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番外編
君は俺が好きⅡ *二年後の未来はR18*
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「レイチェルに似合う色は白なんだけど、身に着けて欲しい色は黒なんだよな」
つっとブラッドの指先がレイチェルの肌をなぞれば、びくりと彼女の体が震える。レース越しに胸を掴まれ、熱い吐息が漏れる。艶めかしい舌先がつうっとレイチェルの首筋を滑り、囁いた。
「俺の事、好き?」
ブラッドの熱い囁きにぞくりとする。彼のこういった声には、体の芯を熱くする何かがあった。怖いくらいの熱情が籠もっている。ブラッドの場合、レイチェルが口にする好きという言葉に酔っ払っているみたいにも見える。お酒には全然酔わないのに……
「す、き……」
「どれくらい?」
「世界で一番……あぁ!」
電流のような快感が駆け抜け、首に噛み付かれたことを知る。申し訳程度に覆っているショーツを押しのけたブラッドの指先がとろけた秘部を愛撫し、一気に達してしまった。それでも指の淫らな動きが止むことはない。
「あ、や……や、ん……」
赤い瞳はいつもより輝きが増しているようにも見える。笑う唇は血のように赤く、ちらちらと見える牙は危険な色を湛えているのに、彼の美貌と相まって、ぞくりとするほど艶めかしい。顔を寄せられれば「レイチェル」と囁く彼の息が熱い……
ブラッドの唇が首筋から胸元、下腹部へと降りていき、足の付け根に牙を突き立てられて、再びレイチェルは絶頂へと押し上げられる。指の動きは相変わらずで、水音がやたらと響いて恥ずかしい。ずるりと熱い何かが蜜の溢れる場所へ入ってきて、再び達しそうになる。
指、じゃない?
熱く潤った中へ押し入ってぬちぬちと刺激しているのは彼の舌だと気が付き、レイチェルは悲鳴を上げそうになった。けれど、彼の体を押しのける事かなわず、漏れ出たのは甘い甘い声である。
や、や……ブラッド、駄目……
死ぬほど恥ずかしくて嫌なのに、与えられる快楽に抗えず、足は徐々に開いていく。ぴちゃりという水音が耳朶を打ち、体がかっと熱くなった。ずるりぬるりと加えられる刺激であっという間に達してしまい、くたりと力が抜ける。
ブラッドが上衣を取り払えば、筋肉に覆われたしなやかな体が現れる。細く引き締まった体は均整が取れて美しく、笑う顔は艶めかしく妖艶である。はらりと額にかかる艶やかな黒髪がやたらと色っぽい。レイチェルは思わず見惚れてしまった。
まるで美神みたい……
そんな風に思った。彼の裸体を目にしたのは初めてだ。痩せすぎかと思ったけれど、無駄な贅肉がまったくないだけだったのだと気が付く。
次いで、隆々とそそり立つ物を目にしたレイチェルはつい、その大きさにひるんだけれど、覆い被さったブラッドに宥められ、そっと手を握られた。
「大丈夫だから、ほら、レイチェル、俺の目を見て?」
囁く声は優しく、赤い輝きにふわりと気持ちが楽になる。レイチェルの両足の間に、そそり立つ男根の先端がぬちりと押し当てられると、潤った花弁がひくりと震え、とろりと蜜が溢れ出た。まるで早く早くと強請っているかのよう。
「レイチェル、俺が好き?」
「ん……す、き……」
「俺の顔を見て、ほら、名前を呼んで?」
「ブラッド……」
「俺の事が好き?」
「好き、よ……ブラッド、あ、あぁん!」
レイチェルの体が反り返る。熱く堅い異物が、ずぷりと膣内に入り込んだからだ。指とは比べものにならないほど太く熱いそれが、容赦なくレイチェルの繊細な秘部を押し広げる。未通のそこはとても狭い。
ずぷずぷと突き進んだ男根が、最奥にずぐりと到達した瞬間、腰が抜けそうなほどの快感に、レイチェルは意識が飛びそうになった。体がふるりと震える。とろりと溢れ出た蜜と一緒に破瓜の血がぽたりと滴った。
「まだ、全部入ってないけど……」
ブラッドの熱い息がレイチェルの耳元をくすぐる。
全部、入って、ない? これで?
「狭いから、ゆっくりな?」
軽く汗ばんだブラッドの顔は、やはりぞくりとするほど妖艶だ。吐く息は熱く、艶めいた唇は血のように赤く、耳をくすぐる囁きは甘い。
ブラッドが動けば、レイチェルの体がびくりと震える。
駄目、動いちゃ……
さらなる快楽に泣きそうだった。ブラッドの一物に膣内をこすり上げられる刺激に、レイチェルの体がびくびくと震え、舐めるように彼の一物を締め上げる。ひくりひくりと震える内壁からあふれた蜜が、くちゅくちゅと卑猥な音を立てて止まない。
半開きになったレイチェルの口内に、ブラッドの舌が入り込む。ぴんっと立った乳房の突起も同時にクリクリと刺激され、何度も達してしまう。
あ、駄目、またいっちゃう……
見下ろす赤い瞳が細まった。
「愛している、レイチェル」
「私、も……あ、あ、や……また……」
とろとろに蕩けた膣内がこすり上げられ、ひくつきながらブラッドのものに絡みつく。
「中へ出すけど……魔力交換はもう少し先にしよう……」
ぼんやりとした思考にブラッドの言葉が滑り込む。
「俺の魔力に耐えられるよう、少しずつ体を慣らしてからな?」
少しずつ、慣らす?
「そう。俺の精液には魔力が含まれているから、それを受け続ければ受精しやすい体になる。まずはそこからかな……」
ブラッドがレイチェルの耳元に口を寄せる。
「子供、欲しいんだろ?」
こくんとレイチェルが頷くと、赤い唇が笑みを形作る。ぐずぐずに蕩けきった膣内をずぷぬぷと熱い滾りが往復し、びくびくとレイチェルの体が震える。
ま、また、いっちゃ……
「凄いな、食いちぎられそう」
ブラッドの何気ない一言にレイチェルは羞恥を覚え、かあーっと首筋が熱くなる。
も、や……
ふいっと横を向くと、ぞくりとする声音が耳元をくすぐる。
「レイチェル、ほら、そっちじゃない。俺を見て」
赤い瞳と視線が絡み合えば動きが速くなる。
あ、あ、駄目……
ぬちゅぬちゅという水音が間断なく続き、体が大きく揺さぶられる。首筋にブラッドが顔を寄せた途端、噛み付かれたのだろう、電流のような快楽が駆け抜け、レイチェルは立て続けに何度も達した。乱れてどうしようもない。
あ、あ……や……ああん!
一物を咥え込んだ膣がひくつき、子種を強請れば、ブラッドの男根からどぷりと熱いものが解き放たれる。とろとろと溢れた精がレイチェルの白い太ももを伝い下り、くたりと力が抜けた。心臓の鼓動が煩いくらい鳴り響いている。浅いレイチェルの呼吸はブラッドの赤い唇が奪った。
「どうだ? 初めての味は……よかったか?」
蕩けきった思考で、レイチェルはぼんやりとブラッドのそんな囁きを聞き取った。自分を見下ろす赤い瞳は笑んでいる。血のように赤い瞳だ。綺麗……レイチェルが目を細め、こくんと頷くと、ブラッドが満足げに笑った。
初めて……そうよ、初めてなのよね……
なのにグズグズに溶かされて、一体何度達したか覚えてない。羞恥を覚えたレイチェルの頬がかぁっと熱くなる。唇を奪われ、ちゅっちゅっと彼の舌が絡みつく。ずるりと引き抜いた一物は勢いを失っておらず、堅く起立したままだ。レイチェルは驚いた。
「ブラッド、それ……」
「ああ、全然足りないから」
「いって、ないの?」
男性は射精をすると勢いを失うって聞いたけれど……
そろりとレイチェルが尋ねると、ブラッドがけろりと否定する。
「いや? 君の中にたっぷり出したろ? ほら」
レイチェルの足の間からとろりと溢れ出す白い粘液を、ブラッドに指ですくい取られ、羞恥心で顔が真っ赤になった。
み、見せなくて良いわ!
