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小学生編
4.入学式
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「‥…を……し、.…しましょう。また‥…」
(長いなあ)
拓人は現在、小学校の入学式に出席していた。
えっ?子供いたの?って、違う違う今日は僕が入学する桜川小学校の入学式だ。
女神様のミス?で前世の記憶を持ったままこの第二の世界と呼ばれるところに来たんだ。
それにしても、校長先生の話は長いなあ。
周りを見ると、席から立ち上がっている子やおしゃべりに興じている子、お母さんの方をチラチラと見て泣きそうな顔をしている子がいる。
(うん、誰も先生の話を聞いていないや)
「皆さんとこれから沢山お話できることを楽しみに待っています」
そう校長先生は締めくくり、壇上から降りる。
校長先生もまともに聞いてないのがわかるのだろう、微笑ましく少し悲しそうな顔をしていた。
校長先生の言っていたことをまとめると、
・入学おめでとう
・みんなが入学するの楽しみだった
・みんなで沢山勉強して、上級生のお兄さんお姉さんみたいになろう
こんなところだろうか。
安心してください。
先生の話をしっかり聞いている生徒がここにいますよ。
そんなこんなで入学式は終わり、クラスごとに集合写真を撮る。
そこでも、ぐずる子や言うことを聞かない子もいてなかなか写真撮影は難航していた。
僕ら3組の出番はまだまだ先になりそうだ、と思いながらその様子を暖かな目で見ていると、お母さんが僕の方を見ていた。
「拓人、同じ幼稚園だったカズくんがいるよ。話してこなくていいの?」
「えっ」
お母さんは3人で話をしている男の子たちを見ながらいった。
あーやばい、幼稚園の頃の交友関係、全くわかんない。
拓人はとりあえず件のカズくんのところに向かった。
お母さんはすでに母親同士の会話をしている。
「なあなあ俺の家にボケットモンスターのゲームがあるんだけど持ってるやついないか」
「カズもボケモン持ってるんだ。僕も持ってる。何のボケモンが一番好き?」
「ヨシはやっぱりベカチュウ!」
「「「わかる!!!」」」
……うん入れないわ。無理だわこんな出来上がったところに入るの。
それに何?ボケモンって前世と違うんだけど。
ボケてんの?なに?
そんな感じで話しかけられずにいた拓人に気づいたのはボケモンの話をし始めた、肌の焼けたわんぱくそうな男の子だった。
「あっ、タクじゃん。タクはボケモン何が好き?」
話しかけられた。しかも、よくわからないボケモンの話を振られた。
「あ…久しぶり。え…と、俺もベカチュウかな」
とりあえず、みんな大好きベカチュウと答えさせてもらおう。
「だよな!!」
そういって、カズくんは僕を引き入れ、そのグループでまた話し始める。
よし、カズくんとのファーストコンタクトは成功…
「てゆうかタク、お前ちょっと変わったな」
「ん?変わったってどこが?」
「いや、何かちょっと‥…こうお父さんみたいな雰囲気がする」
…だ…だれがおじさんだ!ま…まだぴっちぴちの6歳だい!
ていうか全然成功じゃねえ。むしろピンチじゃん。
「そんなこと、ないよ。…でも、まあ小学生になったからかなあ…」
「そっか」
そういってカズくんは再びボケモンの話を始めた。
うん。子供って怖いね。なんであんなに鋭いんだろうね。
その後すぐに3組の写真撮影が始まり、無事終了。
教室に移動すると、机の上には沢山の教科書やら名札やら黄色いランドセルカバーなどが置いてあった。
交通安全と書かれた黄色いランドセルカバーを見て懐かしい気持ちになる。
あったなこんなの。
そして、それぞれ指定された席に座って担任の先生の話を聞く。
担任の先生は若い女の先生だった。
うん、先生が若いと教室に華があっていいね。
その後、みんなで明日の予定を聞いて終了。解散ということになった。
周りの子はまだ近くの子とおしゃべりをしたり、先生のもとに駆け寄っていろいろ質問をしている。
僕は帰ろうかな。
いや、友達がいないわけじゃないよ。ホントだよ。
カズくんとかいるし。
カズくんの方に視線を送ってみると、カズくんの周りにはすでに沢山の人が集まっていた。
カズくんの裏切り者ぉ。
そんな事を考えていると、隣の席から声がした。
「あの…すみません」
(長いなあ)
拓人は現在、小学校の入学式に出席していた。
えっ?子供いたの?って、違う違う今日は僕が入学する桜川小学校の入学式だ。
女神様のミス?で前世の記憶を持ったままこの第二の世界と呼ばれるところに来たんだ。
それにしても、校長先生の話は長いなあ。
周りを見ると、席から立ち上がっている子やおしゃべりに興じている子、お母さんの方をチラチラと見て泣きそうな顔をしている子がいる。
(うん、誰も先生の話を聞いていないや)
「皆さんとこれから沢山お話できることを楽しみに待っています」
そう校長先生は締めくくり、壇上から降りる。
校長先生もまともに聞いてないのがわかるのだろう、微笑ましく少し悲しそうな顔をしていた。
校長先生の言っていたことをまとめると、
・入学おめでとう
・みんなが入学するの楽しみだった
・みんなで沢山勉強して、上級生のお兄さんお姉さんみたいになろう
こんなところだろうか。
安心してください。
先生の話をしっかり聞いている生徒がここにいますよ。
そんなこんなで入学式は終わり、クラスごとに集合写真を撮る。
そこでも、ぐずる子や言うことを聞かない子もいてなかなか写真撮影は難航していた。
僕ら3組の出番はまだまだ先になりそうだ、と思いながらその様子を暖かな目で見ていると、お母さんが僕の方を見ていた。
「拓人、同じ幼稚園だったカズくんがいるよ。話してこなくていいの?」
「えっ」
お母さんは3人で話をしている男の子たちを見ながらいった。
あーやばい、幼稚園の頃の交友関係、全くわかんない。
拓人はとりあえず件のカズくんのところに向かった。
お母さんはすでに母親同士の会話をしている。
「なあなあ俺の家にボケットモンスターのゲームがあるんだけど持ってるやついないか」
「カズもボケモン持ってるんだ。僕も持ってる。何のボケモンが一番好き?」
「ヨシはやっぱりベカチュウ!」
「「「わかる!!!」」」
……うん入れないわ。無理だわこんな出来上がったところに入るの。
それに何?ボケモンって前世と違うんだけど。
ボケてんの?なに?
そんな感じで話しかけられずにいた拓人に気づいたのはボケモンの話をし始めた、肌の焼けたわんぱくそうな男の子だった。
「あっ、タクじゃん。タクはボケモン何が好き?」
話しかけられた。しかも、よくわからないボケモンの話を振られた。
「あ…久しぶり。え…と、俺もベカチュウかな」
とりあえず、みんな大好きベカチュウと答えさせてもらおう。
「だよな!!」
そういって、カズくんは僕を引き入れ、そのグループでまた話し始める。
よし、カズくんとのファーストコンタクトは成功…
「てゆうかタク、お前ちょっと変わったな」
「ん?変わったってどこが?」
「いや、何かちょっと‥…こうお父さんみたいな雰囲気がする」
…だ…だれがおじさんだ!ま…まだぴっちぴちの6歳だい!
ていうか全然成功じゃねえ。むしろピンチじゃん。
「そんなこと、ないよ。…でも、まあ小学生になったからかなあ…」
「そっか」
そういってカズくんは再びボケモンの話を始めた。
うん。子供って怖いね。なんであんなに鋭いんだろうね。
その後すぐに3組の写真撮影が始まり、無事終了。
教室に移動すると、机の上には沢山の教科書やら名札やら黄色いランドセルカバーなどが置いてあった。
交通安全と書かれた黄色いランドセルカバーを見て懐かしい気持ちになる。
あったなこんなの。
そして、それぞれ指定された席に座って担任の先生の話を聞く。
担任の先生は若い女の先生だった。
うん、先生が若いと教室に華があっていいね。
その後、みんなで明日の予定を聞いて終了。解散ということになった。
周りの子はまだ近くの子とおしゃべりをしたり、先生のもとに駆け寄っていろいろ質問をしている。
僕は帰ろうかな。
いや、友達がいないわけじゃないよ。ホントだよ。
カズくんとかいるし。
カズくんの方に視線を送ってみると、カズくんの周りにはすでに沢山の人が集まっていた。
カズくんの裏切り者ぉ。
そんな事を考えていると、隣の席から声がした。
「あの…すみません」
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