天ぷらに愛を、(with 女神のお使い)

浜柔

文字の大きさ
18 / 72

一七 売れ残っても大丈夫

しおりを挟む
「相変わらず、客が来ないわね」
 ぱくぱく。もしゃもしゃ。若干の毒を吐きながら、メリラさんは昼食を摂っている。
 彼女が食べているのはクレープで包んだ天ぷらだ。天ぷらを具材にし、何やら持ち込んできているソースも挟んでクレープごと食べているのだ。
「そうですね」
 生返事しているあたしは、とうもろこしを砕いたものを揺すって胚芽を分離する作業をしている。開店から一ヶ月経った今もお客さんが少ないからやりたい放題さ。
「今回も失敗だわ」
 どうやら今日のソースも合わなかったらしい。尤も、一度も成功した様子が無い。そもそも天ぷらとクレープが合わないんじゃないかと思う。
「あの、クレープは美味しくないんじゃありませんか?」
「味が付いてないだけなんだから、味をどうにかすれば美味しくなるはずよ」
「そう言うものなんでしょうか?」
「きっとそうよ。それに、このクレープは結構食べ応えがあるんだから、食べたらお得でしょ?」
「それはまあ、確かに……」
 少し、もにゃもにゃしてしまった。一枚当たり大豆粉やとうもろこし粉を一〇〇グラム近く使っているので、さぞやお腹に溜まるだろう。だけど食べるようには作ってないんだよ。むしろ美味しくちゃ駄目なんだ。
 それに、美味しいとは思えない理由もある。クレープの余ったものは明くる日に纏めて蒸して焼き直しているのだ。そのため、メリラさんが今食べているクレープも最初に焼いたのが何日前なのか判ったものではない。
「そうしたら、クレープだって売れるんじゃないの?」
「え?」
 そう言うことを考えていたのか。
「あの、それは売り物になるようなものじゃないし、売れるようだと困ります」
「どうして?」
「包み紙の代わりに作ったものですから、クレープが売れて天ぷらが売れなかったら本末転倒と言うか、なんと言うか、そんな感じなんです」
「そうなの? 何でも売れるものは売れば良いと思うのだけど?」
「そう言うものなんでしょうか?」
「きっとそうよ」
 そして、メリラさんは腕を組み、何やら考え始めた。
「だけど、そうね。食べるのが前提だと、天ぷらが一つでも二つでもクレープが一枚だったら天ぷらを二つ買った人が不平を言うかも知れないわね。だったら天ぷら一つにクレープ一枚を付けたら良いんじゃない? あ、それじゃ嵩張るし、只で付けるには手間が掛かってるわね。それに、それこそクレープを買ってるように見えるわ。それならやっぱり、クレープは天ぷらとは別に売るのはどう? あー、クレープだけ買う人が居るかも知れないわね……」
 考えていることが口からだだ漏れである。だけど、どうやらクレープを売る話は考え直してくれそうなので良かった。
 メリラさんは何故か時折こうして頭を悩ませることがあるのだ。殆どの場合は自己完結してくれるので面倒が無くて良い。
「じゃ、今日はもう来られないから、じゃがいもとケールをちょうだい」
「あ、はい。ありがとうございます」
 代金を支払った後、メリラさんは紙袋に天ぷらを包んだクレープを入れる。一見いちげんの時のあれだ。倹約家なのは良いのだけど、食べ物を入れた紙袋を使い回すのはどうなのだろう?
「じゃあ、また来るわね」
「毎度、ありがとうございます」
 メリラさんを見送ったら、あたしはまたとうもろこしを揺する作業に戻る。
 日が沈むのが早いので、開店時間は正午に繰り上げた。同時に閉店時間も六時過ぎに繰り上げている。午後六時ともなると真っ暗になっていて、冷え込みも厳しくなってきている。そのためか、人通りが無いに等しい。営業時間の変更は当然と言えば当然の成り行きなのだった。
 ところが、お店の売り上げは日中よりも日が沈んでからの方が多い。なんとも皮肉な話だ。

 メリラさんはと言うと、開店直後に訪れることが多くなった。開店直後の揚げ立てに近い天ぷらが一番美味しいと悟ったらしい。そしてまた夕方に訪れることも多い。
 一日二食を天ぷらとクレープで済ませているのだとすれば、栄養的に大丈夫なのかとも考えたが、大豆粉が主な原料のクレープだから案外大丈夫なのかも知れない。むしろ、天ぷらばかりのあたしの方こそ問題が有りそうだ。
 店を開いて最初の一週間は売れ残りの天ぷらを温風乾燥していたため、温風乾燥に耐えられないケールばかりを食べていた。青虫にでもなった気分だった。
 それが幾ら何でも辛くなったので、必死に考えてフリーズドライを思い出した。フリーズドライならケールも乾燥させられるし、ケールとかき揚げに限って言えば、そのままおつまみにしても美味しいはずだ。
 冷凍には火の魔法を使う。火の魔法と言っても、何かが燃えているのではなく、燃えているように見えるだけだ。だから逆に冷やすこともできるだろうと考えた。案ずるよりも産むが易し。やってみれば冷凍できた。後は、風の魔法で真空状態を作り出すだけでフリーズドライの完成だ。
 そうして、日々、各種二〇個前後のフリーズドライの天ぷらが蓄積し続けている。
 フリーズドライにするようにしてから三週間ほどの間、食生活の方は温風乾燥のじゃがいも、セロリアック、かき揚げを煮込んだものが主になった。醤油を心の底から欲しくなったのはご愛敬だ。
 温風乾燥の天ぷらを毎日三〇食分程度食べ、全て食べ終えたのはつい一昨日のことである。
 今現在、在庫となっているフリーズドライの天ぷらは、各種約四〇〇食ずつの合計約一六〇〇食分だ。かなり邪魔くさい。
 使用済みの油で石鹸作りにも挑戦してみた。だけど、灰汁を混ぜて熱しても固まってくれないので諦めた。勢い、処理をどうしたものか頭を悩ますことになった。ところが、とうもろこし粉などを売りにいったついでにギルドで尋ねてみると、一〇〇グラム当たり三〇〇円で買い取ってくれた。使用済みでも結構高価だ。
 港町にはまだ行けてない。日曜日に行ってみようと考えていたけど、先週の日曜日は雨が降ったので見送り、今週の日曜日は途中までで帰ってきた。
 道なりに道を確かめつつ進んでいったら、随分と遠かったのだ。山脈を南に大きく迂回するような経路になっていて、山の向こう側の海が望める場所に辿り着くだけで、もうかなり日が傾いていた。だからそこで折り返した。片道六〇〇キロメートルは走ったと思う。
 次の時はもっと速く走って港町を確認し、山を突っ切る経路を探すとしよう。
 尤も、聞くところによるとこの町と港町との間に横たわる山脈周辺には深い森が広がり、魔獣も生息していると言う。それ故に山を突っ切る道が無く、南に大きく迂回しているのだとか。日程が一ヶ月延びるとしても、危険が少ない道を選ぶのは自然な成り行きだったのだろう。
 そんな訳で、経路を探し出すのには時間が掛かりそうである。魔獣は見なかったことにすればきっと大丈夫だ。

 そして昼下がり。珍しく扉が開いた。
「いらっしゃいませ!」
「元気にしてるかい?」
「おかみさん! お久しぶりです!」
 おかみさんが初めてお店に来てくれた。会うのも一ヶ月以上ぶりだ。
「調子の方は……良くなさそうだね」
 おかみさんは、ショウケースの中を見て眉尻を下げた。
「はい……」
「だけど、思ったより元気そうで良かったよ。様子を見に来たかったんだけど旦那に止められてたもんでね」
「旦那さんにですか?」
「ああ、あんたの世話ばっかり焼いて内の店が疎かになりそうだからってね」
「あたしの世話って、そんな……」
 おかみさんは言い難そうに息を吐いた。
「あの日、内の旦那はあんたが蹴躓くと予想してたんだよ」
「はい?」
「それを帰り掛けに聞かされてびっくりしたもんさ」
 多分、試食して貰った日の帰り道で、おかみさんが振り返った時のことだ。
「だけど、あんた自身で経験して実感した方が良いから一ヶ月は我慢して見守っていろってね」
「そう、ですか……」
 うん、確かに実感したよ。予め判っていたなら、教えて欲しかったと思うのは我が儘だろうか? 我が儘なんだろうな、やっぱり。経験した方が良いと言われれば、その通りなのだから。
「旦那が言うには、野菜だと客の気が惹けないし、時間が経つと味が落ちる料理のようだし、何より食べて貰おうにも食べさせる方法が無いかららしいよ」
「あはは、はぁ……、その通りのようです」
 溜め息になってしまった。
 野菜じゃ駄目だとはメリラさんにも言われた。食べさせる方法が無いってのもある意味で納得だ。味が落ちるのは言わずもがなだ。
「一ヶ月前に大通りでちょっとした騒動になったのも聞いてるよ。内の店に来た噂好きの奴が天ぷらがどうのと言ってたから、あんたのことだと直ぐに判ったんだ」
「えーと、それは、その……」
「いいさ。どうせ馬鹿な連中が集ったんだろうからね。それであんたももう判っただろうけど、この町の連中に理由はどうであれ只でものを与えると碌なことにはならないんだよ」
「そのようでした」
「尤も、それはこの町に限ったことでもないけどね。と言うか、この町はごろつきが居ない分まだ増しな方さ」
 おかみさんは肩を竦めた。
 最後のは聞きたくなかったような、聞いて良かったような、微妙な話だった。
「そんなだから、食べて貰うには何か気を惹くものが必要だね。具体的にはやっぱり食材かね」
「やはり、そうなりますか」
「ん? 気付いてたのかい?」
「はい、ある人に指摘を受けまして」
「当ては有るのかい?」
「はい、一応は、ですが」
「だったら、大丈夫だね」
 おかみさんはニカッと笑った。
「はい。あの、でもそれだと酒場を開く時はどうやって客を呼んだんですか?」
「それこそ酒だよ。旦那の料理が売れるようになるまでに暫く掛かったのを、あたしも旦那に言われるまで忘れてたよ」
「酒場って、結構長く続けられてるんですよね?」
「そうだね、もう一五年くらい経ったかねぇ」
 おかみさんは、少し遠い目をした。
「それじゃ、何か買わせて貰うよ。んーと、いつかのナスの代わりにセロリアックとケールが有るんだね。じゃあ、四種類を旦那とあたしの分で二つずつ貰おうかね」
「はい、ありがとうございます。少々お待ちください」
 二枚のクレープそれぞれに四種類の天ぷらを包んだ。
「その生地は?」
「大豆粉ととうもろこし粉で焼いたものです。包み紙の代わりにと思いまして」
「紙の代わりなのかい。なるほどね……。色々考えてるんだね」
「一応、食べても平気です。それでは締めて六四〇ゴールドになります」
「あいよ」
 おかみさんは支払いを終えた後、しみじみと天ぷらを見た。
「それにしても、これで一つ八〇ゴールドかい? これだと赤字にならないかい?」
「三〇〇食ほど売れれば大丈夫なんですけど、今はちょっと……」
「三〇〇って、あんた。薪の値段とかはちゃんと入れて計算してるのかい?」
 おかみさんに疑わしそうな目で睨まれた。ここは、うん、笑って誤魔化そう。
「えっと、そこら辺は大丈夫です」
「だったら良いんだけどね」
 えへらとした笑い顔を作るあたしにおかみさんは眉尻を下げた。一応、誤魔化されてくれるらしい。
 ポン。
 ふと思い出したことが有って、あたしは顎の下で手を合わせた。
「おかみさん、一つ相談したいことがあるんですが?」
「なんだい? 言ってみな」
「今、品物を取ってきますので、ちょっと待っていてください」
「ああ」
 いそいそと店の奥に置いている乾燥天ぷらを取り出してきておかみさんに見せる。
「これは売れ残った天ぷらを乾したものなんですが、買い取ってくれる所は無いものでしょうか?」
「へぇ。売れ残りをねぇ。おや? これはケールだね? どうやったらこんな風に乾かせるんだい?」
 おかみさんはケールを見て不思議そうに目を見開いた。
「乾かし方は企業秘密です」
 あたしは立てた人差し指の横を口に当てつつ答えた。内緒話の時にシーッってする、あれだ。
「秘密ねぇ。それもそうだね」
 おかみさんがその仕草を真似し、人差し指を口に当てて小首を傾げた。割りとお茶目な人だ。
「それで、これはこのまま食べられるのかい?」
「はい、味見してみてください」
「それじゃ、一つずつ食べさせて貰おうかね」
 おかみさんがまず手に取ったのは、ケールだ。
 パリパリ。
 おかみさんが目を丸くした。
「あら、これ、美味しいじゃないの! この歯触りが癖になりそうだよ」
 サクサク。ザリザリ。ガリガリ。
「この人参と玉葱のも美味しいね。セロリアックも悪くない。じゃがいもは、んー、どうだろうね?」
「じゃがいもはスープに浸したりした方が良いかも知れませんね」
「うん、そうだね」
 おかみさんは噛み締めるかのように何度も頷いた。そして、腕を組み暫く考え込んだ後で口を開いた。
「これは少し嵩張るから冒険者が携帯するのには向かないけど、旅商人相手にだと売れそうな気がするよ」
「旅商人ですか?」
「ああ、旅商人は野宿することも多いんだ。特にこの時期だと食べられる草も殆ど枯れてて野菜不足になりやすいから、乾燥野菜を持って動くものなのさ」
「なるほど。それでどこに持ち込むと良いんでしょう?」
「そうだねぇ。ギルダースの店に行ってみるかい? あの店は旅商人もよく立ち寄るからね」
「あのお店って、食べ物も売ってたんですか?」
「ああ、携帯用の保存食料ばかりだけどね」
「あー、はい。では、ギルダースさんのお店に持ち込んでみることにします」
「じゃあ、今から……は、店が有るから駄目だね……」
 おかみさんは眉を曇らせるが、現状からすれば多少店を空けても大した問題は無い。
「今からでも大丈夫ですよ。自分で言うのも何ですけど、お客さんは殆ど来ませんから」
「そう……なのかい……。あんたが良いのなら良いんだけどさ」
 おかみさんは苦虫を噛み潰したような顔をした。
 お客さんが来ないのは事実なんだから、気にしないで欲しい。
 あたしは直ぐに乾燥天ぷらの入った麻袋を奥から四つ持ってきた。袋には種類毎に分けて入れている。
「結構有るね。それで全部かい?」
「いえ、半分です」
「そうかい……」
 おかみさんは酸っぱそうな顔をした。
「それじゃ、あたしが半分持つから全部持ってきな」
「あ、はい。すいません」
「いいよ、このくらい」
 あたしは持っていた袋をおかみさんに預け、また四袋を持ってきた。
「ところで、これは幾らで売れると元が取れるんだい?」
「全部で八万ゴールドほどになれば、袋の中身の原価にはなると思います」
「判った」
 そして、おかみさんと一緒にギルダースさんのお店に向かった。おかみさんにぴったりと着いて行けてる。やったねっ。

