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第83話 乙女と乙女
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「なぁ」
「? なに」
「お前は何してるんだ」
前回のあらすじ。
中年タイツの家にやってきた咲良とブルードラゴンは女の争いをしていた。本人たちにその自覚は無いが、場は完全にキャットファイトさながら。
中年の風邪が更に悪化しそうな状況である。
以上。
ブルードラゴンは首を傾げて言う。
「何って......身体を拭いているだけよ? 汗かいているのでしょう?」
ブルードラゴン、湿らせたタオルでうつ伏せになっている中年の背を拭いていた。
もちろん、全身黒タイツ姿の下っ端戦闘員の彼は肌を晒していない。ピタッとフィットしているタイツの上からふきふき、ふきふき。
中年、されるがままだったが、これは絶対におかしいと思って声を荒らげる。
「いや、絶対おかしいだろ! なんで同僚に背中拭かれてんだよ!」
「お風呂入ってないのでしょ?」
「そうだけど! だからって誰かに拭かせるのはおかしいって!」
「そうかしら? 私は看病されているとき、使用人に身体を拭いて貰ってたわ」
「お、お嬢様と一緒にするなよ......」
などと、うつ伏せの状態だからか、面と向かって言ってこない中年タイツ。
ブルードラゴンは普段通りの様子で中年タイツの背を拭いているが、実は内心穏やかではない。
だって意中の相手と触れ合っているから。
(ハァハァ......なんて引き締まった身体つきなの。ずっと拭いていたい......)
この女、相当アレである。
思わず涎が垂れそうになったが、どこか諦めたような口調で話題を変える中年タイツにより、意識を切り替える。
「はぁ。俺なんか放っておけばいいのによ......。なーにが楽しくておっさんの世話してんだか」
「ふふ。第一怪位の最強さんに倒れられたら困るもの」
「ばーか。風邪で死んで堪るかってんだ」
「だったら早く治しなさい。......近々、この辺で不穏な噂が出始めているわ」
「......また<ギャンギース>の連中か」
「いいえ。相手は同業者じゃない......ヒーローよ」
「......。」
その言葉を聞いて、中年タイツは黙り込む。
元々、ヒーローと悪の組織は対立している。キッチンで鼻歌混じりでおかゆを作っている奴はさておき、ヒーローの天敵は悪党で、悪党の天敵はヒーローだと相場が決まっている。
両者の戦力が拮抗しているのならいい。敵が迂闊な行動に出ないからだ。そんな絶妙なバランスの下、この町の平和は保たれている。
が、そんな町に招かれざる来訪者がやってきたとあっては笑えない。
先の件、戦隊ヒーロー<チホーレンジャー>やライダーヒーロー<ヤンキーライダー>のようなレベルならまだ見逃せる。
が、怪人サンゾウボウズのような実力者など御免被りたい。
正直、タイツゴッドでも危うい戦いだったのだ。
無論、戦いには相性というものがあるので、場合によってはタイツゴッドじゃなくても対処できたかもしれない。
中年タイツはブルードラゴンに問う。
「なぁ。お前ならサンゾウボウズを倒せるか?」
「......正直に言えば無理ね」
「......。」
ブルードラゴンは続けて言った。
「私は物体を転移させることしかできない。だから相手を殺めるには、道具や環境を利用しないといけないの」
ブルードラゴンの言う道具とは殺傷能力のある武器のことだ。環境とは、マリアナ海溝や火山地域へ強制転移させて、敵が自然と滅ぶのを待つ手法である。
サンゾウボウズの強靭な肉体にはそのどれもが通用しないと予想されるため、ブルードラゴンでは倒せないのだ。
「おそらく他の四天王も無理よ。サンゾウボウズのスキルとの相性が最悪だもの」
「見てたのか?」
「ええ、あなたがスキルを使ったところで引き下がったわ」
「ま、賢明だな」
平然と語ってみせるブルードラゴン。中年タイツはまさかあの戦いの場にブルードラゴンが居るとは思っておらず、戦いに巻き込まれずに無事で居てくれたことに安堵する。
中年タイツは怪人スザクファイヤーと同じで、全力を出すには場所を考えなければならない。
「四天王でも駄目か......。ロリビャッコもだろ?」
「あの子は戦闘力で言えば群を抜いているけど、たぶん搦手で負ける感じね。単純だもの」
「あ、ああ、たしかに」
思い返せば、ロリビャッコは自分が全力を出す前に、相手の攻撃をわざと受けたり、様子見しながら戦闘を続けることが多い。
自分が全力を出すと相手が死ぬからだ。だから少女は不器用にも手加減できるかどうかを吟味しているのである。
相手が自身と実力が拮抗していたら、命取りになるかもしれない戦法なので、ロリビャッコもサンゾウボウズに勝つには工夫が必要だろう。
と、二人が会話していたところで、部屋のドアが開かれた。
「おじさん、おかゆできましたよ――って! 何しているんですか、ブルードラゴンさん!」
入ってきたのはエプロン姿の咲良だ。
自信満々でおかゆをお盆に乗せてやってきた女子中学生は、ブルードラゴンが中年タイツの背に触れている場面を目の当たりにして驚愕する。
中年タイツは騒がしくなる予感がした。
ブルードラゴンは湿らせたタオルを見せつけるようにひらひらさせて言った。
「彼の汗を拭っているだけよ」
若干、勝ち誇ったようににんまりしながら。
「なんて羨ま――じゃなくて、お付き合いもしていないのに、異性の身体に触れるのは端ないですよ!!」
「ふッ。何を今更。大人はこれくらいのこと当然なの。お子様は黙ってなさい」
「な?!」
「当然じゃないし、恥ずかしいからもう止めてくれ」
「あら照れてるの?」
「照れてるっていうか、なんか垂れてきてんだよね」
「「え?」」
「いや、ブルードラゴンが拭いても拭いても上からなんか垂れてきて、湿ってくのを感じんだよ。なんか塗ってる?」
ここでブルードラゴン、思い返してハッとする。
そういえば、意中の相手の背中に触れたことに興奮して、口からなんか涎的な液体を溢れた覚えがあった。
普通にやべぇ女である。
ブルードラゴンは明後日の方向を見つめて言う。
「......気のせいよ」
「そうか?」
「背中は拭き終わりましたね! さぁ、おじさん、私が作ったおかゆを食べてください! 私が作った!」
「え、あ、はい」
これは善と悪の壮絶な戦いを記す物語。
時として、やべぇ女は割と身近に居ることを教える物語でもあった。
「はい、あーん」
「え゛」
「ちょ! そこまで許した覚えないわよ!」
続く。
「? なに」
「お前は何してるんだ」
前回のあらすじ。
中年タイツの家にやってきた咲良とブルードラゴンは女の争いをしていた。本人たちにその自覚は無いが、場は完全にキャットファイトさながら。
中年の風邪が更に悪化しそうな状況である。
以上。
ブルードラゴンは首を傾げて言う。
「何って......身体を拭いているだけよ? 汗かいているのでしょう?」
ブルードラゴン、湿らせたタオルでうつ伏せになっている中年の背を拭いていた。
もちろん、全身黒タイツ姿の下っ端戦闘員の彼は肌を晒していない。ピタッとフィットしているタイツの上からふきふき、ふきふき。
中年、されるがままだったが、これは絶対におかしいと思って声を荒らげる。
「いや、絶対おかしいだろ! なんで同僚に背中拭かれてんだよ!」
「お風呂入ってないのでしょ?」
「そうだけど! だからって誰かに拭かせるのはおかしいって!」
「そうかしら? 私は看病されているとき、使用人に身体を拭いて貰ってたわ」
「お、お嬢様と一緒にするなよ......」
などと、うつ伏せの状態だからか、面と向かって言ってこない中年タイツ。
ブルードラゴンは普段通りの様子で中年タイツの背を拭いているが、実は内心穏やかではない。
だって意中の相手と触れ合っているから。
(ハァハァ......なんて引き締まった身体つきなの。ずっと拭いていたい......)
この女、相当アレである。
思わず涎が垂れそうになったが、どこか諦めたような口調で話題を変える中年タイツにより、意識を切り替える。
「はぁ。俺なんか放っておけばいいのによ......。なーにが楽しくておっさんの世話してんだか」
「ふふ。第一怪位の最強さんに倒れられたら困るもの」
「ばーか。風邪で死んで堪るかってんだ」
「だったら早く治しなさい。......近々、この辺で不穏な噂が出始めているわ」
「......また<ギャンギース>の連中か」
「いいえ。相手は同業者じゃない......ヒーローよ」
「......。」
その言葉を聞いて、中年タイツは黙り込む。
元々、ヒーローと悪の組織は対立している。キッチンで鼻歌混じりでおかゆを作っている奴はさておき、ヒーローの天敵は悪党で、悪党の天敵はヒーローだと相場が決まっている。
両者の戦力が拮抗しているのならいい。敵が迂闊な行動に出ないからだ。そんな絶妙なバランスの下、この町の平和は保たれている。
が、そんな町に招かれざる来訪者がやってきたとあっては笑えない。
先の件、戦隊ヒーロー<チホーレンジャー>やライダーヒーロー<ヤンキーライダー>のようなレベルならまだ見逃せる。
が、怪人サンゾウボウズのような実力者など御免被りたい。
正直、タイツゴッドでも危うい戦いだったのだ。
無論、戦いには相性というものがあるので、場合によってはタイツゴッドじゃなくても対処できたかもしれない。
中年タイツはブルードラゴンに問う。
「なぁ。お前ならサンゾウボウズを倒せるか?」
「......正直に言えば無理ね」
「......。」
ブルードラゴンは続けて言った。
「私は物体を転移させることしかできない。だから相手を殺めるには、道具や環境を利用しないといけないの」
ブルードラゴンの言う道具とは殺傷能力のある武器のことだ。環境とは、マリアナ海溝や火山地域へ強制転移させて、敵が自然と滅ぶのを待つ手法である。
サンゾウボウズの強靭な肉体にはそのどれもが通用しないと予想されるため、ブルードラゴンでは倒せないのだ。
「おそらく他の四天王も無理よ。サンゾウボウズのスキルとの相性が最悪だもの」
「見てたのか?」
「ええ、あなたがスキルを使ったところで引き下がったわ」
「ま、賢明だな」
平然と語ってみせるブルードラゴン。中年タイツはまさかあの戦いの場にブルードラゴンが居るとは思っておらず、戦いに巻き込まれずに無事で居てくれたことに安堵する。
中年タイツは怪人スザクファイヤーと同じで、全力を出すには場所を考えなければならない。
「四天王でも駄目か......。ロリビャッコもだろ?」
「あの子は戦闘力で言えば群を抜いているけど、たぶん搦手で負ける感じね。単純だもの」
「あ、ああ、たしかに」
思い返せば、ロリビャッコは自分が全力を出す前に、相手の攻撃をわざと受けたり、様子見しながら戦闘を続けることが多い。
自分が全力を出すと相手が死ぬからだ。だから少女は不器用にも手加減できるかどうかを吟味しているのである。
相手が自身と実力が拮抗していたら、命取りになるかもしれない戦法なので、ロリビャッコもサンゾウボウズに勝つには工夫が必要だろう。
と、二人が会話していたところで、部屋のドアが開かれた。
「おじさん、おかゆできましたよ――って! 何しているんですか、ブルードラゴンさん!」
入ってきたのはエプロン姿の咲良だ。
自信満々でおかゆをお盆に乗せてやってきた女子中学生は、ブルードラゴンが中年タイツの背に触れている場面を目の当たりにして驚愕する。
中年タイツは騒がしくなる予感がした。
ブルードラゴンは湿らせたタオルを見せつけるようにひらひらさせて言った。
「彼の汗を拭っているだけよ」
若干、勝ち誇ったようににんまりしながら。
「なんて羨ま――じゃなくて、お付き合いもしていないのに、異性の身体に触れるのは端ないですよ!!」
「ふッ。何を今更。大人はこれくらいのこと当然なの。お子様は黙ってなさい」
「な?!」
「当然じゃないし、恥ずかしいからもう止めてくれ」
「あら照れてるの?」
「照れてるっていうか、なんか垂れてきてんだよね」
「「え?」」
「いや、ブルードラゴンが拭いても拭いても上からなんか垂れてきて、湿ってくのを感じんだよ。なんか塗ってる?」
ここでブルードラゴン、思い返してハッとする。
そういえば、意中の相手の背中に触れたことに興奮して、口からなんか涎的な液体を溢れた覚えがあった。
普通にやべぇ女である。
ブルードラゴンは明後日の方向を見つめて言う。
「......気のせいよ」
「そうか?」
「背中は拭き終わりましたね! さぁ、おじさん、私が作ったおかゆを食べてください! 私が作った!」
「え、あ、はい」
これは善と悪の壮絶な戦いを記す物語。
時として、やべぇ女は割と身近に居ることを教える物語でもあった。
「はい、あーん」
「え゛」
「ちょ! そこまで許した覚えないわよ!」
続く。
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