異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜

mitsuzoエンターテインメンツ

文字の大きさ
15 / 52
【第一章 ハズレモノ胎動編】

015「計画完遂」

しおりを挟む


——3階層/瑛二


「はあ、はあ、はあ⋯⋯」

 俺は、唯一痛めつけられなかった『足』のおかげで、ハイオークから何とか逃げ続けることができていた。また、ハイオークはそこまで足が早くない魔物だったので、それもまた功を奏していた。

「うぐっ!? ち、ちくしょう、足は大丈夫だが体中が痛い。それにしても吉村の奴、本気で俺の命を狙っていた。どうして⋯⋯どうして⋯⋯あんな理由で⋯⋯『シャルロット様から贔屓されている』ってだけで、人を⋯⋯俺を⋯⋯簡単に殺せるんだよ⋯⋯」

 俺は信じられなかった。柊木、小山田、吉村が俺を殺すほど憎んでいただなんて⋯⋯。たしかに嫌われているのはわかっていたけど、こんな本気で殺すとか⋯⋯おかしいだろ?

 で、でも、もしかしたら、あいつら、人を殺すことを『大したことない』とでも思っているのだろうか? いや、違うな。今のあいつらは『俺を殺すこと』は、転移前に俺をいじめていたのと同じ⋯⋯いじめの延長線上・・・・・・・・でしかないのかもしれない。

 そう考えると、なんだかすごくしっくり・・・・きた。

『いじめと同じ感覚・・で俺を殺す』。これがあの三人の行動原理なのだ。

 しかし、一つだけ違和感がある⋯⋯⋯⋯吉村だ。

 あいつは柊木と小山田とはたぶん違う。狂っているのは同じだが、吉村はもっと猟奇的というか⋯⋯『人を殺すのが好き』なくらいに感じた。もしかしたらゲームオタクの奴は、オンラインゲームと同じ感覚になっているのかもしれない。つまり、ゲーム内でもこうして『プレイヤーキル』のようなこともやっていたのかも⋯⋯ということだ。

 吉村がオンラインゲームで『プレイヤーキル』をしていたのかどうかはわからんが、でも、俺はやっていたんじゃないかと思う。それだけの迫力を俺はさっきの吉村から肌感覚で感じていたからだ。

 ゾッとした。

 そんな奴が『命の価値』が軽そうなこの異世界に召喚され『大きな力』を手に入れた。きっと、あいつはもっと人を殺すかもしれない。

 すると、俺はそこであること・・・・に気づく。

「吉村の奴⋯⋯もし、俺の考え通りの、人を殺すのが好きなサイコ野郎なら⋯⋯どうして俺の足を痛めつけることをしなかったんだろう?」

 その時⋯⋯ハイオークから逃げ続けた俺の足が止まる。

「そ、そんな、マジかよ⋯⋯」

 俺の逃げた通路の十メートル先が途切れていたのだ。

「が、崖っ?!⋯⋯道がない」

 この通路は一本道だった。分かれ道などない。あるとしても、それは今来た道を戻って、最初いた場所からさらに戻らないと⋯⋯。

 行き止まり。もう逃げられない。

 そうなったら、あとはハイオークと『戦う』という選択肢しか残っていない。だが、

「無理だ。ハイオークなんて最低でもレベル5以上はないと⋯⋯」

 授業で魔法先生がそう言っていたのを思い出す。でも、俺のレベルはたったの『2』。絶対に勝てない。

「そうか。これが吉村が俺の足を痛めつけなかった理由・・・・・・・・・・・・・・か⋯⋯」

 あいつ吉村は、おそらくこの通路が『行き止まり』だったことを事前・・に知っていた。それで、俺に止めを刺す役・・・・・・を魔物にやらせるつもりだったのだ。

「しかも、俺があわよくば・・・・・崖から落ちて死ぬという自殺の選択肢・・・・・・も用意していたというわけか」

 俺は、ここまでの用意周到さを見て、吉村がいかにまともじゃないかということを実感しつつ、恐怖に震えた。

あいつ吉村は⋯⋯⋯⋯まともじゃない」


********************


 ズシン⋯⋯ズシン⋯⋯。

 ハイオークの姿がついに肉眼で捉えるだけの距離に迫った。

 しかも不気味なのが、ハイオークはこの先が行き止まりとわかっているのか、さっきまでは走っているような足音だったが、ここへきてゆっくりとした足取りに変わっている。

 まるで、この先が行き止まりだとわかっているかのように⋯⋯。すると、

 ニィィィィィ。

こいつハイオーク⋯⋯嗤ってやがる」

 ハイオークは酷く歪んだ笑みを浮かべる。その顔はまるで「これから、どう痛ぶって殺そうか」とでも言いたそうな⋯⋯そんな顔に見えた。

 その時だった。

「クサカベ様ぁぁーーー!!!!」

 ハイオークのだいぶ後方からではあるが、俺の名前を呼ぶ先生や同級生の声が聞こえた。

「み、みんなっ! 俺はこっちだー! た、助けて! 助けてぇぇーーー!!!!!」

 俺は必死になって、みんなに助けを求めた。


********************


——3階層/柊木たち

「み、みんなっ! 俺はこっちだー! た、助けて! 助けてぇぇーーー!!!!!」
「クサカベ様!」

 目の前にいたハイオークの後ろから瑛二の声を聞いて、魔法先生が瑛二に声を掛ける。

「ハイオーク! この3階層では一番の強い魔物だ!」
「ええ。ですが、ハイオーク程度なら、我らはもちろん、ここにいる救世主様たちの敵ではない! 何とかなりそうだ」

 剣術先生と武術先生がそう言って、魔物ハイオークの脅威は大したことないという声が聞こえ俺はホッとする。しかし、

「いえ、まずいです! この通路の先⋯⋯つまり、今クサカベ様のいるあの先は道が途切れています!」
「「ま、まさか⋯⋯っ?!」」
「そこから下に落ちたら命はありません。それどころか助けに行くことだってできません! ですので、ここは我々がハイオークに攻撃を仕掛けて、こっちに意識を向けなければ⋯⋯」
「で、では、先生! 魔法で攻撃を⋯⋯」
「ダメです! 魔法攻撃はその衝撃でハイオークがクサカベ様側に倒れるかもしれません。そうなると、ハイオークもろともクサカベ様も崖から落ちてしまう・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
「じゃあ、どうすれば!?」
「物理攻撃がいいでしょう。ハイオークに近づき、剣術と武術を使って倒してください!」
「なるほど! わかりまし⋯⋯」
「うわぁぁぁぁぁ~~~~!! 日下部ぇぇーーー!!『冷気波動コールド・ウェイブ』!!『冷気波動コールド・ウェイブ』!!」

 すると、先生らの横から吉村が発狂しながら魔法を連続で展開した。

「な、何をしているんですか、吉村君⋯⋯っ!? やめるんだ! そんな強い魔法攻撃ではクサカベ様まで危険が⋯⋯」
「やめろ、吉村!」

 そう言って、吉村に飛びかかって止めたのは柊木だった。二人はその勢いで地面に倒れる。そして、

 ズドン! ズドン!

「ぐごぉぉぉぉぉぉぉ~~!!!!」

 二発の魔法が直撃したハイオークはその攻撃で死んだのか、そのまま前のめり・・・・に倒れた。


********************


——3階層/瑛二

 ズドン! ズドン!

「ぐごぉぉぉぉぉぉぉ~~!!!!」

 俺が助けを叫んでからしばらくして、氷っぽい攻撃魔法がハイオークに二発打ち込まれた。すると、ハイオークはその二発の魔法攻撃で死んだのか、撃たれた後、動きが止まった。しかし、

「え?」

 ハイオークはそのまま、前のめり・・・・に⋯⋯つまり、俺のいるところ・・・・・・・へと倒れてきた。

「うわぁぁぁぁぁ~~~~っ!!!!!!」


********************


——3階層/柊木、吉村、小山田

「「「瑛二っ!!!!」」」

 ハイオークが倒れた瞬間、柊木と吉村と小山田が誰よりも先に・・・・・・飛び出して、瑛二のところへ向かった。


********************


——3階層/柊木、吉村、小山田、瑛二

「う、うぅ⋯⋯」

 今、俺の上には巨躯のハイオークがのしかかっていた。五メートルもある魔物が倒れてきたのだ。俺は何とか力を込めたが、それでもハイオークのその重量はハンパなく、俺は何とか生きているものの、まったく身動きができなかった。それどころか、ハイオークの重量で圧死してもおかしくない状況だった。

 すると、そんな俺を引き摺り出した男がいた。

 吉村と小山田だ。

「あ、ありがとう⋯⋯吉村君、信二君」

 俺は体がボロボロで意識も飛びそうな状況であったが、何とか声を出して、ハイオークから引き摺り出してくれた二人に感謝を伝える。しかし、

「おいおい、何、寝言こいてんだ、日下部?」
「⋯⋯え?」

 吉村はさっき俺に「殺す」と言って向けたニヤけ顔でそう呟く。小山田と、少し後ろで見ている柊木は何もしゃべらないが、顔は吉村と同じ顔ニヤけ顔をしていた。

「ヒャハハハ! お前、ハイオークが倒れるのをそのまま受け止めたから瀕死状態じゃねーか! そんな痛い思いするよりよー、後ろに飛び降りたほうがいっそに死ねたんじゃねーか、瑛二ぃ~? ヒャハハハハハ!」

 吉村は小声ではあるが、瀕死の俺に対して非情な言葉を浴びせる。そんな俺と吉村のやり取りを柊木と小山田は後ろでニヤニヤと下卑た笑みを浮かべていた。

「瑛二⋯⋯お前、倒れてくるハイオークの下敷きになったほうが生きられる可能性があると考えて、崖から飛び降りなかったんだな? すげーな! レベル2・・・・のくせになかなか考えたじゃねーか! すげー! すげー!」

 吉村は心底楽しそうな顔で語り続ける。

「だが、まあ⋯⋯⋯⋯それ無駄・・だけどな?」

 そう言うと、吉村は俺の手を掴むとズリズリ⋯⋯と崖のほうへと運んでいく。

「い、嫌だ、や、やめ、やめてくれ。た、たす⋯⋯たすけ⋯⋯助け⋯⋯て⋯⋯。せ、せんせ⋯⋯い⋯⋯」

 俺は必死に大声を上げて先生たちを呼ぼうとしたが、ボロボロになった俺の体では声を張り上げることすらできなかった。

「おい、吉村、早くしろ! みんながこっちへやってくる!」
「お? 悪ぃ、悪ぃ⋯⋯柊木君。ありがとう、教えてくれて!」
「ひ⋯⋯ひい⋯⋯ら⋯⋯ぎ⋯⋯。てめぇ~⋯⋯」

 俺は柊木が吉村に放った言葉を聞いて、柊木を睨みながら言葉を吐く。もはや、これまでの口調ではなく俺本来の口調・・・・・・で⋯⋯。

「うるさい、黙れ。お前はここで死ぬんだよ。無能のくせに、俺たち⋯⋯いや俺と・・対等だと本気で思っているお前はマジで目障りだ。早く消えろ、ゴミ」
「ひ、ひい⋯⋯ら⋯⋯ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~⋯⋯」
「ヒャヒャヒャ! というわけで、無能でゴミな瑛二ちゃん。いいかげん顔見るのも嫌になったから⋯⋯⋯⋯さっさと死ねよ?」
「お⋯⋯やま⋯⋯だぁぁぁぁぁ~~~~~⋯⋯」
「じゃーな、クソザコ。調子こいた自分に後悔して死ねっ!」
「よ、よし⋯⋯む⋯⋯らぁぁぁぁぁ~~~~~~っ!!!!」

 俺が力を絞り出って声を張り上げた⋯⋯⋯⋯その瞬間、

 ブン⋯⋯。

 吉村が雑に俺の体を崖へと放り投げた。

 俺は、そのまま暗闇へと吸い込まれように落ちていった。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~

華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』 たったこの一言から、すべてが始まった。 ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。 そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。 それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。 ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。 スキルとは祝福か、呪いか…… ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!! 主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。 ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。 ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。 しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。 一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。 途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。 その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。 そして、世界存亡の危機。 全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した…… ※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。

最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした

服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜 大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。  目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!  そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。  まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!  魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~

さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。 キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。 弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。 偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。 二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。 現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。 はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!

チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記

ノン・タロー
ファンタジー
 ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。  これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。 設定 この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。 その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。

処理中です...