最狂公爵閣下のお気に入り

白乃いちじく

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第五章 コウノトリと受胎告知

第百九十四話 好きで嫌いで好き

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「……連れて帰れ」

 シリウスが横手のローレンツに言うと、彼は情けなさそうに身を縮める。

「無理だよう、俺にサマンサを説得なんて……」

 人型になったローレンツは前回と違い、きちんと人間の服を着用している。多分、サマンサが注意したのだろう。プレゼントを手にしたセレスティナは、サマンサをお茶に誘った。

「あ、あの、せっかくなのでお茶でも如何?」
「まぁ、素敵! ありがとう!」

 サマンサが頬を染めて喜ぶ。
 セレスティナがお気に入りの温室に案内すれば、やはりサマンサはセレスティナの隣に座り、べったりである。その様子をイザークと共に目にしたシャーロットはあきれ顔だ。

「……ママ、どうしちゃったの?」
「あべこべ薬でティナが大のお気に入りになったようだ」

 シリウスがむっつりと答え、シャーロットは納得した。

「あー……なるほど。それであのいちゃつきぶりか。でも、裏を返せば、それだけティナを嫌ってたって事よね? 喜べないわ」

 周囲のあきれた視線などまったく気にすることなく、サマンサの行為は加速するばかりだ。ハロルドが皆に茶を給仕すると、サマンサが上機嫌で振る舞われた菓子を一つ手に取り、それをセレスティナに差し出した。

「はい、ティナちゃん。食べさせてあ、げ、る。はい、あーん?」
「い、いえ、あの、じ、自分で……」
「駄目よう。はい、お口開けて?」

 甘ったるい恋人同士のような二人のやり取りに、シャーロットはげんなりだ。

「これってパパもやられたわよね?」
「……そうだな」

 シリウスの眉間に皺が寄る。
 そう、竜王アルゴンが先日言ったように、サマンサが差し出した物ならシリウスは何でも口にした。苦手な甘ったるいジャムでも、吐き気がするチョコレートシロップたっぷりのホットケーキでも……今となっては黒歴史でしかない。
 びくびくしつつも、セレスティナがシュークリームを口にすると、サマンサが嬉しそうに身をくねらせる。

「やあん、ティナちゃん、可愛い可愛い可愛い、連れて帰っちゃおうかしら」
「駄目だ」

 すかさずシリウスが横やりを入れると、シリウスの姿を目にしたサマンサのまなじりがきりりっとつり上がった。なんでここにいるの? と言いたげだ。

「ダーリンなんて、嫌い嫌い大っ嫌いよ! あっちへ行って! 可愛い可愛いティナちゃんは私のものなんだから!」

 セレスティナを抱きしめたまま離そうとしない。すりすりと頬ずりだ。ここは流石親子といったところか、シャーロットと仕草が似ている。
 シリウスがガチャンと乱暴に茶器を置き、勢いよく立ち上がる。我慢の限界といったところか。が、シリウスがセレスティナの腕を掴み、彼女を取り返そうとしても、サマンサがセレスティナにひっついて離れない。離れろ、嫌! を繰り返す。じれたシリウスが声を荒げた。

「いい加減にしろ、サマンサ! ティナから離れるんだ! ティナは君のものじゃない、私のものだ! 私だけの!」
「いやよ! 可愛いティナちゃんは私のだもん、絶対絶対離れないんだからぁ!」

 ど、どうしよう……
 二人の間に挟まれたセレスティナはオロオロするしかない。
 そこへ「プチッ」とセレスティナは何かが切れる音を聞いた気がした。シリウスがむんずとサマンサの鼻をつまみ、口を開けさせ、例の薬を放り込む。

「ちょ、な、なにすんのぉ!」

 げほげほむせるサマンサの姿に文句を言うローレンツも同様だ。鼻をつまんで、薬を無理矢理飲ませる。そしてあろうことか、シリウス自身もあべこべ薬を口にし、セレスティナはあっけにとられた。呪いを無効化してくれるカフスをわざわざ外しての所業で、意味が分からない。
 シリウス、あの? 一体何がしたかったの?

「あ、あの、シリウス?」

 自分を嫌いだと言い出すのではないかとハラハラしつつ、セレスティナは声をかけるも、シリウスの怒りの目はサマンサに向いたままだ。

「サマンサ?」
「ぴっ!」

 薬の効果が消え、我に返ったサマンサがシリウスの声に飛び跳ねる。
 抱きしめていたセレスティナから離れ、そろりと振り向けば怒り心頭のシリウスがいて、サマンサは涙目だ。媚を売るようにしなを作り、シリウスに向かって甘えた声を出す。

「あ、あの、ダーリン? だ、大好きよ?」
「そうか? だが、私は君が嫌いだ」

 固まったサマンサに向かって、シリウスは容赦なくたたみかける。

「嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ! とっとと出ていけ!」

 お得意のマシンガントークをかまされ、サマンサのダメージが半端ない。琥珀色の瞳に涙がじわりと浮かび、ぷるぷる身を震わせる。

「ダーリンのばかぁ!」

 泣きながら外へと飛び出し、サマンサが赤竜の姿で飛び去っても、ローレンツが後を追いかけることはない。困惑顔で空を見上げつつ、ぽつりと言った。

「……なんで俺、サマンサなんかを追いかけ回していたんだろう? 我が儘でいいところなんて一つもないのに……」

 円形はげを作ったローレンツは頭をボリボリと掻く。しっかり薬が効果を発揮し、サマンサを嫌いになっていた。
 そして、シリウスはというと……

「ティナ?」

 シリウスの呼びかけを耳にしたセレスティナは、びくりと体を震わせる。なにせ、例のあべこべ薬を口にしたのだ。冷たくあしらわれるのではないかとの懸念から、恐る恐る振り向くも、そこにはいつものシリウスがいる。白銀の髪がさらりと揺れ、微笑む顔は温かい。

「おいで?」

 甘い声でセレスティナを引き寄せると、セレスティナをぎゅうっと抱きしめた。セレスティナの髪を撫でる仕草はいつも通り優しくて、セレスティナはほっと胸をなで下ろす。
 くいっと顎を持ち上げられ、ちゅっちゅっと唇にもたらされる軽い接吻がこれまた甘い。

「シリウス? あの、だ、大丈夫、なの?」
「ん? ああ、大丈夫だ。こうしていれば落ち着く」

 再度ぎゅうっと抱きしめられる。サマンサといちゃつかれてストレスで死にそうだったとシリウスに告げられ、やはりセレスティナは困惑顔だ。
 シリウスの大きな腕にすっぽり包まれたままセレスティナが問う。

「で、でも、さ、さっき、あべこべ薬を飲んだわ?」
「ああ。あれは私が作った魔道具が弾いたから、薬の作り手のところへ効果が行った」
「え……」

 シリウスの魔道具って、例の効果が十倍になるってあれ?
 ええええええええっ! は、外してなかったの?
 自分が贈ったカフスを喜んで身に付けていたから、てっきり外していると思い込んでいた。どうやらダブルで身に付けていたらしい。

「じゃ、じゃあ、カフスを外したのは……」
「ああ、あれを身につけていると、呪いを吸収されてしまって反射できないからな」

 シリウスがにやりと笑う。底意地の悪い笑みだ。

「ふ、ふふ……好きなものが嫌いに、嫌いなものが好きになって、さぞかし困ったことになっているだろうが、私は知らない。自業自得だ」

 セレスティナは冷や汗だ。どうなったのか気になって仕方がない。
 ええっと海の大魔女さんの住処は確か、人魚達のいるアクア海峡よね? 遠見鏡で様子を見られるかしら?
 夕食後、シャーロットと一緒に研究室へ行き、遠見鏡で海の大魔女であるエレインの様子を見てみると、美しい物が大好きだった彼女は美術品をコレクションしていたようだが、それを全部廃棄していた。そして住処がゴミ屋敷になっている。愛おしげにゴミの固まりを撫で回すエレインを見て、セレスティナはなんと言えばいいのか分からない。

