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盗賊討伐クエスト

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とある山の中腹あたりで、冒険者のサリアは仲間と共にとある洞窟の入り口の様子を窺がっていた。



サリア:「あそこが盗賊団のアジトね、事前調査によると敵は10人程度らしいわ」
そう言ってサリアは自分のパーティーメンバーを見渡すと、仲間のレンジャーのマブが口を開く。
マブ:「その程度の人数なら我々なら楽勝だな!」
サリア:「ちょっと待って、どんな敵がいるか不明な内は軽率な行動を控えた方がいいわ!」
サリアがそういうとマブは舌打ちをする。
マブ:「チッ!いつも慎重すぎるんだよお前はよぉ!行くぞダニ!!」
サリア:「リーダーは私よ!いう事を…」
リーダーを名乗る女戦士の静止も聞かず、マブは魔法使いのダニを連れて洞窟の中へと突入して行った。
サリア:(クソ!あの野郎はいつも命令を無視する!今度の依頼を達成したらこのパーティは解散ね…)
マブ達の背中を見送りながらため息をつくサリア。だがすぐに気を取り直し、自らも洞窟内に入る事にした。
洞窟内の通路を歩く3人。しばらく進むと広い空間に出た。そこには数人の盗賊達が酒盛りをしていた。
マブ:「おい悪党共!神妙にしろ!討伐隊のお出ました!!」マブの声に反応して盗賊達は一斉に立ち上がる。
男1:「何だと!?」
男2:「マジかよ!?」
男3:「お頭!カチコミだ!!」
3人の盗賊はそれぞれ武器を構える。しかし、盗賊達の動きよりも早くマブは矢を放ち男1を仕留める。
男1:「ぐああぁ!!」
男2:「くそっ!!やりやがったな!!」
突然の襲撃に盗賊達に動揺が広がったが、奥からさらに7人の盗賊が現れた。
マブ:「ダニ!やつらに一発ぶち込め!!」
ダニ:「おうさ!!」
ダニは魔法を唱えると火の玉が盗賊の群れに飛び込み爆発を起こした。
男4~6:「ぎゃあーー!!」
7人の盗賊のうち半数近くが火だるまになった。残りの盗賊は慌てて逃げ始め戦闘どころではなくなった。
マブ:「よし!畳み掛けるぞ!!」
サリアも遅れながらも盗賊を二人切り倒し、残るは頭目と部下二人となった。
襲撃が順調に進んだと思ったその時だった。
洞窟は「ゴゴゴゴゴ!」という低い唸り声を上げた後崩落し始めた。おそらくファイアボールが洞窟内で炸裂したせいだろう。
サリア:「まずい!崩れるわ!」
そう言い終わる前に洞窟の天井は崩れ落ち、サリア達は崩れる岩に飲み込まれた。



サリア:「う…ん?」
目を覚ますと洞窟の地面に倒れこんでいた。幸いにも大きな怪我は無かったが全身を強く打っておりすぐには動けなかった。
サリア:(くっ!馬鹿共のせいで散々な目に遭ったわ…解散の時に慰謝料をふんだくってやる)
そんな事を思いながら体を起こすと、辺りは崩落によって押しつぶされた死体があたりに散乱していた。
ガンズ:「くそ…なんてこった…」
サリアの目の前には盗賊の頭目が血を流して倒れている。足も妙な方向に曲がっているため歩くのは不可能だろう。
サリア:「あなたの仲間は全滅ね?大人しく降参してくれる?」
ガンズ:「ふざけやがって、お前の仲間も全滅じゃねえか…」
近くを見ると、マブとダニも崩落した岩が直撃したらしく動かなくなっていた。
サリア:「こんなクソ共はどうでもいいわ、どうせ今回で解散だもの」
ガンズは苦悶の表情を浮かべると口を開く。
ガンズ:「俺は小者だがな…往生際は弁えてるぜ!」
そう言ってガンズは持っていたナイフで自分の喉元を刺し自殺してしまった。
サリア:「くそ!死んだら報酬減額じゃない!」
そう叫んだサリアは剣を振り上げると、腹いせに頭目の首を跳ね飛ばした。
サリア:「はぁ、はぁ、はぁ、これで依頼完了ね、生け捕りは出来なかったけど3人分の報酬を独り占めだから良いか……」
サリアは一息つくと、他のメンバーの死体を確認しに行った。
すると、瓦礫の下に埋もれたレンジャーが微かに動いているのを見つけた。
サリア:「あれ?生きてた?」
マブ:「あぁ、何とか生きてる…ダニはもう死んでるがな…」
そう言うマブの視線の先を見ると、ダニの頭が完全に岩の下敷きになっているのが見えた。即死だろう。
マブ:「サリア…手を貸してくれ、とりあえず洞窟を出て治療をしないと…」
と、言ったマブの視線の先には、大きな岩を持ち上げたサリアが立っていた。
サリア:「あんたに治療は私がしてあげる!このパーティは解散よ!!」
サリアの言葉に呆気に取られたマブだったが、振り下ろされた岩によってすぐに意識が途絶えた。

