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女神のお使い
第三話 マリエル(ギルダース)
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「ん、あー、今何時?」
何か悪い夢を見たような気がする。そのせいか少し頭が重いけど仕事もあるから起きねばなるまい。
そう思って頑張って瞼を上げた。
「ここ、どこ?」
目を開けば見知らぬ部屋。跳ね起きた。そして想い出すのは昨日の事。
死にたくなった。
呪いも有るからそんな真似はしないが気は重い。呪いを解除するためにもアイテムボックスを使えるようにするためにも配達はしなきゃならない。結局は使いっ走りだ。
昨夜は酒場に泊まらせて貰った。酒場の営業もあるから詳しい事は明日話そうって事でこの部屋をあてがわれたのだ。
血の付いたトレーナーは昨日の内に洗ってミクーナに乾かして貰った。残念な事に染みは完全には落ちていない。
部屋を出て酒場へと降りていくと、ミクーナとレクバはもう店の準備を始めていた。
「おはようございます」
「あ、起きたのね。朝食にしましょうか」
出されたのは鰻の白焼きに似た何かだ。
「あの、これは?」
「売れ残りのヘビよ」
「ヘビ!?」
ちょっと声が裏返ったが仕方ないと思う。
「どうしたの? 美味しいわよ」
「はあ……」
開いて食べやすい大きさに切っているためか見た目の嫌悪感は無い。ヘビなのを忘れてしまえば口に入れられない事はない筈だ。「これは鰻、もしかしたらアナゴ」と念じながら口に運ぶ。
結論、割りと美味しかった。
「あなた昨日、リドルにもだとか言ってたけど、他にも届ける相手が居るの?」
「はい。後七人です」
「教えて貰ってもいいかしら?」
「はい」
アイテムボックスを見て名前を確認していく。メリラ、シリングス、三園純三、ギルダース、エクローネ、ランドル、リアルド。
あれ? リドルはどこへ行った?
憶えの無いシリングスと言う名前も有るので鑑定してみる。
――シリングス。リドルの長男。
説明に追加も有った。
――配達対象が故人だった場合は配偶者又は子孫に配達対象が変更される。
――配達対象の変更は配達人が配達対象が故人だと認識した時点で行われる。
――(説明書き忘れちゃった。てへ、ぺろっ)
「あほかい!」
「な、何!?」
思わず大声を出してしまい、ミクーナを驚かせてしまった。
「す、すみません。リドルさんだった配達先がシリングスさんて方に変わっていて、その説明にイラッとする事が書かれていたものですから」
「何が書いてあったの?」
訊かれるままに答えたら「それは仕方ないわね」とすごく微妙な顔をされた。
「結論を言うとね、私にはその人達の居所が大体判るわよ」
「ほんとですか!?」
「ええ。ただね、ギルダースは故人で、三園純三って人はリアルドを訪ねてみないと判らないわね。メリラって人も直接は知らないけど、想像通りの相手ならある意味世界一の有名人だから見つけるのは容易いわ」
「メリラさんて有名人なんですか?」
「料理の世界にある意味で革命をもたらせた人だからね。でも今の話からすると、元は神様の仕業だったんでしょうね」
「そう聞くと女神は凄い人だったみたいなんですけど……」
「凄い人だったわよ。だけどかなり残念な人でもあったわね。それでいてとても優しい人」
そう言ってミクーナはとても優しげに微笑んだ。あたしが男だったら魂を持って行かれたかも知れない。現に、横で魂を抜かれたようにぽーっと見詰めている人が居る。勿論、レクバだ。
沈黙が続く中、あたしはもう一つ気になる点を確認する。
「ギルダースさんはマリエルさんに配達先が変わってます」
「マリエルはギルダースの奥さんね。だったら簡単だわ。今日はエクローネとマリエルの所に行きましょうか」
「はい」
「それと、この袋をあげるから、アイテムボックスって言うんだったかしら? それに出し入れする時はこの袋から出し入れする振りをなさい。鑑定も持っていると他人に悟られないように使いなさい」
そう言って背負い袋を一つ手渡された。
今更だけど、うっかりミクーナの目の前でアイテムボックスや鑑定を使ってしまっていた。人前で使わないようにと思っていた筈なのにすっかり忘れていた。
袋を受け取りながら苦い顔になってしまう。
「アイテムボックスや鑑定って異世界人の子孫と言われる人に割りと発現する便利な能力だから有名なのよ。そしてその能力を持っているのを知られると、無理矢理にでもそれを利用しようとする輩に狙われて悲惨な事になったりするわね」
想像すると胃が痛くなりそうだ。
「後、シリングスとランドルは迷宮の九〇階に籠もっているから、配達するにはギルドランクを7以上にしなきゃいけないわ」
「迷宮ですか?」
「そうよ。九〇階ともなると一撃で人をぺちゃんこにしてしまうような魔物がうようよしている場所よ」
「お、お二人はそこで何をしてらっしゃるのですか?」
声が裏返った。そんな所は遠慮したいのだけど、そうも行かないだろう。
「見張りね。冒険者がそれより下の階に行かないようにしてるの」
「魔物をじゃなくて冒険者をですか?」
「そうよ。迷宮はこの町の産業でもあるし、世界に無くてはならないものなの。魔法道具を動かすには魔石が必要なのだけど、その主な供給源が迷宮の魔物から採れる魔石なのよ。もし迷宮が攻略されてしまうと魔物が消えて魔石も採れなくなるわ」
「それが判っているなら攻略なんて誰もしようとは思わないんじゃないでしょうか?」
「どこにでも跳ねっ返りは居るからね。昔はそんな奴らが年に一組や二組現れたものなの」
「迷惑な人達ですね」
「ほんとに迷惑だったわ。多分四〇年前からだけど、迷宮の九〇階より下のどこかの階までか侵入者があると、魔物が大発生して迷宮から溢れてしまうのよ」
「それって……」
「勿論大パニックよ。そんな事が有ると『迷宮を潰してしまえ』なんて言う奴も出てくるものだからしっちゃかめっちゃかね。そんな状態に終止符を打ったのが二〇年くらい前にふらっと現れたシリングスとランドルの二人で、二人は以降迷宮の奥に籠もってるって訳。まあ、たまに地上に出てくるみたいだけど、いつ出てくるかは判らないから当てにはできないわ」
「何と言うか、酔狂な感じがします」
「くすっ。きっとそうね」
ミクーナは何故か楽しげに笑った。
今後の方針を色々と話し合った後、あたしとミクーナは配達へと出掛けた。
ミクーナはあたしの配達にずっと付き合ってくれるらしい。だけど理由は答えて貰えなかった。
まずはマリエルの所へと向かう。マリエルが営んでいるのは冒険者向けの店で、彼女はその店番をしていた。店に入る時に見たその姿は酷く小さく感じた。
「こんにちは」
「はい、いらっしゃい」
「マリエルさんでよろしいでしょうか?」
「はい、そうですよ」
「お届け物が有ります。元はギルダースさん宛だったのですが、ギルダースさんが亡くなっているとの事で代わりにマリエルさん宛になっています」
「あらあら、どなたから?」
「えーと、天ぷら屋さん?」
首を捻ってみたがそう言うしかなかった。しかし、マリエルにはそれで通じたらしい。
「あらあら、懐かしい名前ね。ご本人なのかしら?」
「間違いなく本人よ」
あたしの代わりにミクーナが答えた。
「そう。ありがたく頂くわね」
あたしは背負い袋からの振りをしてお土産セットを取り出し、マリエルに手渡した。それは漆塗りの一段の重箱だった。
マリエルが蓋を開けると、入っていたのは各種天ぷらと、何故かフリーズドライらしきかき揚げと何かの葉っぱの天ぷら。マリエルは懐かしそうに眼を細めると、「失礼しますよ」とあたしたちに断ってフリーズドライのかき揚げを囓った。
「美味しいわ。持って来てくれてありがとう」
マリエルがあたしに向かって微笑む。
あたしは何故かツキンと胸に痛みを感じた。
