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第13章 白鳥の騎士団
第2話 従騎士の少年
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聖レナリア共和国は女神アルレーナの聖地であり、アルレーナを主神とする世界最大の国家である。
また、バンドール平野諸国で最大の国であり、その中心でもある。
そんな聖レナリア共和国のレーナ神殿はバンドール平野最大の騎士団を擁しており、地域の平和を守るために日々活動している。
その騎士団は女神アルレーナの聖鳥である白鳥の紋章を掲げているところから白鳥の騎士団と呼ばれていた。
この騎士団の規模は大きく、聖レナリア共和国を中心に各地に支部を持っていたりする。
騎士団の組織は1名の総団長を頂点に3名の副団長がいる。
総団長と副団長の下には部隊長と姫騎士長がいてそれぞれに騎士達が従っている。
総団長は騎士団長とも呼ばれ、前の総団長が指名するか、副団長同士の話し合いで選ばれるのが一般的だ。
総団長の任期は基本的に終身制ではあるが、任務が行えなくなれば引退も許された。
副団長は部隊長の中から総団長に任命され、任期がない。
そのため副団長は総団長に罷免されるか、総団長の許可を得て辞任しない限り辞める事はない。もちろん死んだら話は別である。
部隊長は騎士の中から選ばれ多くは聖レナリア共和国にいるが、いくつかの隊はバンドール平野の支部に駐屯している。
姫騎士長は女性の騎士だけで構成された部隊の長であり、女性の騎士達の中から選ばれる。
その騎士の下には正式な騎士叙勲を受けていない従騎士が従っている。
この総団長、副団長、部隊長に姫騎士長、騎士、従騎士が白鳥の騎士団の構成員である。
また正式な構成員ではないが、騎士達の身の回りをする使用人や財政を管理するための特別な役員等もいれると組織はかなりの規模になる。
それが白鳥の騎士団なのである。
その白鳥の騎士達の中に今コウキはいるのであった。
◆
コウキは修練所で木剣を振るう。
修練所は白鳥の騎士団本部の隣にあり、騎士達が修練の場所として使う。
コウキも度々この場所で剣の修行をする事が多かった。
(はあ、どうしたら良いんだろう……)
コウキは溜息を吐く。
白鳥の騎士団に入団したのは良いが、特にやる事はない。
剣の修行ならエルドでやっていた頃と変わらない。
このままでは立派な騎士になれるかどうかわからなかった。
勇者の国エルドから聖レナリア共和国へと行き白鳥の騎士団に入団したしてから大分時間が経過している。
一緒に来たものはいない。
いつも一緒にいたエルフのルウシエン達は修行の邪魔になるということで聖レナリア共和国についていくことを許されなかったのである。
だから、この聖レナリア共和国ではコウキは1人だけである。
今のコウキの身分は従騎士、一番下の身分である。
従騎士は正式な騎士に従い共に行動する。
通常1人の騎士に10人の従騎士が付き、共に行動する。
従騎士は騎士の命令に絶対服従であり、騎士は団の命令に服従する事が求められる。
従騎士の年齢は様々だ。
何十年も従騎士を続ける者もいれば、まだ10歳前後の子どももいる。
年長の者は若い者を導く義務があり、そこで礼節や武芸を教えてもらえるのである。
しかし、コウキは誰の騎士の下にも付いていない。
つまり、誰からも何も教えてもらえない状態なのだ。
コウキは聖レナリア共和国に来た時の事を思い出す。
白鳥の騎士団に入団するにはレーナ信徒である事と年齢が20歳以下である事と騎士団と同盟関係にある国の王や貴族の推薦又はレーナに仕える司祭の推薦、そして一定額の寄付金が必要である。
コウキはチユキとハウレナ司祭が推薦により、寄付金も免除されたので入団は簡単だった。
そこまでは良かった。
ただ、どこの騎士の下にも付く事が出来なかったのである。
総団長や副団長が紹介してくれるのが基本らしい。
だが、入団の時に総団長のボーウェンは何もしてくれなかった。
ただ、女神レーナに対する忠誠の言葉を聞いていただけだ。
宿舎も個室が割り当てられた。
他の従騎士は相部屋なのにも関わらずだ。
つまり、コウキは特別扱いされているのである。
その理由は何となく想像できた。
例えばコウキの後見役であるチユキの影響がある。
聖レナリア共和国での勇者達の影響は大きいらしく、よく騎士達からその事を聞かれる。
そのためか特別扱いしてくれるようだ。
従騎士は騎士の命令に従わなければならないが、黒髪の賢者が後見している少年に命令を下せるような騎士はいない。
結果として指示を出してくれる従うべき騎士がおらず、何もする事がない。
こうして、1人で剣の修行をする毎日が始まったのである。
今日もコウキは朝から修練所にいる。
エルドにいた時は魔術師から様々な事を学ぶ事が出来たがここではそれもなかったりする。
白鳥の騎士団は入団する前にそれなりの教養は受けている者が多い。
王族貴族は教養を学ぶ事が出来るし、平民であってもそれなりの教養を受けられる身分の者しか推薦されないからだ。
だから、騎士団は基本的に学問を教える事はしなかったりする。
もちろん、騎士団の活動に必要な知識であれば別だ。
騎士団なので戦術を学ぶ事はあるが、その教師は常にいるわけではない。
そのため、戦術の教師がいない時、コウキは特に何もする事なくすごすしかないのである。
そして、コウキが今日も1人で木の剣を振るっている時だった。
「そこの木剣を振っている貴方。貴方がコウキね?」
突然コウキに声を掛ける者がいる。
コウキが振り向くと、そこにはコウキより少し年上ぐらいの少女が立っている。
誰かが入って来たのに気付いてはいたが、女性とは思わなかったのでコウキは少し驚く。
茶色と金が交じり合った髪を後ろに纏めた、整った顔立ちの少女だ。
その少女はまっすぐにコウキを見ている。
「えっ、あの? 何でしょうか?」
コウキは少女に聞く。
少女の姿はコウキと同じく従騎士の姿。つまり、彼女も従騎士だという事だ。
白鳥の騎士団の多くは男性だが、女性の入団者がいないわけではない。
女性の騎士は高位の女性司祭を守る役目を負い。通常の騎士の任務を行う事はなく、男性騎士と接点があまりない。
それは従騎士も同じで、コウキは女性の騎士や従騎士と話をした事はなかった。
その従騎士の女性がコウキに話しかけるのだがら驚くのも当然である。
「初めてお会いします。私はルクレツィア。貴方と同じ従騎士よ。父が……。いえ、ルクルス副団長がお呼びです。一緒に来て」
そう言ってルクレツィアは背を向ける。
喋っている間、表情が全く変わらない。
雑談をしようとも思わないのだろう。
(まるでカヤ様みたいだな)
コウキはエルドにいたカヤを思い出す。
雑談をせず、事務的な事しか話さないカヤもまた表情を変えずに喋る事が多かった。
彼女もまたそうなのだろう。
コウキがレイジ並みに気の利いた事でも言えたら彼女と仲良くできるのだが、コウキも口が上手いわけではないので無理である。
そのためコウキは黙ってついていく事にする。
(それにしてもルクルス副団長が自分に何の用があるのだろう?)
コウキは疑問に思う。
ルクルスは総団長ボーウェンが信頼する者であり、将来は総団長になるのではないかと噂されている。
そのルクルスに呼ばれるという事は何かがあったのだろう。
やがてついたのはルクルスの部屋へと辿り着く。
「ルクレツィアです。従騎士コウキを連れて来ました」
「わかった。入れ」
ルクレツィアは扉を開けて中へと入る。
コウキもそれに続く。
扉に入ると正面に副団長のルクルスと騎士と従騎士がそれぞれ1人立っている。
コウキはその騎士と従騎士に見覚えがあった。
騎士の名はヒュロス。
腕が立つが素行不良だと言われている騎士である。
次に従騎士の名はギルフォス。
コウキよりも2年前に入った同じ年頃の少年である。
そして、コウキと同じように特別扱いを受けている従騎士であり、この騎士団の中でもっとも会いたくない者である。
神の子ギルフォス。
歌と芸術の神アルフォスととある王国の王妃との間に生まれた子である。
半神である彼の力は凄まじく、どこかの騎士の下に付ける事ができなかったのである。
容姿も良く、将来はかなりの美男子になるだろうと言われている。
ただ、性格は良いとは言えず、同じように特別扱いされているコウキを良く思っていないのか冷たくしている。
これもコウキが孤立している原因だったりする。
同じ年頃の従騎士の少年達は怖ろしい力を持つギルフォスとの敵対を避け、コウキと話そうとしない。
そんなギルフォスはコウキをちらりと見ると興味なさそうにルクルスに視線を戻す。
「来たか、従騎士コウキ。これで揃ったな。早速だが要件を伝えよう」
ルクルスはコウキが入って来たのを見ると話しを始めるのであった。
また、バンドール平野諸国で最大の国であり、その中心でもある。
そんな聖レナリア共和国のレーナ神殿はバンドール平野最大の騎士団を擁しており、地域の平和を守るために日々活動している。
その騎士団は女神アルレーナの聖鳥である白鳥の紋章を掲げているところから白鳥の騎士団と呼ばれていた。
この騎士団の規模は大きく、聖レナリア共和国を中心に各地に支部を持っていたりする。
騎士団の組織は1名の総団長を頂点に3名の副団長がいる。
総団長と副団長の下には部隊長と姫騎士長がいてそれぞれに騎士達が従っている。
総団長は騎士団長とも呼ばれ、前の総団長が指名するか、副団長同士の話し合いで選ばれるのが一般的だ。
総団長の任期は基本的に終身制ではあるが、任務が行えなくなれば引退も許された。
副団長は部隊長の中から総団長に任命され、任期がない。
そのため副団長は総団長に罷免されるか、総団長の許可を得て辞任しない限り辞める事はない。もちろん死んだら話は別である。
部隊長は騎士の中から選ばれ多くは聖レナリア共和国にいるが、いくつかの隊はバンドール平野の支部に駐屯している。
姫騎士長は女性の騎士だけで構成された部隊の長であり、女性の騎士達の中から選ばれる。
その騎士の下には正式な騎士叙勲を受けていない従騎士が従っている。
この総団長、副団長、部隊長に姫騎士長、騎士、従騎士が白鳥の騎士団の構成員である。
また正式な構成員ではないが、騎士達の身の回りをする使用人や財政を管理するための特別な役員等もいれると組織はかなりの規模になる。
それが白鳥の騎士団なのである。
その白鳥の騎士達の中に今コウキはいるのであった。
◆
コウキは修練所で木剣を振るう。
修練所は白鳥の騎士団本部の隣にあり、騎士達が修練の場所として使う。
コウキも度々この場所で剣の修行をする事が多かった。
(はあ、どうしたら良いんだろう……)
コウキは溜息を吐く。
白鳥の騎士団に入団したのは良いが、特にやる事はない。
剣の修行ならエルドでやっていた頃と変わらない。
このままでは立派な騎士になれるかどうかわからなかった。
勇者の国エルドから聖レナリア共和国へと行き白鳥の騎士団に入団したしてから大分時間が経過している。
一緒に来たものはいない。
いつも一緒にいたエルフのルウシエン達は修行の邪魔になるということで聖レナリア共和国についていくことを許されなかったのである。
だから、この聖レナリア共和国ではコウキは1人だけである。
今のコウキの身分は従騎士、一番下の身分である。
従騎士は正式な騎士に従い共に行動する。
通常1人の騎士に10人の従騎士が付き、共に行動する。
従騎士は騎士の命令に絶対服従であり、騎士は団の命令に服従する事が求められる。
従騎士の年齢は様々だ。
何十年も従騎士を続ける者もいれば、まだ10歳前後の子どももいる。
年長の者は若い者を導く義務があり、そこで礼節や武芸を教えてもらえるのである。
しかし、コウキは誰の騎士の下にも付いていない。
つまり、誰からも何も教えてもらえない状態なのだ。
コウキは聖レナリア共和国に来た時の事を思い出す。
白鳥の騎士団に入団するにはレーナ信徒である事と年齢が20歳以下である事と騎士団と同盟関係にある国の王や貴族の推薦又はレーナに仕える司祭の推薦、そして一定額の寄付金が必要である。
コウキはチユキとハウレナ司祭が推薦により、寄付金も免除されたので入団は簡単だった。
そこまでは良かった。
ただ、どこの騎士の下にも付く事が出来なかったのである。
総団長や副団長が紹介してくれるのが基本らしい。
だが、入団の時に総団長のボーウェンは何もしてくれなかった。
ただ、女神レーナに対する忠誠の言葉を聞いていただけだ。
宿舎も個室が割り当てられた。
他の従騎士は相部屋なのにも関わらずだ。
つまり、コウキは特別扱いされているのである。
その理由は何となく想像できた。
例えばコウキの後見役であるチユキの影響がある。
聖レナリア共和国での勇者達の影響は大きいらしく、よく騎士達からその事を聞かれる。
そのためか特別扱いしてくれるようだ。
従騎士は騎士の命令に従わなければならないが、黒髪の賢者が後見している少年に命令を下せるような騎士はいない。
結果として指示を出してくれる従うべき騎士がおらず、何もする事がない。
こうして、1人で剣の修行をする毎日が始まったのである。
今日もコウキは朝から修練所にいる。
エルドにいた時は魔術師から様々な事を学ぶ事が出来たがここではそれもなかったりする。
白鳥の騎士団は入団する前にそれなりの教養は受けている者が多い。
王族貴族は教養を学ぶ事が出来るし、平民であってもそれなりの教養を受けられる身分の者しか推薦されないからだ。
だから、騎士団は基本的に学問を教える事はしなかったりする。
もちろん、騎士団の活動に必要な知識であれば別だ。
騎士団なので戦術を学ぶ事はあるが、その教師は常にいるわけではない。
そのため、戦術の教師がいない時、コウキは特に何もする事なくすごすしかないのである。
そして、コウキが今日も1人で木の剣を振るっている時だった。
「そこの木剣を振っている貴方。貴方がコウキね?」
突然コウキに声を掛ける者がいる。
コウキが振り向くと、そこにはコウキより少し年上ぐらいの少女が立っている。
誰かが入って来たのに気付いてはいたが、女性とは思わなかったのでコウキは少し驚く。
茶色と金が交じり合った髪を後ろに纏めた、整った顔立ちの少女だ。
その少女はまっすぐにコウキを見ている。
「えっ、あの? 何でしょうか?」
コウキは少女に聞く。
少女の姿はコウキと同じく従騎士の姿。つまり、彼女も従騎士だという事だ。
白鳥の騎士団の多くは男性だが、女性の入団者がいないわけではない。
女性の騎士は高位の女性司祭を守る役目を負い。通常の騎士の任務を行う事はなく、男性騎士と接点があまりない。
それは従騎士も同じで、コウキは女性の騎士や従騎士と話をした事はなかった。
その従騎士の女性がコウキに話しかけるのだがら驚くのも当然である。
「初めてお会いします。私はルクレツィア。貴方と同じ従騎士よ。父が……。いえ、ルクルス副団長がお呼びです。一緒に来て」
そう言ってルクレツィアは背を向ける。
喋っている間、表情が全く変わらない。
雑談をしようとも思わないのだろう。
(まるでカヤ様みたいだな)
コウキはエルドにいたカヤを思い出す。
雑談をせず、事務的な事しか話さないカヤもまた表情を変えずに喋る事が多かった。
彼女もまたそうなのだろう。
コウキがレイジ並みに気の利いた事でも言えたら彼女と仲良くできるのだが、コウキも口が上手いわけではないので無理である。
そのためコウキは黙ってついていく事にする。
(それにしてもルクルス副団長が自分に何の用があるのだろう?)
コウキは疑問に思う。
ルクルスは総団長ボーウェンが信頼する者であり、将来は総団長になるのではないかと噂されている。
そのルクルスに呼ばれるという事は何かがあったのだろう。
やがてついたのはルクルスの部屋へと辿り着く。
「ルクレツィアです。従騎士コウキを連れて来ました」
「わかった。入れ」
ルクレツィアは扉を開けて中へと入る。
コウキもそれに続く。
扉に入ると正面に副団長のルクルスと騎士と従騎士がそれぞれ1人立っている。
コウキはその騎士と従騎士に見覚えがあった。
騎士の名はヒュロス。
腕が立つが素行不良だと言われている騎士である。
次に従騎士の名はギルフォス。
コウキよりも2年前に入った同じ年頃の少年である。
そして、コウキと同じように特別扱いを受けている従騎士であり、この騎士団の中でもっとも会いたくない者である。
神の子ギルフォス。
歌と芸術の神アルフォスととある王国の王妃との間に生まれた子である。
半神である彼の力は凄まじく、どこかの騎士の下に付ける事ができなかったのである。
容姿も良く、将来はかなりの美男子になるだろうと言われている。
ただ、性格は良いとは言えず、同じように特別扱いされているコウキを良く思っていないのか冷たくしている。
これもコウキが孤立している原因だったりする。
同じ年頃の従騎士の少年達は怖ろしい力を持つギルフォスとの敵対を避け、コウキと話そうとしない。
そんなギルフォスはコウキをちらりと見ると興味なさそうにルクルスに視線を戻す。
「来たか、従騎士コウキ。これで揃ったな。早速だが要件を伝えよう」
ルクルスはコウキが入って来たのを見ると話しを始めるのであった。
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