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第三九話 頭痛
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「おはよう、チーナ」
「ひゃうっ!」
挨拶に悲鳴で返すのもどうかと思わなくもないチーナであるが、突然後ろから抱き締められれば悲鳴も出てしまう。
「おはようございます、店長」
首だけ振り返って挨拶を返すが、肩の後ろの柔らかい感触が気になって仕方ない。今までも何度か抱きつかれたことは有るが、今回は感触がやけに生々しい。
なんとかルゼの腕から逃れて振り返れば、何も着ていない。湯浴み直後だろう濡れた髪が艶めかしい。
「店長! 服を着てくださいっ!」
真っ赤になって叫んだ。
「何を言う。この陽気だぞ? 誰も見てないんだからいいじゃないか」
「だから、私が見ています!」
「むぅ……。そうだ! チーナも服を脱いじゃえば気にならないぞ!」
「えええ!?」
駄目だ、おかしい。チーナは唖然としながら、ゴッツイ夫人の言葉を思い出す。
『服を脱ぎたがる変な娘にしか見えなくて大変だと思うけれど、あの子の事をお願いします』
夫人はそう言って頭を下げたのだ。幾ら何でもそこまでする事ではないと思っていたが、今のルゼを見れば、そうしてしまう気持ちにもなるだろうと、思い直さざるを得ない。
暫し意識を飛ばしてしまったのに気付いて我に返ると、ルゼはその場から居なくなっていた。嫌な予感がして累造の部屋へと急いだ。
「累造。累造、そろそろ起きな」
累造はまだまだ夢の中だ。
チュッ。
ルゼに寝覚めのチューをされた瞬間に目を覚ました。目の前にはルゼの顔がある。目を覚ましたのに満足したようにルゼが顔を離すと、その上半身が目に入った。揺れている。何にも覆われていない乳首が揺れている。まさか本当にイケナイ事をするつもりなのか。
「ルゼさん!?」
累造の叫び声を聞いたチーナは「あちゃー」と片手で顔を覆った。累造の部屋に入っていけば、ルゼが覆い被さるようにして累造の顔を覗き込んでいる。
「店長! そんな格好で累造君の前をうろうろしないでください!」
「む? チーナの怒りんぼめ。さては、累造にだけおはようのチューをしたから妬いてるんだな?」
ルゼが立ち上がってチーナの頬を両手で包む。
チュッ。
あまりの事に、白目を剥いて放心してしまった。
「どうした? チーナ?」
反応しなくなったチーナをルゼが正面から抱き締めた。
暫くして我に返ったチーナは、ルゼの柔らかい感触に思わず「ほにゃん」と絆されそうになってしまう。だが、「駄目よ駄目」とぐっと堪えた。そして何かを言わねばとしたところで解放された。
「これからは、チーナともおはようのチューをしよう」
そう言って、ルゼは鼻歌交じりに部屋を後にする。
怒鳴る事も忘れ、チーナはその姿を呆然と見送った。
暫し呆然とした時間が過ぎた。
「あの、チーナさん、大丈夫ですか?」
チーナは振り返って苦笑いし、ぽすんと累造のベッドに腰掛けた。
「気疲れで、頭痛いです」
「そうでしょうね」
累造も同感である。
「まあ、累造君にとっては嬉しい事なんでしょうけど」
「それはまあそうなんですが、それはそれで少し大変です」
「店長に襲いかからないように我慢する事がですか?」
チーナがニヤニヤと笑う。
眉尻が下がった。こんな下世話なチーナも珍しい気がする。
「そうあからさまに言われるのはちょっと……」
「なんならおねーさんが先に累造君に襲いかかってあげましょうか?」
そう言って、チーナが身体を少し前のめりに累造の方へと傾ける。
「ええ!?」
思わず目を見開いた。
「冗談です」
チーナはつまらなそうに言った。
「それに、おねーさんには好きな人が居るんです」
「白馬の王子様とかですか?」
「な!?」
チーナが驚愕して目を見開いた。その態度で図星なのが丸わかりだ。
「『なんで?』でしょうか?」
「う、うん」
「別に態度に出ているとかじゃないです。ただチーナさんには、その……、出会いが無さそうなので……」
ががーんと雷に打たれたようにチーナが一瞬固まった。
「なんか、いつも部屋に閉じ籠もっているような累造君に言われるとショックです」
「ほっといてください」
プイッと拗ねたようにそっぽを向くと、チーナがクスクスと笑った。だが、直ぐに寂しげな表情になる。
「この際だから言いますけど、このままだとおねーさんは行き遅れになってしまいます」
「ああー」
この世界では既に手遅れなのではないかと思う累造である。
「だからこの際、累造君で我慢すると言う手も有りなのかと思ったりもする訳ですよ」
チーナがまた身体を少し前のめりに累造の方へと傾ける。
無意識の内にチーナを抱き締めてしまった。
チーナは驚いたように目を見開くが、直ぐに眼を細めて柔らかく微笑んだ。
「累造君てやっぱり誑しですよね」
チーナもまた累造の背に腕を伸ばして抱き、暫しの間、抱擁を続けた。
朝食の時間になってもルゼはまだ乳房を放り出したままだった。
「もう! 店長、服を着てください!」
「む、今日のチーナは怒りんぼだな。怒りんぼさんには、ほーら、おっぱいだぞー」
ルゼはたゆんたゆんと手で乳房を揺らした。
「店長、そんな事をすると、累造君が……あら?」
チーナは言いながら累造の方をチラッと見ると、累造の視線はルゼの胸に固定されているものの、いつもの劣情が感じられない。
「累造がどうした?」
「いえ、何でも……」
累造が今にもルゼに襲いかからんとしている姿を当然のように想像していたのだが、拍子抜けしてしまった。
食後、チーナはその事を累造に尋ねた。
「あー、なんだか子供をあやすような感じだったので、萎えちゃいました」
それを聞いて頽れるように脱力した。ルゼのおかしな行動の殆どが、それで納得できてしまったのだ。
「チーナさん!?」
「大丈夫です。ちょっと気が抜けただけですから」
「はあ……」
「店長は多分、ああやってお母様にあやされてたんでしょうね」
「ああー、なるほど」
累造がポンと手を叩いた。
そして、累造がルゼを襲ったら襲った時と思い直して、気にしない事に決めた。
◆
累造は前日の午後に試作していた冷凍庫の確認である。
冷凍庫の試作品は木箱の内側にコルクの板を貼り付けていて、側面のコルク板は僅かに箱から出っ張る大きさになっている。蓋だけは魔法陣の関係でコルクを使えない。蓋をする時は側面のコルク板の出っ張り分だけ潰れて密閉されるように重石を乗せる。
蓋は問題なく開いたが、毎回重石を乗せるのは大変だ。今後の改善課題である。
中には水を入れた器を入れていた。見事に氷になっている。こうなるとかき氷が食べたくなるものだ。シロップはレモンのはちみつ漬けで代用するとして、問題はどうやって削るかである。かき氷機は当然の如く無い。できるのは魔法で代用する事だけだ。
何かを粉砕するような魔法陣には危険が伴うので作るのを避けていたが、氷なら物質を限定できるために危険も少ない。
そこで、二枚一組とし、一枚目に氷を乗せると二枚目から粉砕された氷が出てくる形で作成した。二枚の板を彫るため、累造の一日は殆どこれで潰れてしまった。
出来上がった魔法陣を起動し、一枚目にまずは氷を乗せてみる。じゃりじゃりと二枚目からかき氷が出てきた。成功である。
後はちょっと安全性の確認だ。野菜を乗せてみる。何も起きない。怖いが爪の先でちょんと触れてみる。何も起きない。もっと怖いが小指の先でちょんと触れてみる。何も起きない。胸を撫で下ろした。再度、氷を乗せるとかき氷が出てくるのを確認して、完成だ。
夕食後に累造はかき氷を振る舞った。
「なんですか! これ!?」
チーナが今の季節に有る筈のない氷にびっくりする。
「見ての通りに氷です」
「いえ、氷は判るんですけど……。でもまあ、累造君に驚いても無駄かも知れませんね」
釈然としなくても、気にしない事にしたらしいチーナはかき氷を口に運ぶ。
「美味しい」
溜め息のような声を出した。
「痛たたたたたっ」
ルゼがこめかみを押さえて顔を顰めた。
「慌てて食べるからですよ」
無言で一心不乱にかき氷を食べていたルゼに苦笑する累造だった。
「ひゃうっ!」
挨拶に悲鳴で返すのもどうかと思わなくもないチーナであるが、突然後ろから抱き締められれば悲鳴も出てしまう。
「おはようございます、店長」
首だけ振り返って挨拶を返すが、肩の後ろの柔らかい感触が気になって仕方ない。今までも何度か抱きつかれたことは有るが、今回は感触がやけに生々しい。
なんとかルゼの腕から逃れて振り返れば、何も着ていない。湯浴み直後だろう濡れた髪が艶めかしい。
「店長! 服を着てくださいっ!」
真っ赤になって叫んだ。
「何を言う。この陽気だぞ? 誰も見てないんだからいいじゃないか」
「だから、私が見ています!」
「むぅ……。そうだ! チーナも服を脱いじゃえば気にならないぞ!」
「えええ!?」
駄目だ、おかしい。チーナは唖然としながら、ゴッツイ夫人の言葉を思い出す。
『服を脱ぎたがる変な娘にしか見えなくて大変だと思うけれど、あの子の事をお願いします』
夫人はそう言って頭を下げたのだ。幾ら何でもそこまでする事ではないと思っていたが、今のルゼを見れば、そうしてしまう気持ちにもなるだろうと、思い直さざるを得ない。
暫し意識を飛ばしてしまったのに気付いて我に返ると、ルゼはその場から居なくなっていた。嫌な予感がして累造の部屋へと急いだ。
「累造。累造、そろそろ起きな」
累造はまだまだ夢の中だ。
チュッ。
ルゼに寝覚めのチューをされた瞬間に目を覚ました。目の前にはルゼの顔がある。目を覚ましたのに満足したようにルゼが顔を離すと、その上半身が目に入った。揺れている。何にも覆われていない乳首が揺れている。まさか本当にイケナイ事をするつもりなのか。
「ルゼさん!?」
累造の叫び声を聞いたチーナは「あちゃー」と片手で顔を覆った。累造の部屋に入っていけば、ルゼが覆い被さるようにして累造の顔を覗き込んでいる。
「店長! そんな格好で累造君の前をうろうろしないでください!」
「む? チーナの怒りんぼめ。さては、累造にだけおはようのチューをしたから妬いてるんだな?」
ルゼが立ち上がってチーナの頬を両手で包む。
チュッ。
あまりの事に、白目を剥いて放心してしまった。
「どうした? チーナ?」
反応しなくなったチーナをルゼが正面から抱き締めた。
暫くして我に返ったチーナは、ルゼの柔らかい感触に思わず「ほにゃん」と絆されそうになってしまう。だが、「駄目よ駄目」とぐっと堪えた。そして何かを言わねばとしたところで解放された。
「これからは、チーナともおはようのチューをしよう」
そう言って、ルゼは鼻歌交じりに部屋を後にする。
怒鳴る事も忘れ、チーナはその姿を呆然と見送った。
暫し呆然とした時間が過ぎた。
「あの、チーナさん、大丈夫ですか?」
チーナは振り返って苦笑いし、ぽすんと累造のベッドに腰掛けた。
「気疲れで、頭痛いです」
「そうでしょうね」
累造も同感である。
「まあ、累造君にとっては嬉しい事なんでしょうけど」
「それはまあそうなんですが、それはそれで少し大変です」
「店長に襲いかからないように我慢する事がですか?」
チーナがニヤニヤと笑う。
眉尻が下がった。こんな下世話なチーナも珍しい気がする。
「そうあからさまに言われるのはちょっと……」
「なんならおねーさんが先に累造君に襲いかかってあげましょうか?」
そう言って、チーナが身体を少し前のめりに累造の方へと傾ける。
「ええ!?」
思わず目を見開いた。
「冗談です」
チーナはつまらなそうに言った。
「それに、おねーさんには好きな人が居るんです」
「白馬の王子様とかですか?」
「な!?」
チーナが驚愕して目を見開いた。その態度で図星なのが丸わかりだ。
「『なんで?』でしょうか?」
「う、うん」
「別に態度に出ているとかじゃないです。ただチーナさんには、その……、出会いが無さそうなので……」
ががーんと雷に打たれたようにチーナが一瞬固まった。
「なんか、いつも部屋に閉じ籠もっているような累造君に言われるとショックです」
「ほっといてください」
プイッと拗ねたようにそっぽを向くと、チーナがクスクスと笑った。だが、直ぐに寂しげな表情になる。