次の瞬間、レイチェルはころんとうつ伏せにひっくり返される。背後から覆い被さったブラッドの男根がずぷりと侵入し、レイチェルは思わずシーツをつかんだ。漏れ出るのはどうしたって甘い声だ。
あ、駄目……また……
ブラッドの行為に体が反応し、膣内が熱く潤っていくのが分かる。とろりとした愛液が太ももを幾筋も伝い落ちていく。背後からブラッドの囁きが鼓膜を震わせた。
「やればやるだけ早く俺の魔力に体が慣れてくれる。たくさんしような?」
「で、でも、あ……」
「ほら、レイチェルも気持ちいいだろ?」
太い男根で貫かれたまま、背後から指先で足の間にある敏感な花芽を刺激され、あっという間に絶頂へ押し上げられた。秘部から響くぬちゅぬちゅという恥ずかしい音が止むことはない。どれだけ感じているのか丸わかりで恥ずかしいのに、首筋に噛み付かれればまた達してしまう。
もう、もう、駄目……
「ブラッド……」
「ん?」
良すぎておかしくなりそう……レイチェルが熱い吐息の中から途切れ途切れにそう訴えれば、ブラッドの口角が上がる。
「それは嬉しいな」
両の乳房を両手でぎゅうっと掴まれる。そのまま愛撫だ。
「でも、あ……また……」
「ああ、いきそうか? なら、ほら……」
駄目よ、駄目……ああ!
太い男根が勢いよく出し入れされればたまらない。びくびくと震えるレイチェルを抱きしめ、ブラッドが深く深く口づける。口内をブラッドの舌が蹂躙し、絡まり合う舌からくちゅりと水音が響いた。
「私、変よ、こんな……ずっと、いきっぱなし、なんて……」
涙が溢れれば、それをブラッドの舌がぬぐう。
体を駆け抜ける快楽は相変わらずで、両の乳房はブラッドが背後から鷲掴みだ。ぴんっと立った胸の突起を刺激されるだけで、いってしまいそうになる。
「変? どこもおかしくないよ。君が俺を好きな証拠だ」
「好きな証拠……」
「そう、じゃなかったらここまで反応するはずがない。ヴァンパイア・キスを使ったって、嫌いなら拒絶反応が出てる。君は聖印の乙女だからね。君の意志に反して、なんて女神が許すはずないだろ?」
「好き……」
「そう、君は俺が好き。嬉しいよ、レイチェル。ほら、もっと感じて?」
ブラッドに激しく最奥を突き上げられて、快楽が体を駆け巡る。
あられもない姿を見られるのが恥ずかしくて仕方がない。けれど、心は満たされてもいく。彼に抱かれるのが嬉しいから……彼との触れ合いは喜びだ。でも、体力には限界があると言わざるを得ない。どれほど喜びに満たされていようと、体を酷使すれば疲弊する。
「愛しているよ、レイチェル」
そんなブラッドの熱い囁きを最後に、レイチェルは意識を失った。
気が付けば朝である。柔らかな朝日の中で視線を動かせば、ブラッドがじっとこちらを見つめていて、レイチェルの頬が熱くなる。もしかして、寝顔をずっと見ていたの? そんな感じである。ブラッドの手がすいっと伸び、レイチェルの頬をそっと撫でた。
「悪い、初っぱなから飛ばしすぎたみたいだな。具合はどうだ?」
少しだるい……ううん、大分……
レイチェルがそう答えると、ブラッドはため息だ。
「だよな。朝食は俺が持ってくる。今日はここでゆっくりしててくれ」
「あ、待って、私も……」
ブラッドを追って起き上がろうとしたが力が入らず、ベッドから落ちそうになった。ブラッドに支えられて事なきを得たけれど。
「ああ、ほら。無理しなくていい。ほんっとやり過ぎた。君が人間だって事、つい失念しちまってて……浮かれすぎだよな。次からは気を付けるよ」
ベッドへ寝かしつけられ、甲斐甲斐しく世話を焼かれてしまう。
「あーん?」
朝食を手にしたブラッドに、スプーンを口元にもってこられて、レイチェルは慌てた。
「じ、自分で出来……」
「嫌なのか?」
ブラッドの顔が曇り、レイチェルはひるんだ。
そこでそういう顔は反則だと思うの。レイチェルは困ってしまった。悲しそうなブラッドの顔は見たくない。恥ずかしかったけれど、結局ブラッドに食べさせてもらった。風呂にもお姫様抱っこで入れられそうになり、慌てて浴室から彼を追い出したけれど。
「もう全部見たんだから、恥ずかしがらなくても……」
「駄目駄目駄目ぇ!」
レイチェルは断固拒否の姿勢を取る。
ぜ、全部見たって、あのすっけすけランジェリー姿もよね? あああ、お酒を飲んで酔っ払ってもらって、うやむやにするはずが、自分が酔っ払った上、恥ずかしい姿をブラッドに全部見られるって、予定外もいいところよ、いやあああああああ!
熱い風呂に浸かりながら、恥ずかしさに身もだえしまくったレイチェルであった。ブラッドと結ばれた喜びに心は満たされていたけれど、それはそれ、これはこれ、である。
つっとブラッドの指先がレイチェルの肌をなぞれば、びくりと彼女の体が震える。レース越しに胸を掴まれ、熱い吐息が漏れる。艶めかしい舌先がつうっとレイチェルの首筋を滑り、囁いた。
「俺の事、好き?」
ブラッドの熱い囁きにぞくりとする。彼のこういった声には、体の芯を熱くする何かがあった。怖いくらいの熱情が籠もっている。ブラッドの場合、レイチェルが口にする好きという言葉に酔っ払っているみたいにも見える。お酒には全然酔わないのに……
「す、き……」
「どれくらい?」
「世界で一番……あぁ!」
電流のような快感が駆け抜け、首に噛み付かれたことを知る。申し訳程度に覆っているショーツを押しのけたブラッドの指先がとろけた秘部を愛撫し、一気に達してしまった。それでも指の淫らな動きが止むことはない。
「あ、や……や、ん……」
赤い瞳はいつもより輝きが増しているようにも見える。笑う唇は血のように赤く、ちらちらと見える牙は危険な色を湛えているのに、彼の美貌と相まって、ぞくりとするほど艶めかしい。顔を寄せられれば「レイチェル」と囁く彼の息が熱い……
ブラッドの唇が首筋から胸元、下腹部へと降りていき、足の付け根に牙を突き立てられて、再びレイチェルは絶頂へと押し上げられる。指の動きは相変わらずで、水音がやたらと響いて恥ずかしい。ずるりと熱い何かが蜜の溢れる場所へ入ってきて、再び達しそうになる。
指、じゃない?
熱く潤った中へ押し入ってぬちぬちと刺激しているのは彼の舌だと気が付き、レイチェルは悲鳴を上げそうになった。けれど、彼の体を押しのける事かなわず、漏れ出たのは甘い甘い声である。
や、や……ブラッド、駄目……
死ぬほど恥ずかしくて嫌なのに、与えられる快楽に抗えず、足は徐々に開いていく。ぴちゃりという水音が耳朶を打ち、体がかっと熱くなった。ずるりぬるりと加えられる刺激であっという間に達してしまい、くたりと力が抜ける。
ブラッドが上衣を取り払えば、筋肉に覆われたしなやかな体が現れる。細く引き締まった体は均整が取れて美しく、笑う顔は艶めかしく妖艶である。はらりと額にかかる艶やかな黒髪がやたらと色っぽい。レイチェルは思わず見惚れてしまった。
まるで美神みたい……
そんな風に思った。彼の裸体を目にしたのは初めてだ。痩せすぎかと思ったけれど、無駄な贅肉がまったくないだけだったのだと気が付く。
次いで、隆々とそそり立つ物を目にしたレイチェルはつい、その大きさにひるんだけれど、覆い被さったブラッドに宥められ、そっと手を握られた。
「大丈夫だから、ほら、レイチェル、俺の目を見て?」
囁く声は優しく、赤い輝きにふわりと気持ちが楽になる。レイチェルの両足の間に、そそり立つ男根の先端がぬちりと押し当てられると、潤った花弁がひくりと震え、とろりと蜜が溢れ出た。まるで早く早くと強請っているかのよう。
「レイチェル、俺が好き?」
「ん……す、き……」
「俺の顔を見て、ほら、名前を呼んで?」
「ブラッド……」
「俺の事が好き?」
「好き、よ……ブラッド、あ、あぁん!」
レイチェルの体が反り返る。熱く堅い異物が、ずぷりと膣内に入り込んだからだ。指とは比べものにならないほど太く熱いそれが、容赦なくレイチェルの繊細な秘部を押し広げる。未通のそこはとても狭い。
ずぷずぷと突き進んだ男根が、最奥にずぐりと到達した瞬間、腰が抜けそうなほどの快感に、レイチェルは意識が飛びそうになった。体がふるりと震える。とろりと溢れ出た蜜と一緒に破瓜の血がぽたりと滴った。
「まだ、全部入ってないけど……」
ブラッドの熱い息がレイチェルの耳元をくすぐる。
全部、入って、ない? これで?
「狭いから、ゆっくりな?」
軽く汗ばんだブラッドの顔は、やはりぞくりとするほど妖艶だ。吐く息は熱く、艶めいた唇は血のように赤く、耳をくすぐる囁きは甘い。
ブラッドが動けば、レイチェルの体がびくりと震える。
駄目、動いちゃ……
さらなる快楽に泣きそうだった。ブラッドの一物に膣内をこすり上げられる刺激に、レイチェルの体がびくびくと震え、舐めるように彼の一物を締め上げる。ひくりひくりと震える内壁からあふれた蜜が、くちゅくちゅと卑猥な音を立てて止まない。
半開きになったレイチェルの口内に、ブラッドの舌が入り込む。ぴんっと立った乳房の突起も同時にクリクリと刺激され、何度も達してしまう。
あ、駄目、またいっちゃう……
見下ろす赤い瞳が細まった。
「愛している、レイチェル」
「私、も……あ、あ、や……また……」
とろとろに蕩けた膣内がこすり上げられ、ひくつきながらブラッドのものに絡みつく。
「中へ出すけど……魔力交換はもう少し先にしよう……」
ぼんやりとした思考にブラッドの言葉が滑り込む。
「俺の魔力に耐えられるよう、少しずつ体を慣らしてからな?」
少しずつ、慣らす?
「そう。俺の精液には魔力が含まれているから、それを受け続ければ受精しやすい体になる。まずはそこからかな……」
ブラッドがレイチェルの耳元に口を寄せる。
「子供、欲しいんだろ?」
こくんとレイチェルが頷くと、赤い唇が笑みを形作る。ぐずぐずに蕩けきった膣内をずぷぬぷと熱い滾りが往復し、びくびくとレイチェルの体が震える。
ま、また、いっちゃ……
「凄いな、食いちぎられそう」
ブラッドの何気ない一言にレイチェルは羞恥を覚え、かあーっと首筋が熱くなる。
も、や……
ふいっと横を向くと、ぞくりとする声音が耳元をくすぐる。
「レイチェル、ほら、そっちじゃない。俺を見て」
赤い瞳と視線が絡み合えば動きが速くなる。
あ、あ、駄目……
ぬちゅぬちゅという水音が間断なく続き、体が大きく揺さぶられる。首筋にブラッドが顔を寄せた途端、噛み付かれたのだろう、電流のような快楽が駆け抜け、レイチェルは立て続けに何度も達した。乱れてどうしようもない。
あ、あ……や……ああん!
一物を咥え込んだ膣がひくつき、子種を強請れば、ブラッドの男根からどぷりと熱いものが解き放たれる。とろとろと溢れた精がレイチェルの白い太ももを伝い下り、くたりと力が抜けた。心臓の鼓動が煩いくらい鳴り響いている。浅いレイチェルの呼吸はブラッドの赤い唇が奪った。
「どうだ? 初めての味は……よかったか?」
蕩けきった思考で、レイチェルはぼんやりとブラッドのそんな囁きを聞き取った。自分を見下ろす赤い瞳は笑んでいる。血のように赤い瞳だ。綺麗……レイチェルが目を細め、こくんと頷くと、ブラッドが満足げに笑った。
初めて……そうよ、初めてなのよね……
なのにグズグズに溶かされて、一体何度達したか覚えてない。羞恥を覚えたレイチェルの頬がかぁっと熱くなる。唇を奪われ、ちゅっちゅっと彼の舌が絡みつく。ずるりと引き抜いた一物は勢いを失っておらず、堅く起立したままだ。レイチェルは驚いた。
「ブラッド、それ……」
「ああ、全然足りないから」
「いって、ないの?」
男性は射精をすると勢いを失うって聞いたけれど……
そろりとレイチェルが尋ねると、ブラッドがけろりと否定する。
「いや? 君の中にたっぷり出したろ? ほら」
レイチェルの足の間からとろりと溢れ出す白い粘液を、ブラッドに指ですくい取られ、羞恥心で顔が真っ赤になった。
み、見せなくて良いわ!
次の瞬間、レイチェルはころんとうつ伏せにひっくり返される。背後から覆い被さったブラッドの男根がずぷりと侵入し、レイチェルは思わずシーツをつかんだ。漏れ出るのはどうしたって甘い声だ。
あ、駄目……また……
ブラッドの行為に体が反応し、膣内が熱く潤っていくのが分かる。とろりとした愛液が太ももを幾筋も伝い落ちていく。背後からブラッドの囁きが鼓膜を震わせた。
「やればやるだけ早く俺の魔力に体が慣れてくれる。たくさんしような?」
「で、でも、あ……」
「ほら、レイチェルも気持ちいいだろ?」
太い男根で貫かれたまま、背後から指先で足の間にある敏感な花芽を刺激され、あっという間に絶頂へ押し上げられた。秘部から響くぬちゅぬちゅという恥ずかしい音が止むことはない。どれだけ感じているのか丸わかりで恥ずかしいのに、首筋に噛み付かれればまた達してしまう。
もう、もう、駄目……
「ブラッド……」
「ん?」
良すぎておかしくなりそう……レイチェルが熱い吐息の中から途切れ途切れにそう訴えれば、ブラッドの口角が上がる。
「それは嬉しいな」
両の乳房を両手でぎゅうっと掴まれる。そのまま愛撫だ。
「でも、あ……また……」
「ああ、いきそうか? なら、ほら……」
駄目よ、駄目……ああ!
太い男根が勢いよく出し入れされればたまらない。びくびくと震えるレイチェルを抱きしめ、ブラッドが深く深く口づける。口内をブラッドの舌が蹂躙し、絡まり合う舌からくちゅりと水音が響いた。
「私、変よ、こんな……ずっと、いきっぱなし、なんて……」
涙が溢れれば、それをブラッドの舌がぬぐう。
体を駆け抜ける快楽は相変わらずで、両の乳房はブラッドが背後から鷲掴みだ。ぴんっと立った胸の突起を刺激されるだけで、いってしまいそうになる。
「変? どこもおかしくないよ。君が俺を好きな証拠だ」
「好きな証拠……」
「そう、じゃなかったらここまで反応するはずがない。ヴァンパイア・キスを使ったって、嫌いなら拒絶反応が出てる。君は聖印の乙女だからね。君の意志に反して、なんて女神が許すはずないだろ?」
「好き……」
「そう、君は俺が好き。嬉しいよ、レイチェル。ほら、もっと感じて?」
ブラッドに激しく最奥を突き上げられて、快楽が体を駆け巡る。
あられもない姿を見られるのが恥ずかしくて仕方がない。けれど、心は満たされてもいく。彼に抱かれるのが嬉しいから……彼との触れ合いは喜びだ。でも、体力には限界があると言わざるを得ない。どれほど喜びに満たされていようと、体を酷使すれば疲弊する。
「愛しているよ、レイチェル」
そんなブラッドの熱い囁きを最後に、レイチェルは意識を失った。
気が付けば朝である。柔らかな朝日の中で視線を動かせば、ブラッドがじっとこちらを見つめていて、レイチェルの頬が熱くなる。もしかして、寝顔をずっと見ていたの? そんな感じである。ブラッドの手がすいっと伸び、レイチェルの頬をそっと撫でた。
「悪い、初っぱなから飛ばしすぎたみたいだな。具合はどうだ?」
少しだるい……ううん、大分……
レイチェルがそう答えると、ブラッドはため息だ。
「だよな。朝食は俺が持ってくる。今日はここでゆっくりしててくれ」
「あ、待って、私も……」
ブラッドを追って起き上がろうとしたが力が入らず、ベッドから落ちそうになった。ブラッドに支えられて事なきを得たけれど。
「ああ、ほら。無理しなくていい。ほんっとやり過ぎた。君が人間だって事、つい失念しちまってて……浮かれすぎだよな。次からは気を付けるよ」
ベッドへ寝かしつけられ、甲斐甲斐しく世話を焼かれてしまう。
「あーん?」
朝食を手にしたブラッドに、スプーンを口元にもってこられて、レイチェルは慌てた。
「じ、自分で出来……」
「嫌なのか?」
ブラッドの顔が曇り、レイチェルはひるんだ。
そこでそういう顔は反則だと思うの。レイチェルは困ってしまった。悲しそうなブラッドの顔は見たくない。恥ずかしかったけれど、結局ブラッドに食べさせてもらった。風呂にもお姫様抱っこで入れられそうになり、慌てて浴室から彼を追い出したけれど。
「もう全部見たんだから、恥ずかしがらなくても……」
「駄目駄目駄目ぇ!」
レイチェルは断固拒否の姿勢を取る。
ぜ、全部見たって、あのすっけすけランジェリー姿もよね? あああ、お酒を飲んで酔っ払ってもらって、うやむやにするはずが、自分が酔っ払った上、恥ずかしい姿をブラッドに全部見られるって、予定外もいいところよ、いやあああああああ!
熱い風呂に浸かりながら、恥ずかしさに身もだえしまくったレイチェルであった。ブラッドと結ばれた喜びに心は満たされていたけれど、それはそれ、これはこれ、である。
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幸せでした❤
ありがとうございます❤
ほーんとこのカップルもいいですねぇ❤
なぁ恋 様
感想ありがとうございますヾ(≧∇≦*)/
気に入っていただけたようで嬉しいです。
R18部分は後でもう少し手を入れようかなぁと画策中w
また遊びに来て下さいませヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
面白かった!
本当に魅力的な物語が多いこと!
非表示の話があるとか??
読みたいです!!
初めて読んだんです。
完結を一気読みもやっぱり満足出来ますね✧︎
が、その後のその後とか読んでみたかったり。します!
赤ちゃん!
なぁ恋 様
感想ありがとうございますヾ(≧∇≦*)/
面白かった! 感無量です(T▽T)
そう言っていただけて嬉しいです~
で、あ、非表示の話ですか?
がっつりR18なんですよ。
二年後の結婚式のお話……のつもりで書いたんですが、実際はそこもすっ飛ばして初夜という暴挙作品でして。なんかいろいろ端折っているので、非表示にしたんですが……
あー、読みたいw
では再表示しましょうか。
気に入っていただけるといいんですけど、ね?
>赤ちゃん!
は、もうちょっと先かな?w
なにせ初夜だしぃwww
あれ?久しぶりに帰ってきたら、番外編減ってる?
気のせいか?
カーラ 様
お越し下さりありがとうございます。
番外編、ええ、気のせいではありません(`-ω-´)キリッ✧ 2話ほど非表示になってまーすw
R18の未来編だったんですけどね、さらさら~っと書きすぎたかなぁと。結婚式までの2年間すっとばしちゃったので、いつかそこを書くかもしれないと非表示にwww ま、どーせ、もう誰も読まないしぃと思ってました。再読された勇者がここにwww あ、読みたいのなら再表示にしてもいいですよ?w