マブとダニの認識票を外し、二人の死体を洞窟の外に出し埋葬した。
そして、洞窟内の盗賊の首を討伐の証として切り落とし始めたところで近くから物音がした。
サリア:(誰かいる?)
サリアは慎重に気配を殺しながら近づく。
そこには、全身ボロボロの服を着た少年がしゃがんでいた。髪の色は赤茶色でまだあどけない顔をしている。



サリア:「あんたも盗賊の生き残り?」
そう言った女戦士が剣を構えて少年に近づいていく。
ジョス:「ぼぼぼ、僕は盗賊じゃありません!」
少年は必死に手を振りながら、少し前に襲われた隊商の使用人で、捕まった後は盗賊に小間使いとして使われていたと話した。
サリア:「ふーん、隊商の生き残りはあなただけ?」
ジョス:「いいえ、女性も何人かいましたが、奴隷として売られて行きました」
目に涙を浮かべたジョスが嗚咽交じりに答えた。
サリア:「そう…ところで君、ここに居たって事は見てたわよね?」
そう言ってサリアはジョスの喉元に剣を当てる。
サリア:「私が仲間を殺すところを見ちゃったんだから、このまま帰すわけにはいかないわね」
突然の女戦士の行為にジョスは震え上がり、その場で失禁をしてしまった。
サリア:「ちょっと!汚いわねぇ!」
ジョス:「ひぃ!ごめんなさい!何でもします!お願いです許して下さい!」
泣き叫ぶジョスをサリアは黙らせるように剣を突きつける。
サリア:「冒険者同士での殺しは御法度なのよ…バレたら私もタダでは済まないわ、ごめんね…」
そう言いながら、ジョスの首に当てた剣先に力を込めようとした所でジョスが泣きながら叫んだ。
ジョス:「待って!殺さないで!誰にも話しません!あなたの奴隷にでもなんでもなりますから!!」
そういう少年の顔を良く良く見ると、中々の美少年だった。
サリア:「本当?私の命令には絶対服従する?」
サリアの言葉にコクコクと何度もうなずく少年を見てサリアはニヤリと笑う。
サリア:「良いわ、奴隷だと色々面倒だから、あなたは今日から私の弟子って事にするわ…あなた名前は?」
ジョス:「はい、僕の名前はジョスと言います。」
サリア:「私はサリア、よろしくね」
こうして、サリアは新しい弟子を手に入れた。
サリア:「さぁ、最初の仕事は討伐の証に山賊の首を刈る事よ!」
サリアの言葉に、目の前に転がっている盗賊達の首を見たジョスは吐き気を催したのか口を押さえている。
サリア:「何?これくらいやれないなら弟子にはなれないわよ!」
サリアの剣幕にビクッとしたジョスが慌てて作業に取り掛かった。

