冬の雨に濡れてー家出JKと鬼畜サラリーマンの凄まじいラブストーリー

登夢

文字の大きさ
9 / 49
第1部 家出・同居編

9.父親から娘を買うことになった!

しおりを挟む
青物横丁の駅から10分ほどで古い2階建てのアパートに着いた。未希の家は2階の左端だという。未希は近くの公園で待っている。ドアを恐る恐るノックする。返事がない。もう一度ノックする。返事があった。ドアが開く。

「何か用か?」

「私は山内といますが、美崎さんですか? 娘の未希さんのことで相談があって参りました。中に入ってもいいですか」

「いいけど、未希はいないよ、家出した」

部屋に入れてもらったが、布団が敷いてあり、酒くさい。

「その家出した未希さんを私が保護しています」

「そうか、それで未希はどうしている」

「なんとか元気に暮らしています。今度コンビニでアルバイトをしたいというので相談にきました」

「アルバイト? おまえが保護して食わせているのではないのか? それにおまえは未希とやったのか?」

「保護しているだけです」

「未希はまだ17歳だ、もし変なことでもしたら、淫行で警察に訴えるぞ」

「未希さんは家へ帰りたくないと言っています。そして、アルバイトをして自立したいとも言っています」

「おまえは俺と同じ匂いがする。おまえは未希をどうしたいんだ? ほしければくれてやってもいいが」

「それなら、私が娘さんと同居する承諾書を書いていただきたい。それから、銀行口座が必要なので未希さんの預金通帳と健康保険証もいただきたい」

「未希の口座なんかない。保険証もない。未払いで停止されている」

「娘のためにわざわざここへ来るなんて、おまえは娘に惚れているのか? それとももうやっちまったからか? 100万円出すなら考えてやってもいいぞ。娘を100万円で売ってやろう」

「俺は生活がやっとで、とても100万円なんか払えない」

娘を売ろうなんて、とんでもない親父だ。でも考えてみれば安い買い物かもしれない。このまま金を払って父親の承諾を得ておけば、未希は完全に俺のものになる。まるで人身売買みたいだが。

「50万円位ならなんとかなる。それ以上はとても無理だ」

父親にしめた! と言う表情が見てとれた。

「いいだろう。すぐに払ってくれ」

「その代わり、娘さんがほしがっているから、銀行口座を作ってくれ。印鑑とキャッシュカードも必要だ。それに娘さん一人だけの国民健康保険証と住所変更のための転出証明書。親ならすぐに作れる。それと俺と同居する承諾書を書いてくれ。それらと引き換えに金を渡す。とりあえず今手持ちの5万円を手付金として払う」

「いいだろう」

「5万円の領収書を書いてくれ。領収書には住所と氏名も。それと携帯の番号を書いてくれ」

それから、父親に分かりやすいように頼んだもののメモを残してきた。俺の名前と携帯の番号も書いて、分からないことがあったら連絡をくれるように言ってその場を離れた。

とんでもない父親だった。それに未希は17歳だと言っていた。やはりそうか、ひょっとするとそうじゃないかと思っていた。やはり未希は嘘を言っていた。迂闊だった。これは本当にまずい。父親の出方次第で下手をすると淫行で逮捕もあり得る。公園のベンチで未希が待っていた。

「未希、17歳と言うのは本当か?」

未希は頷く。

「18歳と聞いて信じた俺も迂闊だったが、親父さんに淫行で警察に訴えると脅された」

「ごめんなさい」

「まあいい。親父さんは未希を金で売ると言うので、俺は未希を50万円で買うことにした。その代り、銀行口座や保険証などを作ってもらう約束をしてきた。50万円は未希に身体で返してもらう」

未希は黙っていた。

それから未希は立ち上がって俺の手を引いて歩き出した。未希にはショックな話だったに違いない。私は父親にこの男に売られたと!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...