「これ……」

 セレスティナの指摘にシャーロットが頷く。

「ええ、多分だけど、正気に返ったら泣くんじゃない? ま、しょうがないわよ。パパの言葉通り自業自得だもん。むしろこれっくらいですんでラッキー?」

 ティナに何かあったら、パパなら海底噴火くらい起こして被害甚大だわ、とシャーロットが口にし、セレスティナもまたそうかもと思い直す。

「でも、これって、いつ元に……」
「そうね、パパにもう一度あべこべ薬を飲んで貰えば、効果が跳ね返って元に戻るんじゃない?」
「もうないって言われたわ?」
「んー、じゃあ、薬の効果が自然に切れる時を待つしかないわね」

 シャーロットがさじを投げ、セレスティナは困ってしまった。
 ということは、ローレンツさんも薬の効果が切れるまで、サマンサさんを嫌ったまんまなのね。
 そちらの方も気になって仕方が無い。
 魔道鏡でそろりと竜王国にいるサマンサの様子も見てみると、こちらはローレンツの冷たい態度にサマンサが泣いていた。緑竜の後を赤竜が追いかけるという、いつもと逆の構図である。

『ローレンツぅ、一体どうしちゃったのよう?』
『煩い。話しかけないでくれ』

 今までの彼からは考えられないローレンツの冷たい態度に、うわぁん、こんなの嘘よ、と子供のように泣いているサマンサが気の毒になってしまう。
 どうしよう、これ……
 セレスティナが困っていると、横手からそっとシャーロットが言い添えた。

「ティナ、気にしちゃ駄目」
「でも……」
「ママには良い薬よ。パパの気持ちを魔法薬で操ろうなんて、さいってー。それにね? もし成功していたら、ティナがパパに嫌い嫌いって言われて、ここから追い出されていたかもしれないのよ? そんなの許せる?」

 許せるかどうかは別にして、精神的なショックは計り知れないだろう。シリウスに嫌いと言われることを想像するだけでいたたまれない。

「だから、ね? 今回は許しちゃ駄目。しっかり反省してもらわないと、また同じ事をするかもしれないでしょう?」
「ん……」

 セレスティナはこくんと頷く。
 それに魔法薬の効果は永続しない。どこかで効き目が切れる。
 一ヶ月くらいかしらね?
 一般的な魔法薬の効き目から、セレスティナはそう予想するも、大魔女の魔法薬はなんと、その予想を大きく上回って、半年以上も効果を持続させることとなる。

 その夜、暖炉の前の揺り椅子に座ったシリウスに膝抱っこされたセレスティナは、ホットミルクを飲むよう勧められる。
 甘いミルクティーに次いで、砂糖入りのホットミルクはセレスティナお気に入りの飲み物だ。勧められるままカップに口を付けると、甘くて美味しくて、自然と口元がほころぶ。
 ふと顔を上げると、シリウスの青い瞳と目が合い、そのまま接吻だ。
 ミルクより甘いわ……
 ほわほわとした気持ちでセレスティナはそう思う。

 濃厚な接吻は蕩けるような官能を与えてくれるが、こうした軽い口付けは温かな愛情を感じさせてくれる。愛している、そんなシリウスの声が聞こえてきそう。彼の大きな手が慈しむようにセレスティナの頬に触れ、うっすらと瞳を開ければ、目に映るのはやはり青い瞳である。
 空のように青くて深い……

「シリウスに似た子が生まれるかしら?」
「生まれるまでのお楽しみなんだろう?」

 シリウスがそう答える。時の早回しで、生まれる子供はセレスティナにそっくりだと既に知っていたが、シリウスはそれを口にしない。セレスティナが望まなかったからだ。
 シリウスの大きな手がセレスティナの栗色の髪を撫でる。その感触がまた心地良い。シリウスの胸にもたれかかれば、風呂上がりなのでふわりとライムの香りだ。

 ――ママ、大好き!

 耳に蘇った幼子の声にセレスティナは頬を緩ませる。
 ええ、私もよ。早くあなたに会いたいわ。
 セレスティナはそっと目を閉じた。

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