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誰もが疑問に思ったことのはずですがね
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「なあ、アイドルってうんこするのかな?」
「そりゃ俺たちと同じ種類の生き物だもん、するだろ」
「いや、しないよ」
「どうだろう、わかんねえなあ~」
「よし、じゃあ試してみたらどうだ?」
「今度クリーム(この作品に現れるアイドルグループの名)がこの町に来るよな?」
クリームのコンサート前。
「あの~、ファンからの差し入れで~す」
楽屋に差し入れられる食べ物。
「あー、はい。ありがとう、そこにおいといて」
コンサート前に、それもファンからの食べ物がアイドルに送られるか否かは作者はよく知らないのだがまあそこは目をつぶっていただこう。
「みんな~、のってる~?」
クリームがステージの上で言う。
「いえ~い!」
ペンライトを手にした観客たちが叫んだ。
「なあ、本当にうんこするのかな?」
「さあなあ、まず食ってくれたかどうかだ」
観客たちの中にはああいっていた男子たちもいた。
「うっ!」
「ううっ!」
クリームの面々が顔を青ざめさせた。
「おや?」
「どうしたんだろう?」
クリームの顔色を目ざとく見て取った観客たちがいぶかしむ。
「やはりあの差し入れに入れた下剤が効いてきたんじゃないか?」
「じゃあやはり食ったのかな?」
「え、うそだろ?あのクリームが・・・」
「あの橋爪ちゃんが・・・あの関沢ちゃんが・・・」
「磯後ちゃんが・・・昼虎ちゃんが・・・」
「嶋崎ちゃんが・・・柿原ちゃんが・・・」
「だ・・・だめ・・・」
クリームの面々が次々とステージの上に両膝をついていく。
「くく・・・せめて一曲くらいは・・・」
彼女たちは必死の思いで起き上がって歌いだす。
音楽はいつもと変わらず流れ出した。
決死の思いで歌いだし、踊り始めるクリーム。
が、歌は早口。
ダンスはぎくしゃく。
「うっ・・・くっ・・・くくく・・・」
プロ意識旺盛なクリーム。
「ほら、苦しそうだろ?やっぱアイドルでもうんこするんだよ」
「な、そ、そんな馬鹿な!」
苦しむクリーム。
どうにかこうにか最後まで歌い遂げた。
たちまちクリームは逃げるようにステージを後にし、仮設トイレに殺到。
だが、あの男子たちがその前に立ちはだかった。
「何?さっさとどいてっ!」
「君たちどこに行くの?トイレ?」
「そうよ、早くどきなさいっ!」
「嘘だよね、君たちうんこなぞしないよね?」
「どいて頂戴!」
「そりゃ俺たちと同じ種類の生き物だもん、するだろ」
「いや、しないよ」
「どうだろう、わかんねえなあ~」
「よし、じゃあ試してみたらどうだ?」
「今度クリーム(この作品に現れるアイドルグループの名)がこの町に来るよな?」
クリームのコンサート前。
「あの~、ファンからの差し入れで~す」
楽屋に差し入れられる食べ物。
「あー、はい。ありがとう、そこにおいといて」
コンサート前に、それもファンからの食べ物がアイドルに送られるか否かは作者はよく知らないのだがまあそこは目をつぶっていただこう。
「みんな~、のってる~?」
クリームがステージの上で言う。
「いえ~い!」
ペンライトを手にした観客たちが叫んだ。
「なあ、本当にうんこするのかな?」
「さあなあ、まず食ってくれたかどうかだ」
観客たちの中にはああいっていた男子たちもいた。
「うっ!」
「ううっ!」
クリームの面々が顔を青ざめさせた。
「おや?」
「どうしたんだろう?」
クリームの顔色を目ざとく見て取った観客たちがいぶかしむ。
「やはりあの差し入れに入れた下剤が効いてきたんじゃないか?」
「じゃあやはり食ったのかな?」
「え、うそだろ?あのクリームが・・・」
「あの橋爪ちゃんが・・・あの関沢ちゃんが・・・」
「磯後ちゃんが・・・昼虎ちゃんが・・・」
「嶋崎ちゃんが・・・柿原ちゃんが・・・」
「だ・・・だめ・・・」
クリームの面々が次々とステージの上に両膝をついていく。
「くく・・・せめて一曲くらいは・・・」
彼女たちは必死の思いで起き上がって歌いだす。
音楽はいつもと変わらず流れ出した。
決死の思いで歌いだし、踊り始めるクリーム。
が、歌は早口。
ダンスはぎくしゃく。
「うっ・・・くっ・・・くくく・・・」
プロ意識旺盛なクリーム。
「ほら、苦しそうだろ?やっぱアイドルでもうんこするんだよ」
「な、そ、そんな馬鹿な!」
苦しむクリーム。
どうにかこうにか最後まで歌い遂げた。
たちまちクリームは逃げるようにステージを後にし、仮設トイレに殺到。
だが、あの男子たちがその前に立ちはだかった。
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「そうよ、早くどきなさいっ!」
「嘘だよね、君たちうんこなぞしないよね?」
「どいて頂戴!」
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