 交渉は、おかみさんが「手本を見せてやるよ」と言って、引き受けてくれた。こちらの言い値を全部で三〇万円から始めて徐々に引いていき、二〇万円で纏まった。
 普通に天ぷらを売るより高い値段になったので少し微妙な気分だ。
 おかみさんはと言うと、交渉を終えたことで一仕事終わったって感じの爽やかな笑顔で帰っていった。
 二〇万円と空の麻袋を抱えておかみさんを見送ったあたしは、旦那さんの懸念が判った気がした。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界もふもふ食堂〜僕と爺ちゃんと魔法使い仔カピバラの味噌スローライフ〜

山いい奈
ファンタジー
味噌蔵の跡継ぎで修行中の相葉壱。 息抜きに動物園に行った時、仔カピバラに噛まれ、気付けば見知らぬ場所にいた。 壱を連れて来た仔カピバラに付いて行くと、着いた先は食堂で、そこには10年前に行方不明になった祖父、茂造がいた。 茂造は言う。「ここはいわゆる異世界なのじゃ」と。 そして、「この食堂を継いで欲しいんじゃ」と。 明かされる村の成り立ち。そして村人たちの公然の秘め事。 しかし壱は徐々にそれに慣れ親しんで行く。 仔カピバラのサユリのチート魔法に助けられながら、味噌などの和食などを作る壱。 そして一癖も二癖もある食堂の従業員やコンシャリド村の人たちが繰り広げる、騒がしくもスローな日々のお話です。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!

椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。 しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。 身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。 そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます

水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。 勇者、聖女、剣聖―― 華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。 【戦術構築サポートAI】 【アンドロイド工廠】 【兵器保管庫】 【兵站生成モジュール】 【拠点構築システム】 【個体強化カスタマイズ】 王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。 だが―― この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。 最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。 識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。 「今日からお前はレイナだ」 これは、勇者ではない男が、 メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。 屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、 趣味全開で異世界を生きていく。 魔王とはいずれ戦うことになるだろう。 だが今は―― まずは冒険者登録からだ。

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

処理中です...