19 / 72
一八 来ないのならば行けば良い
しおりを挟む
「相変わらず、客が来ないわね」
ぱくぱく。もしゃもしゃ。メリラさんはいつもの通り、天ぷらを挟んだクレープを食べている。
「そうですね」
生返事しているあたしも、いつも通りにとうもろこしを揺すっている。
「来ないなら、こっちから行くのはどう?」
「行くんですか?」
「そうよ! そうだわ! どうせ持ち帰って食べるのだから持って行けば客も喜ぶわよ。寒さが厳しくなると家から出たくなくなるものね」
メリラさんはどや顔だ。ここで食べている人が「どうせ持ち帰る」と主張するのはどうなのだろう?
「配達かぁ……」
人差し指を顎に当て、上目遣いに考える。考え自体は悪くない。だけど問題も多い。配達中に店を空けることになること、お客さんが現物を見ないままに注文しなければいけないこと、そして何より住宅地図を期待できない。地図が無ければ配達先を見つけるのが難しい。
「注文を受けたとして、どうやって配達先を見つけるかが一番問題ですね」
「あら? そんなのは通話石を使えば簡単よ?」
「なんと?」
パチクリ。思わず目を瞬かせた。
「通話石って、相手の方角が判るのよ。迷ったら相手と通話石で繋げば良いわ」
「何でまた、そんな機能が?」
「元々、冒険者が仲間とはぐれたりした時のために作ったものらしいわ。向きが判らないと捜せないでしょ?」
「納得しました」
それなら配達先の問題は解決だ。大まかにでも地図を用意しておけば、後はどうにでもなるだろう。
店を空けなければいけない点は、売り上げ目標から逆算した配達料を設定すればいいかな?
今の一日の売り上げ目標が二万円で営業時間が六時間余りだから、片道五分以内とすれば往復の一〇分当たりの売り上げ期待値は五五〇円ほど。
必要なのは移動時間だけではないので、その分を考慮すると一〇〇〇円くらいかな?
売り上げ目標を最低限で考えても何だから、どーんと二倍の四万円とすれば配達料は二〇〇〇円になる。なんらかの理由で片道五分を超える場合は追加料金ってところだろう。
うん、誰も利用しなさそうだ。それでも「そんなこともできますよ」と言うのは有りだ。
しかし、改めて計算したら、平均して一〇分で七食は売れないといけない勘定だ。ちょっと冷や汗が出た。このまま何もしないままじゃ、かなり危うい。
「配達先が判るのであればやってみようかと思います。配達料は少し高額に設定してしまいますが」
「高額って、幾らにするつもりなの?」
「半径五イグ以内で、二〇〇〇ゴールドでしょうか」
イグはこの世界の距離の単位で、概ね人が一時間に歩ける距離である。五イグで約二一キロメートルとなる。今のあたしの全速力なら二分掛からない。
「二〇〇〇って、貴女ね。いえ、むしろ、五イグの方を追及するべきかしら?」
「あははは、それはまあ配達できる範囲、と言うことで……」
自分で目が彷徨っているのが判る。思わず言ってしまったけれど、これはチートが無ければ無理な距離だった。
そんなあたしをメリラさんはジトッと見る。
「やっぱり、貴女は大魔法使いか何かなのね」
「あの、それは……」
「その割りには結構可愛らしいわね」
そう言って、メリラさんは「がおぅ」の仕草をしつつ苦笑した。
若干頬が引き攣る感覚を覚えつつ自分の手を見ると、やっぱりやってたよ!
「薄々は判っていたのよ。その天ぷらだって、私ができる範囲で材料を集めるとどうしても原価だけで八〇ゴールドを超えるのだから、特別な何かが無ければその値段で売るのは無理よね」
「はあ、まあ、何と言いますか……」
「まあ、いいわよ。だけどそんな人が、どうしてこんな流行らない店をやってるのかしらね?」
メリラさんは腰に手を当てて溜め息を吐いた。
「は、『流行らない』は余計ですっ!」
「ぷっ、クスクスクス、顔を真っ赤にしちゃって、ほんとに貴女って可愛らしいわね」
「もう、からかわないでください!」
ツンと口を尖らせてみせるが、多分今のあたしに迫力は無い。元々大して迫力は無い気もしないでもないが、どうにもメリラさんには真剣に怒る気になれない。この三週間余り、彼女にはほんとに救われた気がしている。今のあたしが落ち込まずに居られるのは殆ど彼女のお陰と言って良い。厳しいことも言われるが、それはいつも問題点の指摘だったり、改善点の提案だったりする。意外とツンデレさんなのだと思う。
「だけど、そうね。考え直さないといけないことが出来たから今日はもう帰るわ」
「あ、はい。ありがとうございました」
あたしの方はあたしの方で少しすることが出来た。大まかな地図を作っておかないといけない。
◆
日曜日、港町は後回しにして地図の作成をする。町の中については、大きな通りの名前とそれに囲まれたブロックの番号が振られただけの地図が役所に有ったので、それを書き写すだけだ。細かいところは必要に応じて書き足すつもりだ。そのため、地図の作成は主に町の周辺が対象になる。
町の北から西にかけては森が広がっている。北に一〇キロメートルほどの森の中に集落が有ったので訪れてみると、迷宮の入り口だった。
迷宮は「邪神の迷宮」と呼ばれている。何でも、邪神の復活を阻止するために迷宮を攻略している最中なのだとか。
同様の迷宮はここを含めて七つ。言い伝えでは、各迷宮の最奥にて一〇〇〇年の時を掛けて形作られる邪神の像を破壊することで、邪神の復活を阻止できるらしい。既に四つの迷宮が攻略され、残る三つの内の一つがこの迷宮だと言う。
言い伝えに違和感があるが、あたしが頭を悩ませる問題でもない。
それよりも、この邪神とは女神が言っていた邪神のことに違いあるまい。前に迷宮と聞いて嫌な予感がしていたらそのまんまだったのだ。乾いた笑いが出る。
迷宮に付属するように存在する集落では、迷宮の地図も売られていた。各階一〇〇〇円で八九階までが有る。ただ、深い階層になるにつれ記述は曖昧になり、不明点も多い。
今のあたしにとって最大の問題は、迷宮の中に配達することになった場合に地図をどうするかだ。手書きしている時間は無いだろう。
だから決めた。迷宮への配達に対しては、階層毎に一〇〇〇円の特別料金を加算する。
町の西には森が有る。「魔の森」とも言われ、魔物が多数生息しているらしい。トカゲに遭遇したのもこの森にほど近い場所だ。
町の東には街道が東へと延びる。それ以外は草原が広がるのみだ。
町の南から東南にかけては町に付属する集落が幾つか有り、牧場や農場に従事する人々が住んでいる。この集落の在り方は、町の陰に潜んで森から身を隠すようにも見えた。
一通りの周辺地図を書き終え、配達サービスの開始を掲示板で告知する。
内容は、通話石の番号、月曜日から受け付けること、配達料金は二〇〇〇ゴールドであること、配達範囲は町から五イグの範囲であること、配達は建物又はそれに相当する場所の入り口までであること、もし建物などの中に入る必要がある場合は追加料金が発生すること、そして配達可能なメニューは三二〇ゴールドの天ぷらセット一種類であること。
メニューをセットのみに絞ったのは、メニューに絡むトラブルを回避するためである。
配達時には通話石を携帯しなければならないのだが、これが結構邪魔くさい。掌サイズでほぼ立方体のため、首から吊しても腰から提げても微妙だ。悩んだ末、背負うこともできる袋を用意して、それに入れる事にした。
そうして配達サービスの準備をしたものの、あたしは注文が来るなんて思っていない。本格的に店を立て直すのは、魚を仕入れられるようになってからだと考えている。それでも配達を始めたのは、新しいことを一度に始めるのはトラブルの元だろうと思ったからに他ならない。
ぱくぱく。もしゃもしゃ。メリラさんはいつもの通り、天ぷらを挟んだクレープを食べている。
「そうですね」
生返事しているあたしも、いつも通りにとうもろこしを揺すっている。
「来ないなら、こっちから行くのはどう?」
「行くんですか?」
「そうよ! そうだわ! どうせ持ち帰って食べるのだから持って行けば客も喜ぶわよ。寒さが厳しくなると家から出たくなくなるものね」
メリラさんはどや顔だ。ここで食べている人が「どうせ持ち帰る」と主張するのはどうなのだろう?