盗賊全員の首を回収したサリア達は襲撃前に作っておいた拠点に帰還した。
サリア:「まずは体を洗いに行きましょ!」
まずは血と土で汚れた二人の汚れを落としに近くの川に向かった。
サリア:「ほら!そのボロを脱ぎなさい!」
女戦士はジョスの服を無理矢理脱がせると、自分も裸になり川に飛び込みゴシゴシとジョスの体を布でこすり始めた。
ジョス:「ちょっと痛いです…」
サリア:「うるさい、あんた何日からだ洗ってなかったの?かなり臭いわよ!」
サリアはそう言うとジョスの背中をパンっと叩いた。
ジョス:「捕まってからだから…ひと月は…」
サリア:「きったないわね~、折角の男前が台無しじゃない!」
ジョスの髪を洗い始める。
サリア:「あんた顔だけは綺麗なんだから、ちゃんとしなさいよ!はい!目を瞑って!」
そう言って少年の顔に水をバシャバシャとかける。
サリア:「よしっ!次は前を洗うわよ!」
ジョス:「ま、前は自分でやりますよ!」
そう言って股間を隠すジョスの手を無理矢理引きはがし、股間をゴシゴシと洗い上げる。
最初は縮こまっていたジョスの肉棒だが、サリアの裸が目の前にあるのと、洗われる刺激でムクムクと膨らんできてしまった。



サリア:「あんたこんな時に何考えてんの?」
そう言いながらサリアはジョスの下半身をまじまじと見つめる。
ジョス:「えっと…その…つい…サリアさんの体に見とれちゃって…」
サリア:「ふーん、私みたいなのが良いんだ」
そう言ったサリアは自分の胸を寄せて持ち上げるとジョスに見せつけるように突き出す。
サリア:「どう?これが良いの?」
ジョス:「はい…とてもたくましくて素敵だと思います」
冒険者になってから筋骨隆々になってしまい、周囲からは「女を捨てた」と評価されていたので、ジョスの発言はサリアにも新鮮に感じられた。
サリア:「そっか、ありがと❤このままじゃ辛いだろうから口でしてあげるわ♪」
そう言ってサリアはジョスのモノを口に含む。
ジョス:「あぁ……そんな!……」
サリアはジョスのモノを舌先で転がしながら口に含んでいく。
サリア:「ん……じゅぶ……気持ちいい……かな?」
そう言いながら今度は手で玉を揉み込むように愛撫を始めた。
ジョス:「ああ……もう出ちゃいます!」
ジョスはサリアの口の中で果ててしまう。
サリア:「ぷはっ!苦!こんなに精子って不味いもんなのね?」
ジョス:「すいません……」
川の水で口をゆすぎながらサリアは眉間にしわを寄せていた。



サリア:「まあ一回は舐めてみたかったから丁度良かったわ、それよりご飯にしましょ!」
サリアとジョスは川の水を浴びて体をきれいにすると、夕食の支度に取り掛かった。
サリア:「今日のメニューは干し肉としなびたパンね…干し肉は茹でると少しはマシになるわ…」
ジョス:「あの…この辺は食べられる野草とかあるんで、ちょっと食材集めてきますよ」
サリア:「へぇ~、あなたレンジャーみたいな知識持ってるのね」
ジョス:「ここの生活で無理矢理覚えさせられました…山賊って意外と貧乏なんですよ…」
そう言ってジョスは拠点から洞窟の方に向かって歩き始めた。
もしかしたらこのまま逃げられてしまうかも?という考えも頭によぎったが、
まあそれならそれも運命という事でサリアは諦めた。そうなったら今度はサリア自身が山賊になるのもアリだとも考えていた。
中級冒険者は社会的には底辺で、食うに困れば山賊に転身なんてケースはザラにあるのだ。

サリアが拠点で寝転びながらしばらくボーっとしていると、ジョスが戻って来た。
手にはいくらかの野草と、山賊の洞窟から持ち出した小麦粉が握られていた。
ジョスは小麦粉を水で練り、野草と干し肉を煮込んだスープに練った小麦粉を投入して料理を始めた。
しばらくすると、辺りに美味しそうな匂いが立ち上ってき始め、サリアの食欲を刺激し始めた。
サリア:「何かしらこれ……凄く良い香りね……」
ジョス:「これは俺の故郷の郷土料理です、名前は忘れてしまいましたが……」
サリア:「そう、良い香りね……」
そう言ってサリアはジョスの作ったスープを飲んでみる。
サリア:「うん!おいしい!」
感想を聞いたジョスの表情がパッと明るくなる。
サリア:「あなた料理人の才能があるんじゃない?」
ジョス:「ありがとうございます!」
そう言いながらジョスはサリアの分を器に盛りつけ渡す。
サリア:「あれ?あんたの分は?」
ジョス:「僕は残り物で十分ですよ、まずはサリアさんが食べてください」
言い終わる前にジョスは鍋の中身が焦げ付かない様にかき混ぜ始めた。
サリア:「育ち盛りが何言ってんの?一緒に食べるのよ、これは師匠命令よ!」
そう言ってサリアはジョスに器を渡した。
ジョス:「えっと……じゃあお言葉に甘えて……」
ジョスは少し照れくさそうに食事を始めた。
食事が終わり、二人は交代で見張りをしながら朝を迎えた。

日が昇り始めたころ、二人は拠点を引き払い、街に向かって移動を始めた。
街までは徒歩で1日程度、特に大きな問題もなく街に到着することが出来た。

ギルドへの報告では、サリアが仲間を手にかけた事以外はありのまま報告し、
良くある功を焦った冒険者の事故という事で処理された。
表向きには盗賊と勇敢に戦った上での戦死とされ、ジョスの生還がその成果とされた。

ギルドへの報告が終わり、無事に報酬が渡されたあと、二人はサリアの持ち家に向かっていた。
数年間死に物狂いで働いて、中古ながらやっと手に入れた持ち家である。
サリアは道中何度もジョスに家を手に入れるための苦労話をしていた。
サリア:「ようやく我が家に帰ってきたわ!ジョス、今日からここがあなたの家でもあるのよ!」
山賊から救出されたジョスだが、元より天涯孤独の身であり、隊商の壊滅により帰る当てのない少年はサリアが弟子として引き取ることで了承された。
ジョス:「あの…お師匠様…僕なんかを引き取ってくれてありがとうございます!」
サリア:「何言ってんの?これからビシバシ働いてもらうからねぇ~」
ジョスの肩に手を置きニヤリと笑う。
サリア:「まあ最初は雑用係だけどね♪とりあえず家を案内するわ」
少年の肩を押し、家の中に入った。
サリア:「この部屋を自由に使っていいわよ、家具は全く無いから自分で好きなのを揃えてね」
サリアはジョスに部屋のカギを渡す。
ジョス:「はい、わかりました!……あの……トイレとかお風呂とかどうすれば?」
サリア:「トイレはあのドアね。お風呂は無いから桶に水を汲んで体を拭く程度ね、お金がかかるけど近くに公衆浴場もあるわよ」
ジョス:「公衆浴場なんてあるんですねぇ♪」

しばらくして、ざっと部屋の案内を終えたサリアはジョスと二人並んで街を歩いていた。
街の大通りでは様々な料理の店が軒を連ね、鼻孔をくすぐる香りが辺り一帯に立ち込めていた。
ジョス:「うぅ~ん……良い匂いだなぁ……」
サリア:「今日はお金も入ったから、夕飯用に食べたいもの買って帰ろっか」
ジョス:「やったー!!」
ジョスは嬉しそうに飛び跳ねた。
サリアとジョスは買い物を済ませ、両手いっぱいに荷物を抱えて帰路についた。
サリア:「いっぱい買ったわね~さっそく食べましょうか」
ジョス:「はい!」
ジョスは育ち盛りの男の子らしく肉料理を食べたがったので鶏、豚、魚と色々買ってきた。
主食は小麦を練った簡素なパンで、この街では主流のものだ。味はこの辺では評判の良いものを選んだ。
ジョス:「うわぁ!美味しいです!」
ジョスが満面の笑みを浮かべる。
サリア:「そうでしょうそうでしょう!どんどん食べていいのよ!」
そう言いながらサリアはワインをあおりながらジョスの頭を撫でまわした。

食事を終え、片付けが終わるとジョスが休む支度をはじめるため自室に向かおうとした。
サリア:「あれ?ジョスの部屋にはまだ家具はないわよ~」
少年を呼び止める。
ジョス:「はい。適当に寝床を作って寝ようと思いますが?」
ジョスは不思議そうに振り返った。
サリア:「私と一緒に寝たらいいじゃない?一応ベッドは奮発してダブルなのよ」
そう言ってドヤ顔を決めるサリア。
ジョス:「えぇ!?でもお師匠様に悪いですよ」
ジョスは申し訳なさそうな顔をする。
サリア:「なに遠慮してるのよ!もう裸も見合った仲でしょ」
そう言ってジョスに抱き着く。
ジョス:「お師匠様酔ってます?あ!…ちょっとそこは…」
酔っ払いに股間をまさぐられた少年が動きを止める。
サリア:「大丈夫、大丈夫。優しくするから❤」
筋骨隆々の女戦士は少年を抱きかかえたまま寝室に入って行った。
自慢のダブルベッドに放り投げられたジョスの服をあれよあれよという間に剥ぎ取りサリアも服を脱ぎ捨てた。
そして、近くの桶にタオルを浸し、ぎゅっと絞った。



サリア:「さあ坊や、キレイキレイにしましょうね~」
ジョス:「ちょ……恥ずかしいから止めてください~」
ジョスは少し抵抗を試みたが体格の差もあり、あっと言う間に拭きあげられてしまった。
サリア:「ジョスのお尻は綺麗ね、女の子みたい」
ランタンの明かりで照らされたジョスの肛門を指先でツンツンと突きながらお尻にほおずりをする。
ジョス:「うわぁ!……そんなところ触らないでください!」
サリア:「フフッ可愛い反応ねぇ……じゃあ今度はこっちを拭いてあげるわ」
サリアはジョスの股間に手を伸ばし、皮を被ったそれを優しく掴むとゆっくりと上下に動かし始めた。
ジョス:「あぅ……」
初めての感覚に戸惑う少年。
サリア:「あら?大きくなってきたわね」
サリアの手の中でジョスのものは徐々に硬さを増していった。
サリア:「まだ子供なのに立派ねぇ~」
サリアが手でしごいていると徐々にそれは大きくなり、先からは透明な液体が溢れ出してきた。
サリア:「これは何なのかしら?」
サリアは興味津々とばかりにその先端を口に含んだ。
ジョス:「ひゃああ!」
ジョスの体がビクンと震える。
サリア:「んふっ……じゅる……れろ……んんっ……ちゅぷ……んんっ」
サリアは舌で転がすように舐めまわし、口をすぼめて吸い上げる。
ジョス:「んん……あぅ……あぅぅ……」
ジョスは快感に身を震わせていたが、サリアは途中で口を離してしまった。
サリア:「今度はジョスが私を綺麗にして」
少年の手にタオルを渡し、手を体に導く。ジョスは恐る恐るとサリアをタオルで撫で始める。
サリア:「そうそう、ゆっくり丁寧にねぇ」
サリアの体は筋肉質ではあるが、女性らしい丸みも残っており、ジョスの掌には柔らかい肌と、鍛え上げられた肉の弾力が感じられた。
サリア:「上手ね。気持ちいいわよ、ほらこっちも綺麗にして」
サリアはジョスの手を引き寄せて自分の股間に押し当てた。
ジョス:「わわっ!」
慌てて離れようとするが、サリアに抱きしめられ逃げられない。
サリア:「ここが一番汚れているのよ。しっかり拭いてちょうだい。拭いた後はジョスの口で綺麗にして」
タオルで毛に覆われた秘所を丁寧に拭き、その後ジョスは意を決して顔を近づけ、サリアの割れ目をそっと舐めた。
サリア:「そうそう、いい子いい子」
ジョスは赤ん坊が乳を飲む様に必死にサリアの股間を舐めまわしている。
サリア:「うふっ……くすぐったいわぁ……もっと強く吸って」
ジョス:「んぐっ!んぐっ!」
ジョスは言われるままに、サリアの陰核を強く吸い上げた。
サリア:「あん!それいい!いいわぁ」
サリアは体をのけぞらせ、腰を突き出すようにして絶頂に達した。
サリア:「はぁはぁ……もう我慢できないわ。入れて!」
サリアは自分の性器に手をあてがい、強引にジョスのものを挿入した。
サリア:「んはぁぁ……太くて硬いぃ……」
ジョス:「あぅ……あぅ……あぅ……」
2人は激しく求め合い、ジョスのものがサリアの最奥まで達するとサリアはジョスの上で動き出した。
サリア:「はぁはぁ……どう?私の中は?」
ジョス:「き、気持ち良いです」
サリア:「そう、良かった。じゃあ出そうになったら中に出しちゃっていいわよ」
その言葉にジョスの腰の動きが少しゆっくりになる。
ジョス:「で、でも…子供が出来ちゃったら困りませんか?」
サリア:「大丈夫よ、冒険者はいつ何があってもいい様に避妊薬を常用しているのよっと!」
サリアはそう言うとジョスをベッドに押し倒し、騎乗位の体勢となった。
そして、鍛え上げた肢体がもの凄い勢いで上下に動き出す。
サリア:「あ~~~~~~~~~~!!」
サリアの口から獣のような声が漏れる。
ジョス:「だめぇ…もう出ちゃう!」
ジョスの腹の上に大量の愛液を振りまきながらサリアは果て、同時にジョスも大量の精をサリアの中に放った。
サリア:「久しぶりの感覚だわ。それにしてもこんなにいっぱい出して……」
サリアは自分の股間に手を当て、指の間から流れ出る白濁を見てニヤリと笑みを浮かべた。



サリア:「まだ足りないわよね?夜はまだ長いわよ」
そう言って再びジョスのものを掴み、しごき始めた。
ジョス:「え?ちょっと待ってください!」
サリア:「待たない」
サリアは再びジョスを押し倒すと、上に跨りジョスのものを自らの膣内に招き入れた。
ジョス:「んん……はうっ……」
サリアは腰を動かしながらジョスの胸の突起を弄る。
ジョス:「あっ!そこはダメ!変な感じになります」
サリア:「へぇ~ジョスってば乳首弱いんだ」
サリアは更に腰の動きを速める。
ジョス:「あぅぅぅぅぅ……」
少年は快感に耐え切れずにすぐに果ててしまった。
サリア:「あらあら、もうイッちゃったのね。でもまだまだ出来そう…」
ジョス:「ヒッ…」

そんなこんなで二人はこの後7回戦までした後ようやく力尽きた。
サリア:「はぁ…はぁ…さすがにもう駄目…」
ジョス:「はぁはぁ……僕も…」
サリアはジョスの額に軽くキスをすると起き上がり、サイドテーブルのワインをカップに注いだ。
ジョス:「サリアさん…変な事聞いても良いですか?」
サリア:「なぁに?」
ジョスは今まで気になっていた事を尋ねた。
ジョス:「冒険者は避妊薬を飲んでるって話でしたけど、サリアさんもそんな目に遭った事あるんですか?」
サリア:「……」
無言でジョスに近づき、そっと抱き寄せる。
サリア:「駆け出しの頃にね、下手打って盗賊に捕まった時にやられたわ…」
ジョスのグッタリした肉棒を優しく撫でながら話し始めた。
サリア:「あの時は何も知らない小娘だったから男のコレが恐怖でしかなかった」
女戦士はジョスのものを手で掴んで上下に動かす。
サリア:「運良く別の冒険者が助けに来てくれて…私以外のメンバーは避妊薬を飲んでない子も居て後で妊娠が分かったわ」
サリアはジョスに頬ずりする。
サリア:「あの時私は誓ったの、いつか男のコレに復讐してやるって!」
ジョス:「ひっ!」
サリアはジョスのペニスを激しくしごきあげる。突然の刺激に軽く呻いたジョスだったが、股間は再び屹立していった。
そしてジョスを四つん這いの姿勢にさせ、牛の乳搾りの様な状態で激しくしごく。
ジョス:「あぅぅ……あぅぅ……」
ジョスは情けない声を上げながら、シーツに大量の精子を放った。
サリア:「うふっ、復讐してやったわ♪」
ジョス:「はぁはぁ……僕で良ければ何時でも復讐してください……こんな復讐なら僕も大歓迎です…」



サリア:「ありがと。じゃあまた明日も復讐させてね」
そう言ったあと、ベッドに倒れこんだサリアは寝息を立て始めた。
ジョス:(はやく立派な冒険者になって、サリアさんを守れるようになりたいなぁ…)
そう考えながらジョスは眠りに落ちた。

10年後…
あれからサリアは4年掛けてジョスを一人前の冒険者に育て上げた。
タンクとして非凡な適性のあったジョスはあっと言う間にギルド上位の戦士となり、
この度めでたくトップパーティから勧誘が来たのだった。
それを機にサリアは冒険者を引退した。
結局サリアは中級冒険者のままだったが、ジョスを育てた手腕を買われ、ギルドのトレーナーに就任した。
二人の住まいは今でもあの中古物件である。

あとがき
やっぱりハッピーエンドにしたくなる。
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