「この際だから言いますけど、このままだとおねーさんは行き遅れになってしまいます」
「ああー」
この世界では既に手遅れなのではないかと思う累造である。
「だからこの際、累造君で我慢すると言う手も有りなのかと思ったりもする訳ですよ」
チーナがまた身体を少し前のめりに累造の方へと傾ける。
無意識の内にチーナを抱き締めてしまった。
チーナは驚いたように目を見開くが、直ぐに眼を細めて柔らかく微笑んだ。
「累造君てやっぱり誑しですよね」
チーナもまた累造の背に腕を伸ばして抱き、暫しの間、抱擁を続けた。
朝食の時間になってもルゼはまだ乳房を放り出したままだった。
「もう! 店長、服を着てください!」
「む、今日のチーナは怒りんぼだな。怒りんぼさんには、ほーら、おっぱいだぞー」
ルゼはたゆんたゆんと手で乳房を揺らした。
「店長、そんな事をすると、累造君が……あら?」
チーナは言いながら累造の方をチラッと見ると、累造の視線はルゼの胸に固定されているものの、いつもの劣情が感じられない。
「累造がどうした?」
「いえ、何でも……」
累造が今にもルゼに襲いかからんとしている姿を当然のように想像していたのだが、拍子抜けしてしまった。
食後、チーナはその事を累造に尋ねた。
「あー、なんだか子供をあやすような感じだったので、萎えちゃいました」
それを聞いて頽れるように脱力した。ルゼのおかしな行動の殆どが、それで納得できてしまったのだ。
「チーナさん!?」
「大丈夫です。ちょっと気が抜けただけですから」
「はあ……」
「店長は多分、ああやってお母様にあやされてたんでしょうね」
「ああー、なるほど」
累造がポンと手を叩いた。
そして、累造がルゼを襲ったら襲った時と思い直して、気にしない事に決めた。
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累造は前日の午後に試作していた冷凍庫の確認である。
冷凍庫の試作品は木箱の内側にコルクの板を貼り付けていて、側面のコルク板は僅かに箱から出っ張る大きさになっている。蓋だけは魔法陣の関係でコルクを使えない。蓋をする時は側面のコルク板の出っ張り分だけ潰れて密閉されるように重石を乗せる。
蓋は問題なく開いたが、毎回重石を乗せるのは大変だ。今後の改善課題である。
中には水を入れた器を入れていた。見事に氷になっている。こうなるとかき氷が食べたくなるものだ。シロップはレモンのはちみつ漬けで代用するとして、問題はどうやって削るかである。かき氷機は当然の如く無い。できるのは魔法で代用する事だけだ。
何かを粉砕するような魔法陣には危険が伴うので作るのを避けていたが、氷なら物質を限定できるために危険も少ない。
そこで、二枚一組とし、一枚目に氷を乗せると二枚目から粉砕された氷が出てくる形で作成した。二枚の板を彫るため、累造の一日は殆どこれで潰れてしまった。
出来上がった魔法陣を起動し、一枚目にまずは氷を乗せてみる。じゃりじゃりと二枚目からかき氷が出てきた。成功である。
後はちょっと安全性の確認だ。野菜を乗せてみる。何も起きない。怖いが爪の先でちょんと触れてみる。何も起きない。もっと怖いが小指の先でちょんと触れてみる。何も起きない。胸を撫で下ろした。再度、氷を乗せるとかき氷が出てくるのを確認して、完成だ。
夕食後に累造はかき氷を振る舞った。
「なんですか! これ!?」
チーナが今の季節に有る筈のない氷にびっくりする。
「見ての通りに氷です」
「いえ、氷は判るんですけど……。でもまあ、累造君に驚いても無駄かも知れませんね」
釈然としなくても、気にしない事にしたらしいチーナはかき氷を口に運ぶ。
「美味しい」
溜め息のような声を出した。
「痛たたたたたっ」
ルゼがこめかみを押さえて顔を顰めた。
「慌てて食べるからですよ」
無言で一心不乱にかき氷を食べていたルゼに苦笑する累造だった。
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