【R18】LUCK∞で異世界チート?!~イケメンならぬ、イクメンに溺愛されてます~

暁月

文字の大きさ
19 / 46
3章 うれしはずかし新生活

17 お風呂でバッタリ☆*

しおりを挟む



ミムルちゃんと一緒に眠った翌朝、あたしは眩しい朝の光と暑さで目が覚めた。

(暑い……子供の体温は高めだって知ってはいたけど、ホントだったんだ…)

隣で眠るミムルちゃんはまだ夢の中にいるようで、汗をかいてるけど心地よさそうに眠っていた。
お風呂は昨夜ミムルちゃんと一緒に入ったけど、これは軽く汗を流した方が良いかも…と思うくらいの汗をかいてる。

(あたしはお風呂でぱぱっと汗を流しちゃって、その時ミムルちゃんの身体を拭くお湯とタオルを持ってこよう)

そう思ったあたしは、ミムルちゃんを起こさないようそっとベッドを抜け出し、昨日シュリーに借りた服を持って風呂場へと向かった。
今寝巻として着てるのは、人間の姿になったときミムルちゃんが持ってきたカインズさんのシャツなので、お出かけ用の服は無事だ。

(さすがに下着を借りるわけにはいかなかったから、服があってもノーパンノーブラなんだよね……
 買い物のとき、最初は下着屋さんに連れて行ってもらおう)

今日何を買ってもらうか考えながら、服を脱いで風呂のドアを開けて入った。
着替えの時には気づかなかったけど、どうやら先客がいるようだ。

「あ、カインズさん、おはようございます。カインズさんも朝風呂ですか?」
「え……は?!ミカヅキ??!!……な、なんで…?」
「いやぁ、ミムルちゃんと眠ってたんですけど、子供って本当に体温が湯たんぽみたいに温かいんですね。起きたら汗だくだったから、ミムルちゃんが寝てる間にぱぱっと汗流しちゃおうと思って……あ、あたしにもお湯下さい」
「へ?!……あ、あぁ…」

カインズさんはなんとなくぎこちない感じであたしにお湯をかけてくれる。
……おかしい。いつもなら躊躇なくお湯をかけて綺麗に洗ってくれるのに…
しかも、今はタオルでカインズさんJrをちゃんと隠している。
あたし的にはありがたいけど、どう考えてもいつものカインズさんじゃない。

「…カインズさん、どうしたんですか?いつもタオルで隠したりしないのに……なんかいつもと違いますよ?」
「いや、それはその……確かに子犬のときのミカヅキとはよく一緒に入って洗ってたけど……ミカヅキのそんな姿見せられると、その、俺も理性ってモノがだな……」
「??……、あたしの姿……――――――――――――!!!!!!!!」

カインズさんに言われてやっと気付いた。
今のあたしはワンコではなく、元の人間の姿だった。
しかもココはお風呂なのでもちろんすっぽんぽんなわけで…――――――

「……っ、いやぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!!!!」
「うわっ、ミカヅキ!ちょっ……」
「やだっ、見ないで!カインズさんのえっちっ!バカぁぁ!!」
「わかったわかった。見てないから物を投げるな……ってか、そもそもいきなり入ってきたのはミカヅキだし、俺だってビックリしたんだからな」
「うぅ……確かにそうですけどぉ…」

(見られた!全部見られたっ!!今まで付き合った彼氏にすら全部は見せたことなかったのに……!!!)

思った以上にワンコ生活が染みついていたようで、カインズさんがお風呂にいても違和感も何も感じなかった。
ただでさえカインズさんに身体中触られてるのに、裸まで見られるなんて……


天国のお母さん、あたしはもうお嫁に行くの諦めようかなと思います……


(とりあえず、ここから早々に退散しよう、そうしよう)


これ以上裸を見られないよう思わずしゃがみ込んでみたものの、根本的解決ではないので早々にここから移動する事にした。

それは良かった。
だがしかし、ここはお風呂。慌てて走り出すとどうなるかというと・・・――――――

(ツルッ)

「うひゃぁっ!!」
「ちょっ、ミカヅキっ!!!」

(バシャ―――――ンッ、カランカラン)

駆け出した瞬間、床でツルっと滑ってしまった。
転んだ衝撃をある程度覚悟してたけど、衝撃や痛みは一切なく、代わりに感じたのは温かいモノに包まれる感触だった。

恐る恐る目を開けてみると、カインズさんが下敷きになってあたしを抱きとめてくれていた。

「……っ痛ぅ~っ、ミカヅキ、無事か?」
「!!!……っ、あ、はい!カインズさんのおかげで…でも、あの…ごめんなさい……」
「ははっ、たいしたことないから大丈夫だよ。……痛いけど、それ以上に気持ち良いからむしろこれはご褒美かも…ミカヅキの胸ってめっちゃ柔らかいんだなぁ」
「……――――――!!!!!!」

“ご褒美”の内容を理解し、さらに恥ずかしくなって慌ててカインズさんから離れようとしたけど、がっしりと抱きしめられていて身動きが取れなかった。

「こらこらミカヅキ、暴れるなって」
「やっ、やだっ!……放してください、カインズさん!!」
「……まったく、助けてやったんだから少しくらい良いじゃないか。減るもんじゃないし」
「減りますっ!めっちゃ減るんですっ!!お願いだからもう放して下さいっ、そしてあたしがお風呂から上がるまで目を瞑っててくださいっ!!!」
「わかったって。はぁ……そこまで嫌がられるとさすがにショックなんだけど、俺…」
「あ、いや、えっと……」

(恥ずかしいって気持ちはめっちゃあるけど、イヤかどうかって言うと……あれ?イヤな感じはしない…??)

「その…イヤなんじゃなくて……は、恥ずかしい、です……」
「!!」
「だから、もぅ…許して下さい……」

確かにイヤではないけど…ワンコのときにカインズさんの裸もたくさん見ちゃったしあたしも触られたけど、今こうして事故とは言え裸で抱き合うなんて、今まで経験したことがなくてどうしたら良いかわからなかった。

(裸見られるのが恥ずかしくて、高校のときの彼氏と初めてシタときも全部は脱がなかったし……)

見るからに女性経験豊富そうなイケメンのカインズさんは、女性の裸なんてたくさん見てるだろうけど…なんて思っていたら、カインズさんが大きなため息をついたのがわかった。

(どうしよう…家にいても良いって言ってくれたのに……
 カインズさんに嫌われたら、あたしは……――――――)

「……放してやるけど、その前にさっきから敬語使ってるミカヅキには”お仕置き”な」
「え?お仕置きって、な……んんっ?!」

口唇に柔らかい感触がしたかと思ったら、にゅるんっと舌を絡められる。
裸で抱きしめられてることも恥ずかしいのに、その上いきなりキスされて舌まで絡められ、もう訳が分からなかった。

「んっ……ぁ、んむっ、ふぁっ…カインズ、さ……んんっ」
「はぁっ、やば…ミカヅキ可愛い過ぎ……ほら、もっと舌出して…」
「ぁふっ、んんっ、ぁ……やっ、息、できな……んっ」

キスされてることは頭で理解してるけど、呼吸しようとするとカインズさんの口唇に塞がれるから、まともに呼吸ができない。

(キスってこんなに気持ち良かったっけ?ってか、そもそもなんでキスされてるの?!
 ……ダメだ。気持ち良すぎて何も考えられないし、なんかゾクゾクして身体の力も入らない……)

このままじゃダメだって思う気持ちと、ほんの少しだけもっと欲しいと思う気持ちがせめぎ合っていると、背中からお尻の辺りまでつつ―――っと触れられ、ビクンッっと身体が反応したことで正気に戻った。

「ひゃぁっ!…やっ、あのっ……これ以上は…」
「そうだな。これ以上しちゃうとさすがに俺も歯止め効かなくなりそうだから、続きはまた今度な☆」
「なっ??!!いやいや、続きって…――――――」

やっとキスから解放されたのに、カインズさんが変なことを言うから反論しようとしたら、ちょうどお風呂のドアが開く音がした。



(ガチャッ)



ドアを開けたのは、フライパンを片手に装備したミムルちゃんでした。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件

こいなだ陽日
恋愛
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに……。しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして――!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

黒の神官と夜のお世話役

苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?

ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。 そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!? 貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

処理中です...