そして店を出る時に一度振り返って見たマリエルの姿は、さっきより少し大きく感じた。
何か悪い夢を見たような気がする。そのせいか少し頭が重いけど仕事もあるから起きねばなるまい。
そう思って頑張って瞼を上げた。
「ここ、どこ?」
目を開けば見知らぬ部屋。跳ね起きた。そして想い出すのは昨日の事。
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呪いも有るからそんな真似はしないが気は重い。呪いを解除するためにもアイテムボックスを使えるようにするためにも配達はしなきゃならない。結局は使いっ走りだ。
昨夜は酒場に泊まらせて貰った。酒場の営業もあるから詳しい事は明日話そうって事でこの部屋をあてがわれたのだ。
血の付いたトレーナーは昨日の内に洗ってミクーナに乾かして貰った。残念な事に染みは完全には落ちていない。
部屋を出て酒場へと降りていくと、ミクーナとレクバはもう店の準備を始めていた。
「おはようございます」
「あ、起きたのね。朝食にしましょうか」
出されたのは鰻の白焼きに似た何かだ。
「あの、これは?」
「売れ残りのヘビよ」
「ヘビ!?」
ちょっと声が裏返ったが仕方ないと思う。
「どうしたの? 美味しいわよ」
「はあ……」
開いて食べやすい大きさに切っているためか見た目の嫌悪感は無い。ヘビなのを忘れてしまえば口に入れられない事はない筈だ。「これは鰻、もしかしたらアナゴ」と念じながら口に運ぶ。
結論、割りと美味しかった。
「あなた昨日、リドルにもだとか言ってたけど、他にも届ける相手が居るの?」
「はい。後七人です」
「教えて貰ってもいいかしら?」
「はい」
アイテムボックスを見て名前を確認していく。メリラ、シリングス、三園純三、ギルダース、エクローネ、ランドル、リアルド。
あれ? リドルはどこへ行った?
憶えの無いシリングスと言う名前も有るので鑑定してみる。
――シリングス。リドルの長男。
説明に追加も有った。
――配達対象が故人だった場合は配偶者又は子孫に配達対象が変更される。
――配達対象の変更は配達人が配達対象が故人だと認識した時点で行われる。
――(説明書き忘れちゃった。てへ、ぺろっ)
「あほかい!」
「な、何!?」
思わず大声を出してしまい、ミクーナを驚かせてしまった。
「す、すみません。リドルさんだった配達先がシリングスさんて方に変わっていて、その説明にイラッとする事が書かれていたものですから」
「何が書いてあったの?」
訊かれるままに答えたら「それは仕方ないわね」とすごく微妙な顔をされた。
「結論を言うとね、私にはその人達の居所が大体判るわよ」
「ほんとですか!?」
「ええ。ただね、ギルダースは故人で、三園純三って人はリアルドを訪ねてみないと判らないわね。メリラって人も直接は知らないけど、想像通りの相手ならある意味世界一の有名人だから見つけるのは容易いわ」
「メリラさんて有名人なんですか?」
「料理の世界にある意味で革命をもたらせた人だからね。でも今の話からすると、元は神様の仕業だったんでしょうね」
「そう聞くと女神は凄い人だったみたいなんですけど……」
「凄い人だったわよ。だけどかなり残念な人でもあったわね。それでいてとても優しい人」
そう言ってミクーナはとても優しげに微笑んだ。あたしが男だったら魂を持って行かれたかも知れない。現に、横で魂を抜かれたようにぽーっと見詰めている人が居る。勿論、レクバだ。
沈黙が続く中、あたしはもう一つ気になる点を確認する。
「ギルダースさんはマリエルさんに配達先が変わってます」
「マリエルはギルダースの奥さんね。だったら簡単だわ。今日はエクローネとマリエルの所に行きましょうか」
「はい」
「それと、この袋をあげるから、アイテムボックスって言うんだったかしら? それに出し入れする時はこの袋から出し入れする振りをなさい。鑑定も持っていると他人に悟られないように使いなさい」
そう言って背負い袋を一つ手渡された。
今更だけど、うっかりミクーナの目の前でアイテムボックスや鑑定を使ってしまっていた。人前で使わないようにと思っていた筈なのにすっかり忘れていた。
袋を受け取りながら苦い顔になってしまう。
「アイテムボックスや鑑定って異世界人の子孫と言われる人に割りと発現する便利な能力だから有名なのよ。そしてその能力を持っているのを知られると、無理矢理にでもそれを利用しようとする輩に狙われて悲惨な事になったりするわね」
想像すると胃が痛くなりそうだ。
「後、シリングスとランドルは迷宮の九〇階に籠もっているから、配達するにはギルドランクを7以上にしなきゃいけないわ」
「迷宮ですか?」
「そうよ。九〇階ともなると一撃で人をぺちゃんこにしてしまうような魔物がうようよしている場所よ」
「お、お二人はそこで何をしてらっしゃるのですか?」
声が裏返った。そんな所は遠慮したいのだけど、そうも行かないだろう。
「見張りね。冒険者がそれより下の階に行かないようにしてるの」
「魔物をじゃなくて冒険者をですか?」
「そうよ。迷宮はこの町の産業でもあるし、世界に無くてはならないものなの。魔法道具を動かすには魔石が必要なのだけど、その主な供給源が迷宮の魔物から採れる魔石なのよ。もし迷宮が攻略されてしまうと魔物が消えて魔石も採れなくなるわ」
「それが判っているなら攻略なんて誰もしようとは思わないんじゃないでしょうか?」
「どこにでも跳ねっ返りは居るからね。昔はそんな奴らが年に一組や二組現れたものなの」
「迷惑な人達ですね」
「ほんとに迷惑だったわ。多分四〇年前からだけど、迷宮の九〇階より下のどこかの階までか侵入者があると、魔物が大発生して迷宮から溢れてしまうのよ」
「それって……」
「勿論大パニックよ。そんな事が有ると『迷宮を潰してしまえ』なんて言う奴も出てくるものだからしっちゃかめっちゃかね。そんな状態に終止符を打ったのが二〇年くらい前にふらっと現れたシリングスとランドルの二人で、二人は以降迷宮の奥に籠もってるって訳。まあ、たまに地上に出てくるみたいだけど、いつ出てくるかは判らないから当てにはできないわ」
「何と言うか、酔狂な感じがします」
「くすっ。きっとそうね」
ミクーナは何故か楽しげに笑った。
今後の方針を色々と話し合った後、あたしとミクーナは配達へと出掛けた。
ミクーナはあたしの配達にずっと付き合ってくれるらしい。だけど理由は答えて貰えなかった。
まずはマリエルの所へと向かう。マリエルが営んでいるのは冒険者向けの店で、彼女はその店番をしていた。店に入る時に見たその姿は酷く小さく感じた。
「こんにちは」
「はい、いらっしゃい」
「マリエルさんでよろしいでしょうか?」
「はい、そうですよ」
「お届け物が有ります。元はギルダースさん宛だったのですが、ギルダースさんが亡くなっているとの事で代わりにマリエルさん宛になっています」
「あらあら、どなたから?」
「えーと、天ぷら屋さん?」
首を捻ってみたがそう言うしかなかった。しかし、マリエルにはそれで通じたらしい。
「あらあら、懐かしい名前ね。ご本人なのかしら?」
「間違いなく本人よ」
あたしの代わりにミクーナが答えた。
「そう。ありがたく頂くわね」
あたしは背負い袋からの振りをしてお土産セットを取り出し、マリエルに手渡した。それは漆塗りの一段の重箱だった。
マリエルが蓋を開けると、入っていたのは各種天ぷらと、何故かフリーズドライらしきかき揚げと何かの葉っぱの天ぷら。マリエルは懐かしそうに眼を細めると、「失礼しますよ」とあたしたちに断ってフリーズドライのかき揚げを囓った。
「美味しいわ。持って来てくれてありがとう」
マリエルがあたしに向かって微笑む。
あたしは何故かツキンと胸に痛みを感じた。
そして店を出る時に一度振り返って見たマリエルの姿は、さっきより少し大きく感じた。
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