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四七 去り行く時のひとしずく
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「……と言う訳で、ここに来たんです」
あたしは事の次第をミクーナさん達に話した。今は迷宮の隠し部屋の一つで休憩している。ここはミクーナさん達しか知らないものだったらしい。
最初は地図を描くためにも迷宮を歩きながら話そうとしたのだが、落ち着かないからと言うミクーナさんの要望を聞き入れたのだ。彼女が持っている地図を描き写させてくれると言うからでもある。そして今話している間も書き写している。
隠し部屋の外にはあたしを追ってきた兵士が彷徨いているようだが、今はまだルーメンミ駐在の兵士が数人居るだけだ。ファラドナからの兵士が到着しなければ、本格的な捜索は為されないだろう。
「俄には信じにくい話だけど、ランク3のギルドカードを持っているのでは信じるしか無さそうね」
「どう見ても本物だ」
フォリントスさんが、あたしの名前の入ったギルドカードを矯めつ眇めつ見て言った。
「いいわ。貴女を信じるわ。それで、私達も一緒に行っていいかしら?」
「別に構いませんが、皆さんの生活の糧を奪おうとしているあたしに付いてくるんですか?」
「生活の糧って、それがどう関係するの?」
「迷宮を攻略すると、迷宮の魔物が消えてしまうそうです」
「そう言えば、そんな話も有ったわね。でも良いわ。その時には、貴女が居たって言うクーロンスにでも行ってみるわよ。雪も見てみたいしね」
レクバさんが小さく「そうするか」と呟いた。
「それに、どうせ貴女は迷宮を攻略するんでしょう? 結果が同じなら見届けたいじゃない?」
他の三人も頷いた。
「そうまで仰るならご一緒しましょう」
「そうと決まれば、早速先に進みましょうか」
「え? でも、まだ地図を描き写してませんよ」
「私達が一緒に行くのだから、必要ないでしょう?」
「あ、そっか……」
あたしは紙を片付けて、出立の準備をした。と言っても、背負子を背負うだけだ。
「でも、二階になんて、秘密にできる隠し部屋がよく見つかりましたね?」
「それはフォリントスのお陰ね」
「フォリントスさんの?」
意味が判らず首を傾げた。
「フォリントスが探査魔法で見つけたのよ。壁の中や地面の中を探査できるのは、私の知る限りではフォリントスだけよ」
「それは凄いです!」
「それと、ここが行き止まりで二重底みたいになっているのも大きいわね。殆ど誰も見向きもしないみたいだから」
広さは精々六畳間程度でしかない小さな部屋だ。
「じゃあ、ここを始めて見つけたのが皆さんですか?」
「そうでもないわ。ここを見つけた時、死体が有ったから」
「死体!?」
「『死体』じゃ語弊があるだろ。有ったのは、着けていただろう装備と小さな魔石だけだ」
レクバさんが補足してくれた。
だが、魔石とは、いよいよ意味が判らない。
「魔石ですか?」
「その時まで私達も知らなかったのだけどね。魔力の強い人が死ぬと魔石を残すことが有るそうなの」
「人がですか!?」
「ええ。その人の遺品の手記に書いていた事なのだけど、『魔法士が死ぬと大きな魔石を残す』って流言が蔓延したことが有ったらしいの。そして、その人も命を狙われてここに逃げ込んだのですって」
「そんなことが……」
「それで、その人の遺品を調べてみたら服から落ちたのよ。とっても小さな魔石がね。米粒ほども無かったわ」
「そんな小さな魔石のために人を殺すなんて……」
誰が何のために流したのかは知る由もないが、酷い流言だ。
「酷い時代も有ったものよね」
「だけど、人にも魔石が出来るなんて始めて知りました」
「それ自体は不思議ではないわよ?」
「そうなんですか?」
「兎や熊みたいな動物も、虫も、植物だって魔物になることがあるのだから、人が魔物になることも有るでしょうね」
「そう言われれば、そうですね」
「だけど、完全に魔物になったらのなら、人の姿を保つのは難しい筈よ」
兎や熊も巨大化していたから、人も巨大化してしまう?
「オーガみたいな巨人の魔物は、人が魔物化した成れの果てとも言われるわね」
「なるほど」
「まあ、オーガは生殖できるから、今となっては本当に人の成れの果てかどうかは判らないけどね」
「えーっ」
真剣に聞いていたのに、最後にすかされた気分だ。
「くすっ。人が完全な魔物になったらどうなるかまでは判らないけれど、それ以外は本当のことだから安心してね」
「判りました」
「そろそろ出発するぞ」
「あ、はい」
話が長くなってしまって、レクバさんが焦れていたようだ。
準備が完了すると直ぐに隠し部屋を出る。警戒しつつ出るのかと思ったら、彼らは周囲の状況に全く頓着しなかった。
「あれ? 周りを確認とかしなくて良かったんですか?」
「攻略できてもできなくても、ここに戻ってくることはもう無いからな」
「でも、食料が足りなくなった場合とかは?」
「そこまで時間は掛からないさ」
「地図の無い階は時間が掛かりませんか?」
「地図は直ぐ描ける」
「私の探索魔法を使えば簡単よ」
「はいっ?」
身体も使って首を九〇度傾けた。
「私が風の魔法を使って通路の探索を、フォリントスが土の魔法を使って隠し部屋の探索をするのよ」
「役割分担が有るんですね」
「そ。だから問題ないわ」
「そうなると判っていたら、こんなに食料を持ってこなかったんですが、ままなりませんね」
「やけに大きな荷物だと思ったけど、食料だったのね」
「はい。米とか干し肉とか」
「米って貴女、水や火はどうするの?」
「普通に魔法です」
四人は目を丸くした。
「そんなことをしたら、魔力が直ぐに無くなるじゃない」
「あー、あたしにはその心配は有りません。もっと魔力を使う魔法を常に使ってますが、魔力が減った感じは有りませんから」
「嘘でしょ!? あ、でも、それなら納得もできるわね……」
ミクーナさんは何やら考え込んだ。
◆
「こうしてみんなで歩いていると、ピクニックをしているようで少し楽しいです」
「こんな薄暗い迷宮でか?」
「はい。もう何年も、誰かと一緒に出掛けるなんてこと有りませんでしたから」
最後は高校生の時だっただろうか。もう忘れてしまう程に昔だ。
「毎日の生活で忙しくしている間なら、そんなこと思い出しもしないんですけどね」
「忙しければどうしてもな」
「だけどこうして全て壊れてしまうと、思い出したくないようなことばかり思い出してしまいます」
「まだやり直しは利くんじゃないのか?」
首を横に振った。
「きっともう無理です。クーロンスでお店を開いて直ぐの頃はほんとに辛かったです。お客さんが全く来ない日が続いて、お客さんがたった一人だけの日が続いて……。それで薩摩揚げとチーカマを売るようにして、それで漸くお店が繁盛しそうになった頃にその希望が壊れました。お店を開いてから一〇ヶ月を過ぎた頃でした。それでこの町に来たんですが、今度はお店を開いて二ヶ月を過ぎた今日、また壊れました。もしまたお店を開いたとして、今度は一体何日で壊れるんでしょう? 一週間? それとも一日? そう考えると、もう怖くて怖くて……」
ほんとはまたお店を開きたい。だけど、砂で作ったお城が波に掠われるように壊れてしまう気がする。
「もっと、お店を続けたかったよぉぉ。えぐっ、えぐっ、えっえっえぐっ……」
そして暫くの間、迷宮に響くのは、五人の足音とあたしの泣き声だけだった。
「すみません。お見苦しいところを見せてしまって」
「いや、構わんさ」
それからまた暫くの間。迷宮に響くのは、五人の足音だけだった。
「ところで、もう外は夜の筈ですけど、今日は何処まで進むんですか?」
「明日になると追っ手が掛かるかも知れないから、夜を徹しても進める所まで進みたいな」
「じゃあ、少し急ぎたい感じですね」
「そうだな」
「皆さんはどのくらいの速さで進めますか? 例えば、三〇階まで何時間で行けるか、とか」
「時間? ミクーナの魔法を使えば三〇階までだったら三時間くらいだが……」
「それなら、それでお願いできますか? あたしは後ろから付いていきますので」
「大丈夫なのか?」
「勿論です」
「判った。もしはぐれたら、うろうろせずにじっとしていてくれ」
「はい」
「それでいいな? ミクーナ」
「いいわよ」
ミクーナさんが四人に風の魔法を掛けた後、あたしにも掛けようとしたので、それは遠慮した。
そして、レクバさん達四人が走り出すのに合わせてあたしも走り出した。
「はあ、はあ、はあ……。息一つ乱さないなんて、代理人さんはやるわね」
「あはは……」
走り出してから三時間ほどが経ち、二九階の隠し部屋でミクーナさんは荒い息を吐いていた。
あたしは余裕過ぎて申し訳ない感じだ。
「この隠し部屋も二階のと同様に安全地帯になっているから、眠っても大丈夫だ」
そう言いながら、きっと男性三人で交替の番をするのだろう。だけど、ここはお言葉に甘えることにする。
あたしは事の次第をミクーナさん達に話した。今は迷宮の隠し部屋の一つで休憩している。ここはミクーナさん達しか知らないものだったらしい。
最初は地図を描くためにも迷宮を歩きながら話そうとしたのだが、落ち着かないからと言うミクーナさんの要望を聞き入れたのだ。彼女が持っている地図を描き写させてくれると言うからでもある。そして今話している間も書き写している。
隠し部屋の外にはあたしを追ってきた兵士が彷徨いているようだが、今はまだルーメンミ駐在の兵士が数人居るだけだ。ファラドナからの兵士が到着しなければ、本格的な捜索は為されないだろう。
「俄には信じにくい話だけど、ランク3のギルドカードを持っているのでは信じるしか無さそうね」
「どう見ても本物だ」
フォリントスさんが、あたしの名前の入ったギルドカードを矯めつ眇めつ見て言った。
「いいわ。貴女を信じるわ。それで、私達も一緒に行っていいかしら?」
「別に構いませんが、皆さんの生活の糧を奪おうとしているあたしに付いてくるんですか?」
「生活の糧って、それがどう関係するの?」
「迷宮を攻略すると、迷宮の魔物が消えてしまうそうです」
「そう言えば、そんな話も有ったわね。でも良いわ。その時には、貴女が居たって言うクーロンスにでも行ってみるわよ。雪も見てみたいしね」
レクバさんが小さく「そうするか」と呟いた。
「それに、どうせ貴女は迷宮を攻略するんでしょう? 結果が同じなら見届けたいじゃない?」
他の三人も頷いた。
「そうまで仰るならご一緒しましょう」
「そうと決まれば、早速先に進みましょうか」
「え? でも、まだ地図を描き写してませんよ」
「私達が一緒に行くのだから、必要ないでしょう?」
「あ、そっか……」
あたしは紙を片付けて、出立の準備をした。と言っても、背負子を背負うだけだ。
「でも、二階になんて、秘密にできる隠し部屋がよく見つかりましたね?」
「それはフォリントスのお陰ね」
「フォリントスさんの?」
意味が判らず首を傾げた。
「フォリントスが探査魔法で見つけたのよ。壁の中や地面の中を探査できるのは、私の知る限りではフォリントスだけよ」
「それは凄いです!」
「それと、ここが行き止まりで二重底みたいになっているのも大きいわね。殆ど誰も見向きもしないみたいだから」
広さは精々六畳間程度でしかない小さな部屋だ。
「じゃあ、ここを始めて見つけたのが皆さんですか?」
「そうでもないわ。ここを見つけた時、死体が有ったから」
「死体!?」
「『死体』じゃ語弊があるだろ。有ったのは、着けていただろう装備と小さな魔石だけだ」
レクバさんが補足してくれた。
だが、魔石とは、いよいよ意味が判らない。
「魔石ですか?」
「その時まで私達も知らなかったのだけどね。魔力の強い人が死ぬと魔石を残すことが有るそうなの」
「人がですか!?」
「ええ。その人の遺品の手記に書いていた事なのだけど、『魔法士が死ぬと大きな魔石を残す』って流言が蔓延したことが有ったらしいの。そして、その人も命を狙われてここに逃げ込んだのですって」
「そんなことが……」
「それで、その人の遺品を調べてみたら服から落ちたのよ。とっても小さな魔石がね。米粒ほども無かったわ」
「そんな小さな魔石のために人を殺すなんて……」
誰が何のために流したのかは知る由もないが、酷い流言だ。
「酷い時代も有ったものよね」
「だけど、人にも魔石が出来るなんて始めて知りました」
「それ自体は不思議ではないわよ?」
「そうなんですか?」
「兎や熊みたいな動物も、虫も、植物だって魔物になることがあるのだから、人が魔物になることも有るでしょうね」
「そう言われれば、そうですね」
「だけど、完全に魔物になったらのなら、人の姿を保つのは難しい筈よ」
兎や熊も巨大化していたから、人も巨大化してしまう?
「オーガみたいな巨人の魔物は、人が魔物化した成れの果てとも言われるわね」
「なるほど」
「まあ、オーガは生殖できるから、今となっては本当に人の成れの果てかどうかは判らないけどね」
「えーっ」
真剣に聞いていたのに、最後にすかされた気分だ。
「くすっ。人が完全な魔物になったらどうなるかまでは判らないけれど、それ以外は本当のことだから安心してね」
「判りました」
「そろそろ出発するぞ」
「あ、はい」
話が長くなってしまって、レクバさんが焦れていたようだ。
準備が完了すると直ぐに隠し部屋を出る。警戒しつつ出るのかと思ったら、彼らは周囲の状況に全く頓着しなかった。
「あれ? 周りを確認とかしなくて良かったんですか?」
「攻略できてもできなくても、ここに戻ってくることはもう無いからな」
「でも、食料が足りなくなった場合とかは?」
「そこまで時間は掛からないさ」
「地図の無い階は時間が掛かりませんか?」
「地図は直ぐ描ける」
「私の探索魔法を使えば簡単よ」
「はいっ?」
身体も使って首を九〇度傾けた。
「私が風の魔法を使って通路の探索を、フォリントスが土の魔法を使って隠し部屋の探索をするのよ」
「役割分担が有るんですね」
「そ。だから問題ないわ」
「そうなると判っていたら、こんなに食料を持ってこなかったんですが、ままなりませんね」
「やけに大きな荷物だと思ったけど、食料だったのね」
「はい。米とか干し肉とか」
「米って貴女、水や火はどうするの?」
「普通に魔法です」
四人は目を丸くした。
「そんなことをしたら、魔力が直ぐに無くなるじゃない」
「あー、あたしにはその心配は有りません。もっと魔力を使う魔法を常に使ってますが、魔力が減った感じは有りませんから」
「嘘でしょ!? あ、でも、それなら納得もできるわね……」
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◆
「こうしてみんなで歩いていると、ピクニックをしているようで少し楽しいです」
「こんな薄暗い迷宮でか?」
「はい。もう何年も、誰かと一緒に出掛けるなんてこと有りませんでしたから」
最後は高校生の時だっただろうか。もう忘れてしまう程に昔だ。
「毎日の生活で忙しくしている間なら、そんなこと思い出しもしないんですけどね」
「忙しければどうしてもな」
「だけどこうして全て壊れてしまうと、思い出したくないようなことばかり思い出してしまいます」
「まだやり直しは利くんじゃないのか?」
首を横に振った。
「きっともう無理です。クーロンスでお店を開いて直ぐの頃はほんとに辛かったです。お客さんが全く来ない日が続いて、お客さんがたった一人だけの日が続いて……。それで薩摩揚げとチーカマを売るようにして、それで漸くお店が繁盛しそうになった頃にその希望が壊れました。お店を開いてから一〇ヶ月を過ぎた頃でした。それでこの町に来たんですが、今度はお店を開いて二ヶ月を過ぎた今日、また壊れました。もしまたお店を開いたとして、今度は一体何日で壊れるんでしょう? 一週間? それとも一日? そう考えると、もう怖くて怖くて……」
ほんとはまたお店を開きたい。だけど、砂で作ったお城が波に掠われるように壊れてしまう気がする。
「もっと、お店を続けたかったよぉぉ。えぐっ、えぐっ、えっえっえぐっ……」
そして暫くの間、迷宮に響くのは、五人の足音とあたしの泣き声だけだった。
「すみません。お見苦しいところを見せてしまって」
「いや、構わんさ」
それからまた暫くの間。迷宮に響くのは、五人の足音だけだった。
「ところで、もう外は夜の筈ですけど、今日は何処まで進むんですか?」
「明日になると追っ手が掛かるかも知れないから、夜を徹しても進める所まで進みたいな」
「じゃあ、少し急ぎたい感じですね」
「そうだな」
「皆さんはどのくらいの速さで進めますか? 例えば、三〇階まで何時間で行けるか、とか」
「時間? ミクーナの魔法を使えば三〇階までだったら三時間くらいだが……」
「それなら、それでお願いできますか? あたしは後ろから付いていきますので」
「大丈夫なのか?」
「勿論です」
「判った。もしはぐれたら、うろうろせずにじっとしていてくれ」
「はい」
「それでいいな? ミクーナ」
「いいわよ」
ミクーナさんが四人に風の魔法を掛けた後、あたしにも掛けようとしたので、それは遠慮した。
そして、レクバさん達四人が走り出すのに合わせてあたしも走り出した。
「はあ、はあ、はあ……。息一つ乱さないなんて、代理人さんはやるわね」
「あはは……」
走り出してから三時間ほどが経ち、二九階の隠し部屋でミクーナさんは荒い息を吐いていた。
あたしは余裕過ぎて申し訳ない感じだ。
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