22 / 27
第21話 閑話 プレイヤーキャラクター
しおりを挟む
ローズ視点の話です
--------------------------------------------------------
何をやっているのかしら、あの娘は…
どうやら、王城の水柱は光姫が解決したらしい。
自分で出した水柱なのだし、
止める事位できても不思議ではない。
けど、不可解なのはその先だ、
どういうことなのか光姫が聖女を飛び越えて女神と呼ばれてる。
さらに、あの水柱は瘴気に汚染された水の大精霊様の仕業で
それを光姫が鎮め、救い、事態を収めたというのだ。
光姫がそんな言い訳でもしたのだろうか?
ありえない、あの子にそんな器用なことが出来るはずがない。
光姫に直接聞いてみても
「え?うん、よくわからないけど、ちゃんと解決させたよ!」
おそらく本当のことだ、きっとよく分かっていないに違いない。
数日後、アーサー様からの召集があった。
お兄様の姿も見える
ランスロット様の側近なのだから当然のことか
…あれは?まさかレク様!?
黒衣の魔剣士レクイエム、通称レク様といえば
最終番で仲間になるキャラで、ゲームでは一番の人気を誇っていた。
それに普通に強い、主人公、グラナキア、レク様がPC3強だった。
ちなみに、アーサー様や、ランスロット様、ダグラス様はNPCである。
お兄様はモブだ。私にいたっては出番すらない。
レク様vsグラナキアの一騎打ちは、良いイベントだった。
さらにグラナキアが仲間になるおかげで
レク様×グラナキアの薄い本が結構な数がでていたはず。
もちろん私も大好物でした。
わーい、生レク様だー。
…はっ!?これだと光姫と同レベルじゃない、
まずいわしっかりしないと。
そんなことを考えていると、
レク様が光姫のペットのけるちゃんにのされた。
え?
ちょっとまって、どういうことなの
理解がまるで追いつかない。
「ヒィ!?」
いや、まって、ひぃって、レク様はそんな事言わない。
そんな格好悪い悲鳴をあげたりなんてしない。
そんなのレク様じゃない!
「お、お許しください聖女様」
…ああ、そうね、これは偽者ね。
レク様は二次元にしか存在しないわ。
真理を得たおかげで私は冷静になることが出来た。
その後、光姫の希望で私も同行することになった。
これは都合がよかった、光姫とはあまり離れないほうが良いだろう。
それにしても、お兄様が私が同行することに不満そうだったけど
なにかあったのかしら?仲が悪いわけでもないし…
そして、私達は浄化の旅へと出発した。
「ねぇねぇ、ローズ、暇なんだけど」
まだ出発して2時間じゃない…?
耐性が無さ過ぎるわよ。
礼儀作法のお勉強を教えようかと言ったら
その後はおとなしく黙っていた。
なにか上の空で、たまに「これ安い!」
とか意味の分からないことを言っている。
大丈夫かしらこの子。
--------------------------------------------------------
何をやっているのかしら、あの娘は…
どうやら、王城の水柱は光姫が解決したらしい。
自分で出した水柱なのだし、
止める事位できても不思議ではない。
けど、不可解なのはその先だ、
どういうことなのか光姫が聖女を飛び越えて女神と呼ばれてる。
さらに、あの水柱は瘴気に汚染された水の大精霊様の仕業で
それを光姫が鎮め、救い、事態を収めたというのだ。
光姫がそんな言い訳でもしたのだろうか?
ありえない、あの子にそんな器用なことが出来るはずがない。
光姫に直接聞いてみても
「え?うん、よくわからないけど、ちゃんと解決させたよ!」
おそらく本当のことだ、きっとよく分かっていないに違いない。
数日後、アーサー様からの召集があった。
お兄様の姿も見える
ランスロット様の側近なのだから当然のことか
…あれは?まさかレク様!?
黒衣の魔剣士レクイエム、通称レク様といえば
最終番で仲間になるキャラで、ゲームでは一番の人気を誇っていた。
それに普通に強い、主人公、グラナキア、レク様がPC3強だった。
ちなみに、アーサー様や、ランスロット様、ダグラス様はNPCである。
お兄様はモブだ。私にいたっては出番すらない。
レク様vsグラナキアの一騎打ちは、良いイベントだった。
さらにグラナキアが仲間になるおかげで
レク様×グラナキアの薄い本が結構な数がでていたはず。
もちろん私も大好物でした。
わーい、生レク様だー。
…はっ!?これだと光姫と同レベルじゃない、
まずいわしっかりしないと。
そんなことを考えていると、
レク様が光姫のペットのけるちゃんにのされた。
え?
ちょっとまって、どういうことなの
理解がまるで追いつかない。
「ヒィ!?」
いや、まって、ひぃって、レク様はそんな事言わない。
そんな格好悪い悲鳴をあげたりなんてしない。
そんなのレク様じゃない!
「お、お許しください聖女様」
…ああ、そうね、これは偽者ね。
レク様は二次元にしか存在しないわ。
真理を得たおかげで私は冷静になることが出来た。
その後、光姫の希望で私も同行することになった。
これは都合がよかった、光姫とはあまり離れないほうが良いだろう。
それにしても、お兄様が私が同行することに不満そうだったけど
なにかあったのかしら?仲が悪いわけでもないし…
そして、私達は浄化の旅へと出発した。
「ねぇねぇ、ローズ、暇なんだけど」
まだ出発して2時間じゃない…?
耐性が無さ過ぎるわよ。
礼儀作法のお勉強を教えようかと言ったら
その後はおとなしく黙っていた。
なにか上の空で、たまに「これ安い!」
とか意味の分からないことを言っている。
大丈夫かしらこの子。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている
潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
追放された聖女は旅をする
織人文
ファンタジー
聖女によって国の豊かさが守られる西方世界。
その中の一国、エーリカの聖女が「役立たず」として追放された。
国を出た聖女は、出身地である東方世界の国イーリスに向けて旅を始める――。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる