冬の雨に濡れてー家出JKと鬼畜サラリーマンの凄まじいラブストーリー

登夢

文字の大きさ
15 / 49
第1部 家出・同居編

15.二人で学校へ相談に行った!

しおりを挟む
今日は学校訪問の日、俺は午後休暇にして、もよりの平和島駅前で未希と3時30分に待ち合わせをした。改札口を出ると未希が待っていた。未希は私服で来ていた。ここから歩いて7分位と未希が言ったので付いて行く。

未希は校舎の中へ先に入って行った。今日は2学期の終業式があったようで、授業はもう終わっているようだった。学校に人影は少ない。

玄関で待っていると未希が呼びに来た。女の先生が一緒にいた。二人は応接室に案内された。すぐにもう一人年配の男の先生が入ってきた。

「美崎未希の保護者の山内です」と言って二人と名刺交換をする。男の先生は副校長だった。俺から話し始めた。

「お時間をいただきありがとうございます。今日は美崎未希の学業の相談に参りました。まず、私と美崎未希との関係ですが、全くの赤の他人です。彼女が家出しているのを偶然保護しました。家出の理由は本人から話させます」

打ち合わせたとおりに未希が話し始める。

「今年の4月に母親が亡くなりました。過労が原因とお医者さんが言っていました。父親の仕事が定まらないので、母親が家計を支えていました。母が亡くなったので私が働くしかなくて、コンビニでアルバイトを始めました。それで学校に来られなくなりました。

父親が暴力を振って無理やり私の働いたお金を取り上げるので、それがいやになり、11月の終わりごろに家出しました。雨の夜に駅で困っていると山内さんが自分の家に連れ帰ってくれました。父親のところへは帰りたくないので、私からお願いして住まわせてもらっています。山内さんは父親のところへ行ってくれて、父親に私との同居を認めてもらいました」

引き続いて俺が話す。

「現在、大田区東雪谷の私のアパートで同居しています。未希は未成年ですので、父親に話して同居を承諾してもらっています。これが父親からもらった同居の承諾書です。念のため申しておきますが、私は保護者として未希を同居させております。気にされていると思いますが、淫行など一切ありません」

「お二人のご関係は分かりました。それで学業について相談したいことはなんですか?」

「未希さんはこの学校では今どういう扱いになっているのでしょうか?」

「授業料が未払いで、通学していないので、長期欠席で休学扱いにしています」

「休学なら、学校へ戻ることはできるのですか?」

「戻るとしても今の3年生へは無理です。欠席日数が多すぎますから」

「それなら、1年遅れて、来年の4月に3年生に復学することは可能でしょうか?」

「可能です」

「それなら、4月から復学させてやってください。お願いします。授業料は私が負担します」

「おじさん、いいんですか? お金かかりますよ」

「いいんだ、未希のためなら。折角だから卒業させてやりたいと思っています。高校中退ではこの先可哀そうです」

「もうあと1年ですから卒業まで頑張って下さい。山内さんにもお願いします」

「復学できることが分かってご相談に伺ってよかったです。現在の私と未希の住所と私の携帯の番号はここに書いてあります。必要な書類があれば連絡してください。それから、この住所を未希の父親は知りませんから、ご配慮をお願いいたします」

「分かりました。復学の手続きは追ってご連絡します」

副校長と石田先生にお礼を言って二人は帰ってきた。

「本当に行かせてもらっていいんですか、4月から学校に」

「先生方にも約束して来た。武士に二言はない。授業料と通学定期代は俺が払ってやる。それに月2万円の食事代も払う。他の必要なお金はコンビニでアルバイトして稼いでくれ。それに4月まではまだだいぶあるから貯金しておくといい」

「授業料と定期代も私の身体で返せばいいんでしょうか?」

「よく分かっているな、それでいい」

「分かりました」

未希は嬉しそうに手を繋いできた。少し照れながらも手を繋いで帰ってきた。これで4月から未希は高校3年生に戻れる。なぜか俺も嬉しかった。それにこれで卒業までの1年間、JKの未希は俺の思い通りだ。

1階のコンビニでクリスマスケーキを割引してもらった。復学ができるお祝いにと思ったが、結構大きいので夕食がわりにして二人で食べた。未希は嬉しそうに食べていた。未希はこれでアルバイトに精が出せる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...