ニューステージ〜始まれ、私の大きな一歩!〜

大井 芽茜

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心弾むエクスメーカー

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「行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい!」
 お母さんに手を振って私は走り出した。だってヒカリちゃんのパフォーマンスがみたいから!


「ひらけ夢のとびら!!」
 光りが消えると、黄色いひまわりをみにつけた服を着ているヒカリちゃんがいる!

「あっツイちゃんだ!!」
「見に来たよー! がんばってね」

「ありがとう! よし、やってやるんだから!!」

 ヒカリちゃんは力強くボールを蹴り上げると、ボールは消えてマイクになって落ちてきた。

 そんな使い方なんだ!

「みているみなさん! こんにちは!私は色んなことで悩んだりするけど負けずに頑張るぞって気持ちで、思いっきり今の時間をうたって楽しみます!」


『……ひらこう、ゆめのステージ!』
(ハイ!ハイ!ハイ!)

 なんだろう。私のより音楽が早くて身体が勝手に動いちゃう。
「テンポを早くしているんだ。彼女は波に乗るような感じがいいからな」
「すごいね!ニゲラ!」

「……俺はいいから見てやれよな」
 ニゲラは嬉しそうにしながらも顔を逸らしていた。


『壁につまずいても、またあたらしいせかいにいけるって』

『しんじて、あるきだすの!!』
(まだいける!!)

『君の思い、届くまで』
(なんどでも!)
 なんだろう。

 勝手にコールの言葉が浮かんでくる。
 これが夢を応援したいっていう想いの力なのかな。
 前向きな気持ちがしっかりと伝わってくる。

『たまには寄り道してもいいじゃん』
(ハイハイハイ!)

『だって、むだなことって絶対にないから』
 ピタって音が止んだ。
 そして、また、音が鳴り出す。
 ヒカリちゃんのダンスのステップが速くなっていく。

『かがやけ、わたしの夢!』
(もっと!)
 力強い想い。

『君がいるからみえたんだ』
 (ワンツースリー!!)

『この世界で出会った、沢山の声が背中を押してくれたんだ』
 すごく心にひびく。

『みつけるよ、あらたな鍵!つかむよ、わたしのゆめ!』
(ハイハイハイ)

 そこから軽快なダンスと楽しそうに舞うヒカリちゃんのパフォーマンスすっごくキレイ!!


『まだ諦めないから』


「……みてくれてありがとう!!」
「これがエクスメーカーとしてのヒカリちゃん。」

「すごくいいわね! 想いがしっかり伝わったわ。夢を追いかける姿勢をね。」
 心が激しく動くような、元気が出るようなパフォーマンスだった。
 わたしも歌いたいな。

「どうしたの?ツイも歌いたいの?」
「うん!」
 レシアは嬉しそうにうなずいた。
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