し出した。学生とはいえ女性の手を自ら取るわけにはいかないのだ。
シャイニーは仕方なくその手を取ると、立ち上がって制服の埃を払った。
「ディジット様、ありがとうございます」
「いえ・・・」
心の中で舌打ちをしたシャイニーは、そう言ってにっこりとディジットに笑いかけた。そんなシャイニーにディジットが頬をわずかに染めた。
この世界には精霊が存在し、人々はその恩恵にあずかって生活している。
食事を作るために火をつける。井戸水をきれいに保つ。野菜を育てるのに畑を耕さずとも適した環境を整えてくれる。精霊は人々の生活に根付いていた。
中にはその精霊の加護で強力な魔法を行使できる者もおり、その中でも100年に一人の逸材と言われているのがシャイニーだった。彼女は強力な光の精霊の加護を持ち癒しの魔法を使う。その力は一日に何人もの傷付いた人を癒し、病を治す。だがシャイニーが特別視されているのはそれが理由ではない。
なんと歴史上初の『浄化』が使えるのだ。
男爵家出身ということもあり貴族ながら気さくなその性格は国民の好感度を上げ、大聖女と呼ばれ親しまれている。
教会は既にクライムと婚約しており王太子妃教育を滞りなく終えているリリーを差し置いて、シャイニーを次期王妃にしようと目論んでいるらしい。しかも当のシャイニーがクライムに入学式で一目惚れをしてしまったものだから質が悪い。婚約者が居ようといまいと胸の内で思いを燻らせることを好まないシャイニーはその想いを確信した途端、リリーの前でクライムに思いを告げたのだ。
「わたしはシャイニーと言います。クライム様のことが好きになってしまいました。大聖女と呼ばれ、その呼び名に見合う力があると自負しています。権力はあっても大した魔法を持たない公爵令嬢より、あなたのお役に立てる自身があります。お願いです。彼女の代わりにわたしをそばにおいてください」
衆人環視の中そう言い放ったシャイニー。聖女という立場上なまじ発言力があるため質が悪かった。皆が穏やかに過ごしていた学園は、リリーを立てる王族派とシャイニーを推す教会派に割れてしまったのだ。
しかも必ずしも伴侶である必要はないが、クライムの治世にシャイニーの力は必要だ。クライムはシャイニーを無下にすることが出来なかった。
「申し訳ないね。今、私の婚約者はリリーなのだよ。君の気持には答えられないんだ」
「クライム様、リリー様とは公爵家の後ろ盾欲しさの政略結婚なのでしょう。皆言っていますよ。強力な後ろ盾があればリリー様でなくとも構わないのではないですか?わたしを選んでくれたら教会という大きな後ろ盾があなたにつくことになります」
教会は全国に支部を持ち、この国の国民の半数が信者だ。クライムが王位を継いだ際は強力な後ろ盾になれるだろうとシャイニーは教会関係者からそう教えてもらった。
しかしクライムは困ったような顔はしても、首を縦には振らなかった。
「君に対してもリリーに対しても、不誠実なことは出来ないよ。例え愛がなくとも私たちは将来この国を導く同士なのだ──。私には私の、君には君のやるべきことがある。私たちの道は例え想い合っていたとしても、交わることはないのだよ」
そう言ったクライムの顔が悲しそうだとシャイニーは感じた。もしかすると、王族という立場上どうにもならないだけで、シャイニーがクライムを想うように、彼も──。
クライムは第一王子だが母親は国内の元公爵令嬢ではあるものの側妃である。国王と隣国の王女である王妃との成婚後3年経っても子に恵まれなかったため側妃として公爵令嬢を迎え入れたのだが、側妃の妊娠発覚後、プレッシャーから解放されたためか、すぐに王妃も懐妊した。その為国王と正妃の間にはクライムと同じ年の第二王子がいる。
幸い王妃もその祖国もこの国での権力は必要としておらず、第二王子とクライムの仲は良い。そしてクライムは政治力もさることながら、誠実さと優しさも周囲に評価されている。正妃がその力と人となりを正しく評価し認めてくれたため、クライムは16才の時に立太子をするに至った。リリーとはその時に婚約したのだ。
