17 / 38
第四話 誕生-2
しおりを挟む
誰かが居なくなったとて世界は回る。
この日もレミアは女給として忙しく働いていた。女給の仕事は忙しくても給金は雀の涙。ただ働きみたいなものである。
酒場としての店は安さだけが売りで、ボナレス兵が常連になっている。安さに釣られたハイデンの住民も増えつつある。そんな酒場だから給金も安いのかと納得。できるはずもない。その上、店の真ん中で飲んだくれているボナレス兵は散々飲み食いした挙げ句に毎度毎度支払を踏み倒すのだ。ところが店主ときたら「お前が代金を受け取れないのが悪い」などと言ってレミアの給金から代金を天引きする始末である。
だからレミアは思うのだ。
本当に絞め殺したい。
この代金の踏み倒しについては第二大隊も役に立たない。放置して逮捕しようともしないだけでなく、出入り禁止にもしない。
そしてまたレミアは思うのだ。
もう、全員絞め殺したい。
だからと言って、実行はしないのだが。
「領主の野郎、給金を支払いやしねぇ」
今日も今日とてボナレス兵はそんな愚痴を喚くが、レミアとしては「こんな所で呑んだくれているろくでなしに給金なんていらねぇだろ。それよりちゃんと代金を払えよ」と品のない言葉で罵ってやりたくなる。その兵士の所属が第一大隊のようだから余計にだ。
いや、いっそ叩き殺してやりたい。こいつらのせいで皆が生活に困窮しているのだ。死んで貰って当然だ。
そんなことを沸々と考えている最中、レミアは知った顔を見た気がした。見回したが居ない。こんな場所に来るような人物ではなく、処刑されたと聞くから居るはずがない。何を考えているんだと自分に言い聞かせて仕事に戻ろうとするが、何やら騒がしい。ボナレス兵が他の客に絡み始めたのだ。
本当に叩き殺してやりたい。
そんな秘めたる思いを抱きつつ、憎しみを込めてボナレス兵の方を見ると、不思議な光景を見た。金糸銀糸で刺繍が施されたワインレッドの豪奢な衣裳に身を包んだ女がボナレス兵の後ろにしゃがみ込んでいる。あんな場違いな衣裳で何故あんな所にしゃがんでいるのか判らない。だが、そのことに誰も言及しない。
他の人にはあの女が見えてないのだろうか。見えていて無視しているのだろうか。それとも自分が夢を見ているのだろうか。そもそもいつ入って来たのだろうか。あんな目立つ衣裳を今まで気付かなかったのか。
レミアは何が間違っているのかを必死に考えた。
考えに没頭する中でも事態は進む。しゃがんでいる女がボナレス兵の足下に瓶を転がした。兵士がその瓶に足を取られ、小さな悲鳴を上げながら後ろ向きに倒れてゆく。その先には女が短剣を上に向けて立てていた。
くぐもった呻き声は一瞬だけのこと。床に赤い染みが広がってゆく。兵士の無様を囃し立てようとした周囲の客も、直前で事態の急変に声を詰まらせる。悲鳴を上げることすら忘れ、辺りは静まり返った。
レミアが女の姿を追うと、誰もが硬直したように動かない中で一人、ガッツポーズを決めている。それから女は戸口の方へとスキップして行った。
その姿には見覚えがあった。髪こそ短くなっているものの、容姿も衣裳も間違えようがない。かつての主であるエカテリーナ・ハイデルフトその人だ。着ている衣裳はハイデルフト家が主催したパーティで着用したものに違いない。解雇された前年だったからもう一昨年のことだ。
仕草もそう。エカテリーナは極稀ではあったが、ご機嫌な時にガッツポーズやスキップをすることが有った。恐らくは本人さえ気付いていない癖。ある時、スキップしているのを見て「何か良いことがあったのですか?」と尋ねたところ、「どうして判ったの?」とびっくりされたことが有る。
だが何故だろうか。あんなに目立つ行動をしているにも拘わらず、誰も気付いていない様子だ。
そんなことを考えている内、漸く周りが騒がしくなった。「おい、見たか?」「お、おう。短剣が勝手に立ち上がりやがった」「やっぱ、あれか?」「間違いねぇ、呪いだ」。そんな話が店内を満たしている。
半ば思考の海に沈んでいたレミアは、はたと我に返ってエカテリーナの姿を探したが、扉が開く音も聞こえないまま居なくなってしまっていた。何処にも見あたらない。音が喧騒に紛れてしまったのかとも考えたが、扉には鈴が付いているので多少のことでは聞こえなくなったりしない。エカテリーナが掻き消えたとしか思えなかった。
それで確信した。エカテリーナは確かに処刑されたのだと。そして未だ彷徨って復讐しているのだと。自分にだけエカテリーナが見えたのは、きっと自分が特別なのだと。
だから行動に移す。まずは倒れた兵士を介抱する振りをしてその懐から所持金をスリ取ってしまう。今まで散々立て替えさせられたのだからこれ位は当然だと言い訳しつつ、金目の物も物色する。そして改めて兵士の息が無いことを確認すると、店から抜け出した。
春の足音が聞こえ始めた季節になってはいても、日が暮れた後の風はひんやりとして、吐く息はまだまだ白い。
空に向けて「はー」と息を吐く。
レミアはささやかながら開放感を感じた。
今は明日の食事を気にするのは止めだ。必要があればボナレスの連中から奪えばいいのだ。奴らがやっていたことだ、やり返して何が悪い。エカテリーナが復讐しているのだから自分もそれに続くのだ。そうだ叛乱だ。ハイデルフトを荒らした者達に叛旗を翻すのだ。
そんな都合の良いことを考えつつレミアは叫ぶ。
「お嬢様、私はやりますよ!」
ただ、ボナレス兵の懐具合は本人が愚痴っていた通りだったようで、スリ取ったのは一回分の飲み代にも足りない金額だった。安酒場の飲み代に足りないのだから大概だ。最初から踏み倒す気満々だったに違いない。レミアは改めて絞め殺してやりたくなった。
既に死んでいるのだけれど。
ともあれ目標が出来たのだ。大きく腕を振って意気揚々と夜の町を歩く。
こうして、一人の女盗賊が生まれた。
ただ、レミアの想いがどうであるかに関わらず、人々の認識は盗賊でしかない。
◆
盗賊となって最初に手を付けたのは強盗。夜の町を一人で歩いているボナレス兵を後ろから棒で殴りつけて昏倒させ、金品と武器を奪う。なぁにボナレス兵が死んだって構いはしない。それだけのことをされたのだからと、黙々と作業として行った。剣を手に入れてからは棒で殴る代わりに剣で突き刺した。銃も手に入れたが、音が出るので殆ど使っていない。
だが、順調だったのも最初の頃だけだ。間もなくボナレス兵が単独行動をしなくなり、襲う相手を見つけるのも一苦労するようになった。漸く見つけたと思った相手は囮で、這々の体で逃げざるを得なくなる始末だ。危うく捕まりそうになったことも有る。
捕まっては元も子もないので方針の転換をした。それまでが行き当たりばったりだっただけとも言うが、もっと計画的に事を進めなければ命が幾つ有っても足りない。当然ながら持っている命は一つ切りだから大事にしなければならないのだ。
とは言え、計画的にすればするほど手間も時間も掛かる。大掛かりになれば費用も掛かり、複数人を一度に襲わなければ割りに合わない。するとまた警戒が厳しくなってもっと手間と時間を使わなければならない。
世の中とはままならないものであった。
この日もレミアは女給として忙しく働いていた。女給の仕事は忙しくても給金は雀の涙。ただ働きみたいなものである。
酒場としての店は安さだけが売りで、ボナレス兵が常連になっている。安さに釣られたハイデンの住民も増えつつある。そんな酒場だから給金も安いのかと納得。できるはずもない。その上、店の真ん中で飲んだくれているボナレス兵は散々飲み食いした挙げ句に毎度毎度支払を踏み倒すのだ。ところが店主ときたら「お前が代金を受け取れないのが悪い」などと言ってレミアの給金から代金を天引きする始末である。
だからレミアは思うのだ。
本当に絞め殺したい。
この代金の踏み倒しについては第二大隊も役に立たない。放置して逮捕しようともしないだけでなく、出入り禁止にもしない。
そしてまたレミアは思うのだ。
