ゲームでは出てこなかったモブ×5令嬢物語

アリス

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#9 心配

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「おはよ。セリ」

「おは~、、、、ってあれ?何で二人がここに居るの?」

入ってきたのは母様とアル兄様とレル兄様だった。

「母様?と兄様?おはようございます。」

「おはよう。」

「何で二人はここに?」

「泣き声が聞こえて行ってみたらセリが起きてたから僕が少し話していたらレンが寝ちゃったんです。」

「セリは寝なかったの?」

「寝てたんですけど、起きたみたいです。というより、部屋が隣の僕達が気付くのは普通だけど、みんなは何でセリが泣いたことに気づいたんですか?」

え?ヒロ兄とレン兄の部屋って隣なの?

「えっと、ついさっきまで隣の書物庫に居たのよ。」

で、逆は書物庫ってことは、調べ物が沢山出来る!ラッキー!歴史について調べなきゃね。ムーンに言われたし。

「そうなんですか。そういえば、父様は何処にいるんですか?」

「ああ。仕事帰りで寝ているよ。」

「ぎゃ~~~(お腹減った!)」

ヤバい、、、、食欲のせいで、、、、くっ!すまん!母よ。伝え方はこれしかないのだ。

「あら?お腹が減ったのかしら?」

すると、母様は腰についたカバンに手を突っ込んだ。もちろん腰についたカバンだから小さい筈なんだけど、、、、カバンより大きいミルクが出てきた。コレは、まさか、、、、、何とかバッグってやつ?すげ~

「はい。どーぞ。」

「たやや!(ありがと)」

「なあ、俺思ったんだけど、セリは俺らの言葉がわかんじゃね?」

え?何で分かったんだ?

「それ、僕も思った。」

「何でかしら?」

「なんか会話したみたいに返事をしているからだ。」

「まあ、言われてみればそうね。」

「むぅ、、、、あれ?母様に兄様?どうしたんですか?」

「おお、おはよう。レン。」

「おはようです。」

「とりあえず、俺らは朝食を取ってくる。」

「いってらっしゃい。私は、少し話したいことがあるから残るわ。」

話したいこと?

「わかった。じゃあ、行くぞ。」

「はーい。」






「みんな行ったわね。さて、セリちゃん。聞くだけでもいいし、もし出来るなら返事をして欲しいわ。」

さて、どうしようかな?

「あのね、昨日の一件から少し昔のことを調べてみたのよ。そしたら、今《・》は百年に一度のペースで襲ってくる災害を止めるようなスキルを持った子供が生まれてくるの。そして、それは神からお願いされて授かってくることがあるの。そして、丁度百年が今年でね。何か知ってることはあるかしら?」

ここは、知らないフリをしておいた方がいいのかな?でも、、、母様の周りにある花はエゾギクって花だった気がする。花言葉は信頼しているけど心配だったよね?ん~どうしよう。

「たうあやや(言う機会があったら)」

「なんて言ってるか分かんないけど、いつか伝えてくれる気がするわ。それまで待ってるわね。あら?丁度飲み終わったみたいね。じゃあ、私は行くわね。また来るわ。おやすみなさい。」

察してくれたのは嬉しいけど、勘って怖いわ。
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