第二王子は、将来は王弟として兄を支えるのだと公言している。
「私たち王族は国のために生きている。例え他に愛する者がいたとしても、添い遂げることは出来ないのだよ──」
クライムがシャイニーにしか聞こえない小さな声でつぶやいた。決して手に出来ないモノに焦がれるような光を宿した瞳は、シャイニーを捉えてすぐに逸らされた。
クライムはリリーとの未来を望んではいない。シャイニーはそう確信した。
(そして彼が本当に望んでいるのは──)
クライムとそんな会話を交わした翌日、シャイニーは王族派の令嬢に呼び出された。
ナナは気になったことを胸の内で燻らせることを好まない。こんな不気味な場所に女性が入るなんて、絶対訳アリに決まっているが、気になったことははっきり聞くタイプだ。
ナナとエイト──実は二人共貴族の末端に籍を置いている。
はっきりものを言うナナは貴族社会では敬遠されがちだが、貴族特有の“絶対腹に一物あるだろう”といった会話が苦手なエイトには好ましく映っており、こうして行動を共にしている。
『まだ先は長いから、歩きながら昔話をしようか』
アースははっきりとモノを言うナナに苦笑したものの、協力してもらう以上事情は話すべきかと語り始めた。
*――*――*――*――*――*
学園に稀代の大聖女と呼び声の高い男爵令嬢のシャイニーが新入生としてきた年、この国の王太子であるクライムとその婚約者である公爵令嬢のリリーは三学年であった。卒業後、婚姻することが決まっている二人はシャイニーの自由すぎる言動に戸惑いを隠しきれなかった。
クライムは甘いマスクの美丈夫で、第一王子とはいえ側妃の子でありながらも王妃をはじめとする主だった貴族に認められこの国の王太子になった完璧な王子様だ。当然彼に憧れる令嬢は後を絶たない。
しかし直接的にアプローチをかけてくる者など、これまで一人もいなかったのだ。
シャイニーがクライムとリリー、そしてクライムの側近を務める侯爵令息を見つけ、「クライム様~」と言って駆け寄った時だった。
何かに躓いたシャイニーは、リリーの真横で派手に転倒してしまった。
(まさかリリー様が!?酷いっ!!)
クライムの前で転倒なんて・・・!とシャイニー憤ったが、でもこれはチャンスなのではと思い直した。
散々アプローチをしているがリリーに遠慮してか、クライムはシャイニーに少しも触れようとはしない。しかし、王族と教会の関係は良好だとアピールする必要はあるはず。聖女が助けてほしいと伸ばした手を無視することなど出来ないはずだ。リリーの目の前、衆人環視の中でシャイニーの手に触れるクライム・・・その姿を思い浮かべたシャイニーは心の中でニヤリと笑うと、儚げに見えるようにクライムに手を差し出した。
「申し訳ありません、クライム様。一人では立てませんわ。手を、貸しては頂けないでしょうか。(──聖女の差し出した手を払うことなんか出来ないでしょう?さぁ、この手を取りなさい)」
だが、クライムは床に座り込んだままのシャイニーを申し訳なさそうに見下ろした。目線を合わせたくとも王族が膝をつくわけにはいかないからだ。
「・・・私にはリリーという大切な婚約者がいるからね。助けてあげたくとも君の手を取ることは出来ないのだよ」
クライムは申し訳なさそうに婚約者であるリリーの手を取ると優しく自身の方へ引き寄せ、後ろに控える側近のディジットに視線を投げた。
ディジットは一礼してクライムの前に進み出ると、自分を立たせろと言わんばかりに王子に向かって伸ばされたシャイニーの手の前に自身の手を差し出した。学生とはいえ女性の手を自ら取るわけにはいかないのだ。
シャイニーは仕方なくその手を取ると、立ち上がって制服の埃を払った。
「ディジット様、ありがとうございます」
「いえ・・・」
心の中で舌打ちをしたシャイニーは、そう言ってにっこりとディジットに笑いかけた。そんなシャイニーにディジットが頬をわずかに染めた。
この世界には精霊が存在し、人々はその恩恵にあずかって生活している。
食事を作るために火をつける。井戸水をきれいに保つ。野菜を育てるのに畑を耕さずとも適した環境を整えてくれる。精霊は人々の生活に根付いていた。
中にはその精霊の加護で強力な魔法を行使できる者もおり、その中でも100年に一人の逸材と言われているのがシャイニーだった。彼女は強力な光の精霊の加護を持ち癒しの魔法を使う。その力は一日に何人もの傷付いた人を癒し、病を治す。だがシャイニーが特別視されているのはそれが理由ではない。
なんと歴史上初の『浄化』が使えるのだ。
男爵家出身ということもあり貴族ながら気さくなその性格は国民の好感度を上げ、大聖女と呼ばれ親しまれている。
教会は既にクライムと婚約しており王太子妃教育を滞りなく終えているリリーを差し置いて、シャイニーを次期王妃にしようと目論んでいるらしい。しかも当のシャイニーがクライムに入学式で一目惚れをしてしまったものだから質が悪い。婚約者が居ようといまいと胸の内で思いを燻らせることを好まないシャイニーはその想いを確信した途端、リリーの前でクライムに思いを告げたのだ。
「わたしはシャイニーと言います。クライム様のことが好きになってしまいました。大聖女と呼ばれ、その呼び名に見合う力があると自負しています。権力はあっても大した魔法を持たない公爵令嬢より、あなたのお役に立てる自身があります。お願いです。彼女の代わりにわたしをそばにおいてください」
衆人環視の中そう言い放ったシャイニー。聖女という立場上なまじ発言力があるため質が悪かった。皆が穏やかに過ごしていた学園は、リリーを立てる王族派とシャイニーを推す教会派に割れてしまったのだ。
しかも必ずしも伴侶である必要はないが、クライムの治世にシャイニーの力は必要だ。クライムはシャイニーを無下にすることが出来なかった。
「申し訳ないね。今、私の婚約者はリリーなのだよ。君の気持には答えられないんだ」
「クライム様、リリー様とは公爵家の後ろ盾欲しさの政略結婚なのでしょう。皆言っていますよ。強力な後ろ盾があればリリー様でなくとも構わないのではないですか?わたしを選んでくれたら教会という大きな後ろ盾があなたにつくことになります」
教会は全国に支部を持ち、この国の国民の半数が信者だ。クライムが王位を継いだ際は強力な後ろ盾になれるだろうとシャイニーは教会関係者からそう教えてもらった。
しかしクライムは困ったような顔はしても、首を縦には振らなかった。
「君に対してもリリーに対しても、不誠実なことは出来ないよ。例え愛がなくとも私たちは将来この国を導く同士なのだ──。私には私の、君には君のやるべきことがある。私たちの道は例え想い合っていたとしても、交わることはないのだよ」
そう言ったクライムの顔が悲しそうだとシャイニーは感じた。もしかすると、王族という立場上どうにもならないだけで、シャイニーがクライムを想うように、彼も──。
クライムは第一王子だが母親は国内の元公爵令嬢ではあるものの側妃である。国王と隣国の王女である王妃との成婚後3年経っても子に恵まれなかったため側妃として公爵令嬢を迎え入れたのだが、側妃の妊娠発覚後、プレッシャーから解放されたためか、すぐに王妃も懐妊した。その為国王と正妃の間にはクライムと同じ年の第二王子がいる。
幸い王妃もその祖国もこの国での権力は必要としておらず、第二王子とクライムの仲は良い。そしてクライムは政治力もさることながら、誠実さと優しさも周囲に評価されている。正妃がその力と人となりを正しく評価し認めてくれたため、クライムは16才の時に立太子をするに至った。リリーとはその時に婚約したのだ。
第二王子は、将来は王弟として兄を支えるのだと公言している。
「私たち王族は国のために生きている。例え他に愛する者がいたとしても、添い遂げることは出来ないのだよ──」
クライムがシャイニーにしか聞こえない小さな声でつぶやいた。決して手に出来ないモノに焦がれるような光を宿した瞳は、シャイニーを捉えてすぐに逸らされた。
クライムはリリーとの未来を望んではいない。シャイニーはそう確信した。
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