もう、全員絞め殺したい。
だからと言って、実行はしないのだが。
「領主の野郎、給金を支払いやしねぇ」
今日も今日とてボナレス兵はそんな愚痴を喚くが、レミアとしては「こんな所で呑んだくれているろくでなしに給金なんていらねぇだろ。それよりちゃんと代金を払えよ」と品のない言葉で罵ってやりたくなる。その兵士の所属が第一大隊のようだから余計にだ。
いや、いっそ叩き殺してやりたい。こいつらのせいで皆が生活に困窮しているのだ。死んで貰って当然だ。
そんなことを沸々と考えている最中、レミアは知った顔を見た気がした。見回したが居ない。こんな場所に来るような人物ではなく、処刑されたと聞くから居るはずがない。何を考えているんだと自分に言い聞かせて仕事に戻ろうとするが、何やら騒がしい。ボナレス兵が他の客に絡み始めたのだ。
本当に叩き殺してやりたい。
そんな秘めたる思いを抱きつつ、憎しみを込めてボナレス兵の方を見ると、不思議な光景を見た。金糸銀糸で刺繍が施されたワインレッドの豪奢な衣裳に身を包んだ女がボナレス兵の後ろにしゃがみ込んでいる。あんな場違いな衣裳で何故あんな所にしゃがんでいるのか判らない。だが、そのことに誰も言及しない。
他の人にはあの女が見えてないのだろうか。見えていて無視しているのだろうか。それとも自分が夢を見ているのだろうか。そもそもいつ入って来たのだろうか。あんな目立つ衣裳を今まで気付かなかったのか。
レミアは何が間違っているのかを必死に考えた。
考えに没頭する中でも事態は進む。しゃがんでいる女がボナレス兵の足下に瓶を転がした。兵士がその瓶に足を取られ、小さな悲鳴を上げながら後ろ向きに倒れてゆく。その先には女が短剣を上に向けて立てていた。
くぐもった呻き声は一瞬だけのこと。床に赤い染みが広がってゆく。兵士の無様を囃し立てようとした周囲の客も、直前で事態の急変に声を詰まらせる。悲鳴を上げることすら忘れ、辺りは静まり返った。
レミアが女の姿を追うと、誰もが硬直したように動かない中で一人、ガッツポーズを決めている。それから女は戸口の方へとスキップして行った。
その姿には見覚えがあった。髪こそ短くなっているものの、容姿も衣裳も間違えようがない。かつての主であるエカテリーナ・ハイデルフトその人だ。着ている衣裳はハイデルフト家が主催したパーティで着用したものに違いない。解雇された前年だったからもう一昨年のことだ。
仕草もそう。エカテリーナは極稀ではあったが、ご機嫌な時にガッツポーズやスキップをすることが有った。恐らくは本人さえ気付いていない癖。ある時、スキップしているのを見て「何か良いことがあったのですか?」と尋ねたところ、「どうして判ったの?」とびっくりされたことが有る。
だが何故だろうか。あんなに目立つ行動をしているにも拘わらず、誰も気付いていない様子だ。
そんなことを考えている内、漸く周りが騒がしくなった。「おい、見たか?」「お、おう。短剣が勝手に立ち上がりやがった」「やっぱ、あれか?」「間違いねぇ、呪いだ」。そんな話が店内を満たしている。
半ば思考の海に沈んでいたレミアは、はたと我に返ってエカテリーナの姿を探したが、扉が開く音も聞こえないまま居なくなってしまっていた。何処にも見あたらない。音が喧騒に紛れてしまったのかとも考えたが、扉には鈴が付いているので多少のことでは聞こえなくなったりしない。エカテリーナが掻き消えたとしか思えなかった。
それで確信した。エカテリーナは確かに処刑されたのだと。そして未だ彷徨って復讐しているのだと。自分にだけエカテリーナが見えたのは、きっと自分が特別なのだと。
だから行動に移す。まずは倒れた兵士を介抱する振りをしてその懐から所持金をスリ取ってしまう。今まで散々立て替えさせられたのだからこれ位は当然だと言い訳しつつ、金目の物も物色する。そして改めて兵士の息が無いことを確認すると、店から抜け出した。
春の足音が聞こえ始めた季節になってはいても、日が暮れた後の風はひんやりとして、吐く息はまだまだ白い。