「配達かぁ……」
人差し指を顎に当て、上目遣いに考える。考え自体は悪くない。だけど問題も多い。配達中に店を空けることになること、お客さんが現物を見ないままに注文しなければいけないこと、そして何より住宅地図を期待できない。地図が無ければ配達先を見つけるのが難しい。
「注文を受けたとして、どうやって配達先を見つけるかが一番問題ですね」
「あら? そんなのは通話石を使えば簡単よ?」
「なんと?」
パチクリ。思わず目を瞬かせた。
「通話石って、相手の方角が判るのよ。迷ったら相手と通話石で繋げば良いわ」
「何でまた、そんな機能が?」
「元々、冒険者が仲間とはぐれたりした時のために作ったものらしいわ。向きが判らないと捜せないでしょ?」
「納得しました」
それなら配達先の問題は解決だ。大まかにでも地図を用意しておけば、後はどうにでもなるだろう。
店を空けなければいけない点は、売り上げ目標から逆算した配達料を設定すればいいかな?
今の一日の売り上げ目標が二万円で営業時間が六時間余りだから、片道五分以内とすれば往復の一〇分当たりの売り上げ期待値は五五〇円ほど。
必要なのは移動時間だけではないので、その分を考慮すると一〇〇〇円くらいかな?
売り上げ目標を最低限で考えても何だから、どーんと二倍の四万円とすれば配達料は二〇〇〇円になる。なんらかの理由で片道五分を超える場合は追加料金ってところだろう。
うん、誰も利用しなさそうだ。それでも「そんなこともできますよ」と言うのは有りだ。
しかし、改めて計算したら、平均して一〇分で七食は売れないといけない勘定だ。ちょっと冷や汗が出た。このまま何もしないままじゃ、かなり危うい。
「配達先が判るのであればやってみようかと思います。配達料は少し高額に設定してしまいますが」
「高額って、幾らにするつもりなの?」
「半径五イグ以内で、二〇〇〇ゴールドでしょうか」
イグはこの世界の距離の単位で、概ね人が一時間に歩ける距離である。五イグで約二一キロメートルとなる。今のあたしの全速力なら二分掛からない。
「二〇〇〇って、貴女ね。いえ、むしろ、五イグの方を追及するべきかしら?」
「あははは、それはまあ配達できる範囲、と言うことで……」
自分で目が彷徨っているのが判る。思わず言ってしまったけれど、これはチートが無ければ無理な距離だった。
そんなあたしをメリラさんはジトッと見る。
「やっぱり、貴女は大魔法使いか何かなのね」
「あの、それは……」
「その割りには結構可愛らしいわね」
そう言って、メリラさんは「がおぅ」の仕草をしつつ苦笑した。
若干頬が引き攣る感覚を覚えつつ自分の手を見ると、やっぱりやってたよ!
「薄々は判っていたのよ。その天ぷらだって、私ができる範囲で材料を集めるとどうしても原価だけで八〇ゴールドを超えるのだから、特別な何かが無ければその値段で売るのは無理よね」
「はあ、まあ、何と言いますか……」
「まあ、いいわよ。だけどそんな人が、どうしてこんな流行らない店をやってるのかしらね?」
メリラさんは腰に手を当てて溜め息を吐いた。
「は、『流行らない』は余計ですっ!」
「ぷっ、クスクスクス、顔を真っ赤にしちゃって、ほんとに貴女って可愛らしいわね」
「もう、からかわないでください!」
ツンと口を尖らせてみせるが、多分今のあたしに迫力は無い。元々大して迫力は無い気もしないでもないが、どうにもメリラさんには真剣に怒る気になれない。この三週間余り、彼女にはほんとに救われた気がしている。今のあたしが落ち込まずに居られるのは殆ど彼女のお陰と言って良い。厳しいことも言われるが、それはいつも問題点の指摘だったり、改善点の提案だったりする。意外とツンデレさんなのだと思う。
「だけど、そうね。考え直さないといけないことが出来たから今日はもう帰るわ」
「あ、はい。ありがとうございました」
あたしの方はあたしの方で少しすることが出来た。大まかな地図を作っておかないといけない。
◆
日曜日、港町は後回しにして地図の作成をする。町の中については、大きな通りの名前とそれに囲まれたブロックの番号が振られただけの地図が役所に有ったので、それを書き写すだけだ。細かいところは必要に応じて書き足すつもりだ。そのため、地図の作成は主に町の周辺が対象になる。
町の北から西にかけては森が広がっている。北に一〇キロメートルほどの森の中に集落が有ったので訪れてみると、迷宮の入り口だった。
迷宮は「邪神の迷宮」と呼ばれている。何でも、邪神の復活を阻止するために迷宮を攻略している最中なのだとか。
同様の迷宮はここを含めて七つ。言い伝えでは、各迷宮の最奥にて一〇〇〇年の時を掛けて形作られる邪神の像を破壊することで、邪神の復活を阻止できるらしい。既に四つの迷宮が攻略され、残る三つの内の一つがこの迷宮だと言う。
言い伝えに違和感があるが、あたしが頭を悩ませる問題でもない。
それよりも、この邪神とは女神が言っていた邪神のことに違いあるまい。前に迷宮と聞いて嫌な予感がしていたらそのまんまだったのだ。乾いた笑いが出る。
迷宮に付属するように存在する集落では、迷宮の地図も売られていた。各階一〇〇〇円で八九階までが有る。ただ、深い階層になるにつれ記述は曖昧になり、不明点も多い。
今のあたしにとって最大の問題は、迷宮の中に配達することになった場合に地図をどうするかだ。手書きしている時間は無いだろう。
だから決めた。迷宮への配達に対しては、階層毎に一〇〇〇円の特別料金を加算する。
町の西には森が有る。「魔の森」とも言われ、魔物が多数生息しているらしい。トカゲに遭遇したのもこの森にほど近い場所だ。
町の東には街道が東へと延びる。それ以外は草原が広がるのみだ。
町の南から東南にかけては町に付属する集落が幾つか有り、牧場や農場に従事する人々が住んでいる。この集落の在り方は、町の陰に潜んで森から身を隠すようにも見えた。
一通りの周辺地図を書き終え、配達サービスの開始を掲示板で告知する。
内容は、通話石の番号、月曜日から受け付けること、配達料金は二〇〇〇ゴールドであること、配達範囲は町から五イグの範囲であること、配達は建物又はそれに相当する場所の入り口までであること、もし建物などの中に入る必要がある場合は追加料金が発生すること、そして配達可能なメニューは三二〇ゴールドの天ぷらセット一種類であること。
メニューをセットのみに絞ったのは、メニューに絡むトラブルを回避するためである。
配達時には通話石を携帯しなければならないのだが、これが結構邪魔くさい。掌サイズでほぼ立方体のため、首から吊しても腰から提げても微妙だ。悩んだ末、背負うこともできる袋を用意して、それに入れる事にした。
そうして配達サービスの準備をしたものの、あたしは注文が来るなんて思っていない。本格的に店を立て直すのは、魚を仕入れられるようになってからだと考えている。それでも配達を始めたのは、新しいことを一度に始めるのはトラブルの元だろうと思ったからに他ならない。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
異世界もふもふ食堂〜僕と爺ちゃんと魔法使い仔カピバラの味噌スローライフ〜
山いい奈
ファンタジー
味噌蔵の跡継ぎで修行中の相葉壱。
息抜きに動物園に行った時、仔カピバラに噛まれ、気付けば見知らぬ場所にいた。
壱を連れて来た仔カピバラに付いて行くと、着いた先は食堂で、そこには10年前に行方不明になった祖父、茂造がいた。
茂造は言う。「ここはいわゆる異世界なのじゃ」と。
そして、「この食堂を継いで欲しいんじゃ」と。
明かされる村の成り立ち。そして村人たちの公然の秘め事。
しかし壱は徐々にそれに慣れ親しんで行く。
仔カピバラのサユリのチート魔法に助けられながら、味噌などの和食などを作る壱。
そして一癖も二癖もある食堂の従業員やコンシャリド村の人たちが繰り広げる、騒がしくもスローな日々のお話です。
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる