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第41話ー4
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「――ぐおぉ」
と、ワン・ジンが仕事から帰ってくるなり、床に四肢を付く。
「エ、エ、エ、エミの趣味かっ? な、ならいいんだ、俺は平気だ気にするなっ……」
「いいえ、私が炊いたのではなく」
と答えたベルがリエンを見ると、それは牀の枕に顔を埋めて悶えている。
「は? リエンだと? 何を考えてるんだ、おまえはっ……!」
とワン・ジンが、炊いていた香の火を消す。
純血カーネ・ロッソだけでなくメッゾサングエの鼻にとってもきついらしく、すぐさま窓を開けて換気する。
そして枕に頭を埋めているリエンの頭を、「オイ」と叩いた。
「香を炊くだなんて、急になんだおまえは? 俺より純血カーネのおまえの方が辛いだろう」
頷いたリエンが、枕から顔を離して身体を起こした。
「ご、ごめんなさイ……急に怖くなっテ」
「怖いって何がだ」
「今日の昼間、リエン後宮に行ったヨ。王太后陛下に会いに行ったんだけド、居なかっタ。だから女官や宦官にどこに行ったのか訊いたラ、最近各地の離宮を回っているようだっテ……」
ワン・ジンの顔が強張った。
「エミのことに気付いているのか、母上は」
「たぶんもう勘付いてル。だからリエン、王妃陛下が見つかるんじゃないかっテ、怖くなっテ……」
「なるほど、香でエミの匂いを消そうとしたんだな。おまえは賢い、よくやった」
と納得したワン・ジンが、すぐに窓を閉めた。
「どこの離宮にもエミがいないと分かったら、母上は次に民家を探すことだろう。ここもいずれ見つかるか……」
リエンがベルと目を合わせた後、この話を切り出す。
「ねェ、ご主人様。リエン、王太后陛下が大学士堂に行ってるの見たことなイ」
「俺もだが、もう大学士共に用が無いからな」
「だからリエン、王妃陛下が王太后陛下に見つかりそうになったラ、そこに王妃陛下を非難させようと思うんだけド」
「は?」
と一瞬眉間にシワを作ったワン・ジンだったが、それはすぐに無くなっていった。
「おまえやっぱり賢いな。たしかにそれなら、母上は逆に気付かないだろう。よし、ちょっと待ってろ」
とワン・ジンがテレトラスポルトで消える。大学士堂へ行ったのだと分かった。
「王太后陛下に見つかりそうにならなくても、私は明日から毎日大学士堂に行く予定ですが」
「敢えてそう言わなかったんだヨ、ご主人様の機嫌悪くなるかラ……」
「ええ、リエンさん。あなたはとても優秀です」
ワン・ジンは1時間ほどしてから戻ってきた。
何をしていたのか、「ふう」と額の汗を拭う。
「危なくなったら、いつでもすぐに大学士堂に逃げるんだぞ、エミ――」
――翌朝。
ワン・ジンが朝廷へと向かった後、ベルとリエンは急いで朝餉を取った。
その後、王都ロートの宮中の南東にある大学士堂の前へとテレトラスポルトする。
リエンが「入るヨ」と扉を開けると、そこには首輔マー・ルイを含む合計4人の内閣大学士たちが並んで待っていた。
「お待ちしておりました、王妃陛下」
初めましての挨拶よりも先に、目を丸くしたベルの口から「どうされたのです」と出た。
4人皆の顔に、殴られたと分かる酷い痣が出来ていた。
「お気になさらず」
とマー・ルイが笑顔を見せると、他3人も続いた。
リエンが「もしかしテ……」と苦笑すると、ベルも察した。
「昨夜、ワン・ジン陛下にやられたのですか」
マー・ルイがもう一度「お気になさらず」と言った。
「陛下はただ、王妃陛下がご心配なのでしょう。後宮の宦官のように、去勢されないだけマシです」
ベルが焦って「リエンさん」と言うと、それは承知してすぐさま4人に治癒魔法グワリーレを掛けた。
4人は右拳を左手で包み、「ありがとうございます」と拱手の礼をすると、ベルとリエンを中へ案内した。
首輔のマー・ルイ以外の3人の名は、若い方からサン・カク(30歳)、シー・カク(40歳)、ゴ・カク(50歳)とのこと。
本来は国王の補佐という多忙な役職故、さぞ書類・書物に塗れた部屋があるのかと思いきや、煌びやかな空間が待っていた。
「凄いところでお仕事をされているのですね……」
「いえ、本当はこうではなかったのですが、陛下が昨夜いらっしゃったときに……」
と、マー・ルイが苦笑する。
昨夜ワン・ジンが副都イビスコの邸宅に汗を掻いて戻ってきたのは、こういうことらしい。
たくさんある簡素な机の中で、一段高いところにひとつだけ見事な透かし彫りの施された机があり、その手前には玉座かと見間違えるような椅子が置いてある。
きっと無かったであろう高級な調度品があちこちに置かれ、花も飾られている。
「あちらは、王妃陛下がお疲れになられたらと。最初は陛下が牀を入れようとしたのですが、戸口から入りませんでしたもので……」
部屋の一角に、豪奢な長椅子もあった。
「これをあのご主人様がネェ……」
とリエンが飾り付けれた室内を意外そうに見回しながら、魔法で暖かい微風を起こして循環させる。
ベルが一段高いところにある玉座のような椅子に腰掛けると、目前の机の角には香が置かれていた。
よく見たら、他の大学士たちの机の角にも香がある。
「王太后陛下は近くを通ることも無いでしょうが、念のため少し香を炊いた方がよろしいかと」
とマー・ルイが言うと、承知したリエンがベルの机にある香に魔法で火を付けた。
すると部屋を循環している微風に乗り、あっという間に部屋中に匂いが行き渡る。
その途端、「ううぅ」と呻いたリエンが鼻を摘まみ、小走りで戸口へと向かっていく。
「リエン、無理っ……! 外で門番やってル!」
とリエンが大学士堂の外に出ると、ベルとマー・ルイの視線が合った。
頷き合い、ベルが声を小さめにして口を開く。
「挨拶が遅れました、内閣大学士の皆様。私はカプリコルノ国の宰相ベルナデッタ・アンナローロと申します――」
と、ワン・ジンが仕事から帰ってくるなり、床に四肢を付く。
「エ、エ、エ、エミの趣味かっ? な、ならいいんだ、俺は平気だ気にするなっ……」
「いいえ、私が炊いたのではなく」
と答えたベルがリエンを見ると、それは牀の枕に顔を埋めて悶えている。
「は? リエンだと? 何を考えてるんだ、おまえはっ……!」
とワン・ジンが、炊いていた香の火を消す。
純血カーネ・ロッソだけでなくメッゾサングエの鼻にとってもきついらしく、すぐさま窓を開けて換気する。
そして枕に頭を埋めているリエンの頭を、「オイ」と叩いた。
「香を炊くだなんて、急になんだおまえは? 俺より純血カーネのおまえの方が辛いだろう」
頷いたリエンが、枕から顔を離して身体を起こした。
「ご、ごめんなさイ……急に怖くなっテ」
「怖いって何がだ」
「今日の昼間、リエン後宮に行ったヨ。王太后陛下に会いに行ったんだけド、居なかっタ。だから女官や宦官にどこに行ったのか訊いたラ、最近各地の離宮を回っているようだっテ……」
ワン・ジンの顔が強張った。
「エミのことに気付いているのか、母上は」
「たぶんもう勘付いてル。だからリエン、王妃陛下が見つかるんじゃないかっテ、怖くなっテ……」
「なるほど、香でエミの匂いを消そうとしたんだな。おまえは賢い、よくやった」
と納得したワン・ジンが、すぐに窓を閉めた。
「どこの離宮にもエミがいないと分かったら、母上は次に民家を探すことだろう。ここもいずれ見つかるか……」
リエンがベルと目を合わせた後、この話を切り出す。
「ねェ、ご主人様。リエン、王太后陛下が大学士堂に行ってるの見たことなイ」
「俺もだが、もう大学士共に用が無いからな」
「だからリエン、王妃陛下が王太后陛下に見つかりそうになったラ、そこに王妃陛下を非難させようと思うんだけド」
「は?」
と一瞬眉間にシワを作ったワン・ジンだったが、それはすぐに無くなっていった。
「おまえやっぱり賢いな。たしかにそれなら、母上は逆に気付かないだろう。よし、ちょっと待ってろ」
とワン・ジンがテレトラスポルトで消える。大学士堂へ行ったのだと分かった。
「王太后陛下に見つかりそうにならなくても、私は明日から毎日大学士堂に行く予定ですが」
「敢えてそう言わなかったんだヨ、ご主人様の機嫌悪くなるかラ……」
「ええ、リエンさん。あなたはとても優秀です」
ワン・ジンは1時間ほどしてから戻ってきた。
何をしていたのか、「ふう」と額の汗を拭う。
「危なくなったら、いつでもすぐに大学士堂に逃げるんだぞ、エミ――」
――翌朝。
ワン・ジンが朝廷へと向かった後、ベルとリエンは急いで朝餉を取った。
その後、王都ロートの宮中の南東にある大学士堂の前へとテレトラスポルトする。
リエンが「入るヨ」と扉を開けると、そこには首輔マー・ルイを含む合計4人の内閣大学士たちが並んで待っていた。
「お待ちしておりました、王妃陛下」
初めましての挨拶よりも先に、目を丸くしたベルの口から「どうされたのです」と出た。
4人皆の顔に、殴られたと分かる酷い痣が出来ていた。
「お気になさらず」
とマー・ルイが笑顔を見せると、他3人も続いた。
リエンが「もしかしテ……」と苦笑すると、ベルも察した。
「昨夜、ワン・ジン陛下にやられたのですか」
マー・ルイがもう一度「お気になさらず」と言った。
「陛下はただ、王妃陛下がご心配なのでしょう。後宮の宦官のように、去勢されないだけマシです」
ベルが焦って「リエンさん」と言うと、それは承知してすぐさま4人に治癒魔法グワリーレを掛けた。
4人は右拳を左手で包み、「ありがとうございます」と拱手の礼をすると、ベルとリエンを中へ案内した。
首輔のマー・ルイ以外の3人の名は、若い方からサン・カク(30歳)、シー・カク(40歳)、ゴ・カク(50歳)とのこと。
本来は国王の補佐という多忙な役職故、さぞ書類・書物に塗れた部屋があるのかと思いきや、煌びやかな空間が待っていた。
「凄いところでお仕事をされているのですね……」
「いえ、本当はこうではなかったのですが、陛下が昨夜いらっしゃったときに……」
と、マー・ルイが苦笑する。
昨夜ワン・ジンが副都イビスコの邸宅に汗を掻いて戻ってきたのは、こういうことらしい。
たくさんある簡素な机の中で、一段高いところにひとつだけ見事な透かし彫りの施された机があり、その手前には玉座かと見間違えるような椅子が置いてある。
きっと無かったであろう高級な調度品があちこちに置かれ、花も飾られている。
「あちらは、王妃陛下がお疲れになられたらと。最初は陛下が牀を入れようとしたのですが、戸口から入りませんでしたもので……」
部屋の一角に、豪奢な長椅子もあった。
「これをあのご主人様がネェ……」
とリエンが飾り付けれた室内を意外そうに見回しながら、魔法で暖かい微風を起こして循環させる。
ベルが一段高いところにある玉座のような椅子に腰掛けると、目前の机の角には香が置かれていた。
よく見たら、他の大学士たちの机の角にも香がある。
「王太后陛下は近くを通ることも無いでしょうが、念のため少し香を炊いた方がよろしいかと」
とマー・ルイが言うと、承知したリエンがベルの机にある香に魔法で火を付けた。
すると部屋を循環している微風に乗り、あっという間に部屋中に匂いが行き渡る。
その途端、「ううぅ」と呻いたリエンが鼻を摘まみ、小走りで戸口へと向かっていく。
「リエン、無理っ……! 外で門番やってル!」
とリエンが大学士堂の外に出ると、ベルとマー・ルイの視線が合った。
頷き合い、ベルが声を小さめにして口を開く。
「挨拶が遅れました、内閣大学士の皆様。私はカプリコルノ国の宰相ベルナデッタ・アンナローロと申します――」
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