空に向けて「はー」と息を吐く。
レミアはささやかながら開放感を感じた。
今は明日の食事を気にするのは止めだ。必要があればボナレスの連中から奪えばいいのだ。奴らがやっていたことだ、やり返して何が悪い。エカテリーナが復讐しているのだから自分もそれに続くのだ。そうだ叛乱だ。ハイデルフトを荒らした者達に叛旗を翻すのだ。
そんな都合の良いことを考えつつレミアは叫ぶ。
「お嬢様、私はやりますよ!」
ただ、ボナレス兵の懐具合は本人が愚痴っていた通りだったようで、スリ取ったのは一回分の飲み代にも足りない金額だった。安酒場の飲み代に足りないのだから大概だ。最初から踏み倒す気満々だったに違いない。レミアは改めて絞め殺してやりたくなった。
既に死んでいるのだけれど。
ともあれ目標が出来たのだ。大きく腕を振って意気揚々と夜の町を歩く。
こうして、一人の女盗賊が生まれた。
ただ、レミアの想いがどうであるかに関わらず、人々の認識は盗賊でしかない。
◆
盗賊となって最初に手を付けたのは強盗。夜の町を一人で歩いているボナレス兵を後ろから棒で殴りつけて昏倒させ、金品と武器を奪う。なぁにボナレス兵が死んだって構いはしない。それだけのことをされたのだからと、黙々と作業として行った。剣を手に入れてからは棒で殴る代わりに剣で突き刺した。銃も手に入れたが、音が出るので殆ど使っていない。
だが、順調だったのも最初の頃だけだ。間もなくボナレス兵が単独行動をしなくなり、襲う相手を見つけるのも一苦労するようになった。漸く見つけたと思った相手は囮で、這々の体で逃げざるを得なくなる始末だ。危うく捕まりそうになったことも有る。
捕まっては元も子もないので方針の転換をした。それまでが行き当たりばったりだっただけとも言うが、もっと計画的に事を進めなければ命が幾つ有っても足りない。当然ながら持っている命は一つ切りだから大事にしなければならないのだ。
とは言え、計画的にすればするほど手間も時間も掛かる。大掛かりになれば費用も掛かり、複数人を一度に襲わなければ割りに合わない。するとまた警戒が厳しくなってもっと手間と時間を使わなければならない。
世の中とはままならないものであった。
0
あなたにおすすめの小説
笑顔が苦手な元公爵令嬢ですが、路地裏のパン屋さんで人生やり直し中です。~「悪役」なんて、もう言わせない!~
虹湖🌈
ファンタジー
不器用だっていいじゃない。焼きたてのパンがあればきっと明日は笑えるから
「悪役令嬢」と蔑まれ、婚約者にも捨てられた公爵令嬢フィオナ。彼女の唯一の慰めは、前世でパン職人だった頃の淡い記憶。居場所を失くした彼女が選んだのは、華やかな貴族社会とは無縁の、小さなパン屋を開くことだった。
人付き合いは苦手、笑顔もぎこちない。おまけにパン作りは素人も同然。
「私に、できるのだろうか……」
それでも、彼女が心を込めて焼き上げるパンは、なぜか人の心を惹きつける。幼馴染のツッコミ、忠実な執事のサポート、そしてパンの師匠との出会い。少しずつ開いていくフィオナの心と、広がっていく温かい人の輪。
これは、どん底から立ち上がり、自分の「好き」を信じて一歩ずつ前に進む少女の物語。彼女の焼くパンのように、優しくて、ちょっぴり切なくて、心がじんわり温かくなるお話です。読後、きっとあなたも誰かのために何かを作りたくなるはず。
【完結】婚約破棄された辺境伯爵令嬢、氷の皇帝に溺愛されて最強皇后になりました
きゅちゃん
ファンタジー
美貌と知性を兼ね備えた辺境伯爵令嬢エリアナは、王太子アレクサンダーとの婚約を誇りに思っていた。しかし現れた美しい聖女セレスティアに全てを奪われ、濡れ衣を着せられて婚約破棄。故郷に追放されてしまう。
そんな時、隣国の帝国が侵攻を開始。父の急死により戦場に立ったエリアナは、たった一人で帝国軍に立ち向かうことにー
辺境の令嬢がどん底から這い上がる、最強の復讐劇が今始まる!
婚約破棄のその場で転生前の記憶が戻り、悪役令嬢として反撃開始いたします
タマ マコト
ファンタジー
革命前夜の王国で、公爵令嬢レティシアは盛大な舞踏会の場で王太子アルマンから一方的に婚約を破棄され、社交界の嘲笑の的になる。その瞬間、彼女は“日本の歴史オタク女子大生”だった前世の記憶を思い出し、この国が数年後に血塗れの革命で滅びる未来を知ってしまう。
悪役令嬢として嫌われ、切り捨てられた自分の立場と、公爵家の権力・財力を「運命改変の武器」にすると決めたレティシアは、貧民街への支援や貴族の不正調査をひそかに始める。その過程で、冷静で改革派の第二王子シャルルと出会い、互いに利害と興味を抱きながら、“歴史に逆らう悪役令嬢”として静かな反撃をスタートさせていく。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
叶えられた前世の願い
レクフル
ファンタジー
「私が貴女を愛することはない」初めて会った日にリュシアンにそう告げられたシオン。生まれる前からの婚約者であるリュシアンは、前世で支え合うようにして共に生きた人だった。しかしシオンは悪女と名高く、しかもリュシアンが憎む相手の娘として生まれ変わってしまったのだ。想う人を守る為に強くなったリュシアン。想う人を守る為に自らが代わりとなる事を望んだシオン。前世の願いは叶ったのに、思うようにいかない二人の想いはーーー
罠にはめられた公爵令嬢~今度は私が報復する番です
結城芙由奈@コミカライズ連載中
ファンタジー
【私と私の家族の命を奪ったのは一体誰?】
私には婚約中の王子がいた。
ある夜のこと、内密で王子から城に呼び出されると、彼は見知らぬ女性と共に私を待ち受けていた。
そして突然告げられた一方的な婚約破棄。しかし二人の婚約は政略的なものであり、とてもでは無いが受け入れられるものではなかった。そこで婚約破棄の件は持ち帰らせてもらうことにしたその帰り道。突然馬車が襲われ、逃げる途中で私は滝に落下してしまう。
次に目覚めた場所は粗末な小屋の中で、私を助けたという青年が側にいた。そして彼の話で私は驚愕の事実を知ることになる。
目覚めた世界は10年後であり、家族は反逆罪で全員処刑されていた。更に驚くべきことに蘇った身体は全く別人の女性であった。
名前も素性も分からないこの身体で、自分と家族の命を奪った相手に必ず報復することに私は決めた――。
※他サイトでも投稿中
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
問い・その極悪令嬢は本当に有罪だったのか。
風和ふわ
ファンタジー
三日前、とある女子生徒が通称「極悪令嬢」のアース・クリスタに毒殺されようとした。
噂によると、極悪令嬢アースはその女生徒の美貌と才能を妬んで毒殺を企んだらしい。
そこで、極悪令嬢を退学させるか否か、生徒会で決定することになった。
生徒会のほぼ全員が極悪令嬢の有罪を疑わなかった。しかし──
「ちょっといいかな。これらの証拠にはどれも矛盾があるように見えるんだけど」
一人だけ。生徒会長のウラヌスだけが、そう主張した。
そこで生徒会は改めて証拠を見直し、今回の毒殺事件についてウラヌスを中心として話し合っていく──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる