325 / 412
325..4
しおりを挟む
カリスネア姫の船からはそちらの乗組員が積み荷を降ろし、ビル・ビルズら騎士達と勇者が降ろされた荷をこちらの船に積み込む。
狭い通路を大人数が行ったり来たりしなくて済むのと、お互いに相手側の乗組員を船に入れなくて済むのが利点だろう。
無用なトラブルを避けることができる。
積み込みが終わったらお姫様はカリスネア姫を船に招いた。
どうやらルーナを紹介するつもりらしい。
ところが出迎えた勇者の方に目線を寄越した途端に顔を背けた。
一見すると恋する乙女のようでもあるが、カリスネア姫が勇者にそんな感情を抱くはずもない。
むしろいつだったかオレの影を見たのだろう時の反応に近い気がする。
だがオレは勇者の中だから見えない筈なんだよな……。
「ハ、ハイ……」
「? お姉様、いかがされました?」
「な、何でもない」
カリスネア姫はお姫様を呼ぼうとしたところで声が震えているのに気付いて止めたようだ。
お姫様に問われて言葉少なく流した。
心なしか脂汗を垂らしているように見える。
お姫様が船室に入り、カリスネア姫が続き、騎士達、勇者も船室に入る。
船内に残っていた三人は先んじて船内に戻っていたケティア・ヨークと伴に整列して待ち構えていた。
そんな中、並んでいた中の一人ルーナが勇者を見て首を傾げる。
「はみ出してる?」
「〃「?」〃」
その呟きを耳にした一同は疑問符を浮かべた。
狭い通路を大人数が行ったり来たりしなくて済むのと、お互いに相手側の乗組員を船に入れなくて済むのが利点だろう。
無用なトラブルを避けることができる。
積み込みが終わったらお姫様はカリスネア姫を船に招いた。
どうやらルーナを紹介するつもりらしい。
ところが出迎えた勇者の方に目線を寄越した途端に顔を背けた。
一見すると恋する乙女のようでもあるが、カリスネア姫が勇者にそんな感情を抱くはずもない。
むしろいつだったかオレの影を見たのだろう時の反応に近い気がする。
だがオレは勇者の中だから見えない筈なんだよな……。
「ハ、ハイ……」
「? お姉様、いかがされました?」
「な、何でもない」
カリスネア姫はお姫様を呼ぼうとしたところで声が震えているのに気付いて止めたようだ。
お姫様に問われて言葉少なく流した。
心なしか脂汗を垂らしているように見える。
お姫様が船室に入り、カリスネア姫が続き、騎士達、勇者も船室に入る。
船内に残っていた三人は先んじて船内に戻っていたケティア・ヨークと伴に整列して待ち構えていた。
そんな中、並んでいた中の一人ルーナが勇者を見て首を傾げる。
「はみ出してる?」
「〃「?」〃」
その呟きを耳にした一同は疑問符を浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
Re:Monster(リモンスター)――怪物転生鬼――
金斬 児狐
ファンタジー
ある日、優秀だけど肝心な所が抜けている主人公は同僚と飲みに行った。酔っぱらった同僚を仕方無く家に運び、自分は飲みたらない酒を買い求めに行ったその帰り道、街灯の下に静かに佇む妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、そして、満月の夜に主人公は殺される事となった。どうしようもないバッド・エンドだ。
しかしこの話はそこから始まりを告げる。殺された主人公がなんと、ゴブリンに転生してしまったのだ。普通ならパニックになる所だろうがしかし切り替えが非常に早い主人公はそれでも生きていく事を決意。そして何故か持ち越してしまった能力と知識を駆使し、弱肉強食な世界で力強く生きていくのであった。
しかし彼はまだ知らない。全てはとある存在によって監視されているという事を……。
◆ ◆ ◆
今回は召喚から転生モノに挑戦。普通とはちょっと違った物語を目指します。主人公の能力は基本チート性能ですが、前作程では無いと思われます。
あと日記帳風? で気楽に書かせてもらうので、説明不足な所も多々あるでしょうが納得して下さい。
不定期更新、更新遅進です。
話数は少ないですが、その割には文量が多いので暇なら読んでやって下さい。
※ダイジェ禁止に伴いなろうでは本編を削除し、外伝を掲載しています。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる