915 / 2,047
8の扉 デヴァイ 再
向こう側の世界
しおりを挟む気付いたことが あるんだ。
「交わり」
融けて いる 時。
沢山の 澱が 浮かぶ中で。
時折
ふと 湧いてくる 「死」という いろ
それは。
「殺されるのでは ないか」という 錘
未だしつこく 私達にこびり着いた
「念」「重さ」「シミ」「重力」の様な
強力な もので。
でも だって そうなんだ
その、「生命を 生み出す」という 行為
それにより 「殺される」
それを 経験する した してきた
と いうことは。
その 「矛盾」と ずっと ずっと
向き合ってきた 「いろ」の行き場は。
交わり以外でも。
「用意できているか」「持っているか」
「きちんと対応できるか」
与えられた 仕事 役割 それを
「望まれた通りに こなす」
そうで なければ。
最も 「簡単」に。
奪われていた 命
沢山の 小さな 光
「誰か」の 「なにか」の
「顔色を窺わなければ」生きられなかった 光
そんな 小さく 埋もれていた「いろ」すらも。
上澄みが剥がれてゆくに 従って
どんどん どんどん 浮いてくるのだ。
そんな 「小さな光」達を 見て
思う
「どんな 小さな光 も。「安心」「安全」で
優しさの中 在れます ように。」
私の「場」の 大きな木を見て 祈る。
自然と 合わさる手
私の 「祈り」。
それは 手を合わせるだけじゃ なくて。
やはり 「在り方」も。
「そう で 在ろう」と 思うのだ。
いつ でも どこ でも
なに をも 「真摯に」行い
「祈る様に 生きて」。
「全てを 光に変えて ゆくこと」
「生を 祈り」に。
「祝福」に 「恩恵」に。
まず 私が 出来るところから 祈って。
「そう 在る」と。
思うので ある。
だから 結局。
私の 「ぜんぶ」は。
きっと 未だ戸惑って いるのだと思う。
「本当に」「本当に」 「いいのか」
「また 騙されているのでは」
「また 裏切られるのでは」
「また。 最愛の人に 殺されるのでは ないか。」
「また ゴミの様に 殺されるのでは ないか。」
その時代 その時々で
様々であった 「慣習」「風習」「因習」
しかしそれは。
「私」に対して
「それ」は 「危険」
「危ない」「いけない」
「決して。信用しては ならない」
そんな色を 刷り込むには 充分過ぎる ことで。
「殺される」とは 「生存本能」に直結する 事態
そう 「肉体」に 刻まれている
「生き物」としての 「本能」だ。
「危険を避ける」こと
それは 当然のこと なのである。
チラリと浮かんだ澱の深さに、溜息を吐いて上を見上げた。
やっぱり そうなんだ な
「その色」に 「気付いて」は いたけれど。
「だから、深いんだ…………そりゃ、しつこいよね…………。」
でも。 これ、どうやって 流すんだろう ??
「もう、体に「組み込まれてる」系の、話じゃないの、これは………。」
「いや。それは刷り込みであろう。捻じ曲げられてはいるが、「本来」は違った筈だ。」
「えっ、そうなの??」
「始めから、そうではなかったと思うがな。」
「ふぅん?」
「まあ、なにしろ「流す」よりはまず「癒す」「満たす」事だろうな。解さねば、到底太刀打ちできまいて。」
そう言って、ニヤリと私を撫でる手付きは優しい。
しかし、それ以上詳しくは話す気のない金色
やはりこれは自分で考えろと、いう事か。
えっ でもこれ 「考えて分かる」系の はなし??
でも 前も思ったけど。
「歴史は 捻じ曲げられている」し
「本や記録も 完全に信用は できない」。
やっぱり、私が自分の目で、色んなものを見て確かめて。
その中から選び取り、進むしかないんだ。
「あれ?でも?…………ふむ?」
「時は 繋がっていない」「跳べる」
「前より 自由」だと。
それも、思った筈だ。
然らば? うん ん???
「そのうち、「やって来る」のか「私が跳ぶ」のか。どう、なんだろうなこれ………。」
しかしなにしろ「事実を見る」事よりも「自分の中の澱を流す」、それが私の優先事項だ。
それに。なんか。
「全部 流れれば 見える」?
そんな気が、しなくも、ない。
「ふむ?」
そんな 私の 頭上を。
くるくる ぐるぐる と
回り 廻る カケラ たち
その 中に。
見えるは「殺される」以外の。
しかし 「生命の危険」を感じる いろ
それは? なん だ ろう か。
じっと、目を凝らしてようく、見る。
「ああ、そうかも…………ね。」
何処かで 見た 色
その いろにも やはり。
「憶え」が あるんだ。
それは 深く 暗く まるで
私の 「混沌の鍋」の 様な いろ で。
「迫害」 「弾圧」
「差別」 「選別」 「区別」
「異端」「奇異」と。
誹られ 罵られ 消えていった 私達
そして 齎された カケラの 「いろ」は。
その 中には。
「消えた歴史」「消された歴史」
「見えないものとの 繋がり」
「向こうの 世界」
「可能性の否定」 「繋がりを 断ち切る」
「輪を 散り散りに」
「物質主義への 移行」
「消さなければならなかった それ」 。
ああ でも やっぱり。
そうなんだ
「知っていたから」「故意に」
「消さなければならなかった」
「残しては 支障が出る」
それは やはり。
「見えなくとも ある」からなのだろう。
それを 知っていたんだ。
誰か なにか 「それ」を 消した
その 「流れの一部」達は。
「…………うーん。」
もしかしたら
あの、未知の光 なのか。
パッと浮かんだ その考え
だからこそ。
「そうなのかな」と 思うけど。
「ま、選択肢の一つ、ってことだよね………。」
しかしきっと、今無理に外に出て「探しに行く」のは悪手だ。
それはなんか、わかる。
「………ふむ。そのうち、「登場する」のか、なぁ。」
なにしろ それに。
「私が」「まだ」「出たくない」。
それなら それ が 一番 なのである。
「うん、とりあえず「自分を満たす」、のよ。えっ、ぁ 」
瞬間 フワリと抱き抱えられて、焦りと共にジワリと 滲む。
「 ぁっ 」
気まずい私
しかしそれを解って 彼は私をそのまま。
マシュマロへ運んで 「ポン」と
その上に置いた。
そうして その、美しい瞳は 「どうする?」と
無言で問い掛けているけれど。
それは少し 狡いと思うのだ。
うん。
精一杯の反抗として、無言で「プイ」とそっぽを
向いて みたけれど。
やはり、そんな抵抗は 通用せずに。
フワリと 大きな影が 私の視界を遮ったので ある。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる